Sandbox/暗視装置

Last-modified: 2022-07-01 (金) 00:25:26

目次

暗視装置とは

暗視装置とは、赤外線を用いて夜間や暗所でも視界を確保するための装置。暗視装置を使えば夜間など人の目では見えにくい状況でも敵を見つけることができる。
暗視装置には赤外線式、熱線式の二つの種類が存在し、WTでもこれが再現されている。
ゲーム内では1960年代以降の殆どの地上車両が装備している他、ヘリコプター、また一部の航空機にも暗視装置が搭載されている。
このページではWTでの暗視装置の特徴や使用方法を解説する。

地上車両

使用方法・キー設定

初期状態では多機能メニューを使用しないと暗視装置を切り替える事が出来ない。これでは非常に不便なので、以下の操作をお好みのキーに配置する事を強く推奨する。

名称初期設定のキー説明
NV(暗視)モード-標準の視点と赤外線/熱線装置の視点を切り替える
IR(赤外線)投光器-IRサーチライトのON/OFFを切り替える
赤外線妨害装置(IRCM)オン/オフ-IRCMのON/OFFを切り替える
熱戦映像照準器の表示色変更-熱線装置の色を切り替える

赤外線式暗視装置

概要

赤外線式暗視装置はゲーム内で最も幅広く使用されている暗視装置。装置を使用している時は画面が緑色になり、夜間でも肉眼に比べると敵車両の発見が容易になる。
とはいえメリットだけではなく、赤外線式暗視装置を使用中の時は視界にノイズが入ってしまう。特に初期の装置はノイズが顕著に入るので状況に応じてON/OFFを切り替えよう。

解像度

暗視装置には解像度の概念が存在し、ゲーム内で一般的なのは第1世代、もしくは第3世代の装置である。しかし後述の熱線式の装置と異なり、赤外線式の装置は第1世代の時点で十分な画質を備えているので解像度の差があまり出にくい。

分類解像度
第1世代(赤外線)800×600
第2世代(赤外線)1200x800
第3世代(赤外線)1600x1200

下の画像は第1、第3世代の比較画像。

画像

IR_Gen1.jpgIR_Gen3.jpg

IRサーチライト

IRサーチライトは一部の戦後車両が装備している装置。IRサーチライトをONにすると赤外線が照射され、赤外線式暗視装置だけでは見えにくい敵車両を容易に見つける事が出来る。
しかし赤外線を照射するという特性上、IRサーチライトを使用すると暗視装置を持っている車両全員に位置、そして自分が向いている方向がバレてしまう。常時使用するのは自分の位置を晒しているようなものなので、使用は最低限必要な時のみにしよう。
またごく一部の車両に搭載されているIRCMも同様で、夜間では非常に目立ってしまう。IRCMはメリットも大きいが、夜戦中では場合によっては使用を控える事も検討しよう。

なお余談だが、IRサーチライトとIRCMを併用した場合それはもう尋常じゃないくらい目立つので併用は厳禁である。

画像

IRCM_Off_pls.jpg

熱線式暗視装置

概要

熱線式暗視装置は赤外線式の装置より更に高度な暗視装置。装置を使用している時は画面が濃い灰色になり、熱を発する物体は全て白い色で表示される。*1*2
赤外線式の装置と異なり熱線式はノイズが入らず、また昼夜問わず使用可能。肉眼では見つけにくい敵車両を簡単に見つけられる為、使えると何かと便利な装備である。

熱線式の暗視装置も赤外線式の装置と同様に世代によって解像度が異なる。ゲーム内で最も広く普及しているのは低い解像度の装置(第1世代)であるが、一部の車両はより鮮明で高画質な熱線装置を備えている。熱線式の暗視装置は赤外線式の装置と異なり、世代によって大きく性能に差が出る*3のも特徴。

分類解像度
第1世代(熱線)500×300
第2世代(熱線)800×600
第3世代(熱線)1200x800

下の画像は第1、第2、第3世代の装置の比較画像。視界がぼやけている第1世代の装置とは異なり、第2、第3世代の装置は視界が鮮明で敵のシルエットも判別可能だ。また、画質の差は遠距離戦になればなるほど顕著になる。

画像

T_Gen1.jpgT_Gen2.jpgT_Gen3.jpg

対応車種(工事中)

日本
車両車長(世代)砲手(世代)操縦手(世代)サーチライト
日本Type 10熱線(3)熱線(3)赤外線(2)
日本Type 90赤外線(1)熱線(1)赤外線(1)
フランス
車両車長(世代)砲手(世代)操縦手(世代)サーチライト
フランスAMX-10RC赤外線(1)熱線(1)赤外線(1)
フランスAMX-30赤外線(1)赤外線(1)赤外線(1)
フランスAMX-30 (1972)赤外線(1)赤外線(1)赤外線(1)
フランスAMX-30 ACRA赤外線(1)赤外線(1)赤外線(1)
フランスAMX-30 Super熱線(1)赤外線(1)
フランスAMX-30B2赤外線(1)熱線(1)赤外線(1)
フランスAMX-30B2 BRENUS赤外線(1)熱線(1)赤外線(1)*4
フランスAMX-32赤外線(1)熱線(1)赤外線(1)
フランスAMX-40赤外線(1)熱線(1)赤外線(1)
フランスItO 90M(FR)熱線(1)赤外線(1)
フランスLeclerc赤外線(3)熱線(2)赤外線(1)
フランスLeclerc S2赤外線(3)熱線(2)赤外線(1)
フランスLeclerc SXXI熱線(2)熱線(2)赤外線(2)
フランスMEPHISTO熱線(1)赤外線(1)
フランスSK-105A2赤外線(3)熱線(3)赤外線(1)

ヘリコプター

暗視装置

基本的には地上車両の物と変わらないのだが、解像度の点でやや異なる点がある。

解像度

赤外線式暗視装置は第3世代の装備のみ地上車両が装備している物より解像度が向上している。熱線式暗視装置は手抜きなのかは不明だが2022年6月現在全て同じ解像度となっている。

分類解像度
第1世代(赤外線)800×600
第2世代(赤外線)1024×768
第3世代(赤外線)1920x1080
熱線1024×768

対応機種(工事中)

ヘリコプター
機体操縦手(世代)銃手(世代)ガンナーサイト(世代)
ソ連Mi-28NM赤外線(3)赤外線(3)熱線
ソ連Mi-4AV赤外線(1)赤外線(1)
フランスEC-665 Tiger HAP赤外線(3)赤外線(3)熱線

番外編

内部データから暗視装置の解像度を調べる方法

1:以下のリンクにアクセス GitHub - gszabi99/War-Thunder-Datamine(海外の有志によってアップロードされているWarthunderの内部データ)

2:「Go to file」をクリックし、自分の探している車両のIDを入力。IDが分からない場合は公式WikiのCDK Reference/Unitsに実装されている車両のIDがすべて掲載されているのでそこを参照しよう。

3:いくつか検索結果が表示されたら、
地上車両なら「aces.vromfs.bin_u/gamedata/units/tankmodels/自分の探している車両.blkx」
ヘリコプターなら「aces.vromfs.bin_u/gamedata/flightmodels/自分の探している車両.blkx」
をクリック。それ以外のファイルは関係ないので間違えないようにしよう。

4:目的のファイルを開いたら検索機能で「night_vision_system」という文字を検索する事で暗視装置の数値を見る事が出来る。
IRと記述があるものが赤外線式暗視装置、Thermalと記述のあるものは熱線暗視装置である。

コメント

 

*1 初期状態。色は変更可能
*2 原理としてはサーモカメラを想像してほしい、大体同じである
*3 特に第1世代と第2世代
*4 IRCM搭載