クロー

キョンシーの走行車両を製作するにあたり、技術者たちに求められたのは最大限の破壊力を発揮することだった。そのために彼らは多くの実験的な開発を行った。特に、ホイールディスクの下にリング状の銅コイルが隠されたタイヤは、変形するタイヤによって電荷を発生させることができる。その電荷はエネルギー武器のバッテリーに流れ込み、定期的に火力を増加させる。

形状

概要

スペック

基本情報

パワースコア	耐久値	重量
250	350	200kg

積載力

積載量	余剰積載量
1400kg	1200kg

移動特性

最高速度	パワーロス	超信地旋回	水平移動
	-9%	不可	不可

※「ST」の表記は無いが、方向転換可能。

ダメージ耐性

近接	銃撃	爆破	炎熱	電撃	透過

オプション

テキスト
120m走行すると、タイヤ「クロー」を最大4までチャージし、5秒間エネルギー武器のダメージを4%増加する。タイヤを失うと、エネルギー武器が一時的に使用不可になる。
効果

2022/04/21:アップデート0.13.60以前

2022/04/21:アップデート0.13.60以前

テキスト
120m走行すると、タイヤ「クロー」を最大4までチャージし、5秒間エネルギー武器のダメージを5%増加する。タイヤを失うと、エネルギー武器が一時的に使用不可になる。
効果

製造

製造不可

解説

アップデート0.12.90で追加された新種のムーブメント。分類はタイヤ。

特殊効果は｢120ｍ走ることでチャージされ、エネルギー武器のダメージを5秒間4%増加させる｣というもの。
タイヤ1本につきダメージが4%増加し、最大で4本装備することでダメージが16%まで増加する。
120m走るまでチャージが行われ、チャージ完了後はエネルギー武器を射撃するまでチャージが保持された状態になる。
このチャージはエネルギー武器を射撃すると自動的にチャージが使用されてしまう。
一方で、エネルギー武器でなければ射撃をしてもチャージは使用されないため、
エネルギー武器以外を装備していればチャージを確保したまま撃ち合いをすることができる。
とはいえ、クローの特性を考えればエネルギー武器に特化させていったほうがいいだろう。

エネルギー武器を発射したときにチャージが使用されるのであって、攻撃ボタンを押したときにチャージが使用されるわけではない。
例えば、レッドビームのように空転時間がある場合、空転時間の部分ではチャージは使用されない。
エネルギー武器から弾が発射された時点からチャージの使用が開始される。

チャージが完了するとホイール部分のコイルから紫電が迸るため、チャージの状態が分かりやすい。
また、構造の関係でホイールキャップを取り付けることができない。

取り付けが特殊な仕様になっており、通常のタイヤはキャビンに対して左右方向に位置するフレームに取り付けるが、
このタイヤはキャビンに対して前後方向に位置するフレームに取り付ける。
また、バイクのタイヤのような取り付け方から想像できるように、2輪ビルドも可能。通常のタイヤで無理矢理作っていた2輪ビルドに比べ、このタイヤを使った2輪ビルドは容易に自立するのに加えて、抜群の安定性と旋回性を持つ。
そのため、通常のタイヤであれば横転するような車幅がかなり狭いビルドをしても横転しない。

ビッグフットより耐久こそ100程度低いものの、軽量・高積載・高機動。
ビッグフットSTは4本で重量1120kg、積載5000kg、パワーロスは80%になるが、
クローは4本で重量800kg、積載5600kg、パワーロスは36%。
取り付けと車高などの問題があるため通常のタイヤと一概に比べられないが、ちょっとすごい性能をしている。

なお、ビッグフットの特殊効果でクローの特殊効果の必要走行距離を短縮できる。
しかし、クロー自体がタイヤであるため、ビッグフットの特殊効果の効力が低下してしまう。最低でもクローの本数とビッグフットの本数を同数にしないと大した効果は期待できないが、当然、その場合はPSとパワーロスも恐ろしく膨れ上がるので、実用的かどうかは怪しいところだ。

特殊効果に加えて、独特の形状と取り付け方、さらには操縦性まで、従来のビルド方法が通用しない。
各自試行錯誤しましょう。

装備相性

エネルギー武器を強化するその特殊効果からエネルギー武器とシナジーを持つ。
可能であればキャビンの特殊効果も含めてシナジーを狙っていきたい。
　

コックピット

ブースター特化キャビン。ブースターによって最大40％のダメージ増加を得ることができる。
40％という凄まじい倍率にクローの倍率を上乗せしていく形になる。
加えて、エネルギー武器の特殊効果によってはさらなるダメージの上乗せも可能。
動き回る敵にブースターを使用しながらエネルギー武器を当てられるのかって？
プレイヤーのテクニックでどうにかしましょう。

クォンタム

4秒間ダメージを受けなければエネルギー兵器のダメージが20%増加するキャビン。
そのスリムな形状などから根強い人気を持つ。
エネルギー武器＋クローの構成で運用する場合、スタンダードになるだろうと予想される組み合わせ。

フォトン

加熱状態のパーツへのエネルギー武器によるダメージを最大30%増加するキャビン。
加熱という一手間が必要になるが、加熱効果の補正も手伝って非常に高い火力を生み出す。
エネルギー武器＋クローの構成で運用することで、その元々高かった火力をさらに高められる。
しかし、加熱効果を持つエネルギー武器は火力が低いか連射性能が低いため、クローの効果の時間制限が足を引っ張る。だが、連射性能が高くて高火力なエネルギー武器は加熱効果を持たない。
このジレンマをどのようにして解消するかが課題となる。

シンセシス、プロメテウス V、ヘリオス

DPSに優れた高火力のエネルギー武器。
クローの5秒間という効果時間を最大限利用するには、高いDPSを持つエネルギー武器ほど望ましい。

グラバスター

BDPSに優れた高火力のエネルギー武器。
恐ろしく息切れが早いため、5秒間撃ち続けられるだけの構成を用意するのが手間ではあるが、もしもクローの5秒間をフルに撃たせることができたなら……。
その火力は圧倒的という言葉さえ物足りないものになる。
冷却モジュールやフェイヴァリット等が補助構成の候補に挙がるだろう。
　

関連項目

• エネルギー兵器
• ビッグフット

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