特定のスキルを長期間使い続けることで、その効果に依存してしまい
そのスキルが外れた途端不安や苛立ちを覚える、あるいはそのスキルに固執し装備の変更・更新ができなくなってしまう現象を
否定的、あるいは自嘲的に捉えた呼び方。
「スキル中毒*1」等の呼称も。
本項では、スキル以外のことが原因の「依存症」についても紹介する。
目次
概要
- 防具に設定されているスキルは、発動中とそれ以外でプレイ感覚に雲泥の差がある物も少なくない。
そういったスキルが発動している防具を長期間使用し続けていると、
無意識のうちにそれらのスキルが付いている事が当然のように思えてくる。
そして、その無意識が根付いたまま装備を変更してしまい、特定の行動を取った時になって、
ようやくハンター達はいつものスキルが発動していない事に気づくのである。
こうなるともう時すでに遅し。慣れた立ち回りが出来ずに操作ミスを冒し、キャンプ送りになったハンターは数知れず。
- 依存症を起こしやすいスキルは下記のようなものがある。
- ハンターであれば大なり小なり一度は発症経験があるであろう恐ろしい現象だが、
当然ながら事前にスキル構成をチェックしていれば予防できた話である。
防具の新調時や、クエスト出発時のスキル確認はハンターの基本。
慣れたからといって怠らないようにしよう。- ただし、武具の構成変更で何かしらのスキルを切り捨てなければならない時も多々あり
むしろそういったときにこそスキル依存症が猛威を振るうといえる。
- ただし、武具の構成変更で何かしらのスキルを切り捨てなければならない時も多々あり
- 物欲スキルの依存症はかなりたちが悪く、一度物欲スキルのおかげで
報酬や剥ぎ取りが増えた場合、味を占めてその後のクエストでも
「このスキルを外したら報酬が減ってしまう*2からもったいない」と感じてしまう。
こうなってしまうと安易に物欲装備から着替えることができなくなり、
狩猟時間が伸びたことで普通の装備と比べて最終的にはかえって素材の入手量が減ってしまったり、
オンラインでの見ず知らずの人とのマルチプレイに着ていった結果、白い目で見られてしまったりすることも。- さすがにスキルの激運や剥ぎ取りなどは自重するという人は多いとは思うが、
「ついつい素材目当てにネコスキルで解体術や招きネコの激運、秘境探索術などを毎回発動させてしまう」と言うと、
思い当たる人も結構多いのではないだろうか。
- さすがにスキルの激運や剥ぎ取りなどは自重するという人は多いとは思うが、
- とはいえスキル構成は個人の自由であり、「依存症」になるほど特定のスキルに固執するのも本来であれば問題ない。
ただし重度の依存症になるとスキル効果がないと不安や苛立ちを覚えたり、
特定のスキルが付いていない装備を着る事ができなくなってしまうといった症状まで出てくる。
こうなるとプレイの楽しみを阻害するだけでなく、例えば火力スキルにこだわりすぎて装備を更新しないせいで頻繁に力尽きたり、
逆に生存スキルばかりを発動させ、火力不足で無駄に時間を食ってしまうなど
マルチプレイの仲間にも迷惑をかけかねない。
一つの考え方に固執せず、状況や自分の力量に合わせてスキルを取捨選択をできるように心がけよう。
- もっと重症になるとそのスキルを発動させていないハンターが例外なく地雷に見える、
特定のスキルを発動させていないプレイヤーをチャットやネット上で責め立てる、晒す
といった症状まで出てくる。こうなると自力での治療では見込めず手遅れである。
逆に、あるスキルに依存している人を見下したり、邪道だ効率厨だと批判するのも論外。
遊び方は人それぞれなので、人の価値観に干渉するのは厳禁である。- ある意味、必須スキルという思想は究極のスキル依存症である。
シリーズと武器によっては、ゲームバランスレベルで搭載が前提とされているスキルもあり
そのような場合は依存が問題になるケースはほぼ無いのだが、そうとは言い切れないスキルまで
「必須スキル*3」と主張し、オンラインでの発動を強要してくるプレイヤーもいる。- 企業系攻略サイトやモンハン関連の動画では、搭載について賛否があるスキルまで
誇張気味、かつさしたるエビデンスも無く「必須」と表現する事例も多く、
それらの悪影響を受けてスキル依存症になる事例も散見される。
- 企業系攻略サイトやモンハン関連の動画では、搭載について賛否があるスキルまで
- ある意味、必須スキルという思想は究極のスキル依存症である。
- あるスキルに固執し続けるがゆえに何らかの要素、特に見た目を犠牲にしてでも
特定の防具が外せなくなってしまった状態を「呪い」と呼ぶ。
これもまたスキル依存症の症状の一つと言える。- 「呪い」と称される防具ほど優秀なことが多いので、外見に目をつぶって使い続けるハンターも少なくないし
見た目だけなら他人に迷惑をかけるわけでも無いので、スキル依存症と言えど問題視されることはほぼ無いだろう。
ただし、呪いの中でも「スキルを優先したが為に、防御力や属性耐性が壊滅的になる」ケースでは
頻繁に力尽きて味方の足を引っ張る結果になりかねないので注意。 - ちなみに、スキルだけでなく「スロットが多くて汎用性が高い」などの理由で呪い防具になっていることもあるので
呪い=スキル依存症、というわけではない。
- 「呪い」と称される防具ほど優秀なことが多いので、外見に目をつぶって使い続けるハンターも少なくないし
- 訓練所などの装備が指定されているクエストに赴く時にも、スキル依存症は容赦なく猛威を振るう。
特に初期の作品の訓練所は、その武器に取って基本ともいえるスキルすら搭載されていない
チグハグな装備が多かったため、多くのハンターが辛酸をなめることとなった。- 裏を返せば、訓練所装備でも難なくモンスターを下せるようになる頃には、スキル依存症も解消しているだろう。
訓練所にはそういった側面もある…のかも知れない。訓練所というよりは更生施設である。
- 裏を返せば、訓練所装備でも難なくモンスターを下せるようになる頃には、スキル依存症も解消しているだろう。
- MHFでは基本的に「必要なスキルは可能な限り全て付けるもの」という認識があるため
上記のような依存症は従来は起こらなかった*4。
ただし近年ではスキル枠の問題からどの武器種も取捨選択が迫られるケースが多く、
またMHF-G以降、非常に強力かつ便利なスキルもアップデートで続々登場しているため、
従来よりもスキルの組み合わせパターンが固定化されにくくなり、
それに伴って必須ではないがあると便利なスキルが非常に多くなっている。
従って装備の切り替えや更新時などに、それを外したことで悪影響を及ぼすという事態が起こりうる。
また、普段のスキルが他シリーズより充実していることが原因で、
装備支給のイベントクエストなどでは、ある意味他シリーズよりも強烈な依存症を発しやすくなる。
過去には特殊環境下でのみ機能するスタミナ消費軽減スキルも依存症を発症しやすいと言われていた。
- このように、スキル依存症はモンハンの楽しみを蝕んでいく恐るべき現象だが、
完全に防いだり治すことは不可能でもない。- 予防法としては、
- そのスキルが付いた防具での連戦を避ける(防具を使い分け、いろいろなスキルに触れる)、
- 必須スキル以外のスキルはあくまでオマケと捉えておく、
- 別の武具で狩りに赴く際はステータスをしっかり確認した上で挑む等、
- 対処法としては、
- 上述とは逆に、依存対象のスキルが付いていない状態で連戦する、
- 依存対象スキルの付かない武具で狩りに赴く時、その武具に付いたスキルを復唱する、
- 時々ソロプレイでスキル発動禁止など、自分でルールを決めて縛りプレイを行う等、
- 予防法としては、
- 依存症の予防ないし治療は不可能でないどころかいくらでも方法がある。
スキルは確かに便利だが、便利なものほど依存性は高いもの。
スキルに過信しないことが、一番大切なことかもしれない。
スキル以外の要素による類似例
- スキルではないが、MHXX以前のレギオス武器の斬れ味修復や単発自動装填も依存性が高い機能となっている。
同じレギオス武器でも弓の接撃ビン強化はハンターの立ち回り自体を変えるような効果ではないため、
他の機能ほど依存性は高くない。
- これもスキルではないが、3Gから4Gまでの作品では、
ボウガンにリミッター解除が存在し、依存するケースも見受けられた。
最も多いと思われるのが、ライトボウガンでリミッター解除して全弾リロードを軸に戦う回し撃ち依存。
この場合、いざリミッターのかかったライトを使おうとすると弾をつい入れ替えてしまい、
再リロードでもたつくケースが多い。
- 4G以降の操虫棍において、猟虫に多種多様な特殊効果が付与されるようになったため、
特にダブルアップ・トリプルアップの効果時間延長、赤橙のダブルアップ成立、橙エキスに高級耳栓付与など
立ち回りが大きく変わる効果を持つ猟虫は依存性が高い。- MHWでは操虫の特殊効果は無くなったのだが、武器に付加される猟虫ボーナスというものが付いていて、
中でもMHW:Iの実装によって新登場した猟虫強化【気・力】は新アクション「猟虫強化」を多用するハンターにとっては
かなりの中毒性を発揮する。
新大陸の操虫棍は強化持続や、MHW:Iで追加されたひるみ軽減の追加効果など、
立ち回りを非常に快適にするスキルやシステムが多く、
これらを多用しているともうこれらを切ったスキル構成では狩猟ができなくなるハンターも
いるのではないかというくらい依存性の高い環境になっている。 - MHR(:S)でも2色取りや強化エキス粉塵といった、高効率でのエキス維持ができる猟虫スキルを持つ共闘型は依存性が高い。
粉塵型や速攻型に乗り換えを試みる際、何かかったるいと思ったら大抵はこれが原因。
- MHWでは操虫の特殊効果は無くなったのだが、武器に付加される猟虫ボーナスというものが付いていて、
- MHXではスキル以外にもスタイルによる依存症が確認されている。
後述の狩技依存が深刻化した末期症状とも言えるストライカースタイル依存、
面白い程に乗れるため乗りダウンに頼りやすくなるエリアルスタイル依存、
攻防一体のジャスト回避により他スタイル時にフレーム回避の感覚を忘れやすいブシドースタイル依存、
納刀継続とイナシの感覚によりつい納刀してしまうブレイヴスタイル依存、
クエストクリア後のタル振りお遊びができず手持ちぶさたになるレンキンスタイル依存
闘技大会でギルドスタイルがなくあたふたするギルドスタイル依存と
どれもかなり依存度が高い。
特にエア回避で乗るつもりで敵に向かって転がってしまい多大な隙を晒すエリアル依存症、
ジャスト回避のタイミングで回避してしまい攻撃が直撃してしまうブシドー依存症、
ついイナシに入ろうとして、敵の攻撃の目の前で納刀してしまうブレイヴ依存症は非常に危ない。- また多くの武器種でスタイルによってアクションが変更されるため、ここで依存症を引き起こすことも。
例えばランスでは突き攻撃3段目の隙が少ないストライカースタイルしか使えないだとか、
操虫棍はスタイルごとの差異がありすぎて最初に使っていたスタイルから乗り換えられないという人もいたりする。
他にも、エリアルスタイルで大剣、ブレイヴスタイルで太刀を覚えた人
が他スタイルに乗り換えるというのも容易な事ではないだろう。
特定のスタイルに強制変更されるクエストは闘技場しか*5無いが、
クエスト出発前はくれぐれも狩猟スタイルの確認を怠らないようにしたい。
下手すると「過去作で使ってた武器なのに操作法すらわからない」なんて事になってしまうだろう。
前述の操虫棍のほか、チャージアックスや狩猟笛などでもこの傾向が特に顕著である。 - MHFでも過去に同様の事例が「『激闘!2角・2頭の暴君!』において、
当初からの主流だった高台からの砲撃による攻略の際に竜撃砲をブッパするつもりがヒートブレードを暴発させてしまい、
一定時間後斬れ味が激減して阿鼻叫喚となる」という形で確認されていた。
- また多くの武器種でスタイルによってアクションが変更されるため、ここで依存症を引き起こすことも。
- 狩猟笛の最大の長所でもある演奏も「聴覚保護」や各「状態異常の無効」等依存度の高い物がある為、
気がついたら狩猟笛の友人なしでは狩りにいけなくなることがある。
- 狩技による依存症も確認されている。
共通技としては絶対回避(臨戦含む)、
武器種別では- 片手剣のラウンドフォース(無敵時間による強引な回避)、
混沌の刃薬(高速で刃薬使用、心眼の刃薬の砥石効果)、 - 双剣の獣宿し【餓狼】(斬れ味の消費は変わらずに手数強化)、
- 太刀の練気解放円月斬り(気刃斬り使い放題)、
鏡花の構え(攻撃をカウンター)、
桜花気刃斬(高火力で単発でのオーラ色変え可)、 - ランスのガードレイジ(ガードをしつつ火力強化)、
- スラッシュアックスのエネルギーチャージ(ゲージを最大化し会心率上昇効果)、
テンペストアクス(斧モードでの機動力上昇) - 操虫棍のエキスハンター(いつでもトリプルアップ維持)
- ライトボウガンの全弾装填(回し撃ちが可能になる)
- 弓のアクセルレイン(移動及び溜め速度強化)
火力系増強系は兎も角、全弾装填など操作感が大きく変わる狩技は効果が切れたor外した際の違和感が著しいので
エリアルやブシドー依存同様に、立ち回りに支障を来す可能性が高い。
一応、一部の狩技は前作のシステムの代用だったりするので、
従来ではリミッター解除を施して運用するのがメインだったライト使いが全弾装填無しでは運用出来なくなる、
と言うのは至極当然であるが…。
リミッター解除に依存していたツケが回ってきた、とも言える。 - 片手剣のラウンドフォース(無敵時間による強引な回避)、
- MHR(:S)ではXシリーズの狩猟スタイルや狩技の要素を受け継ぐ入れ替え技と鉄蟲糸技が登場。
こちらも移動や無敵時間、ハイパーアーマー、ガードやカウンター判定を持つ技が多数存在し依存症を発症しやすい。
翔蟲ゲージ2技が主力となると野生の翔蟲による3匹体制にも依存してしまい、
野生の翔蟲の効果時間が切れた途端に動きが悪くなったりスキルの翔蟲使いや風纏、
オトモアイルーの環境生物呼び寄せの技にまで依存してしまうとかなんとか。
末期症状になると臨時で4匹体制になる狂竜症【翔】まで手放せなくなることも。
- 少々変則的な例としては、MHFでスキルやアクション面での快適性が強化されていったことで、
MHFプレイヤーがメインシリーズプレイ時においては依存症を発症させやすいというものが挙げられる。
「アナログスティックを素早く2回入力してしまう」、
「ダメージを無視し、納刀せずに戦い続ける」、
「攻撃をガードする直前にガードボタンを再入力する」、
「大剣や太刀、スラッシュアックスでジャストガードを狙う」
など、枚挙に暇がない。
- 虫取りや採掘などの時に虫あみやピッケルが必要ないニャンターモードを長時間やった後だったり、
そもそもそれらのアイテムを常備している作品であるアイルー村やMHSTなどをやり込んだ後に、
それらの要素がない他の作品で虫取りや採掘を目当てにクエストに赴いた時、
ついうっかりピッケルなどを忘れてしまうといった、作品をまたぐ依存症も一部確認されている。
場合によってはモンハンと全く関係ない他のゲームでの操作が身に着いたせいで、
いざモンハンに帰ってきた時に操作が覚束なくなってしまう、と言ったパターンも。- MHSTは、モンスターの見た目や世界観が近い割に操作体系が全く異なる為、
ライダー兼業のハンターはしばしば操作が覚束なくなることがある。
本家をやり込んだ後でMHSTをプレイした際、
走ろうとした結果カメラを回してぐるぐる回るライダーがいれば、
逆にカメラを回そうとして唐突にガードや変形をし始める挙動不審なハンターもいる。
深刻なライダーの場合、マップを散策している最中にモンスターに斬りかかろうと抜刀しそうに
なるケースも確認されている。「ライダー依存症」「ハンター依存症」とでもいうべきか。- 一部では、ライダーから戻ってきたハンターが防具を作成する際、防具の色変更システムの
違いを忘れたままでコーディネートしてしまい*6、貴重な素材を投入して生産した後で、
「全然色が変わらないじゃないか!」と絶望するケースもあるとか……。
- 一部では、ライダーから戻ってきたハンターが防具を作成する際、防具の色変更システムの
- ファンタシースターオンライン2やゴッドイーター、討鬼伝などのような他の狩りゲーや、
メタルギアソリッド3、ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドなどのようなサバイバル色の強い作品も要注意。
雰囲気がモンハンと似ているせいか、操作やゲームの基本システムなどを混同してしまいやすいため、
長く遊んでからハンター生活に戻る際には勘を取り戻す、いわゆる「リハビリ」が必要な場合が多い。 - もっとも顕著に症状が出るのが
「近接武器での斬れ味」「ボウガンのリロード&弾丸調達(弓のビン)」である。
モンハンと雰囲気やUIが似ているこれらのゲームの中には
武器の使用回数や使用状況がプレイ中に変動しない仕様の作品も多いため、
「砥ぐ」「リロードする」「調合する」と言った
モンハンの基本的な操作さえ忘れてしまう……なんて極端な事態にまでは至らずとも
これらの操作の最適なタイミングを忘れてモンハンのプレイ面に支障が生じる事がある。- 特にPSO2やゴッドイーターは基本の操作として全員もれなくジャンプすることが可能であるため、
それらを長く経験したプレイヤーは基本動作にジャンプがないモンハンにおいて、
移動や回避にもどかしさを感じてしまうジャンプ依存症とも言うべき症状が発症するケースもある。
- 特にPSO2やゴッドイーターは基本の操作として全員もれなくジャンプすることが可能であるため、
- 逆に、モンハンシリーズの操作のクセが他ゲームでも抜けないケースもある。
特に、翔蟲によって驚異的な機動力を実現するRiseのハンターに慣れていると、
Switchのゲーム内で無意識に疾翔けしてしまうといった症状も起こりうる。
またモンハン内でも、Riseには鉄蟲糸技やヒトダマドリなどハンターに有利な要素が多く
Worldからのガッツポーズ廃止も維持されてたりと
特に同じハードでプレイ可能なXXで性能差を感じられるだろう。
XXにも狩技やスタイルがあるとはいえ、Riseは複数のスタイルが素で複合されていたり*7
狩技も効果は鉄蟲糸技より大きいのだが、発動条件的にもポンポン出せるものでもない。
他にもショートカットやL2/R2ボタンの割り当ての有無などもあり、
Riseプレイ後にXXに戻るなら龍歴院のハンターの挙動でさえもっさり感が拭えないだろう。
ただ、そんな龍歴院ハンターにも上述の通り狩技・スタイル依存症が存在するため、
これは旧作をプレイする際全般に掛かる問題とも言えなくもない。 - 新シリーズをプレイしたての時にも同じことが言える。
最初は新システムを使いこなせず、振り回されたハンターもいるのではなかろうか?
ハンターの性能が新要素で高くなるのに対し、モンスターもまた新要素前提のバランスとするべく強化が施されている。
つまりプレイヤーがハンターに付いてこなければむしろ相対的に不利な要素となる。
武器種によっては挙動が別物と化し、旧作のようなプレイができないのも同様である。
こちらはオフラインモード、いわゆる村クエストを持たないWorldシリーズでは、
訓練場や救難信号を出さないとハンターが参加しない事を知らないと
「練習できないもの」と思い込んでしまい苦戦してしまうだろう。
Riseでは里クエストの導入、つまり村クエストの復活によって気軽に練習できるようになった。 - 全シリーズにおいて存在しているシステムにも関わらず
シリーズまたぐ度にギャップに振り回されかねない要素も実は存在する。
それは肉焼きであり、シリーズごとのBGMやグラフィックの微妙な変遷に振り回され、シリーズが変わるごとにコゲ肉や生焼け肉にしてしまったハンターもいるのではないだろうか?
BGMが完全に一新され、焼き方も別物となったMHWildsはその最たる物と言える。
上手に焼くことこそ、ハンターの始まりなのかもしれない。
- MHSTは、モンスターの見た目や世界観が近い割に操作体系が全く異なる為、