基本データ
| 日本語説明 | アーク・ロイアルから離艦した810中隊のソードフィッシュ攻撃機がビスマスクに重要な雷撃を命中し、舵が故障したビスマスクの方向操作ができなく、機能能力も損なっていた。 |
|---|---|
| 中国語説明 | 服役于皇家方舟号的810中队的剑鱼式鱼雷机完成了对俾斯麦的关键雷击,命中船尾的鱼雷使得俾斯麦转向和机动能力大为受损。 |
入手方法
| 中国版 |
|---|
| 皇家方舟(女武神行动Ex-5通关奖励)初期装備、战利品兑换 |
| 日本版 |
| アークロイヤル(ヴァルキューレ作戦 Ex-5クリア報酬)初期装備 戦利品交換(75枚、1個まで) |
性能や運用について
- ヴァルキューレ作戦Ex-5クリア報酬であるアーク・ロイヤルの所持していた攻撃機。
- 対潜・命中が大幅な上昇補正があるため、正規空母よりも対潜攻撃可能な軽空母用の装備となる。命中補正があるので攻撃機強化スキルを持つインドミタブルに持たせるのもよい。
- 実に5年近く再入手の機会がなかったが、2022年9月に復刻。
攻撃機としては命中+5がなかなか大きく、あっても+2がせいぜいである中ではそれなりに注目に値する。
元ネタ解説
| 運用 | 王立イギリス空軍Royal Air Force 王立海軍艦隊航空隊Fleet Air Arm 王立オーストラリア空軍Royal Australian Air Force 王立カナダ空軍Royal Canadian Air Force 王立海軍Royal Canadian Navy 王立オランダ海軍Royal Netherlands Navy |
|---|---|
| 正式名称 | Fairey Swordfish |
| 製造会社 | Fairey Aviation Company |
| 分類 | 艦上雷撃機 |
| 初飛行(生産開始) | 1934年(1936年) |
| 乗員 | 3名 |
| 出力(離昇,高度) | Bristol Pegasus IIIM.3 空冷28.7L単列星型9気筒OHV1段1速メカニカル・スーパーチャージャーエンジン1基 (690HP,-HP/-m) (Mk.I) |
| 最高速度 | 230.1km/h 高度1524m(魚雷装備時) |
| 航続距離 | 840km(魚雷装備時) |
| 武装 | Vickers 7.7mm機関銃(前方), Lewis 7.7mm機関銃orVickers K 7.7mm機関銃x1(後方), 1500lbまでの爆弾or1670lb魚雷x1(Mk.I) |
| 飛行隊 | 810 Naval Air Squadron |
- 機体 フェアリー・ソードフィッシュの説明はこちら
- Fleet Air Arm(イギリス海軍艦隊航空隊/FAA)の810 Naval Air Squadron(810海軍航空隊)は1933年4月3日に編成された。
この部隊は第二次世界大戦、第二次中東戦争、朝鮮戦争などに参加している。 - 810航空隊は1933年5月に航空母艦カレイジャスに配属された。
そして1938年、航空母艦アーク・ロイヤルに転属し、第二次世界大戦を迎えることとなる。- 元々810飛行隊は合併して編成された部隊だった。
結成当初、配属していたのはブラックバーン社の雷撃機ダート。
1933年に同じブラックバーン社の雷撃機リポンに変更。
翌年にはブラックバーン社の雷撃機バフィンに変わり、1937年にはブラックバーン社の雷撃機シャークに置き換えられた。
そして、1938年にフェアリー社の雷撃機ソードフィッシュの運用が始まった。
結成からたったの5年で4回も機種交換が行われている。
- 元々810飛行隊は合併して編成された部隊だった。
- 開戦当初は、12機のソードフィッシュで対潜哨戒任務に就いていた。
1939年9月14日にドイツ海軍潜水艦U-30へ攻撃を行うも失敗、2機を失っている。
1940年4月のドイツ侵攻後はノルウェーに移動し、ヴァーネス飛行場を爆撃した。
ジブラルタル海峡に移動し、7月にメルセルケビール海戦でフランス海軍の戦艦ストラスブールとダンケルクを攻撃した。
8月からはイタリアのサルデーニャ島へ爆撃。さらにダカール沖海戦で逃亡する自由フランス軍の戦艦リシュリューを攻撃するヴィシーフランス艦隊を攻撃している。
その後、1941年の間はイタリア各地の爆撃任務に参加している。
- 1941年5月にドイツ海軍戦艦ビスマルク追撃のために大西洋に展開した。
ビスマルクを雷撃、舵を破壊し、沈没へ大きな手助けをした。
イギリスに戻った後、地中海に移動したが、アーク・ロイヤルが沈没する2ヶ月前の9月にジャマイカの支援する任務のため母艦から離れた。
1942年3月、インド洋展開のために航空母艦イラストリアスに配属された。
1945年2月には長らく任務についていたソードフィッシュから新型雷撃機バラクーダMk.IIIに変更された。
その後、終戦まで大きな任務もなく、8月に解散した。
- 戦後、第二次中東戦争のため再編成。朝鮮戦争にも参戦した。
このころはホーカー社のジェット戦闘機シーフォークが配備されていた。 - その後は再編成と解散を繰り返し、2001年7月を最後に廃止されている。
ビスマルク追撃戦
- 事の発端は1941年5月24日のデンマーク海峡海戦である。
ドイツ海軍戦艦ビスマルクにイギリス海軍巡洋戦艦フッドを沈められた。
このことにイギリス海軍は早急に戦艦ビスマルクを撃沈する計画を立て、動かせる大型艦のほぼすべてを導入し、ビスマルクを追撃することなった。
もちろん、このとき810海軍航空隊が所属する航空母艦アーク・ロイヤルも呼び出されていた。
- フッド撃沈から2日後の5月26日、空母アーク・ロイヤルから第1次攻撃隊ソードフィッシュが出撃するも、ビスマルクとの触接を続けていた軽巡シェフィールドを戦艦ビスマルクと誤認し攻撃してしまった。
4時間後、第2次攻撃隊が発艦すると、軽巡シェフィールドと合流。シェフィールドの誘導でビスマルクを発見し、攻撃を開始した。
30分間戦闘が行われ、魚雷が2本命中した。
ビール中尉機の魚雷は左舷中央部に命中し、左舷機関区に少量の浸水が発生。
もう一本は、フォーセット大尉の部隊から発射された魚雷がビスマルクの右舷後部に命中。
魚雷命中によりスクリューが破損、操舵装置が損傷、舵が取舵12°で固定されてしまった。また、大量の浸水が始まり、7kt以上出せなくなるなど、致命的なダメージとなった。
結果的にビスマルクは左に傾斜した状態で英戦艦艦隊と戦うことになった。 - この戦いでアーク・ロイヤルから出撃したソードフィッシュは対空砲火を受けながらも撃墜された機体はなかった。
- その後ビスマルクは第4駆逐隊(コサックなど)やイギリス海軍戦艦艦隊と戦闘し、最終的に撃沈されている。
コメント
- 意外!!ソードフィッシュは滅茶苦茶強かった!! -- 2017-03-22 (水) 00:12:11
- ビスマルクの船尾に魚雷を命中させた奴なのか? -- 2017-08-04 (金) 22:50:47
- 無印ソードフィッシュ準拠のコスト4なら最高だった(まぁ元機体準拠でF4Fボイントン機が消費6とかになったら誰も交換しなくなるだろうけど) -- 2017-08-16 (水) 06:26:40
- 上がるべきは命中じゃなくて運な気がしなくもない -- 2017-09-03 (日) 19:59:48
装備一覧表
各欄の下段は日本版未実装
| 副砲 | |
| カテゴリ | 装備名 |
|---|---|
| 射程短 | 日本八九式12.7cm連装高角砲、イギリス三連装4inch火砲、イギリス連装4.5inch高角砲 |
| 射程中 | 日本四一式15.2cm単装砲 |
| 偵察機 | |
| カテゴリ | 装備名 |
|---|---|
| コスト2 | ロッキード「シリウス」 |
| コスト4 | 零式水上偵察機、二式艦上偵察機、彩雲、スーパーマリーンS.6、ソードフィッシュ(ウォースパイト)、カタパルト戦闘機、シーガル |
| コスト5 | シーオッター、ウォーラス、OS2U-3、Ar196、TALIEDO STIPA、「寧海」艦上偵察機、Бе-4艦上偵察機、R-4、Fl-265、紫雲 |
