エアシャーマン

Last-modified: 2021-12-10 (金) 15:14:02
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シャーマンが天空へと飛び立ったのは、鷲の衣装に新たな羽根を取り付けた夜だった。大空を飛ぶ彼が目にしたのは、群れを成して舞う、輝く目をもった奇妙な鉄の鳥。そして、それの鋭く光るかぎ爪が彼に向けられた瞬間に想像力が掻き立てられ、精霊からの贈り物が設計図として彼の脳裏に焼き付いた。それ以降、理想とする「タロン」の完成を目指し、シャーマンは荒野を駆けている。

概要

名称エアシャーマン
意味大気のシャーマン(祈祷師、呪術師)
勢力ノーマッド
ポートレート「フライト」パック

ストーリー

エアシャーマン ※英語サイトから適当に翻訳して転載

エアシャーマン_story.jpg
探検家「We-E」によるエア・シャーマン捜索の報告。
 
 
教団は、エアシャーマンが荒地を旅して装甲車『アイアンクロー』の部品を集めていることを知っているが、実際には彼は痕跡を残していない。私は情報筋から「最近、谷で『鉄の爪』が目撃された」との情報が入ってすぐに準備を始め、その場に駆けつけた。
 
地元の技術者によると、数日前、近くの峡谷の端で青く反射する装甲車が目撃されたという。峡谷の端に沿って旅をしてきた私は下に降りてみたが、砂嵐のために道に迷ってしまった。その嵐は、辺りが暗くなる頃にようやくおさまった。私は石と冷たい風の中で一晩を過ごすことになった。
  
装甲車で乗り入れることができる洞窟を見つけ、そこで泊まることにした。キーを回す。エンジンが停止し、ドアが開いた。静けさの中に、人の気配がはっきりと聞こえてきた。音のする方へ行ってみると、すぐに焚き火の薄明かりが見えてきた。その上に人間のような人が腰をかがめて座っていた。彼の服には羽毛がちりばめられていて、まるで鷲のようだった。
 
「精霊が君をここに連れてきたんだよ、シーカー。私は偶然を信じない」とその羽のある者が言うと、エア・シャーマンが私の目の前にいることが明らかになった。
 
“イーグル”は身振り手振りで私を火の前に招き入れ、緑がかった奇妙な匂いのする液体が入ったボウルを差し出した。私は一口飲んでから、それを返した。
 
「このサボテンは、この峡谷にしか生えていない。霊との交信を助けてくれるんだ」
 
その時、シャーマンの目が見えてきた。それは、内側から青みがかった炎を発しているように見えた。
彼は彼女を見て言った。
 
「すべてうまくいくよ、マゼラン。私が手伝う」
 
突然、とても穏やかになった。目が自ら閉じられたように、私の目の前には星空が現れた。まるで空を飛んでいるかのように、谷全体、すべての生存者、すべての茂み、そして砂の上に横たわる薬莢までもが見えた。世界の美しさに対する幸福感と、世界の残酷さに対する苦痛が私を満たし、それらを異常なほど理解できた。
 
目が覚めたのは、洞窟の入り口からほど近い装甲車の屋根の上だった。既に太陽が輝いていた。すべてが夢のように思えたが、近くの地面に刺さった羽が目に飛び込んできた。そして、もう1枚、もう1枚……。彼らの助けを借りて、私はなんとか峡谷から車で脱出することができた。シャーマンのおかげだ。この導きの羽は、彼との出会いの記憶として残っているが、あの時、この洞窟で感じたことはもっと貴重なものだった。
 

解説

アドベンチャーのストーリーモードにマゼランと共に登場。何度も護衛や救出をすることになるが……。
 

関連項目

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