疫病

概要

• 霧の爆風ならぬ、病の爆風を叩き付ける悪夢の感染源。
  死体爆発の本家本元である魔王レベッカの心強いお供。
  一般的な構成では上位の死の波に劣るものの、神話パックを開けるまではレベッカの準必須罠となるだろう。
  また、3x3のミニマム構成では容易に死体爆発を撒けるため、レベッカ以外でも採用されることが多い。

• 苦労してでもこの施設を作成する価値は十分にある。
  中毒は勇士に継続的なスリップダメージを与え、死体爆発は付与された勇士が死亡した際、その数値分のダメージを周囲に撒き散らす。
  そして疫病が付与するデバフ数値は半端なものではなく、完全に実用レベル。

• 余談だが、かつては「役病」という、日常で余り見られない漢字表記が用いられていた(「役病」という表記は『古事記』にもあるので、完全に間違った日本語という訳ではない)。
  Build10318(正確にはその後のマイナーアップデート)で、「疫病」という一般的な漢字表記に修正された。

• おすすめ配置位置
  入り口近くがお勧め。

  霧	疫
  疫	穴	←
  角	疫

  霧＝霧爆風　疫＝疫病　穴＝アイスホール　角＝戦争の角笛　
  こんな感じで入り口にアイスホール、疫病を撒いておくといい感じに削れるので後ろにモンスター部屋なり罠なり入れて削っていくといいだろう。

• 以前のテキスト
  折りたたみ

  高級パック実装（build10080）以前の情報

  • その作成難度は流星雨に迫るレベルで厳しいものがある。
    そのせいもあってか、死体爆発の本家本元である魔王レベッカでさえこの施設を採用しないことが多い。

  build10080以前の情報

  • 疫病をコンセプトに据えたダンジョンを構築する場合、目指すべきは「いかに疫病で勇士を倒すか」ではなく、「いかに1360日目を乗り切ってダンジョン完成にこぎつけるか」である。
    本末転倒？ 否、それがロマンというものだ。
    まずは無理をせず、試練10での340日目踏破に向けて下準備を整えていこう(下記の目標が未完成でも要点を押さえれば340日の突破は可能)。

  第一段階(～340日目)

  	順					穴	←
  	恐				爆	加
  魔	恐			悲	爆	穴	←
  	恐				爆	加
  	霧					穴	←

  穴：アイスホール
  加：加速
  爆：霧爆風
  悲：悲鳴
  恐：恐怖
  順：順風
  霧：霧の風

  • 継承は霧爆風三つが安定した。
    上記所定の位置に設置して、勇士の迎撃を開始する。

  • 次に優先すべきは、恐怖の確保と、入り口アイスホールの作成である。
    レベッカの場合、多少魔王部屋に侵入されてもびくともしないので、恐怖が揃わないうちは順風や加速の素材を魔王部屋入口付近に適当にストックすればいい。
    そのうちアイスホールが二つほど完成し、その間の加速に先手必勝を搭載したデスナイト・フェアリーコンビを配置すれば、壊滅のリスクは激減する。
    アイスホールが用意できなければ、素直に氷を置いておくだけでも良い。
    そして悲鳴部屋にはスパルナやホワイトファングを配置して、天使軍団の封殺を図ろう。他が足りなくともこれだけは340日目までに設置しておきたい。

  • 余白には孵化場を置いて行くが、もしスペースが無くなるなどした場合は、躊躇無く他の特殊改造施設の素材で上書きしよう。
    孵化場に注いだ経験値も無駄にはならない。
    霧爆風のレベル上げは難しいので、この時点では基本的に孵化場の強化を優先的に行うべき。
    レベッカのレベルは340日目までに500以上、欲を言えば800ぐらいはあると、魔王部屋での決戦になった際の安全性が格段に上昇する。

  • 疫病？ そんなもん作ってる暇はない。
    墓場が出たら即確保、毒が出たらとりあえず余白に置いておいて、運良く二つ揃えば特殊改造しても良い、と言った程度。しかし、墓場も無いのに毒を２つも３つもストックするのは不味い。
    「とりあえず毒、溢れ次第孵化場で上書き、孵化場が溢れたら改造施設の素材で上書き」と言う優先度。
  • ちなみにレベッカの場合、不死の供給は権能とデスナイトで充分なので共同墓地の作成は考えなくて良い。素材が競合しないのは非常に助かる。

  第二段階(～1000日目あたり)

  	順	順		感	爆	穴	←
  	誘	恐		感	爆	加
  魔	誘	恐		悲	爆	穴	←
  	誘	恐		感	爆	加
  	霧	霧		感	爆	穴	←

  感：感染
  誘：誘惑

  • 疫病や霧爆風作成のためにスペースを確保したいので、大急ぎで素材を集めつつレベッカのレベルを上げていく。目標は1200～1500ほど。
    そこまで行けば、もう孵化場はお役御免。さっさと撤去してしまおう(モンスターのレベルの重要度は限りなく低い。200前後もあれば上々だし、なくても何とかなる)。

  • 死体爆発は疫病が二つほど完成した時点で突如猛威を奮い始めるが、そのためには霧爆風のバックアップが必要不可欠。霧爆風作成で空いた入り口に感染を設置、と言うようなサイクルが組めれば理想的。
    しかし、現実的には1000日目までには霧爆風が一列も用意できれば万々歳で、疫病に割くほどの爆発が確保できるとは思えない。とりあえず、後に疫病を置きたい場所に感染を設営するだけでも効果は十分ある。

  • 極端に戦闘部屋の数が減ったタイミングで厳しい条件のボス戦にならなければ、この辺りは安定して進んでいけるはず。

  第三段階(～1360日目)

  	恐	順	順	爆	爆	穴	←
  	誘	恐	疫	疫	爆	加
  魔	誘	恐	疫	悲	爆	穴	←
  	誘	恐	疫	疫	爆	加
  	恐	霧	霧	爆	爆	穴	←

  疫：疫病

  • ようやく真打ち登場……と言いたいところだが、重要なのは疫病よりも誘惑、恐怖、悲鳴のレベル。
    魅了と恐怖を十分用意できれば、レベッカは権能2で能動的に恐怖を付与できるので、天使軍団に蹂躙されることもない。警備員にスキルを厳選したシャドーメアが２～３体居ればなおよし。
    とにかく恐怖を切らさないことが生命線になる。
    試練で勇士への加速付与を取るのも、この辺りまではなんとか避けたほうが良い。

  • ここを超えれば、あとはのんびり疫病の完成を待つだけ。
    合成の必要がない恐怖は、適宜墓場などの素材に置き換えても、ダンジョン崩壊の危険は非常に低いと言える。

  • かくして、勇士達の破片が溢れ返った部屋で最後に立っているのは、我らが魔王レベッカである(試練10の2000日目時点)。

  • 相性のいいモンスター、スキル
    • 相性と言うより、とにかく勇士の固有スキルによるデバフ除去で全てが台無しになる。
      死体爆発は一度付与すれば除去以外では数値が減少しないので、処刑人などを使って早い段階での一撃必殺を目指すよりは、セイレンやシャドーメアの固有スキルでじっくりと足止めし、チャンスを伺ったほうが安定する。

  • レベッカの権能はその意味で非常に都合がいい。不死を多重に付与すればモンスターが減ることは殆ど無くなるし、非常時には自ら恐怖を広範囲に付与することも出来る。

  • また最大の武器にして、最大の問題は覚醒権能の「腐敗」。
    1360日目の精鋭天使の体力は約140万。
    と言うことは、「腐敗」を一度使用することで35万のダメージと35万の死体爆発が一気に勇士達に付与されると言うことだ。
    一方、十分に強化された疫病を10人の勇士が10回踏んだとして、デバフの付与は4万弱……あれ？　レベッカ様強すぎでは？
    • 権能4が「腐敗」から「死の命令」に変更されたため、相対的に疫病の価値は上がったと言える。
      え？権能3の強化？堕落した精鋭射手？し、知らない子ですね……

  • ただし、疫病ならではのメリットとして中毒の付与がある。
    死体爆発は「大きなダメージを一発与える」と言う仕様上、勇士の吸収と不死に滅法弱い。
    しかし、このうち不死に関しては中毒の効果で勇士の回復発動前に数値を消費させることが出来るのである。
    また、恐怖を併用することで吸収による処理遅延の被害も最小限に抑えられるため、開発の狙い通りかそれとも偶然なのか、レベッカと疫病の相互補完性はかなり高いと言えるだろう。

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