MHP3から新たに登場した、アカムトルムの素材から作られるへビィボウガン。
なおMHP2(G)の頃には、まだアカムトルムのヘビィボウガンは存在していなかった。
目次
性能 
MHP3 
- 全ヘビィ中最高の物理期待値を誇るアカムトルムのヘビィボウガン。
攻撃力が220(ブースト・パワーバレル込みで257)で会心率が40%も付いている。
その性能はしゃがみ撃ち特化銃と言っても過言ではなく、なんとLV2、3通常弾のしゃがみ撃ちに対応している。
そのほかにしゃがみ撃ちできるのはLV1貫通弾とLV3徹甲榴弾。
このため、しゃがめる機会が多いモンスターを相手取った時や、PTでは高いDPSを発揮できる。
この性質上同作タイムアタックの常連武器でもある。
- 弱点は状態異常弾が使えないということと装填数が少ないこと。
ブレが気になる人もいるかもしれない。そういう時はスキルで補おう。
この武器はシルバーソルシリーズ一式と相性がいい。
その装備でモンスターの弱点を狙うと、元々の会心率40%に加え、弱点特効による+50%、
そこにお守りを駆使して見切り+1をつけようものなら、
実質的な会心率はなんと100%になる(ただし、弱点を外せば100%ではなくなる)。
それに加えて攻撃力UPと通常弾・連射矢UPのスキルで威力を上げたLV2通常弾を
モンスターの弱点に向けてしゃがんで撃てば、村クエ程度のモンスターなら文字通り瞬殺することが可能。
- この極端な火力特化仕様のせいで理論上は間違いなく最強クラスなものの、
汎用性や立ち回りの軽さ、対応弾種の差などで他の銃との差異化はしっかりなされており、
かつてのラオートのような万能最強銃というわけではない。
- 通常弾をしゃがむ上で、この銃の右に出るものはない。…はずだった。
彼の人生は、MH4(G)で転落を見せる…。
MH4 
- 攻撃力285(武器倍率190相当)、会心率40%。
装填数は以前と変わらずだが、攻撃力を落とされLV3通常弾もしゃがめなくなってしまった。何故改悪したし
更に今作にはあのバイブことバイティングブラストがある。
あちらはLV2通常弾をしゃがめる上に麻痺弾全レベルに対応。そのうえ攻撃力は300。
おまけに防御+10もある。ダメだこりゃ
また、リミッター解除して立ち主体で運用するにも、今度は衝重砲【怒頭】が現れる。
あちらの性能はお察しの通り。こうしてユプカムは趣味武器でしかなくなってしまった。
一応、LV3徹甲榴弾のしゃがみでスタンが早く取れるのだが…。
MH4G 
- G級強化が追加され、最終強化は覇轟砲クーネユプカムとなる。
攻撃力は順当に強化、その上念願のLV3通常弾のしゃがみが復活した。
しかしあろうことか全弾の装填数が上位のままという仕打ちをうけることになる。
装填数、速度、反動どれも問題を抱えているため今作でもしゃがみ特化運用になるだろう。
通常と貫通を同時に生かすような局面は少なくどちらもとろうとすれば器用貧乏に。
かといってどれか一種に特化させれば高会心込みでも他の特化銃に期待値で劣りがち。
おまけにレア度が10と無駄に高いこともあって極限強化し辛いという面もある。
生産時期も、2冊目の古文書解読以降と非常に遅い(一応イベントクエストもあるが)ことも相まって、
今作でも趣味武器のままだろう。やっぱりダメだこりゃ
MHX 
- ユプカムトルムも4度目の登場となり、もはや常連組。
攻撃力220に会心率40%はP3と同じ。ブッチギリ最強とはいかないが、かなりの高威力。
一方でしゃがみ撃ちはMH4と全く同じでLV2通常弾、LV2貫通弾、LV3徹甲榴弾…。
やはりダメか、と断じるのはまだ早い。
- まず、MHXでは全武器が乗りを狙えるエリアルスタイルが登場し、しゃがむ機会が増えたこと。
そしてリミッター解除が無くなり、しゃがみ撃ち以外の選択肢が減ったこと。
さらにブシドースタイルやエリアルスタイルの登場により、しゃがみ撃ち自体の性能が向上したこと。
これら環境面の変化によってしゃがみ特化銃の地位は大幅に向上している。
当然、ユプカムも最早ネタ武器ではない。
味方が乗っている隙に鬼人会心弾を撃ちこみ、そして自分はしゃがみ撃ちという活躍ができるのだ。
存分にしゃがみまくろう。
- ライバルとしては会心率10%の差で超優等生のTHEフェイスがあり、
スロット1の差で通常弾特化構成ではあちらに軍配があがりがち。
武器内蔵弾のうち、貫通火炎弾と鬼人会心弾は使える弾なので差別化要素としたい。
また、反動軽減によって扱える弾がぐっと増えるため、矛砕シリーズと相性が良い。
特にLV3徹甲榴弾のしゃがみ撃ちは高い威力を持つ上、
スタンや疲労を誘発してさらなるしゃがみチャンスを生み出す。
通常・貫通問わず威力強化できる泡沫窮地コンボもぴったりである。
MHXX 
- 限界突破するにはアカムのG級素材が必要であるためHR解放までお預け。
- 究極強化をすると銘が変わり、覇爆砲イクセユプカムとなる。
覇轟砲クーネユプカムからさらに銘が変わったことは今までなく、今作が初めてのこととなる。
- そんな銘の変わったユプカムの性能だが
- 攻撃力340、会心率40%と順当な進化。期待値は全ヘビィ中最大。
- 反動「中」、リロード「やや遅い」、ブレ「左/小」などいつも通りの性能。内蔵弾も変わりなし
- LV2通常弾の装填数7発、貫通弾も4発~5発と、やっぱり伸びない装填数
- LV3通常弾のしゃがみ撃ちが追加
今作でも屈指の通常しゃがみガンとして名を馳せることになった。ユプカム、ここに完全復活。
今作でもLV2通常弾とLV3通常弾のしゃがみを両立したヘビィは数えるほどしかなく、大きな個性となる。
- やはりライバルとなるのは前作で争ったTHEフェイスの究極強化形THEデリュージュだろうか。
あちらは会心率が10%低い代わりに立ち撃ち性能が高く、スロットも1つ空いている。
とはいえ基本的にこの銃は「しゃがみ撃ち運用」なので差別化は容易。- 今作のヘビィボウガン使いに人気のブレイヴスタイルでは弾の消費が恐ろしく早く、
パーティプレイなどでは5分と持たずに撃ちきってしまうことがままある。
そんな時ユプカムならばLV3通常弾に切り替えて調合せずに攻撃を継続することができる。
モンテベルデ系列ほどは装填数も少なくないため、リロード速度を補えるブレイヴスタイルとの相性は良い。
もちろんエリアル・ブシドーでも相変わらず使いやすいので好相性。- また装填数は控えめなもののブレイヴスタイルと相性の良い斬裂弾が扱えるのも追い風になる。
斬裂弾自体はTHEデリージュも扱えるが、
LV2と3の通常弾を両方しゃがめる武器で斬裂弾を持つのはこの武器のみの個性である。
- また装填数は控えめなもののブレイヴスタイルと相性の良い斬裂弾が扱えるのも追い風になる。
- その気になればネコの射撃術と暴れ撃ちの重複をさせられる片ブレ、
瞬時にスタン値を蓄積できるLV3徹甲榴弾しゃがみなど、THEデリュージュにはできない事も色々とある。
また前作に比べるとスキル構成の調整がしやすく、超会心などを存分に搭載できるのも追い風。
しゃがめよに相応しいロマンと性能を取り戻したと言えるだろう。 - また、会心率がギリギリ50%を超えない40%なので、弱点特効との相性も最大級に良いのもセールスポイント。
それでいて弱点特効と弾強化、超会心だけでも火力はトップクラスなので、
見切りなどの追加の火力スキルをつけるのではなく、回避距離UP、弾導強化といった
ヘビィボウガンと相性の良い補助スキルをつけることでストレスフリーな狩猟を行える。
さらに、会心率が40%である事を活かして、弱点特効を機能させるほど腕に自信がない、
弱点特効が効かないモンスターの狩猟にも使いたい、といった場合にも、
連撃と見切り+3の100%超会心によって高火力を叩き出す事が出来る。
今作には、隼刃の羽飾りやクシャナGX胴、S・ソルXR腰等の優秀な防具が有るため
スキル積みがしやすいのも追い風である。
もちろん、会心率100%を確保した上で更に火力スキルを盛っても構わない。
龍気活性と組み合わせれば、火事場抜きでG級アカムトルムを擬似的な怯みループに持ち込む
という芸当も可能である。 - どうしても通常弾のしゃがみ撃ちがメインになるので持て余しがちだが、
素のスペックが高いので反動軽減を付けてLV2貫通弾のしゃがみ撃ちを使ってもしっかりダメージは取れる。
素材消費を抑えて継続力を上げるなら弾薬節約をつけるより、いっそ反動軽減を付けてしまうのも手である。
通常弾強化と貫通弾強化が同時発動するドラゴンシリーズや、
今作で復活した剛弾スキルを活用してみるのもアリかもしれない。 - 上記の通常弾と貫通弾のためにさらに持て余しがちだが、
実は武器内蔵弾もかなり豊富で強力。
ブレイヴゲージ溜めに使えるLV1斬裂弾の他にも- 味方の火力を大きく底上げする鬼人会心弾
- しっかり頭に当てられれば1スタンとれる連爆榴弾。上手くやればLV3徹甲榴弾しゃがみと合わせて2スタンも
- 火攻めできるLV2貫通火炎弾。究極強化で装填数5発、弾数50とサブウェポンとして十分なスペック
- 部位破壊に使えるかもしれないLV2重撃弾
特に連爆榴弾についてはアクセルシャワーと併用すれば2発装填の無反動撃ちで簡単にスタンをとれ、
しかも上記貫通弾しゃがみにも繋げられるため本気で実用価値があると言える。
- 今作のヘビィボウガン使いに人気のブレイヴスタイルでは弾の消費が恐ろしく早く、
- しかし、ユプカムはまたしても絶頂から転落する。
あろうことか、アカムトルム自体がWorld以降、復活していないのだ。
一度は転落したものの復活し、快進撃を続けていたところにこの仕打ち。
彼が復活し再び猛威を振るう日はいつか来るのだろうか…。- また、しゃがみ撃ちも廃止されているのでバズディアーカが竜撃弾特化に生まれ変わったように、
こちらも新しい個性を獲得しないと新世代での活躍は厳しそうである。
- また、しゃがみ撃ちも廃止されているのでバズディアーカが竜撃弾特化に生まれ変わったように、
余談 
- ダークブルーでアカムト武器らしく重量感ある見た目が人気。
が、リロードするためのレバーが左右逆に付いているという痛恨の欠陥がある。
大丈夫かユクモ工房。- なお、MH4(G)からはきちんと右側にレバーが取り付けられている。
まさか4シリーズにおいて残念な性能になってしまったのは、これのせいなのだろうか…。
パワーバレルを付けると、砲口の左右に牙のようなものが突き出る。 - なお、MH4(G)からはきちんと右側にレバーが取り付けられている。
- 実はこの
へヴィへビィボウガン、かのヘビーへビィさんのしゃがみバージョンに使用されている。|ヘビィ| だからヘヴィじゃなくてヘビィだつってんだろ!! ( ゚д゚) つ ヘ ヘ 彡U≡≡≡彡≫ ≡ビ ヴ と_) J ィ
- 解説すると、このヘビィさんはユプカムのしゃがみ撃ちにより
「正しい文字」という名の弾で華麗に誤字を狙撃している。
- 解説すると、このヘビィさんはユプカムのしゃがみ撃ちにより
関連項目 
モンスター/アカムトルム
武器/アカムト武器
武器/覇導砲 - MHFに登場するアカムトルムのヘビィボウガン。
モンハン用語/しゃがめよ