射手訓練所関連調整

目次

趣旨

• 新規射手ユニットの追加により戦略の幅を広げる事を趣旨とします。

バランス調整

射手系列の強化

部隊スキル「斉射」追加

射手系列(射手、石弓射手、重石弓射手)に特殊技能「斉射」が付与されました。迎撃や待ち伏せに有効です。攻撃時には溜めに4秒も必要とする事から使い難い。
【例：30人部隊のフルアップ重石弓射手(攻撃10 射程8 命中率99％)が斉射を行った場合→攻撃10×0.7＝7　射程8+1＝9　命中率99×0.5＝49.5(％)　5ダメージの矢30本が5×5の攻撃範囲の敵にダメージを与えます。　ダメージ期待値＞7(ダメージ)×30(本)×0.5(命中率)＝105ダメージ

散兵系列の強化

ステータス強化

精鋭散兵と近衛散兵が若干強化を受けました。移動速度が上昇した事により歩兵射手の追撃がより有効となりました。全体の影響としては小さいです。

部隊スキル「斉射」追加

散兵系列(散兵、精鋭散兵、近衛散兵)に特殊技能「斉射」が付与されました。

近衛散兵のアクセス開放

下記の新規共通ユニット「近衛散兵」を確認して下さい。

砲撃手の強化

部隊スキル「斉射」追加

砲撃手に斉射Lv3が追加されました。

弓騎兵系列の強化

対戦車アタックボーナスを弓騎兵系列に追加

チャリオットとチャリオットアーチャーが共通ユニットとして実装されたのに伴って弓騎兵系列に対戦車のアタックボーナスが付与されます。

特殊技能「騎射」追加

騎射モードで移動しながら敵を攻撃出来るようになりました。通常モードと手動で切り替えが可能になっています。

テクノロジー「パルティアン戦術」の強化

弓騎兵の騎射が後方相手にも可能になります。騎射による引き撃ちが可能となります。このテクノロジーのアクセスがあるか否かは従来以上に弓騎兵の価値を左右するようになりました。

射手(全体)の調整

建物による射線カットの影響

アップデート(Ver.orign)により建物があると直線状の射撃を行う兵器や兵士では建物裏の相手を攻撃出来なくなりました。壁があると砲撃手は壁裏の敵を攻撃出来ません。射手や散兵のような放物線を描く攻撃タイプのユニットは壁裏の相手を攻撃可能です。得手不得手が明確に違いが出た事で差別化が図られた形と言えます。

射程による命中率遠距離減衰

射手ユニットの実質弱体と捉えて良いでしょう。遠くの敵に対して命中精度が落ちるので遠距離攻撃タイプの射手ユニットが主体のような文明には大きい影響を与えます。弓懸を研究すれば射程により命中率減衰の効果を打ち消せますがブリトンのように弓懸がない文明にとっては手痛い修正と言えます。

【例】砲撃手(命中率75％)が射程6の位置でターゲットを狙撃した場合の命中率：75×(1-0.1)=67.5%

火薬ユニットの距離でのダメージ変動

火薬ユニットがターゲットとの距離でダメージが変動する調整が行われました。接近されると攻撃力が上昇します。一方距離が遠くなるにつれ攻撃力が低下します。長射程の砲撃手が売りのボヘミア、ヒンドゥスタン、トルコの実質的な弱体化と言って過言ありません。

テクノロジー「弓懸」の性能変更

弓懸の性能が変更されています。命中率が100％にならなくなった代わりに攻撃時にランダム要素で攻撃力が-10~+20%の効果を得るようになります。以前とは異なりダメージ幅が生じます。攻撃力の機体値は+5％なので攻撃面は若干強化、命中が弱体で安定性よりギャンブル性が高まったと言えます。また射手が遠方から攻撃すると命中減少の補正が入るのが弓懸で消す事が出来ます。

新規共通ユニット実装

近衛散兵

以前はベトナム専用のユニットでしたがベトナム含め8文明に対象が拡大しました。アンチ射手ユニットの権化なので射手文明の勝率に影響を与える事が予測されます。

ぺルタスト

Ver.origin.Hellenic Empireよりギリシア系文明4つで使用可能です。散兵からアップグレードできます。歩兵にアタックボーナスを持っていますが隣接されると射程制限の都合何も出来なくなる仕様は通常の散兵と変わりません。ただし攻撃される前であればファランクス編成を行う事で近接攻撃が１度のみ可能になります。対騎兵には有効ですが対歩兵にはあまり意味がありません。弓騎兵や射手に対しては近衛散兵の方が火力が出ます。射手防御の高い歩兵にもダメージが通るのでゴートに対して強気に出れます。

スリンガー

以前はインカ専用のユニットでしたが複数文明に対象が拡大しました。(※インカはスリンガー→インカスリンガーと別個体に区別されています)Return of Romeで実装された10文明が対象となっています。領主の時代からスリンガーが出せる仕様になっています。能力が城主に入ると自動的にアップグレードします。近接属性の遠距離攻撃を行います。射手防御の高い相手には石弓兵よりこちらの方がダメージを出せます。鉄工所での強化も射手系統でなく、歩兵・騎兵共通になってます。歩兵扱いなので従士と放火が適用されます。

らくだ弓騎兵

以前はベルベル専用のユニットでしたが新たにステータス調整を行った上で共通ユニットとして実装されました。対弓騎兵、対らくだの強力なユニットとなります。また新たに騎兵、らくだ、象ユニットへのアタックボーナスが追加されています。らくだと弓騎兵には強いですがその他のユニットに対しては弓騎兵の方が優れています。特に散兵に対しては弓騎兵より2ダメージ多く受けてしまいます。複数文明に対象が広がりましたが近衛のアクセスがあるのは絞られています。

象弓騎兵

インド系文明の象弓騎兵がタワーエレファントに置き換えられた代わりに他文明が象弓騎兵を出せるようになりました。

リトル象弓騎兵

アジア系文明の象ユニットを保有する文明に実装されました。特殊技能の行進は目的地への集合を使った時にリトル象弓騎兵の移動速度が10％向上します。機動力が高い象弓兵ですが、象弓騎兵、タワーエレファントと異なり、騎射Lv4止まりという点が弱み。槍兵の移動速度の兼ね合いを考えると致し方ない。リトル象弓騎兵の機動力はあくまで行軍主体で戦闘面ではあまり優位性があるわけではないです。

チャリオットアーチャー

特定文明を対象に新規共通ユニットとしてチャリオットアーチャーが実装されました。歩兵射手に強い一方、騎兵や弓騎兵ユニットに弱い。石弓射手では、まともなダメージを与えられません。散兵も精鋭にグレードアップしていないとダメージが出ません。弓騎兵を出せない南米文明はイーグルで対抗せざるを得ないので強気で出していけます。近接属性の射手ユニット「スリンガー」を出せるインカなら対応は容易です。

ジャベリンライダー

特定文明を対象に新規共通ユニットとしてジャベリンライダーが実装されました。歩兵と射手ユニットに強い一方、散兵に弱い。近接属性の射手ユニットだが近接戦を仕掛けられると近接攻撃を行う。攻撃を手動で切り替えする事は出来ない。遠近両方の攻撃が近接属性の為、射手の鉄工テクではなく、鋳造等歩兵や騎兵共通の鉄工テクで強化する。防具強化は射手鎧となっている。