- 性能:不可視の一撃が全てを断つ 天性の勝負師
- シーズンパス3の一人目の追加キャラ。前作「GUILTY GEAR Xrd REV 2」から実に6年ぶりの再登場。メイの所属する「ジェリーフィッシュ快賊団」のリーダー。今回は髭面に変えることも可能。
- 三方向に撃ち分け可能な構えからの切り払い「ミストファイナー」がこのキャラを代表する必殺技で、旧作ではこれのレベルを上げたりガード不能にしたりと強化するのが特徴だったが、本作では「ディール」というカードを投げる必殺技でカードを画面内に設置し、それを「ミストファイナー」で攻撃することで追加攻撃「ターンアップ」を発生させるという性能に変わっている。
ガー不の霧が無いなら霧(mist)払い(finer)じゃないじゃんという厄介オタクは旧作に置いていこう
- 「ディール」は旧作のコインを弾き飛ばす「グリター イズ ゴールド」および空中飛び道具「ツヴァイハンダー」などの必殺技を一つに纏めたような特徴を持つ。地上版「ツヴァイハンダー」の跳躍動作もその名の通り「跳躍」として使用可能。旧作にあった空中必殺技「燕穿牙」の復刻、旧作で一撃必殺技だった「ジョーカートリック」が覚醒必殺技としての登場など、旧作のイメージを保ったまま本作に応じた技構成の整理が行われている。
- ターンアップはガードさせればガードクラッシュにより有利を得られるため攻め継続が行え、ヒットすれば相手を浮かせて追撃が可能と非常に強力な効果を持つ。また、空中ミストファイナー下段が低空で出すことでターンアップを発動させる高速中段技であることから崩しのリターンを跳ね上げている。ミスト構えからの前後移動も備えており、無敵切り返しを後ろ移動で当たらないようにケアしつつターンアップを当てたり、ターンアップをガードしようとした所を前移動して投げるなど多彩な攻め方ができる。ディール自体に攻撃判定はないため、主には接近した上でダウンさせた時が相手の近くにカードを設置するチャンスである。
- 発生9Fかつリーチの長い遠Sをはじめとしたリーチの長い攻撃が揃っているが、これらを当てて直接上述のディール起き攻めに繋ぐには何らかのゲージが必要。発生・弾速の早い飛び道具でダウンを奪えるジョーカートリックや牽制の先端から近距離での浮かせ技である2HSに繋いで運びつつウォールブレイクやダウンを奪えるワイルドアサルト(赤アサルト)など、何らかのゲージがあれば優秀な通常技牽制から高いリターンを生み出せるキャラと言える。
- 派生ありの突進技である跳躍は見てから落とすのが難しい上に距離によっては確定反撃なし、ロマンキャンセルを使えば直接ターンアップによる強力な攻めに移れるなど非常に強力な接近手段である。6Kも攻撃範囲が広く中距離で機能する突進技で、燕穿牙や下段ミストなど必殺技へのキャンセル次第でリターンのある駆け引きを作り出せる。立ち回りでディールを出してターンアップを当てるのも接近のための選択肢の一つである。
- ダッシュがステップタイプかつジオヴァーナのものと違い途中で止まることができない。これは登場当初は大きな弱点だったのだが、アップデートでジャンプキャンセルの追加やステップ自体の高速化が行われ、ダッシュのみで相手に圧力をかけることも可能なほど性能が大幅に改善された。
- 公式が提示しているキャラタイプは遠距離戦を重視したゾーニングだが、本命はやはりディールによる起き攻めである。優秀な通常技とゆったりした動きで相手の出方を伺いつつ、チャンスを見て鋭い動きで一気に近づき強力な起き攻めで畳み掛けるキャラクターと言える。遠距離キャラのためノーゲージの無敵切り返しはなく無敵覚醒も発生は遅めだが、最速技の2Pから受け身不能ダウンを奪える、防御力・根性値が優秀、バックステップも速いことから守備面は決して弱い部類ではない。
- 公式が提示している使いやすさは★3/5。旧作では高いポテンシャルを持つものの連続技が難しくミスも許されないため性能を引き出すには熟練が必要と言われていたが、本作の性能変更で簡易化されゲージを消費する行動もわかりやすく強いものがあるため、コイン切れというリスクに悩まされることのないキャッチコピーの「勝負師」とは裏腹な安定した試合運びが可能なキャラに生まれ変わっており、格段に扱いやすくなった。現在のバージョンでは弱点と思われていた箇所が強化され隙の少ないキャラと化し、最強の一角となりつつある。
- シーズンパス3の一人目の追加キャラ。前作「GUILTY GEAR Xrd REV 2」から実に6年ぶりの再登場。メイの所属する「ジェリーフィッシュ快賊団」のリーダー。今回は髭面に変えることも可能。