テスタメント

Last-modified: 2024-05-01 (水) 12:06:16

 

  • 性能:鮮紅の魔鎌を振るい妖美に舞う流麗なる死神
     
    • シーズンパス1最後の追加キャラクター。初代ギルティギアから登場する古参キャラクターながら前作「GGXrd」には登場せず、闇慈と共にファン待望の復活を果たした。
       
    • ジェンダーレス化したこの見た目の変化には「テスタメントは両性具有(男性と女性、どちらにも当てはまる存在)」という有名な裏設定の存在が関係している。ちなみに開発側からは「今回のテスタメントは無性をイメージした」と発言されている。
       
    • 見た目と同様に性能も大幅に変化しており、大柄な体格と死神の大鎌のような得物を使ったリーチの長い通常技は過去作品と同様だが、必殺技については過去作品にも登場したキャラクターの中では唯一旧作から引き継いだものが一つも存在しない。最も有名な「GGXX」でのテスタメントは多様な罠で相手の行動に制限をかける「設置キャラ」であったが、本作ではそのような技は軒並み無くなっている。
       
    • 本作のテスタメントに従来と違った「設置キャラ」としての特徴を持たせているのが、主力必殺技となるグレイヴリーパー。真横もしくは斜め上に放つ打撃と飛び道具の二段技で、飛ばした先にサキュバスを設置する。カラスを飛ばす飛び道具・アンホーリーダイバーとテスタメント自身がワープするポゼッションはこのサキュバスの位置を追尾する技である。ボタン長押しで追尾しないようにすることもできるため、揺さぶりをかけることも可能。
       
    • もう一つの本作のテスタメントを特徴づける独自の要素が、過去作の「毒」や「マーキング」の系譜に連なりそうな状態異常効果の「ステイン」状態の存在。アンホーリーダイバー、覚醒必殺技のノストロヴィアを命中させた際に付与され、ステイン状態の相手に一部の技を除く本体の攻撃が当たると自動的に追加攻撃が発動。ヒット時は相手が浮き上がるのでコンボや起き攻めに行きやすく、追加攻撃の分だけガード硬直も伸びるので攻めにも有用。
       
    • アービターサインはこの技のS版・HS版の使い分けのみで遠距離から中下の択を仕掛けることが可能な必殺技で、ガードされると不利を背負うが相手をステイン状態にしていれば不利とならない。
       
    • 以上の必殺技から、長いリーチの通常技とグレイヴリーパーアンホーリーダイバーなどの優秀な飛び道具でステインを付与しながら優位に立った立ち回りを行いつつ、ガードで固まるようになった相手に対してポゼッションを交えた動きやアービターサインでの崩しを行う戦術が主軸となる。
       
    • 特殊な要素を数多く持ったキャラだが、同じシーズンパス1追加キャラの梅喧と同じく使いやすさは★4つと高い。通常技のリーチが全体的に長く、置き・対空で強力な6P、必殺技にもクセが少ない。
        
    • バトルタイプは「バランス」だが、他のバランスタイプのキャラと異なり突進系の必殺技を持っておらず、適切な位置取りをしつつ相手の動きに合わせて様々なワザを使い分けていく必要がある。いわゆる「出し得」技が少ないため、丁寧な立ち回りが求められる中遠距離寄りのキャラクターになっている。
        
    • 弱点は切り返し技が覚醒必殺技(カラミティ・ワン)のみであり、全体的に通常技が大振りな点。昇竜・当身・低姿勢突進技のいずれも持たず、最速技・重量・防御係数・根性値も平均かそれ以下。唯一の無敵技カラミティ・ワンも発生が遅いため、確定する場面が少なく詐欺重ねになっている場合も少なくない(暗転前の発生部分を紫RCすれば詐欺重ね対策は可能)。