北部出身のエンジニアが、長距離遠征中に燃料を節約するための冷却システムを装甲車両に搭載する実験を開始した。例えば、キャビン「フギン」はオーバーヒートした武器の熱気を車両内に送り込むことでエネルギーの保存を図った。温度がより高い渓谷では、この特性もまた役立つことが証明された。あとは熱放散を外に排出するシステムに微調整を加えるだけで完成だ。
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形状
概要
スペック
- 基本情報
パワースコア 追加電力 耐久値 重量 キャビンパワー 最高速度 レーダー 無線範囲 1500 11 460 2202kg 67
- 積載力
重量制限 実効重量制限 積載量 不足積載量 17000kg 14798kg 7700kg 9300kg
- ゲーム内ステータス
最高速度 67km/h パワー 9.8
- オプション
テキスト 武器がオーバーヒートするとチャージが蓄積され、その分だけすべての武器の冷却時間が35%減少する。各チャージは武器がクールダウンするまで有効で、最大3回まで累積する。 効果 武器が1つオーバーヒートするごとにチャージが発生。チャージ1につきすべての武器の冷却速度+35%。各チャージはその武器が復帰するまで有効で、最大3回まで累積する。
製造
製造ファクション | イベント製造 | ||||
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条件 | |||||
製造素材 | パーツ | シンクイムシ(1) | レーザーバック(1) | オクルス VI(1) | |
リソース | スクラップ(450) | ワイヤー(200) | 銅(450) | プラスチック(100) | |
製造先 | エンジニア | ルナティック | ノーマッド | スカベンジャー | |
イベント製造 | Sウルフ | Dチルドレン | Fスターター | ||
ムニン |
解説
アップデート2.3.0.234365の新シーズン「オーロラ」で追加されたエピック重量キャビン。
『全ての重量キャビンに対して最軽量/最高速/最低積載/最低積載限界でノーソンと組み合わせるとやばい』とアプデ前に紹介されたが、実際のパラメータは異なっている。
全てのエピック重量キャビンなら分からないでもないが……。
特殊効果は「武器が1つオーバーヒートするごとにチャージが発生し、チャージに応じてすべての武器の冷却時間が短縮される」というもの。
チャージ1ごとに冷却速度+35%が発生するうえに効果は3回まで累積可能なので、武器を3個以上同時にオーバーヒートさせれば+105%になる。
オーバーヒートした武器が復帰するとその武器のオーバーヒートによって獲得したチャージが失われる。
CS タイミルやシヴァーのようなクーラーと異なり、オーバーヒート時限定の冷却効果になっている。
チャージはOHした武器の数に依存するが冷却の効果は全ての武器に対して働く。
理論上、指切り射撃とOHのタイミングさえ上手く管理できれば4個以上の武器なら70%、6個以上の武器なら105%の短縮効果を常時狙っていける。
そんな複雑な操作をしてまで狙うべき行いなのかは別問題だが。
現実的には、同じ武器を3つ積むことでOHすれば必ずボーナスが3つ乗るようにする、といった運用が最もフギンのオプションを活かせるだろう。
ムキになって射撃してしまいゲージ管理ができない初心者にもお勧めできるキャビン。
反面、この冷却速度に慣れてしまうと他のキャビンでOHさせたときのストレスがひどいことになる。
長々と解説を書いたが、少々酷な言い方をすると若干産廃気味。
元々EN12を確保できる軽量~中量キャビンにシヴァーを積みさえすれば、結果的にフギンの状態を作れてしまう。
また、重量キャビンの高耐久を生かそうにも冷却系武器のほぼ全てが低耐久なのでキャビンは無事でも武器を失って無力化という状態が多発しかねない。
ジェネレーターを積んで高EN化するほど特殊効果によるPS差は誤差となり、機動力が確保できずに武器剥がしで無力化されるという状態が生まれやすくなる。
テスト段階では特殊効果発動時に移動速度ペナルティが付く予定だったことを考えると、軽量~中量キャビンにシヴァーでは代替が利かない隔絶した組み合わせがあるのだと思いたいのだが。
傾斜が無いシルエットと幅広のデザインで目立ちづらいが、エピック版パンツァーと呼んで差し支えないほど重量キャビンらしからぬ超低車高。
中央の出っ張りだけが高さ4マスで他は高さ3マスとなっている。
このため、装甲型クローラーで側面をほぼカバーすることさえ不可能ではない。
ただ、時流に全然乗れていないというべきか、ゴリアテさえ貫通するキャノンが充実してしまった今となってはあまりぱっとしない特徴になってしまった。
せめて高耐久武器であるキャノンに適性があればまさしくエピック版パンツァーとして試行錯誤する価値があったかもしれないが、低耐久の冷却系武器にしか適性が無い。
いったいどうやって運用すればいいのだろう?
冷却系武器3個+シヴァーにするだけで0.5秒リロードのような多くのプレイヤーは未体験だろう超高速リロードを拝めるのはユニークではあるのだが。
装備相性
重量キャビンのため軽量~中量キャビンに対してエネルギー的な不利を抱えることになる。
その上で武器をオーバーヒートさせなければ特殊効果が働かない以上、オーバーヒートさせる必要がある。
しかし、基本的にBDPS>DPSの関係になるため、オーバーヒート=BDPSの維持を捨てることになる。
クーラーと違ってオーバーヒートさせなければ特殊効果が働かないのが特に悩ましいところ。
結果、ラジエーターをどれだけ積んでもあっという間にオーバーヒートしてしまう武器やオーバーヒートさせることで特殊効果が発生する武器が好相性と言えるだろうか。
- ノーソン
- ハイパーボリア製のマシンガン。OHから復帰すると、最初の5発のダメージが100%増加する。
運営が紹介していた組み合わせ。
- グラバスター
- あっという間にOHする超火力のレーザーショットガン。OHから復帰すると、武器が加熱効果を獲得する。
高速でOHさせながら射撃することで加熱効果による高火力と武器の低耐久化が両立される。
ラジエータ満載フェイヴァリットのグラバスター構成とどちらが優位になるか注目される。
- ゴブリン・グレムリン
- 低電力・高耐久のショットガン。
ショットガン故にオーバーヒートしやすいので、フギンの恩恵を強く受けられる。また、必要電力が少ないので重量キャビンでも十分な数を揃えられる。耐久値も高めなので、重車両を悩ませる「武器が先に壊れてしまう」状況にも陥りにくい。
射程の短さと極端に制限された射角を補う立ち回りが出来れば、かなりの好相性と言えるだろう。
※準備中
アップデート
アップデート2.12.0.271051:Frostbite Assultで下記の調整が入った。
- パワーを9%減少
- 重量2202kg→2970kgに増加
- 重量制限17000kg→17600kgに増加
「以前のフギンでは低PS帯で高すぎる機動力と耐久を持つ車両が組めてしまったので、重くして耐久性が下がるように調整しました。重量制限増加は高PS帯で組む用の補填です。(意訳)」が開発者コメント。
やってることはフギンで4連シヴァーにしてウェッジするだけ。
たしかにそれならシヴァーが最大効率稼働するからショットガンでリロード0.2秒ぐらいまで狙えるし、シヴァー1個分スペースに余裕ができると納得。
運営がウェッジが大嫌いってことにさえ目をつぶれば完成度高かったわ。 -- 2023-02-26 (日) 18:24:59