武器/百竜剣斧

Last-modified: 2022-01-10 (月) 07:50:20

特殊な能力を秘めるといわれる剣斧。
真の目覚めを待ちながら今日も並み居る竜を打ち払う。
(百竜剣斧I~V)

数多の戦いを潜り抜けた百竜剣斧は、
絶えず成長を続ける。安寧の時は、未だ訪れず。
(百竜剣斧【量体裁衣】)

MHRiseに登場する百竜武器のひとつ。

目次

概要

  • 百竜夜行の報酬で貰える百竜チケットと主にヌシの素材で作られるスラッシュアックス。
    上位に上がる緊急クエストでヌシ・アオアシラを倒すと加工屋に並ぶ。
  • 見た目はカムラノ鉄剣斧の色違いで、カスタムによって色を変えることも可能。
    またVer.3.0からは素材を使うことで武器の見た目を変更できるようになった。

性能

  • 発売時点では、ヌシ・リオレイア、イブシマキヒコ、ヌシ・タマミツネの素材を用いて百竜剣斧IVまで強化可能。
    • やや控えめな攻撃力190
    • 強撃ビンでそれを補強
    • それなりな斬れ味青30
    • 属性、会心率、スロットはなし
    とまぁ、ぱっとしない性能である。
  • しかし、百竜武器には複数の百竜スロットによる豊富なカスタマイズ性という強みがある。
    3つある百竜スロットに装着可能な百竜スキルを見れば、そこには心躍るラインナップがある。
    • 攻撃力や属性値などの上昇や、匠で白が出現したり長大な緑ゲージを得たりする斬れ味変更を装備できる1枠目
    • 無属性攻撃強化、または通常属性15か状態異常10を選択して追加できる2枠目
    • 攻撃力をあげる代わりに会心率を落とす、またはその逆、そしてビンを任意に変更可能な3枠目
    これらを駆使すればスラアク使いの夢であるビンと本体による双属性や、
    今作で手薄な麻痺や爆破の強属性ビン武器の補完が……
    できない。
  • そう、この武器には属性の付加が可能なのはデフォルトの強撃ビンまたは強属性ビンのみ
    更に状態異常属性では強撃ビンで固定という仕様があり、
    これに反するスキルを3枠目に発動しても無視されるのである。
    • ごく一部を除いて前例がない(異常)属性+滅龍・減気・異常ビンの組み合わせはもちろん、
      既存の武器では可能なはずの状態異常属性+強属性ビンの組み合わせすら不可能である。
    • つまるところ百竜剣斧で可能な組み合わせは
      • 無属性+強撃or滅龍or減気or麻痺or毒ビン
      • 属性+強撃or強属性ビン
      • 状態異常属性+強撃ビン
      の8パターンのみである。
      これらにはいずれにおいてもほぼ既存の武器に上回るものが存在しているため立つ瀬がないが、
      それを差し置いてこの属性付与・ビン変更周りの制限によるカスタム性の薄さに落胆する声もある。
      一部は過去作の仕様から意図した設定と推測できてしまい
      今後の真の目覚めアップデートを待っても自由なビン装着が可能になる線に期待ができないことも一因か。
    なお、スキルの発動自体はできてしまうため、間違って発動させると余分に素材を取られることになる。
    • ビン変更の効果がないことが確認できるのは、
      装備詳細や加工画面での装着ビン欄に強撃ビンが表示されていることだけであり、
      百竜強化の際も、効果がないことを警告するシステムメッセージなどは一切ないため、
      いざ実戦で振るうとなってはじめてビンが変わっていないことに気づいたハンターも……
    • あまりにも問い合わせが多かったのか、
      CAPCOM公式サポートページにおいてよくある質問として取り上げられた。
      最初からゲーム中で説明すべきだったのでは
      その公式回答は、無情にも仕様である事を決定付けるものだった。
      要するにお馴染みの「仕様です」である
    かくして、一瞬夢を見てしまうがためにむしろ見るからに弱い武器よりも落胆感の大きい
    今作屈指のがっかり武器の地位を揺るぎないものとしていた。
    • 今後のヌシの追加によって攻撃力が改善されれば選択肢には上がるようになるかもしれないが、
      根本的ながっかりポイントであるカスタム性の狭さは上述した公式回答によって
      このままであることが確定してしまった。
  • 唯一勝機が見いだせそうな運用は毒ビン運用だろうか。
    斬れ味変更で匠で白50を得、無属性攻撃強化で攻撃力を200にし、毒ビンの属性値25。
    会心構成を捨ててかの闇夜剣斧【弦月】と張り合う形になる。
    あちらがビン強化を選んでも属性値は僅差。僅差で負けているのはこちらだが
    高出力の追撃や飛翔竜剣コンボなど会心の影響を受けない攻撃を主軸にした運用であれば
    20高い攻撃力でどうにか選択肢になりうる…かもしれない。
    • ただし毒にするという見地だけで見ると毒属性+強属性ビンのランドグリーズという壁が立ちはだかる。
      今作では強属性ビンより毒ビンの方が高出力状態に持ち込みやすくなっており、
      こちらは攻撃力200に匠Lv1からでも出せる白ゲージでどうにか勝負になるかといったところ。
      幸いというかなんというか、ランドグリーズもスロットがないのでスロットの拡張性で負けることだけはない。

Ver.2.0

  • Ver.2.0では強化段階が追加され、攻撃力と匠時の斬れ味が若干強化されたとともに、
    新たな百竜スキルもいくつか追加された。
    付与できる属性値が上昇したほか、攻撃力を犠牲に属性値を大きく上げる属性値激化も登場し、
    これと強属性ビンを組み合わせることで属性特化運用が……
    やっぱりできない。
    そう、属性値激化はビン変更と同じ3枠目であるため、強属性ビンとの併用ができないのである。
  • 属性特化した場合の攻撃力/属性値は180/37となるため、仮に強属性ビンとの併用が可能であれば、
    強属性剣斧の属性値が心許ないの補完ができるどころかラスボス剣斧を上回ることさえでき、
    がっかり武器という汚名の返上もあったであろうが、
    むしろがっかり武器としての地位をさらに確固たるものとしたというのが現状である。
    • 一応素火力が上がった関係で、上記の毒ビン運用では
      闇夜剣斧【弦月】とランドグリーズに対する性能差がちょっとマシになった。
  • しかし麻痺ビン運用においては強みがある。
    百竜強化を無属性攻撃強化、ビン変更【麻痺】II(属性値20)にすることで剣モードに限るものの
    ヴァーミリンガー(強属性ビン効果時麻痺属性値23)とほぼ横並びになるのである。
    ここへ攻撃力が-10されるものの長大な青ゲージがつく斬れ味変更【参型】、
    鈍器運用に最適な緑ゲージ延長の【弐型】を着ければヴァーミリンガーを圧倒する継戦能力が得られる。
    鉄蟲糸技によるスラッシュゲージ維持、覚醒しやすくなった麻痺ビンにより
    斧モードでも麻痺属性を付与できるようになったため麻痺のしやすさではヴァーミリンガーと同等以上。
    さらに「どこを殴っても一定水準の火力が得られる」鈍器心眼は状態異常武器と極めて相性がよく、
    マルチに担いでいく麻痺武器としては最適と言っていい。
    実際ディアブロスが相手であればマルチであってもその実力が実感できるだろう。

Ver.3.0

  • Ver.3.0で最終強化たる百竜剣斧【量体裁衣】へと進化を遂げる。
    前回の時と同じように攻撃力と斬れ味が若干強化された。
    新しい百竜スキルは無く、属性付与のレベルは上がっていない。つまり属性特化運用は
    勿論できない。
    せめてビン用に枠を一つ増やしてくれ……
    しかし、今回は一味違った。
    • 具体的に説明すると、強属性ビン運用する場合は属性付与III+ビン変更【強属性】を付与した状態の
      攻撃力205・会心率0%・属性値20・青ゲージ40をベースとし、
      そこから攻撃力*1・属性攻撃力*2・斬れ味(白)*3・斬れ味(長い青)*4のどれかを付与する形になる。
      火属性に関しては蛮顎剣斧フラムシスカが属性値攻撃力共にこちらを上回るものの、
      素では青20しかなく匠で白も出ないという劣悪な斬れ味であり、斬れ味面の優位で百竜剣斧を採用する余地がある。
      ただし火力至上主義の場合はフラムシスカに軍配が上がるため、武器に何を求めるかで需要が決まる。
      また水属性においては、今作の水弱点モンスターに硬い敵が少なく、
      弱点特効【属性】が有効な部位も妙に少ないため、D=ビジョンが思ったよりダメージを伸ばせない状況が多い。
      今作では心眼の強化により、物理肉質が硬く属性肉質が柔らかい場所であっても物理ダメージを伸ばすことが有効
      という環境の変化があるため、属性を伸ばすより物理火力を優先した方がダメージが出やすい。
      物理寄りの水属性剣斧としてはリムズバロチェットが強力だが、これは緑ゲージ鈍器運用向き。
      匠で青も出るが、青40以上の確保には匠Lv4または匠Lv1+剛刃研磨Lv3が必要でスキルが重く、
      マイナス会心を打ち消すとなればさらに負担が大きい。
      またこちらが同じく匠で白を出せば爪護符などを考慮してほんの僅かに期待値で上回る。
      青ゲージ以上の運用に置いては一考の価値はあるだろう。
      属性氷属性には上位互換があり、龍属性は属性値と斬れ味の差が大きすぎて厳しい。
    • また、実のところ強撃ビン剣斧もまたしても火属性の斬れ味が悪いが各属性に一線級の武器が出揃っており、
      通常属性では攻撃力激化などである程度肉薄できるものの、概ね2~3番手に甘んじる事となる。
      状態異常は付与IIでも睡眠12、麻痺爆破15、毒20とかなり心許ない数値。
      強いて言えば麻痺と睡眠が手薄ではあるのだが、麻痺に関しては後述する麻痺ビン運用の方が有力。
  • 本武器を他武器と差別化するためには、無属性強撃ビンの物理特化構成か、
    上述した手薄な属性を埋めるか、強撃・強属性ビン以外のビンを選ぶかになる。
    ビン変更のレベルがいよいよIIIとなり、
    毒ビンは30、麻痺ビンは25、滅龍ビンは30、減気ビンは40もの属性値が付与される。
    • 毒ビンは闇夜剣斧【弦月】の壁が厚い。属性値では上回るものの、あちらもビン強化で27と肉薄してくる。
      とはいえ斬れ味変更壱型から匠で白を出せば、スキルを2枠ほど圧迫するものの互角以上の物理火力を見込める。
      斬れ味変更弐型や参型を採用し、快適性に振った運用でも差別化できるだろう。
    • 麻痺ビンはディズオブアームをほぼ完全に上回り、剣モード時の蓄積はシュレムカッツェに次いで高い。
      強撃ビンに次ぐ覚醒の遅さはネックではあるものの、物理火力と拘束力を高いレベルで両立する事が出来るだろう。
    • 滅龍ビンの属性値は大天具・輪斧グンダリ剣斧ノ折形【桜吹雪】を抑え堂々のトップに。
      更に攻撃力はグンダリを上回り、青ゲージ運用なら素の斬れ味、匠運用ならば斬れ味壱型でほぼ同じ事ができる。
      同時に実装された赫耀一式による龍気活性運用とも相性が良さそうに見えるが、
      競合する龍属性剣斧にも範囲を広げると、物理面では白ゲージを出さない限り強撃ビン剣斧には及ばず、
      属性面では斬れ味や属性値に優れるロスドナータが高い壁となる。
      敢えてこれらを差し置いて採用するのであれば、最速となるビンの覚醒速度が差別化点となるか。
      ただその場合は装着ビン強化で属性値を伸ばす事ができLv3スロットを持つグンダリも再考慮すべきだろう。
    • 減気ビンの減気値は何と装着ビン強化を付けたコンクエスタと同値
      ここに来てまさかの減気特化剣斧としての価値が非常に高まった。
      こちらも斬れ味は素でコンクエスタと大差なく、無属性攻撃強化によって攻撃力で上回る事ができる。
      攻撃IVや斬れ味壱型で更なる火力向上を図るか、斬れ味参型で同じ攻撃力に落として継戦能力を上げるかは好み。
      斬れ味壱型を付けても素の攻撃力はレックスラッシャーと同等で会心率は上になるため、
      匠で白ゲージを出せるなら瞬間火力でレックスラッシャーを越え、減気値で圧倒する事も可能になる。
      とはいえコンクエスタは自前のスロットで減気特化を武器だけで構成する事ができ、
      レックスラッシャーは匠不要の斬れ味白30に百竜強化で攻撃IIIを付ける事ができる為、
      完全な上位互換とはいかない。
      尤も、レックスラッシャーやグランドカオスが減気値を犠牲にして火力特化している事を考えると
      火力を特化した上で高い減気値も維持できてるのは脅威という他なく、
      スロットがない事や斬れ味壱型と攻撃IVを両立できない事で
      他の減気ビン斧に配慮しているバランスを取っている感すらある。
    • このように既存武器と比較して劣る点もあるが、運用するに十分なスペックを得た事は確実であり、
      Ver.2.0以前と比べ担ぎやすくなった点は大きな進歩と言える。
    • 物理特化の無属性強撃ビンとしての運用では、
      会心率-30%と引き換えに攻撃力250の青ゲージや攻撃力240かつ匠Lv1で白ゲージを得られる構成が可能で、
      他にまともな無属性強撃ビン武器が存在しないこともあって剣モードでの物理火力はかなりのものになる。
      この攻撃力の高さを生かし、スキルやアイテム、環境生物を駆使して攻撃力330以上かつ斬れ味白を実現すると、*5
      なんと属性解放フィニッシュのダメージが500を超えるというロマンを実現可能。
      ただ今作の高出力状態の仕様上、強撃ビン剣斧であっても属性を考慮した方が総合的にはダメージが出やすく、
      無属性武器としても減気ビン剣斧が減気・スタン効果や覚醒の速さなど扱いやすく強力であるため、
      無属性強撃運用はロマンこそあれど、他武器と差別化できる明確な強みがないのが現状である。
  • 総評としては百竜武器とスラッシュアックス、どちらのカテゴリから見ても非常に人気が高い武器となっている。
    他の剣斧と比べて特段強かったり弱かったりと言った面が少なく、
    様々な百竜スキルの組み合わせで採用理由を見出す事ができるのだ。
    今後の改革が見込めない属性とビン周りの仕様や、百竜強化の枠数について不満の声が上がる事はあるものの、
    考察の進んだ現在では実用性とカスタム性を両立した点において、
    百竜武器のあるべき姿として他の剣斧と共に親しまれている。
    もちろん、見た目は好きだが性能が低い剣斧に見た目変更して使うのも良いだろう。
    どうやら真の目覚めは辛うじて迎える事ができたのかも知れない

余談

  • 武器銘の【量体裁衣(りょうたいさいい)】とは「実際の状況に応じて、最も現実的な方法で適切に対処する」と言う意味の四字熟語。
    量体は体の寸法、裁衣は服を作る事を意味しており、寸法通りの衣服を作るという状況を表している。
    Ver3.0においては多様なカスタマイズ形態が模索され、様々な剣斧使いのオーダーに最適な形をとることが出来るため、
    まさしく百竜剣斧を表現するに最適な言葉と言える。
  • Ver.3.0からは百竜武器の外装変更が解禁。
    証・素材と引き換えに、百竜剣斧の見た目を他のすべての剣斧のデザインから選ぶことができる。
    属性付きの構成でも、他に上位互換が多いとはいえそれなりの性能を得られるようになったため、
    上位序盤で強化が終わる武器達を見た目だけでも救済してやるのもよいだろう。
    • あくまでも外装の変更であるため、ビンのエフェクトは百竜剣斧に付与された物が優先される
      覚醒状態になると武器がビンに応じた色の稲妻で覆われるため、
      外装が本来持つビンと異なる組合わせのエフェクトを堪能できる。
      中でも滅龍ビン+ロスドナータや麻痺ビン+D=ビジョン、毒ビン+シムタスなど、カラーリングの統一が人気。

関連項目

システム/百竜強化 - こちらにもこの仕様に関する説明がある
システム/百竜夜行
武器/百竜武器


*1 攻撃IV / 攻撃力+10
*2 属性II / 属性値+7
*3 斬れ味変更【壱型】 / 匠を装備した数だけ斬れ味に白ゲージが追加される
*4 斬れ味変更【参型】/ 斬れ味が長い青ゲージに変更される。攻撃力-10
*5 一例として、元の攻撃力240に龍気活性Lv5・死中に活Lv3・逆恨みLv3を発動させつつ、怪力の種・鬼人の粉塵の使用、力の護符・爪の所持で攻撃力334を実現可能