- 種族
- 甲殻種(十脚目 短尾下目 盾蟹上科 ザザミ科)
- 英語表記
- Plum Daimyo Hermitaur
- 危険度
- MH4G:★4
- 登場作品
- MHP2G, MH4G, MHST, MHST2
目次
生態・特徴 
- 美しい菫色の外殻を持つダイミョウザザミ。通常種と同じく《盾蟹》もしくは《紫盾蟹》と呼ばれる。
ギルドでは亜種と呼称しているが、正確には食性の違いによって変色した個体である。
ダイミョウザザミ通常種と同じく巨大な飛竜の頭骨を背負っているが、
通常種はモノブロスの頭骨を背にしている場合が多いのに比べ、
亜種はディアブロスの頭骨を背負っている姿をよく確認されている。
- 通常種に比べて攻撃的な性格をしており、泡のブレスの射程が長いなど、より攻撃的な特徴を持つ。
鉢合わせた通常種と戦闘を繰り広げる姿が目撃された例もある。
しかし、性質が攻撃的だからと言って守りが弱いなどということは決してなく、
外殻や爪は砦の如き強度を誇ると言われ、運動能力についても通常種以上に機敏な動きを見せることがある。
火や熱に対して比較的高い耐性を有している反面、冷気には弱い。
現在確認されている個体数は少ないが、そのほぼ全てが非常に屈強な個体であるため、
一部地域のG級ハンター等のベテランハンターにその狩猟が許可されている。
- 通常種以上に頑強なその素材から生み出される武具は圧倒的な耐久性を誇り、
機動性や安定性などでも通常種素材のそれを上回るなど、とても優秀。
しかし、前述のように基本的にダイミョウザザミ亜種の個体数は少なく、
狩猟できるハンターも限られているため、その素材が市場に出回ることも稀である。
ただその分希少価値が付く場合もあり、固有の素材は多くの商人から注目されている。
概要 
- 盾蟹ダイミョウザザミの亜種。MHP2Gで初登場した。
ファンからの略称は「紫ザザミ」、「ザザミ亜」など。- ダイミョウザザミはMH2より登場したモンスターであり、MHP2やMHFでは亜種は存在しない。
P2GではMH2産の牙獣種・甲殻種大型モンスターに亜種か特殊個体が追加されており*3、
それら追加亜種モンスター内の1体としては最速で戦える存在となっていた。 - ダイミョウザザミ亜種は「通常種と亜種で別名が全く同じ」という珍しい存在である。
この特徴はMHP2G産の同期であるショウグンギザミ亜種と共通している。
類例は「そもそも別名自体の存在が不明」「独自の別名があるか不明瞭」なモンスターばかりで、
上記のように断言できるのはダイミョウザザミとショウグンギザミ位である。- 緑毛獣ババコンガ亜種や砂獅子ドドブランゴ亜種には別名があり、
「MHP2G産の亜種モンスターには別名がない」という訳でもない。
俗に言う特殊個体のような処遇を受ける理由は、後述の事情が絡んでいるようだ。 - のちにMHSTに登場した際、「紫盾蟹」という通常種とは異なる別名を与えられた。
- 緑毛獣ババコンガ亜種や砂獅子ドドブランゴ亜種には別名があり、
後述するように性格なども通常種とは異なっており、
体色以外の描写されていない部分にも亜種たる所以があるのかもしれない。
尤も、モンハン世界の亜種の定義は現実の亜種とは異なると言えばそれまでだが。
この性質はショウグンギザミ亜種とも共通している。
現実の甲殻類をモチーフにした設定と言えるだろう(余談にて後述)。
また、当たり前だが通常種とは別物としてカウントされている。 - ダイミョウザザミはMH2より登場したモンスターであり、MHP2やMHFでは亜種は存在しない。
- 通常種は鮮やかな赤い甲殻を持つが、亜種は紫色の甲殻へと変わっている。
更に、亜種は角竜ディアブロスの頭蓋骨を背負うという特徴がある。
通常種はもっぱら一角竜モノブロスの頭蓋骨を背負っており、
この関係で通常種とはシルエットが大きく異なる亜種モンスターと言える。- モノブロスは設定上個体数の少なさが特記されるモンスターであることから、
「ダイミョウザザミ亜種は通常種よりヤドに困らないのでは?」といった指摘が入ることも。
ディアブロスは特別個体数について設定がなく、生息域もモノブロスを凌駕する*4ため、
モノブロスの遺骨を探すより、遥かに簡単に入手できそうではある。 - MHXの通常種はモノブロスが居るはずがない孤島にまで彼の遺骨を持ち込んでいるが、
魔境への登場実績があるディアブロスの遺骨であればそこまで違和感はなかっただろう。
通常種にしろ亜種にしろザザミ本人の色さえ変わればグラフィックは転用できそうだが、
亜種の個性を潰さないため故か、通常種がディアブロスの骨を着用する兆候はみられない。
- モノブロスは設定上個体数の少なさが特記されるモンスターであることから、
- 性格は通常種として扱われる赤い方と比べて攻撃的である。
公式には「通常種よりも高い凶暴性を持つ」として説明されている。
通常種が大型モンスターでは比較的大人しい性格の持ち主なので、その差は大きい。
- 物理肉質は通常種と比べて、一部の部位がやや硬質化する傾向がある。
火属性に対しても少し抵抗を得たが、代わりに通常種より氷属性に弱い一面もある。- 通常種とペアを組んでいる場合、共通で効く雷属性武器で挑むのが無難だろう。
頭には火・雷・氷のいずれも通るので、戦法によっては火属性でも問題はない。 - ガード中は肉質が硬化する点、その間は音爆弾が効く点は通常種と同じ。
機敏に動くため、音爆弾による怯みを取るメリットは通常種より相対的に上がる。
- 通常種とペアを組んでいる場合、共通で効く雷属性武器で挑むのが無難だろう。
MHP2G 
- 初登場。村クエスト群には登場せず、G級でのみ登場する。
- やかましい双剣入手のイベントクエスト「アメザリカーニバル!」でも登場しており、
そちらでは同期であるショウグンギザミ亜種とも共演している。
- やかましい双剣入手のイベントクエスト「アメザリカーニバル!」でも登場しており、
- 通常種よりもバックジャンプ攻撃の追尾性能が高くなったり、
泡ブレスの射程距離が長くなったりしている。
また、ディアブロスの魂でも乗り移ったのか、追い詰められればそれだけ怒りやすくなる。
代わりにG級通常種が使う、大きく振りかぶってからの挟み込みは行わないが、
それだけ隙が少ないということでもある。
- 怒り状態の素早さは1.4倍にまで上昇する。
同作のティガレックスと同値、と言うと何だか強そうに聞こえるから不思議である。
ちなみにショウグンギザミ亜種の素早さは通常種から据え置きであり、ここまで高くは無い。
メインシリーズに登場する甲殻種随一の敏捷性の持ち主と言えよう。
- MHP2Gでは新種のモンスターとして扱われているが、
ポッケ村のアイルーの話によると、アイルー達からは以前から知られていたらしい。
もっとも、このアイルーは後に激昂したラージャンのことを
アイルーの伝承に伝わる存在としてでっち上げているので、
これもその場での創作と思われなくもないが。
MH4G 
- MH4Gでは、通常種ともども復活を果たした。
ヤドのデザインもMH3以降のディアブロス基準となり、以前よりゴツくなっている。
また、通常種同様に落とし穴が有効となり、ヤド破壊が打撃以外でも可能となった。- 前作のMH4にて同期であるババコンガ亜種が復活していたこと、
ディアブロス復活によりヤド調達にも困らないだろうことから復活が期待されていたが、
PV3でめでたく復活が確定、ディアブロス亜種と共にファンを沸かせた。
- 前作のMH4にて同期であるババコンガ亜種が復活していたこと、
- MH4Gでの亜種固有のモーションとしては、その場で振り向きながら鋏で横に凪ぐ攻撃がある
(過去作でショウグンギザミが使用していた技で、MHXでは通常種下位個体も用いる)。
他にもMH4Gからの新技である"移動泡ブレス"の際の移動経路が、
通常種のような横一直線移動ではなく弧を描くように回り込むような移動になっている。
ザザミの腹下に飛び込めば回避できるが、あまり前方に出ると口元の判定にひっかかる。- ビーム系ブレスを振り回すモンスターは多数存在するが、
こちらは本体が円を描く変わり種である。 - 移動泡ブレスの後は確定で威嚇行動を取るほか、
移動泡ブレスに関してもハンターを追尾するというよりは
「その場から弧を描いていく」という性質が強く、移動先は概ね決まっている。
その為、たとえ泡ブレスを撃とうとしたとき亜種の真正面に居たとしても、
落ち着いて斜め横向きに走れば勝手に見当違いの方向にブレスを吐いてくれるし、
しかも大抵ハンターは亜種の背後を取ることも出来る。
背後のディアブロスの殻を壊して角系報酬を狙うもよし、
そこから前に出て弱点の頭を叩いてもよし。
泡ブレスの頻度自体も割と高いので、MHP2Gより戦いやすくなったと感じる人もいる。 - 但し一度当たればそこはブレス系攻撃、それなりに痛い。
後述するように、移動泡ブレス「単体」は大したことがないものの
起き攻めのフィニッシュとしてはかなりの脅威である。
後退部分の移動方法が小刻みにジャンプするものとなっており、通常種より素早い。
またギルドクエストの126~の個体はこの後退部分の誘導性能が向上している。
また、大ジャンプ攻撃がものすごい精度でホーミングするようになった。 - ビーム系ブレスを振り回すモンスターは多数存在するが、
- MH4Gではギルドクエストに登場するのは亜種のみ。
通常種も未知の樹海に登場することはあるものの、ギルドクエストは用意されていない。
Lv140でも攻撃力も体力もさほど高くはならず、所謂「右ラー」のオトモとして活用されている。
ただしそこはギルドクエストの魔境。Lv140ダイミョウザザミ亜種は恐ろしいまでの実力を持つ。
- まず他のモンスターと一線を画すのがハサミ攻撃の頻度と速度。
読みづらい横歩きから見えないほど素早く一発、尻もちをついたハンターが起き上がった瞬間に追撃、
といった具合にしつこくしつこく追ってきては攻撃してくる。
これが攻撃範囲も意外と広いため躱しづらく、小さなダメージをとにかく連続で受けやすい。
即死こそ無いものの、回復薬を使うことすらままならない状況に追い込まれやすい攻撃である。
さらに群がるハンターを弾き飛ばす突進やターゲットが読めない地中潜航突き上げなど
独特かつ高性能な攻撃を矢継ぎ早に連発してくるという難敵ぶり。
そして最大の脅威は上記の回り込み泡ブレス。
単体で出されても大したことはないのだが、ダイミョウザザミ亜種は起き攻めに多用してくる。
特に危険なのが前方両爪攻撃からのコンボで、予備動作が一切ない上に前方リーチが長く、
金剛体が無い場合は容赦ない起き攻めブレスに繋げられてしまう。
もちろん、そこからさらに爪攻撃による起き攻めが続行される。
剣士でも半分以上削られ水属性やられになる泡ブレスの脅威は言うに及ばず、
この泡ブレスを起点にパーティが壊滅することも珍しくはない。
そこに狂竜化も加われば、冗談抜きに一切の隙の無いザザミが縦横無尽に駆け回ることになりかねず、
ラージャン極限状態を楽々と狩るようなメンバーでも慣れていなければあっという間に力尽きるだろう。
- ダイミョウザザミの弾肉質は相当に堅く、的が小さい頭以外は全身30以下という状態。
ガンナーで挑むと凄まじいタフネスの前に苦戦することは必至である。
しかも細かく連打する爪攻撃で弓の溜めは中断され、ボウガンはリロードもままならないため
ガンナーソロで挑むのはややハードルが高い。
- とは言ったものの、やはりザザミはザザミ。状態異常や氷属性に対してはすこぶる弱い。
麻痺や罠に嵌めて大火力を叩き込むという戦法は普通に通用する。
怯み耐性もあまり高くなく、足元を攻撃すればよく転ぶのでラッシュを掛けられればあっさり沈むだろう。
もっとも、それでも油断したらあっという間にやられるのがギルドクエストの恐ろしさなのであるが。
- 亜種は大老殿や探索・ギルドクエストに登場する他、
イベントクエストでも「ダイショウ? ダイミョウ?」が配信されており、
素材集めの機会は多く、またイベントクエストの関係で金冠を付けやすい。
MHST 
- 亜種がいない故にMHXには登場できなかったが、外伝作品であるMHSTにて無事に復活。
もちろん通常種や幼体であるヤオザミ共々揃っての参戦である。
本作にて「紫盾蟹」なる独自の別名が付けられた。
- モンソーネ平原の海岸地帯にある難破船の奥にたまにいるほか、モンスターの巣などにも生息している。
生息地の都合上、順当にいけば通常種よりも早い段階で出会うことができる。- なお、メインシリーズではこれまでG級クエストでしか登場しなかったダイミョウザザミ亜種だが、
本作ではシステム上の都合もあって初めて下位、そして上位の個体が登場する事となった。
入手できる素材も下位や上位相当のものになっている。
- なお、メインシリーズではこれまでG級クエストでしか登場しなかったダイミョウザザミ亜種だが、
- テクニック攻撃をメインにたまにパワー攻撃を行なってくるほか、
泡ブレスによる水属性ダメージで攻めてきたり、ハサミを使ったガードも行なう。
テクニック攻撃に相性の良いパワー攻撃で攻めたいところだが、たまにこちらの攻撃に対し反撃体勢をとる。
この状態で攻撃すると反撃を食らってしまうため、音爆弾や咆哮などで体勢を崩してしまいたい。
もしそれらの手段がない場合は、反撃を食らう心配のないブレス攻撃などの飛び道具を活用するか、
補助技を使ってやり過ごすといい。- 通常種よりも早い段階で出会えるモンスターと言うと、例のトラウマが頭によぎる人もいるかもしれない。
確かにダイミョウザザミ亜種も時期を考えるとやや強い相手なのだが、
高い攻撃力で拡散炎ブレスやらなぎ払い毒スパイクを多用するあちらと違い、
厄介な全体攻撃は持たず攻撃力もそこまで高すぎるわけではないため、
それなりの実力があれば遭遇した段階でも勝つこともできる。
- 通常種よりも早い段階で出会えるモンスターと言うと、例のトラウマが頭によぎる人もいるかもしれない。
- 討伐すると、まれに根性の珠が手に入ることがある。
ストーリー攻略だけでなく対戦でも何かと便利な根性を簡単にオトモンに付けられるアイテムのため、
これを目当てにダイミョウザザミ亜種を狩り続ける人もいる。
- 通常種もそうだが、本作の大型モンスターとしては珍しくオトモンにすることができない。
ザザミ愛好家にとっては残念なお知らせである。
やはり(ハンターは無理やりしがみついているのでともかく)これといった乗る場所が無いのが問題なのだろうか。- 本編では逃していたがスマホ用の派生作品であるオトモンドロップで、
オトモンとしての登場を果たしている(似たポジションだったアグナコトルも同様)。
懸念されていた鞍は頭とヤドの間の背中にあたる甲殻部分に取り付けられておりそこにライドオンする形。
普通に本編でもそれで良かったんじゃ
- 本編では逃していたがスマホ用の派生作品であるオトモンドロップで、
MHST2 
- 今作にもめでたく続投。しかし通常種共々乗る事は不可能なままであった。
ラムル地方の砂漠地帯にヤオザミ等を伴って生息しており、
下位からも登場するので比較的出会いやすい。
- しかし、今作で初めてダイミョウザザミ亜種と出会うであろう場所はいつもとは一味異なる。
ポモレ花園に入った直後に戦う凶光化クルペッコ亜種が、
なんと声マネで呼び寄せる相手として初登場するのである。
かつての惨事を思い出して戦々恐々としていた歴戦のハンターは
まさかの蟹登場という事態に驚きを隠せなかったであろう。- だがこのダイミョウザザミ亜種、肩透かしを食らわせるだけの雑魚ではなかった。
まずこのクルペッコ亜種戦はついさっきリヴェルトと別れたばかりであり、
共闘パートナーがいないため自身とオトモンだけの孤軍奮闘を強いられる事となる。
そして相方のクルペッコ亜種は凶光化個体で強化されているのみならず、
取り返せたばかりの相棒、破滅レウスの弱点である雷を的確に突いてくるのである。
トドメとばかりにこのダイミョウザザミ亜種、妙に強い。
それもそのはず、なんと通常種の2倍以上の体力と30も上がった水属性防御力を持っているのである。
まぁこれは他の亜種にも言える事なのだが……
これらの要素が重なった結果、クルペッコ亜種とダイミョウザザミ亜種という面子に
かなりの大苦戦を展開されて若干のトラウマを植え付けられたというライダーが続出する事となった。
- だがこのダイミョウザザミ亜種、肩透かしを食らわせるだけの雑魚ではなかった。
- 敵としては通常時はテクニック攻撃を繰り出すが、
怒り時は通常種とは異なりスピード攻撃を仕掛けてくる。
その他には「ハードボディ」で防御力を上げ、「パワーチャージ」で攻撃力を上げてくる。
また、通常種同様「シザーガード」で特殊ガードを行うと、
攻撃を仕掛けてきた相手に対して手痛い反撃を喰らわせてくる事もある。
この最中は弓の攻撃がガードをすり抜けてダメージを与えられる他、
音爆弾を投げることでダウンさせる事も可能。
怒り時の必殺技としてすくみなし単体技の「バブルブレス」を放ってくる事があり、
まともに受けるとそこそこのダメージを受けてしまう。
- 因みに上位個体に関してはラムル地方の上位巣などに出現するが、
固定で設置されている訳でないため、早急に上位素材が欲しいという場合や図鑑を埋めたい場合、
トライアルクエスト★8「【絆技】ザザミ、猛進」にて通常種と確定で戦えるので活用しよう。
余談 
- 亜種は食性の違いにより青紫の甲殻を持っているが、これは現実の甲殻類にも当てはまる。
ザリガニなどは飼い方次第でまさしくザザミ亜種カラーにすることが可能。
なかなか美しいので、興味のある人は調べてみてはいかがだろうか?- ただし、前述の飼い方次第による、赤色の元になるカロチノイドを含まない餌を与える方法の場合では、
本来摂取すべき栄養素を取り込めず、健康状態が良いとは言えない。
脱皮に失敗したり、食欲が低下し弱ってしまう事が多い。
しかも、すぐに青くなるわけではなく、長いと半年程かかる上にリスクも伴うので、
ザリガニの健康面で考えれば、お勧めできない。 - 元から青い品種も存在する。しかし、環境の保護色や成長などで、白色や赤色に近くなる事がある。
これは青色以外の品種にも当てはまる。
- ただし、前述の飼い方次第による、赤色の元になるカロチノイドを含まない餌を与える方法の場合では、
- 前述の通りMH4Gでは亜種がギルドクエストにも登場する。
ギルドクエストでは複数種の同時クエストは「○○などの狩猟」という名称になるのだが、
ダイミョウザザミ亜種の場合は文字数の都合上「ダイミョウザザミ亜種等の狩猟」と表記される。
- 現在のところ、固有アイコンのあるMHP2G for iOS、MH4G、MHST、MHST2のすべての作品で、
ダイミョウザザミ亜種のアイコンはモノブロスの殻を背負っている。
ゲネル・セルタス(亜種)の尾の長さなどはアイコンで差別化されているのに対し、
殻という巨大な変化を差別化しなかったことは意外である。
- ノベル版では第三弾にて亜種の方が先に登場した。
この時テアンはダイミョウザザミ亜種についての情報を仕入れることが出来ず、
結果、ダイミョウザザミ亜種に対して火炎弾を撃ち込むというミスをやらかす。
あえて情報を仕入れずに挑むスタイルのハンター諸氏は、同じような経験をしたことはないだろうか。
その後、EPISODE novel.2にて通常種も登場している。
- 中国版MHであるMHOでは"独行種"という区分が存在しており、
ダイミョウザザミには葵盾蟹なるオリジナルモンスターが実装されている。
爆破性鉱物で脆弱な爪を覆う、洞窟内にのみ生息し目撃例が少ないなどの生態を有し、
通常の盾蟹とは全く異なるモーションで暴れ回るなど個性が非常に強く、
本記事で述べた紫のダイミョウザザミも実装されていないことから、
MHO作中ではダイミョウザザミの亜種的なポジションに収まっている。- なお、この葵盾蟹の英語表記は"Gonngenn Hermitaur"となっている。
大名ならぬ権現、そして漢字表記の葵というキーワードより浮かび上がるのは、
東照大権現の神号を与えられ、三つ葉葵を家紋として天下を手中に収めた戦国武将。
言わずと知れた徳川家康をモチーフにしたモンスターだと考えられる。
……中国で通用する話なのか、国外向けだからこそ出来たネタなのかは不明である。
- なお、この葵盾蟹の英語表記は"Gonngenn Hermitaur"となっている。
素材 
- MHP2G、MH4GともにG級クエストにて登場するため、メインシリーズには現状G級素材しか登場していない。
また、固有素材が「盾蟹の紫殻」「盾蟹の紫爪」に限られている。- 通常種とはヤドが異なるため、真紅の角やモノブロスハートなどの素材は得られない。
代わりに「上質なねじれた角」などディアブロス由来の素材が得られることがある。
また、同作では別名が「紫盾蟹(したてがに)」へと変わっているため、
素材名も「紫盾蟹の○○」へと変更されている。 - 通常種とはヤドが異なるため、真紅の角やモノブロスハートなどの素材は得られない。
- 盾蟹の紫殻
- ダイミョウザザミ亜種の全身を包む外骨格。
キチン質の殻が何層にも重なって出来ており、見た目よりも軽い。
通常種として扱われる赤い個体のものとは異なり、美しい深紫色をした重殻となっている。
砦のように強固な殻は、色彩豊かな武具となる。
MHSTシリーズでは「紫盾蟹の甲(堅)殻」という名称で登場する。
- 盾蟹の紫爪
- ダイミョウザザミが「盾蟹」と呼ばれる所以である巨大な剛爪。
亜種からは美しい深紫色をした上質な爪が得られる。
全てを弾く堅牢な爪は、紫殻と同じく色彩豊かな武具の素材となる。
MHSTシリーズでは「紫盾蟹の(尖)爪」という名称で登場する。
- 紫盾蟹の触角
- MHSTシリーズでのみ登場するダイミョウザザミ亜種の固有素材。
ダイミョウザザミ亜種の頭部に生えている触角で、長くしなやかで丈夫な素材。
危険察知のために存在するらしい。
上質なものは「尖触角」と呼ばれる。
- 上質なねじれた角
- 本来はディアブロスの頭部から伸びる巨大な角。
ダイミョウザザミ亜種はそのディアブロスの頭骨をヤドとして背負うが、
その頭骨から折り取った角も状態が良いものであれば素材として扱う事ができる。
しかし、やはり骨だけの状態で雨風に晒されているせいか、
より上質とされる「堅牢なねじれた角」や「大地を穿つ剛角」として扱えるほどの状態のものは確認された例が無い。
関連項目 
モンスター/ダイミョウザザミ
モンスター/矛砕ダイミョウザザミ
武器/ザザミ武器 - ザザミ素材から作られた武器へのリンクあり。
防具/ザザミシリーズ
クエスト/ダイショウ? ダイミョウ?
モンスター/ヤオザミ - ダイミョウザザミの幼体。
モンスター/ショウグンギザミ亜種 - 同じくMHP2Gにて登場した甲殻種ボスモンスター。
モンスター/ディアブロス - 本種の頭骨をヤドとして背負っている。