概要
「砕かれた~」シリーズ*1の一体であり、ローグライクダンジョンボスであるガルガボルの強化版。
シャッタードレルムにのみ出現する。
第一形態はテレポートスキルが追加されたことによって大きく立ち回りが変わりうるが、
第二形態の追加スキルは脅威度の低い蛆虫召喚のみであり、さらに古代の森のボス部屋にはあった火炎放射ギミックがないことから、
ビルドによってはむしろオリジナルより御しやすくなっている。
特性
攻撃属性
主な攻撃属性は 物理/毒酸。
第二形態ではさらに 火炎/カオス が加わる。
耐性
全ての属性に40%前後の耐性を持ち、大きな穴はない。
形態変化
最初のヘルスを削りきると第二形態となる。
オリジナルのガルガボルと比べ、形態変化による脅威度の上昇幅は低いと言っていい。
耐性減少スキル
ボスとしては珍しく耐性減少スキルを持つ。
詳細は下記の「火炎ダメージ床」へ。
主なスキル
テレポート攻撃
オリジナルにはない追加スキル。第一形態のみで使用。
対象の目前にテレポートし、半径13mの範囲攻撃で 酸/毒 ダメージを与える。
近接張り付きビルドにはほぼ影響はないが、遠距離戦メインのビルドでは接近を許す機会が増えた。
テレポートからの破砕ダメージウェーブなど、オリジナルにはなかったコンビネーションに注意。
蛆虫召喚
オリジナルにはない追加スキル。第二形態のみで使用。
定期的に蛆虫型ペット「天界の蛆虫」を召喚する。 詳細情報(Grim Dawn Tools)
蛆虫は目標へ移動して近接攻撃を行い、 物理/冷気/酸 ダメージを与える。
蛆虫の脅威度はあまり高くなく、ADCtH型のビルドにおいてはライフ吸収耐性の高いボス本体に代わって
ライフ供給源として使えるボーナススキルになりうる。
一応蛆虫の攻撃には高めの値の物理ダメージが含まれているため、装甲の薄いキャラでは注意。
ダメージウェーブ(破砕付与)
両手を交互に振り回してオレンジ色のウェーブ状範囲攻撃を放つ。
ウェーブは高い 物理/火炎/酸 ダメージと 破砕/ヘルス割合減少 を与える。
ダメージが大きい上に危険なデバフである破砕を付与してくるためできるだけ回避したいところだが、
予備動作がコンパクトでやや見分けづらく、破砕付与系スキル特有の敵頭上に出るオレンジ色のエフェクトも
大量に出る炎等にまぎれて視認しづらいことが少なくない。
ガルガボルが横に大きく腕を振りかぶったら要注意。
亀裂
第二形態でのみ使用。
星座スキルの亀裂に似た、裂け目を指定地点に設置する。
裂け目は 物理/火炎/燃焼 ダメージを与える複数の弾を全方位に同時発射し続ける。
基本的にはプレイヤーキャラの真下に設置されるが、そのまま同じ場所に留まっていると複数の弾全てがヒットして最悪即死する。
設置前には両手を地面に付いてお辞儀をするような長い動きが入るので、これを見たら移動の準備をしたい。
火炎ダメージ床
ガルガボルが遠隔攻撃扱いの攻撃を受けると、一定確率で自動反撃としてこちらの足元に小範囲の燃える床を作り出す。詳細情報(Grim Dawn Tools)
床は触れた対象に 火炎/酸/燃焼 ダメージを与え、カテゴリBの 物理/火炎/カオス 耐性減少を与える。*2
ダメージ自体も無視できないレベルの上に、耐性減少スキルは他のスキルと効果がスタックするため危険度は高い。
遠距離攻撃がメインのキャラにおいては、こまめに移動しながらの戦闘を徹底するか、
各種耐性アップ軟膏を使うなどして高い耐性を確保するのが望ましい
焦げた植物
遠くから弾を飛ばしてくるお馴染み植物系クリーチャーの色違い版「焦げた植物」が、エリア内に最大同時4体までスポーンする。
これの撃つ弾は高い 物理/火炎 ダメージと長い射程を持ち、放置して集中砲火を浴びると危険。
短期決戦を狙う場合以外は、出現次第優先的に排除したい。
パッシブスキル: 低ヘルス時
第二形態でヘルスが25%を切ると、全速度の大幅上昇やダメージ吸収を含む強力なバフを使用する。
ヘルスが 25% を下回ったときに発動 60 秒 スキルリチャージ 40 秒 持続時間 30% ダメージ吸収 +40% 全ダメージ +33% 攻撃速度 +33% 詠唱速度 +40% 移動速度 500% 睡眠耐性 500% 気絶時間短縮 500% ノックダウン時間短縮 500% 凍結時間短縮 500% 石化時間短縮 500% 捕縛時間短縮 500% 精神支配時間短縮 500% 恐怖時間短縮 500% 混乱耐性 500% 挑発からの保護 100% 減速耐性 +25% スキルクールダウン短縮
戦術
エリア制圧の脅威
亀裂をはじめとしたガルガボル第二形態のスキルは広いエリアを制圧する能力が高いが、
ボスチャンクにおいては部屋のサイズや他のボスを反応させたくないという理由から、
行動範囲がかなり狭めに制限される場合が少なくない。
できるだけ細かく動いて設置スキルを展開されるエリアをまとめる、
ガルガバンより先に他のボスを倒して移動可能なエリアを確保するなど、
立ち回りを工夫して対処したい。
