アクセル

Last-modified: 2024-04-13 (土) 10:05:31

 

 

  • 性能:遠距離で相手を封殺するロングレンジアタッカー
     
    • いわゆる小パンではないとてもリーチの長いP系統の通常技をはじめとした最長クラスの通常技、画面端まで届く飛び道具風の打撃技・鎌閃撃と本作で追加された画面端から発生する遠距離コマンド投げ・冬蟷螂など、明確に遠距離戦中心としてデザインされているキャラクター。
       
    • 相手との距離が遠ければ遠いほど強いが、接近戦は明確に不利。」として再定義されており、一部の長い通常技は先端をヒットさせると火力が上昇したり、本作からの時間を止める覚醒必殺技・ワンヴィジョンは遠距離でロマンキャンセルの代わりとして機能するなどの遠距離キャラならではの特徴的な性能が備わっている。一方、全体的に技の発生が遅いため、コンボやウォールブレイクを成立させるにはテンションゲージを活用しなければかなり難しい。
       
    • もちろん相手に近づかれると危険信号が点るキャラクターだが、6F技としてはリーチが長い立ちKや低姿勢5F技の2Kなど接近時に武器になる技は備えている。また、近距離でアクセルボンバーを連続して当てる画面端のコンボ・通称ボンバーループの瞬間火力には目を見張るものがある。単に後ろに下がり続けて距離を取る立ち回りだけではなく、機と見れば自ら相手を押し込んでいくことも有効な戦術である。Ver1.18(バトルバージョン2.00)では遠SやしゃがみP、6+HSなど中距離で使える技が強化されており、オールレンジ対応で状況に応じて間合いを変えながら技を使い分ける戦い方が強くなったと言える。
       
    • 技ひとつひとつの性能を理解して、的確に牽制を撒き、理想は無傷のパーフェクトで勝ちきることがわかりやすい勝ち筋となるが、キャラを問わず攻めが苛烈なこのゲームにおいて、ノーダメージで相手を捌ききるのは非常に大変。こうしたキャラで安定して勝つには、相手キャラが得意なこと・苦手なことを理解し、やりたいようにやらせない対策を個別に立て、その上でプレイヤーの手癖やレベルもしっかり読む必要がある。相手を問わずワンチャンスで轢き潰せるソルやメイとは明確に異なる部分であると言っていい。状況別にどういった攻め手・搦め手があるのかを、コンボではなく連係として研究する必要が出てくる。
       
    • 立ちP>6+K>鎌閃撃という「レバー前入れで技を出した後、すぐに後ろタメする」というやや難しい操作が要求される基本コンボや高火力コンボの鍵であるアクセルボンバーが低空で昇龍(623)コマンドを行うという上級者でもミスしやすいものである等、一部操作に難しい部分があったが、Ver1.18(バトルバージョン2.00)ではそれらが廃止される方向で性能の変更が行われ、扱いやすくなった。
        
    • 研究が必要な職人キャラのように見受けられたが、海外の大会では意外といろんなプレイヤーがコンスタントに好成績を残している。2021年7月現在までに行われた77回の大会を簡単に集計した結果、日本だと最強格と名高いチップと同程度の勝ち星を拾っていた。日本の大会に限ると活躍している印象がほとんどないものの、世界規模だと発見されている強みは多くあるのかもしれない。