Lokarr ローカー

Last-modified: 2025-09-10 (水) 14:26:35



概要

深紅のフードに両手剣を携えた人間タイプのスーパーボス。
拡張AoMシークレットクエスト「“D”の名のもとに」の最後に待ち受ける。


特性

攻撃属性
割合としては 物理/火炎 が最も多く、たまに雷も混じる。
ただし戦闘中定期的に召喚される敵がほぼ全ての攻撃属性を網羅しているため、ボスが使用する属性への耐性だけ上げて他は捨てるという対策は取りづらい。



耐性
全ての耐性が非常に高水準で穴がない。*1


主なスキル

3way火炎(破砕付与)
足元を叩き、低速で一定距離を進んだ後に反転してボスの元へと戻る火炎の砲弾を3個前方へ放つ。
砲弾は 武器/物理/火炎 ダメージと、 破砕/ヘルス割合減少/防御能力低下 のデバフを与える。
またヒット時にはその地点に後述のペットを召喚する。

ダメージが高く、強力なデバフを持ち、ペットを召喚し、程よい拡散度と往復の2度当たる性質で面制圧力が高いという至れり尽くせりな性能。
特にほとんどの敵においては基本的に避ける前提、避けられる作りをしている破砕デバフが連打可能なこのスキルに設定されている点は無法の塊。
ローカーのメインスキルにして強さの源であり、このスキルにどう対処するかがローカー戦のカギを握ると言っても過言ではない。
砲弾のダメージ判定は見た目より小さく、先端以外の長く尾を引く部分には触れても問題ないので、派手な見た目に惑わされず落ち着いて立ち回ろう。

近接タイプのキャラでは、基本的にこのスキルをほぼ常時耐えながら戦わなければならないため、要求される耐久力の水準はかなり上がる。
相手に張り付きつつも側面に回り込む移動を細かく混ぜることで、戻ってくる砲弾の被弾はある程度防げるので、ヘルス維持に困っているようなら使っていこう。
遠隔タイプであれば砲弾を走って回避することはさほど難しくない。
当然のように連打してくるのでプレッシャーはなかなかのものだが、距離とスペースさえあれば
回避と反撃を両立できないスキルではないので、こまめにダメージを稼いでいきたい。



火炎ウィンドデビル召喚
上記の3Way火炎が当たった地点に、赤いウィンド デビルに似た不死属性のペットを召喚する。
ペットはゆっくりと移動しつつ、 火炎/雷 ダメージを与えるオーラと砲弾を放ち、最大18秒間残存する。

3Way火炎を何度も受けていると周囲をこれに囲まれ*2、ダメージと視界阻害で悲惨な事になる。
移動速度は遅いので、3Way火炎を被弾せざるを得ない近接キャラでもこれが溜まってきたなと思ったら移動して場所を変えるのが安全。



透明化突進
爆発と共に透明化してから接近し、目の前で姿を現して斬りつけて 武器/物理/火炎 ダメージと 移動速度低下 デバフを与える。
またヒット時には小範囲のダメージエリアを短時間その場に残す。

ナイトブレイドのシャドウ ストライクタイプのスキルだが、プレイヤーのものと大きく異なるのは
透明化している間は使用者の移動速度が遅くなるという点。
相手から遠ざかる方向に移動していれば追いつかれることはまずないので、これだけでボスが何もしてこない時間を5秒近く稼ぐことができる。
スキルやポーションのリチャージを待って体勢を整えるチャンスなので積極的に活用したい。
また出現してからの斬撃は比較的遅く、反応のいい人なら出現を見てからでも回避スキル等で回避できるだろう。



ジョンバーボンクローン召喚
エリアの四隅にあるダメージエリアから、「ジョン バーボン **的クローン」という名の敵が定期的に出現する。
最初は1体のみの出現だが、戦闘が長引くに連れて同時出現数が増え、最終的には4体同時に出現するようになる。
出現したバーボンクローンはその名称に応じて様々な属性の攻撃を行う。

1体だけであれば大した相手ではないが、同時に4体がボスと一緒に襲ってくるとかなり厄介。
戦闘を長引かせないために、できるだけ短期決戦でボス本体を片付けてしまいたい。


戦術

耐性上限を上げる
ローカーのスキルは 火炎/雷 に偏っており、これらの耐性上限が拡張される装飾品などはかなり有効。
装飾品:~囁きの導管シリーズ / 慈悲のアバター / サンクトゥスの紋章 / 神聖の標章 等が候補。



ビルド相性
近接張り付きタイプはかなり厳しい。
ボスのメインスキルであり受け方によってダメージが大きく変わる3Way火炎を最大効率に近い形で被弾し続け、
火炎ウィンドデビルやバーボンクローンにも囲んで殴られることになるため、要求される耐久力の水準はかなり高い。
近接張り付き型と言っても延々同じ場所で戦い続けず、こまめな移動を繰り返して火炎ウィンドデビルや3Way火炎の復路から逃れるなどしてダメージ軽減を図ろう。
比較的手数でダメージを稼ぐタイプなので、個々のヒット毎にダメージを実数で軽減できるインクイジターシールのようなスキルも効果的。

遠隔ビルドやペットボーナス型ペットビルドは、3Way火炎のいなしやすさを筆頭に受けるダメージをかなり減らせるため比較程相性がいい。
特に攻撃をDoT、ヘルスの補充をヘルス再生に頼るタイプのビルドは、逃げ回る相手への決定打を欠くローカーの弱点を突く形で有利に立ち回れる。

RAtAを使わない純粋な報復特化型ビルドについては、敵に報復を誘発する攻撃がほぼないため実力を発揮できない。



仕切り直す
人間タイプの敵共通の特徴として使用する武器がある程度ランダムに変わるため、運が悪いと妙に強い接辞の武器を持っている場合がある。
また、拡張FG導入時にはこのエリアが「チャレンジエリア」になるため、突然変異で敵が強化されるが、
特に敵のヘルスが増加する突然変異が発生すると、時間が掛かって雑魚が湧いてくるので厄介。
何度も死んで戻っていると手下がドンドン増えて難度が上がってしまう事もあり、以前と比べて妙に敵が強いと感じた時は、
潔く一度タイトルに戻って仕切り直す方が早い場合もある。


その他

ドロップ
死亡時に下記の専用MIをドロップする可能性がある。

レジェンダリーヘルムローカーの凝視
レジェンダリーショルダーローカーのマント
レジェンダリーチェストアーマーローカーのコート
レジェンダリーブーツレジェンダリーブーツ



戦利品
ローカー自身からのドロップは微々たるものだが、エリア北部にある通路の先にはレジェンダリー装備などグレードの高いアイテムが出やすい宝箱が2つある。
戦闘後は忘れずに回収しよう。



余談
かつてのローカーはスーパーボスの中でもかなり控えめな性能だったが、アップデートにより汎用スキルで破砕を付与する無法の権化へと生まれ変わった。
今でもスーパーボスとしては比較的優しい方ではあるが、少なくとも割とお手軽に新キャラ育成用セットをプレゼントしてくれる相手ではなくなったので、
昔を知る人は当時の感覚で挑んで返り討ちに会わないよう注意。


コメント



*1 レベル100で全耐性90%前後
*2 召喚上限数は6体