【しにがみのきし】

Last-modified: 2024-03-31 (日) 11:14:57

概要

DQ1などに登場するモンスター。漢字で書くと「死神の騎士」。
深紅の鎧に身を包み、斧と盾を手に戦う魔物。
 
【よろいのきし】【あくまのきし】の上位種にあたり、系統最上位種。
鎧の騎士は徒手空拳、悪魔の騎士は斧のみ装備という違いがあり、上位種になるほど武装が強化されているのがわかる。
【転生モンスター】として【しろバラのきし】、DQ10には色違いボスの【魔兵タナト】【魔兵ヒプノス】、モンパレには色違いの【ユリヌス】・冥土ユリヌスが存在する。
また、ブラウザ版モンスターパレードのみ、ミニサイズとなったミニしにがみのきしという種も存在する。

DQ1

【竜王の城】の最下層付近にのみ出現する。
高いステータスを誇り、【ベホイミ】【ベギラマ】を唱える強敵である。
【ラリホー】はほぼ効かないが、【マホトーン】で呪文を封じれば、多少は楽に戦える。
もしこちらもベギラマを習得していれば、
一撃殴って次のターンに耐性の弱いベギラマを撃ち込むことでベホイミを使い始めるHPの範囲外から一気にHPを削り切れるだろう。
 
と言っても、竜王との戦いを前にして、MPはなるべくベホイミのために温存しておきたいというのもまた事実である。
まずはマホトーンで呪文を封じるか、上述のように一撃殴ってからベギラマで一気にトドメを刺すか、
はたまた、ベホイミを使われない事を祈りながら打撃で押し切るか…
プレイヤーは難しい判断を強いられるだろう。
 
盾が追加されていながら、下位種の【あくまのきし】と守備力は4しか違わない。
【かわのたて】…?

リメイク版

HPや守備力、攻撃への回避率が若干上がったくらいで他のステータスや行動自体には変化は無い。
相変わらずラリホーは通用しないが、MPが有限になり攻撃呪文とマホトーンへの耐性が低下しているので多少は相手をしやすくなっている。
それでも竜王戦前に消耗させられる可能性が高く、かなりの強敵であることに変わりは無い。
なお、FC版での最強の雑魚であった【ダースドラゴン】が行動パターンの変化により著しく弱体化したことから、
事実上このモンスターがリメイク版での最強の雑魚となっている。
 
なお、守備力が13上がったが悪魔の騎士も10上がった影響で差は7になった。
但し、悪魔の騎士も盾を装備するようになった。

小説版

【竜王六魔将】の1人。元々は【しりょうのきし】の1体であったが、特に優れた戦闘力をもった個体であったため、竜王に目をかけられて鎧を与えられ、「死神」と名乗るようになったと語られた。
逸りがちな魔将の中では比較的冷静なのか、【かげのきし】大魔道ザルトータンの内輪揉めを仲裁していた。
竜王の城を守る「混合戦闘部隊」の長で、部隊を率いて主人公アレフに挑むも兜ごと頭を割られ倒れる。
しかし同時に【ラルス16世】に授けられた宝剣も砕け散り、アレフは武器を失う事になった。

CDシアター

恐らく竜王の魔将の1人。
竜王の城にやってきた主人公アレフにダースドラゴンと共に襲い掛かり、ドラゴンの炎との連携で小説版と同じくアレフの剣を砕いて追い詰めるが、アレフのベギラマによってダースドラゴン共々倒される。
幾つか台詞はあるがCVはクレジットされていない。声質から恐らく玄田哲章の兼任と思われる。

DQ10オフライン

【風車の丘】に生息。
攻撃呪文は【イオナズン】に変更されたほか、ベホイミも【ベホイム】にグレードアップ。ガード率を上げる【ガードマスター】も覚えているなど、正当進化している。
通常ドロップは【プラチナこうせき】、レアドロップは【ロイヤルチャーム】

Ver.2

真の【リャナ荒涼地帯】北部に生息。

DQ10オンライン

バージョン1からのモンスターでありながら、バージョン5の魔界でもそのまま登場した。
【竜王城の決戦】ではイベント向けの強さとなり、呪文もベギラマになっていた。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

系統最上位で、過ぎ去りし時を求めた後で【天空の古戦場】及び【メダチャット地方・西の高台】に出現。3DS版では【名もなき地】(地図の東端の島)にも出没する。
この系統では唯一斧と盾を両方装備し、最上位であることをアピールしている。
登場時期的に強化版は存在しないが、それでも高守備力をはじめとして下位種の強化版をも凌駕するステータスを持ち、DQ10同様の行動パターンで襲ってくるため相変わらず強い。ただ、ベホイムは使わなくなったのが幸いか。
 
レアドロップで【えいえんの盾】を落とす…のだが、上位互換にあたる【メビウスの盾】【デビルメビウス】があろうことか通常ドロップで落とすため、アイテム図鑑コンプリートを狙う装備コレクターぐらいにしかまず狩られることはない。不可抗力ながら非常に影の薄い存在となってしまった。
現地で【メタルキング】狩りをするならそれなりに相手にしてもらえるが、そこまでして戦う必要はないだろう。
ちなみに、通常ドロップは【メタルのカケラ】

テリワン3D

モンスターズシリーズではあくまのきしが出続けていたため出番がなかったが、本作でようやく登場。
表記は「死神の騎士」。悪魔系のSランク。スキルは固有の「死神の騎士」。
 
なんとメガボディになっており、鎧もあくまの騎士より豪華でマントを羽織った姿になった。斧は柄の長いハルバード状に。盾も円形の物から長方形になり、全身を容易に覆えるサイズに大型化している。
特性は【れんぞく(2回)】【AI1~2回行動】【ときどきシャッフル】、+25で【くじけぬ心】、+50で【ギラブレイク】が追加される。
【ギラ系】の特性を持ってる所にニヤリとさせられる。
 
野生では出現しないが、他国マスターが【グランスライム】と共に繰り出してくることがある。
スカウトできれば頼れる存在になるが、相方共々凄まじく強いので容易なことではない。
配合で作る場合は【ピサロナイト】×2。【スカウトQ】でも使うので作っておこう。
第1形態の【デスタムーア】と配合すると第2形態の魔王デスタムーアが生まれる。
こいつを使った特殊配合はこれだけ。

イルルカ

引き続き、悪魔系のSランク。配合方法も同じ。
配合先も同じだが、新たに【スカルスパイダー】との配合で【妖剣士オーレン】が作れるようになった。
【新生配合】【ギラ系のコツ】【ギガボディ】化で【回復のコツ】を習得。
回復のコツを持っているのは、かつてベホイミを使っていたからだろうか。

DQM3

悪魔系Aランク。野生では出現せず、【よろいのきし】【しにがみきぞく】の配合で生み出せる。
 
特性は【光のコツ】【回復のコツ】(Lv20)、【しっぺがえし】(Lv40)。
Lサイズ化で【2回行動】【くじけぬ心】【ときどきバイキルト】(Lv60)を習得。
所持スキルは【ターミネーター】
 
(竜王城での同僚であった)【スターキメラ】との配合で【りゅうおう】ができる。

DQMSL

初期に実装された討伐モンスター。【悪魔系】のSランク。リーダー特性は「全系統防御力+10%」。
当時はストーリークエストに乱入するタイプの中ボスとして、【あくまのきし】共々実装された。
かつてはテリワン3DのCGを流用したアレンジ版の姿だったが、後に「レジェンドクエストⅠ」にて再登場した際に従来のデザインに戻った。
ただし【バブルキング】が8年ぶりに登場したクエストでは当時を懐かしむという趣旨なのかかつての姿で登場した。 

習得特技は【かぶとわり】【イオラ】。そこは【ベギラマ】じゃないのか。
特性は初期らしく【AI1~2回行動】のみ。
悪魔系にしては珍しく【デイン系】を吸収する耐性を持つ。
現在でこそ性能不足は否めないが、これでも当時はステータスや耐性が破格であり、後の討伐モンスターの性能面にも影響を与えたと言われる程。☆4+4分のステータスも、当時は全モンスター中1位を誇っていた。
 
新生させると特性に【いきなりビッグシールド】が加わり、素早さも増え、特技も【蒼天魔斬】【みがわり】を覚える。

剣神

ステージ7の竜王の城の3体目のボスとして登場する。
攻略法はあくまのきしと一緒。わざとお手つきをして必殺技のゲージを稼げばよい。
倒すと【グランドクロス】を落とす。

バトルロード2

第2章から登場。
ステータスはHP:823 ちから:105 かしこさ:24 みのまもり:86 すばやさ:31。
技は「ギロチン」と「トマホーク」。
前者は敵単体に斧を振り下ろして攻撃。後者は敵全体に向かって斧を投げて攻撃をする。
また、【バトルマスター】と組む事で、ギロチンが「さいごのキリフダ」に変わる。
こちらは斧と盾を投げたが外してしまい、攻撃手段が無くなって考えた結果、自分の兜のモヒカンを投げて攻撃するというかなりユニークな技。
おまけにマヒの追加効果がある。お前のモヒカンが黄色いのは痺れ毒でも塗ってあるからなのか?アイスラッ・・・
 
攻撃重視のモンスターであり、攻撃方法も打撃しか無いため、防御の高い戦士系の相手との戦闘には向かない。

スキャンバトラーズ

6弾で登場。星4のギガレアで、レベルは134。相性の良い職業は魔法使い。連携はちからをためる。
HP:1679、ちから:1315、すばやさ:157、かしこさ:395、みのまもり:1086。
技は赤ボタン:ふりおろし→しにがみタックル(5)→ギガントトマホーク(50)、青ボタン:ベホイミ→ベホマ(20)。
攻撃も回復もできるが、異常耐性は低い。

モンパレ

悪魔系のランクAモンスター。初期とくぎは【ベギラゴン】
重そうな甲冑の外観に似合わずランクAの中では重さが軽くパレードに組み込みやすいメリットはあったのだが、
その軽さ相応にステータスもランクに見合わないスカスカっぷりであまり人気のないモンスターだった。
まめちしきによると、愛するものを死の運命から解き放つため1000の命を奪うと死神に誓いを立てた騎士であるらしい。
しかし、死亡モーションでは中身がいる様子が確認できない。既に騎士も死亡し残留思念で動いていたのだろうか…

どこパレ

ランクSモンスターとして初期からたんけんスカウトに存在するモンスター。
固有特性はエリート精神。ベギラマや【インテラ】を覚える知性派だが賢さが高いわけではない。

ヒーローズ2

【クレティア】における【ククール】【ゼシカ】クエストや【闇の浮遊城】、クリア後の【闇の峡谷】【竜王・極】のお供に登場する。
本家でベギラマを使ったかの如く炎で攻撃するなど攻守に秀でた性能をしているがやはり下位種と同じく盾ガード無効攻撃を盾構え中に食らうとガードブレイクを起こして怯む。バトルマスターに盾ガード無効スキルを持たせれば有利に立ち回れる。
モンスターコインのタイプはヘンシン。
ビッグトマホークは超巨大化させた斧を振り、攻撃範囲がとても広い。
移動速度の遅さはシールドダッシャーで補おう。

ビルダーズ1

登場は終章だが自然発生する雑魚敵ではなく、一部のイベントバトルなどでのみ登場。
よろいのきし系最上位であり、あくまのきしが使ってきた大ジャンプ斬りのほか、ラリホーも使ってくる。
離れているからと油断していると、いきなりラリホーの青サークルがでてびっくりさせられることも。
よろいのきし系の例にもれず、攻撃防御に優れており倒すのに骨が折れる。
しかも竜王の島ではだいまどうと共に防壁を守護しており、ベギラマの援護を受けながらの突撃は脅威の一言。
逃げられるのであればさっさと逃げてしまいたいところ。
落とすアイテムは【ほりょのくさり】【ろうやのとびら】
 
【フリービルドモード】でも【バトルチケット】でしか戦えない。

ビルダーズ2

【ムーンブルク島】のローレシア城にて参謀の【あくましんかん】の配下として登場する。
前作同様の突進や盾防御を行うが、こちらは兵士総出で戦う上に【勇者のはた】でバフもかけられるため、あまり苦戦しないかも。
 
【ピカピカ島】では強敵として出現。ムーンブルク島より先に訪れることができるのでこちらで初対面という方も多いのでは。
【ゴロゴロ島】含む同時期の強敵の中でも突出した攻撃力と耐久力を誇り、より高威力のジャンプ攻撃や呪文で扇状に炎を飛ばす広範囲攻撃まで備えている。
しかも溶岩のすぐ近くに配置されることがあり、足場が【赤山岩】【マーブル岩】だと溶岩がどんどん侵食してきて非常につらい戦いになる。場合によっては戦いを見送ることも考慮しよう。
 
倒すと【しにがみのきしの像】を落とす。

ライバルズ

第1弾「スタンダードパック」に収録された共通のノーマルカード。

5/5/5
召喚時:前列にいるユニットを後列に移動させる

召喚時効果はにおうだちを持つユニットを退かせることができる。

ウォーク

メインストーリー11章9話のボスとして登場。
あくまのきしを伴って出現する。タックルやイオナズン、呪い攻撃などを使用し、あくまのきし共々HPが半分を切るとバイキルトを唱える。
状態異常をまもりのたてで防ぎ、HPが低くより厄介なあくまのきしから倒していきたい。バトルマスターはまもりのたてからの捨て身が非常に有効。
共に混乱や封印が有効なので、効けば行動を封じることができて楽になる。

タクト

【ダースドラゴン】SPスカウトのAランク枠として登場。悪魔系のこうげきタイプ。
【ベギラマ】、せんねつ斬り、【マヌーサぎり】を覚える。
ギラ系のイメージが強い他作品同様、本作でもギラ系が得意。リーダー特性もギラ系威力5%アップ。
 
【キラーアーマー】ほど攻撃力は高くなく、【スターキメラ】ほど賢さは高くない…とどっちつかずの性能をしている。
悪く言えば尖った部分がないもののよく言えば物理攻撃と呪文攻撃の両刀が可能なモンスター。
特にいどう2をカバーできるベギラマの存在は大きい。どちらかと言え攻撃力寄りではあるが賢さもそこそこ高いので、特技レベルを鍛えてやればダメージも期待できる。
攻撃力を活かしたせんねつ斬りはもちろんマヌーサ斬りも刺さる相手には強力。
欠点はやはり上述した通りのステータスの半端さだろう。特化型のモンスター達と比べると、どちらの火力も一歩劣る形となる。

ドラけし!

DQ1イベント「悪の化身とロトの勇者」のバトケシ!Lv40以降で貰えるドラけし。なお向きはあくまのきしと左右逆である。
星4の黄属性で、スキルは横長六角系を物理攻撃する「ふりまわす」。
バトケシ!ではかいしんのいちげきでどちらにも威力118のダメージを与えられるが速度が速い。
しかも入手タイミングが非常に遅く、ダメージ中アップでもそこまでりゅうおうに威力が出ないという有様である。

関連書籍

【横倉廣】が関わった関連書籍では、大幹部である【竜王六魔将】の1人となっている。

アイテム物語

竜王の【アレフガルド】侵攻の際、悪魔の騎士と共に【メルキド】を攻めたが失敗している。

モンスター物語

性格や立場が異なる2体が登場。同一個体かどうかは不明。
 
1体目は【ストーンマン】の話に登場。
竜王の城の守備という、最も重要な役割を与えられているモンスター。
力強いだけでなく、頭も良く狡猾で、自らのためになるのなら仲間をも平気で騙す。
竜王による勇者討伐命令が出た後も、まともに挑んだのではやられてしまうと踏んで、まず勇者が疲弊するのを待ってからバッサリとやる計画を立てていた。
そんな彼も、お人よしのストーンマンを騙して勇者と戦わせるのは気が引けたらしく、まともな助言を与えて送り出した。
その後竜王の城で勇者を迎え撃つが、竜王ともども倒されることになる。
 
2体目は【ゴーレム】の話に登場。
小説DQ1の設定に近い将軍職についており、悪魔の騎士とともにメルキド攻略戦を指揮していたがゴーレムの前に攻めあぐねていた。
そのため、大魔道カトゥサに攻略指揮権を奪われ、その采配を見物することになる。

DQI秘伝~竜王バリバリ隊~

ザンという名前の元人間。
竜王の力で姿を変えられ仕方なく人々を襲っていたが、ピューが人間に戻ってしまった一連の事件で仲間とともに竜王を裏切る。