武器/ゼクス武器

Last-modified: 2024-10-06 (日) 10:53:41

MHXの四大メインモンスター、電竜ライゼクス
またその二つ名個体の素材から作られた武器群。

目次

概要

通常種武器

  • 「棘殻」や「鋏尾」など、前作のメインモンスター程ではないにせよ
    鋭い印象の強いライゼクスの素材をベースとした武器。
    濃緑色の刺々しいフレームと所々が蛍光グリーンに明滅するギミックが印象的で、
    正しくライゼクスらしさが前面に押し出されたデザインとなっている。

MHX(X)

  • 性能は
    • 属性武器としては及第点レベルの攻撃力
    • デフォルトで会心率持ち(ライトボウガンと弓を除く)
    • 充分にダメージを期待できる雷属性値
    • 最終強化まで行けば短いながらも無しで白ゲージに到達する斬れ味
      そこから匠で更に強化可能
    • 作製時から一貫してスロット1つ(ライトボウガンにはスロットがなく、ヘビィボウガンは2つ)
    • その他特殊なステータス(狩猟笛の音色、ガンランスの砲撃レベルなど)も癖がなく扱いやすい
    といった具合で、殆ど隙がない。
    強化による成長はやや緩やかだが、順当に強化していけば攻略からその先まで充分に使っていける。
    雷属性はどの武器種でもライバルが多い激戦区だが、秘めたる魅力は決してにも劣らない。
    寧ろ先輩を押しのける勢いで勢力図に乱入する様は「電の反逆者」に相応しい在り方ではなかろうか。
    どちらかと言えば属性寄りのステータスなので、双剣など手数重視の武器では特に強力。
    逆に、大剣やハンマーのような物理重視の武器だとちょっと使いづらい。
    操虫棍も上位互換が存在するが、そちらはそこまでの繋ぎとして見れば十分強力である。
  • G級に上がってもその性能の高さは変わらず、
    剣士武器では究極強化手前の段階から素で紫ゲージを得られるようになる。
    スロット数は上位の頃から変化がなく、攻撃力も周りとの相対的な性能は変わっていないため、
    概ね上位と同じ立ち位置になっている。
    ただし、MHXXでは紫の斬れ味補正が1.39倍になっており白ゲージの1.32倍と差が小さく、
    MHXの頃ほどの優位性を持てないため会心率があることで超会心属性会心との相性が良い点など、
    斬れ味以外の差別点も活かしての運用が重要となる。

MHR:S

  • 堂々の復活を果たした……のだが、全体的な性能は、
    • そこまで高くもない攻撃力
    • 雷属性内では平凡~やや下の属性値
    • お情けのようなちょっぴりのスロット
    • 過去作から健在の優秀な会心率
    ……というような感じ。
  • 本作の雷属性武器は超激戦区であり、バランスのジンオウガ、属性特化のナルハタタヒメ、物理のラージャンと役者が揃っており、
    武器種によってはトビカガチ武器フルフル武器も意外な伏兵として顔を出してくる。
    ナルガクルガ武器ベリオロス武器にも言えることだが、
    スキル環境がインフレして「素の会心率が高い」ことが明確なメリットとして運用しづらくなっており、
    結果的に基本スペックの物足りなさが足を引っ張ることになりやすい。
    • ただ、百竜スロットや斬れ味などに致命的な欠陥はないため、普通に運用する分には十分な性能は発揮してくれる。
      また、アップデートで強力なスキルが多数追加されたことにより、素の会心率が高さや斬れ味の優秀さから、
      スキル枠をそれらに回しやすいという利点が生まれた。
      あくまで「素の性能では」物足りないだけで、最終的な装備環境ではライバル達に反逆する可能性を秘めている。
      ここらへんは火属性としてスタンダードにまとまっている王者たるレウス武器とは対称的と言える。

青電主武器

  • MHXXでは二つ名個体の青電主ライゼクスが登場、武器が追加された。
    蛍光グリーンに輝く部分が青く変化しているのが特徴。
    なお双剣は通常種のものとデザインが異なっている。
  • 剣士の武器は通常種より紫ゲージが増え、会心率が20%から40%に上がっている。
    しかし、攻撃力は10下がり雷属性値も落ち、二つ名武器故にスロットも消えている。
    攻撃力は百歩譲って置いといても雷属性まで落ちるとはなんのための青電荷状態だったのだろうか
    相変わらず素で紫ゲージがあるため業物と絶対回避【臨戦】を利用した斬れ味維持が可能。
    二つ名武器であるため狩技ゲージが溜まりやすく通常武器よりもこの手段での斬れ味維持は容易。
    しかし、手数の多い武器種では頻繁に臨戦を挟むと効率が悪いため、匠で紫ゲージを延長した方が使いやすくなる。
  • 素紫と高い会心率も相俟って、近接武器は匠なしであれば雷属性武器の中でも期待値は上位に名を連ねる。
    • 逆に言えば、匠を組み込むならより高火力を叩き出せる雷属性武器は多数存在する。
      超会心との相性を活かすべく、匠なし、かつ武器倍率を盛るスキル構成を目指すといいだろう。
    • 属性値はオマケのようなものの数値しかないため、物理重視の属性武器としての運用が求められる。
      また、(エリアルスタイルという例外はあるものの)会心率が無駄になりやすい大剣や
      強属性ビンと属性値が噛み合わないスラッシュアックス、
      素の武器倍率の高さがモノを言う榴弾ビンのチャージアックスなど、
      なかなか悩ましい性能なものもちらほら。
      • その他性能が似通っており競合武器となり得るのが、
        意外にも無属性武器のナルガ通常種武器ヒーローシリーズ武器各種。
        両者とは、若干の会心率ないし武器倍率およびスロットと引き換えに、
        微弱な雷属性と狩技ゲージボーナスを追加したような関係となっている。
        差別化を意識するなら、狩技の有効活用を視野に入れていこう。
  • ガンナーの場合、攻撃力がライトボウガン・ヘビィボウガンは20も下がり会心率が0%から20%に上がった。
    青電主武器は全体的に攻撃力が下がり会心率が上がっているのに、
    何故か弓だけ攻撃力が20上がり、会心率は通常種武器同様0%となっている。

武器一覧

通常種武器

MHX(X)

  • 御覧の通り、概ねリオレウスの武器、もしくはつがいのハイブリッド武器をベースとしており、
    純粋なリオレイア武器をモチーフとしているのは片手剣とヘビィボウガンに留まる。
  • リオレウス素材の笛はこれまでメインシリーズでは存在していなかったが、
    本作では黒炎王リオレウスの素材を使った狩猟笛が登場したためか、
    名称もその狩猟笛のオマージュになっている。
    • しかし、リオレイア素材の狩猟笛は以前から存在している。
      また、ライゼクス武器にはリオレイア武器がオマージュ元になっている武器も存在しており、
      同じくリオレウス武器が存在しない*9ヘビィボウガンはリオレイア武器がベースになっている他、
      片手剣に至っては既存のリオレウス武器があるのにリオレイア武器がモチーフとなっている。
      リオレウスの狩猟笛が存在しなかったことはあまり気にすることではなかったような気がするが……。
      エムロードリコーダーだとかっこ悪いからだろうか。
      実際のところはライトニングリコーダーだと11文字となり武器銘の10文字制限に引っかかるため、
      後ろの文字は4文字に収める必要があったためだろう。

MHR:S

  • なお、片手剣については武器の形状が変わらない一方で、
    最終強化系であるアスタロフィレイピアのフレーバーテキストが
    純粋なリオレウス武器であるエヴォルイフリートと対になっている。

二つ名武器

  • やはり通常種の流れを汲み、二つ名火竜武器のオマージュとなっている。
    大半の武器に共通している「ゼフィロ」とは、おそらく青電主の色合いから連想して
    青い宝石のサファイアをイタリア語で発音した「ザッフィロ」を捩ったものか。
    その後の強化名も宝石繋がりであるとすれば、強化途中に付く「アズ」はアズライト、
    究極強化に付く「ジル」はジルコニア、もしくは青電主の魂に準えて
    オランダ語で魂を意味する「ジール」に由来すると思われる。
     
    武器種青電主武器(初期)青電主武器(最終)青電主武器(究極)
    オマージュ元の二つ名火竜武器
    大剣ゼフィロウイング青電剣ライゼクス青電主剣ライゼクス
    グロードウィング黒炎剣リオレウス黒炎王剣リオレウス
    太刀飛竜刀【コランダム】真飛竜刀【サファイア】真飛竜刀【アルミナ】
    飛竜刀【黒曜】飛竜刀【黒耀】真飛竜刀【玄冥】
    片手剣ゼフィロレイピアゼフィロレイピアアズジルヴォルトレイピア
    レギーナレイピアグロードマロウネラ
    レギーナレイピアロゼ
    シンヴァルツマロウ
    レギーナレイピアベネ
    双剣ツインリヴォルトツインハイリヴォルト双霹刃ユイガドクソン
    ツインレギーナ(ツインハイフレイム)(双焔刃リュウノツガイ)
    ハンマーゼフィロビート青電砕アルゲース青電主砕ジラルゲス
    グロードビート黒炎砕アイテール黒炎王鎚ガライテル
    狩猟笛ゼフィロフラップゼフィロフラップアズジルヴォルトフラップ
    グロードフラップグロードフラップネラシンヴァルツフラップ
    ランスゼフィロテイルゼフィロテイルアズジルヴォルトテイル
    グロードテイルグロードテイルネラシンヴァルツテイル
    ガンランスゼフィロルークリヴォルチャリオットジル=アーナヒスモス
    グロードルークリガルチャリオットガラ=エーネヴェルデ
    スラッシュアックスゼフィログレイブゼフィログレイブアズジルヴォルトグレイブ
    グロードグレイブグロードグレイブネラシンヴァルツグレイブ
    チャージアックス青電斧アクセヴォルト青雷斧ハルバヴォルト青電主斧アムヴォルト
    黒炎斧アクセロード黒炎斧ハルバロード黒炎王斧アムガロード
    操虫棍至極の青電竜棍窮極の青電竜棍無極の碧霹竜棍
    (乾坤の火竜棍)(開闢の焔竜棍)(絢爛の閃竜戟)
    ライトボウガン青電竜砲喊青電竜砲喊青電竜砲【峙瑠】
    黒炎竜砲慟黒炎竜砲慟黒炎竜砲【駕羅】
    ヘビィボウガン青電竜砲【急撃】青電竜砲【猛撃】青電竜大砲【襲撃】
    紫毒姫竜砲【華撃】紫毒姫竜砲【華撃】紫毒姫竜砲【輝華撃】
    ゼフィロボウゼフィロボウアズジルヴォルトボウ
    グロードボウグロードボウネラシンヴァルツボウ
     
  • ヘビィボウガンは黒炎王武器が存在しないため、通常種同様紫毒姫武器をオマージュしている。
    • 変則的な例もいくつかあり、
      何故か片手剣は黒炎王武器があるのに紫毒姫武器をオマージュし、
      究極強化すると銘の前半は黒炎王武器、後半は紫毒姫武器をオマージュしている。
      元々通常種もリオレウス武器があるのにリオレイア武器をベースとして採用していたため、
      そちらのオマージュに沿わせたのだろうか。
      また、双剣は生産時は紫毒姫武器のオマージュだが、
      究極強化に関しては通常種武器の銘となっている。何故だ
      そして、操虫棍は黒炎王武器及び紫毒姫武器存在しないため、
      通常種武器と同じく火竜希少種武器のオマージュとなっており、
      ほかの武器と比べてやや浮いた名前となっている。

余談

  • ゼクス武器の多くには変形機構がついている
    例えば大剣は、通常時は太刀と見間違えるくらい細身の刀身だが、
    溜め斬りの際に内側が軽く展開し、より幅広く巨大な剣へと変化する。
    さながらライゼクスの電荷状態を再現したような見た目で非常にかっこいい。
    デザイン自体も秀逸なため、自分のメイン武器種を一本作っておいても損はないと思われる。
  • チャージアックス、操虫棍、ヘビィボウガンでは
    「雷」と「電」の非常に似た二つの漢字が入りまじり、かなり紛らわしい。
    まあ公式もやらかした位だしなぁ…
  • なお、何かに付けて「反逆」だの「叛逆」だのを売り文句にするライゼクスだが
    武器銘としては前作のリオレウスのライバルがごっそり持って行ってしまったため
    ライゼクスの武器では「叛逆」の単語を使えなくなってしまった事情もある。
    • ちなみに「反逆」の称号は青電主ライゼクス30頭を狩猟すると入手できる。

関連項目

モンスター/ライゼクス
モンスター/青電主ライゼクス
武器/火竜武器 - 電竜武器の名称のオマージュ元
防具/ゼクスシリーズ


*1 エメラルドのフランス語表記。スペルは"émeraude"となる
*2 「イ」の大きさが違う
*3 『飛竜刀』は種類が多いが、武器解説文はこの武器が元となっている。
*4 文字数制限に引っかかったことから『ネラ』部分が追加されなかった物と思われる
*5 MHXには登場しない銘
*6 火竜武器は"焔"竜棍と変化するのに対し、電竜武器は"電"竜棍のままであるため
*7 火竜武器は閃竜"戟"と変化するのに対し、電竜武器は霆竜"棍"のままであるため
*8 MHXXには登場しない武器
*9 こちらは黒炎王リオレウスの武器も無い
*10 武器解説文のみ