テンペスト

アップデート0.13.80「ビッグスコア」イベント期間中、特定のアップグレードがついたパーツを意図的に量産できる。
製造レシピと違い、アプグレ品製造レシピはバトルパスレベルの制限が無いため、物とリソースさえ用意できれば誰でも手を出すことができる。
テンペストのアップグレード済パーツの効果は耐久+10％・OH耐久時間+10%・ブレ-17％減少の3枠。

1枠目は耐久+10％。耐久+10%/重量-17%/全ダメージ耐性+10%の3択。
ウィール・サイクロン系であるため少しでもタフになる耐久+10％は理想的と考えられる。
ただ、キャノン並みに重い武器でもあるため約110kgの軽量化になる重量-17%も捨てがたかったところ。

2枠目はOH耐久時間+10％。ダメージ+5%/OH耐久+10%/冷却速度+10%の3択。
OH耐久+10％によりラジエータ無しで14連射になる。BDPSを維持しやすくなりラジエータの効果で補強できるという観点でOH耐久が一番素直で使いやすい。
必中状態でひたすら撃ち込み続けられるのであれば1発でも多く撃ち込める状態ほど火力が出しやすい。
ダメージ+5%も決して悪くはないのだがOH耐久のほうが使いやすくなる。
冷却性能はあまり劇的な変化に繋がらないためOH時を考慮するのであればCS タイミルかシヴァーの採用を検討するがいいだろう。

3枠目はブレ-17%。ブレ-17%/反動-20%/旋回速度+10%の3択。
集弾性に露骨に利くブレが当たり枠と思っていいだろう。
ウィールやサイクロンより精度がいいテンペストの仕様とも噛み合っていると言える。
キャノン並みの重量を持つこれを反動が気になるようなビルドでは採用しないだろうし、旋回速度も立ち回りや装備でどうとでも誤魔化せてしまう。

総じて、ほぼ理想的な3枠と思っていいだろう。

バトルパスを購入している場合、これがバトルパス報酬で2個も貰えてしまう。
オートキャノン＝２～３個並べて運用するみたいなところがあり、性能も純粋に優れているため、手を出す人がそれなりに発生しそうなアプグレレシピ。
しかしながら、これがオートキャノンであることとウィール・サイクロン系であることが最大のボトルネック。
オートキャノンはいろいろ融通が利く代償とでもいうべきか、他の武器ほど劇的な強さを体感しづらい。
そのため、強いはずなのに体感で強くないと感じてしまうという理不尽が起こりやすい。
さらにウィール・サイクロン系である重装型オートキャノン。
ウィールの感想を見れば分かるように、弾が当たらないという人が続出する武器でもある。
どれだけ強くても当てられなければ意味がない。
むしろテンペストをガンガン当てていけるのであれば他の武器を使ったほうがもっと簡単にスコアを出せてしまうという皮肉な現象さえ起きかねない。
よって、性能的には作りましょうと勧められるが、使ったときの体感的な要素や運用難易度を考慮すると勧めづらいものになっている。