アクセル

Last-modified: 2025-10-29 (水) 21:46:08

 

 

  • 性能:遠距離で相手を封殺するロングレンジアタッカー
     
    • いわゆる小パンではないとてもリーチの長いP系統の通常技をはじめとした最長クラスの通常技、画面端まで届く飛び道具風の打撃技・鎌閃撃と本作で追加された画面端から発生する遠距離コマンド投げ・冬蟷螂など、明確に遠距離戦中心としてデザインされているキャラクター。シーズン2までのバトルタイプは全キャラ唯一の「ロングレンジ」だった。(シーズン3からはゾーニング)
       
    • 相手との距離が遠ければ遠いほど強いが、接近戦は明確に不利。」として再定義されており、一部の長い通常技は先端をヒットさせると火力が上昇したり、本作からの時間を止める覚醒必殺技・ワンヴィジョンは遠距離でロマンキャンセルの代わりとして機能するなどの遠距離キャラならではの特徴的な性能が備わっている。一方、全体的に技の発生が遅いため、コンボやウォールブレイクを成立させるにはテンションゲージを活用しなければかなり難しい。
       
    • 強いのは遠距離戦だけでなく、しゃがみPや遠Sといった通常技や相手の技を空振りさせやすくガードさせて有利な必殺技・潦など、中距離戦でも優秀な技を持っている。もちろん相手に近づかれると危険信号が点るキャラクターだが、6F技としてはリーチが長い立ちKや低姿勢5F技の2Kなど接近時に武器になる技は備えている。また、近距離でアクセルボンバーを連続して当てる画面端のコンボ・通称ボンバーループの瞬間火力には目を見張るものがある。
       
    • 初級者~中級者帯であれば相手の技の届かない間合いで一方的に攻撃が通りやすく強力なキャラクターとして君臨できるが、天上階など上級者帯になると得意の遠距離戦に対して「ダッシュ(ジャンプ)ガード」というキャラ共通の明確な対策が存在しており、遠距離戦のみで勝ち切るのが難しくなる。ガードを崩す能力や攻めの継続力は他のキャラクターより明確に劣っているのもあり、究極的には相手の技が届く近~中距離の間合いで相手が動くのに合わせて技を振って相手の動きを刈り取るという動きが求められる。
       
      • 画面端に追い込むことで火力が飛躍的に高まるため、機と見れば自ら相手を押し込んだり後ろに下がりながら位置入れ替えを行うことも有効な戦術である。シーズン3では飛び道具として虎落笛が追加され、遠距離の間合いから「発生が遅いが画面内に長時間残る」溜め版を出すことができれば相手の行動を縛りやすく、次の一手を打ちやすい。
         
    • こうしたキャラで安定して勝つには、相手キャラが得意なこと・苦手なことを理解し、やりたいようにやらせない対策を個別に立て、その上でプレイヤーの手癖やレベルもしっかり読む必要がある。立ち回りが苦しい分相手を問わずワンチャンスで轢き潰せるソルやパワー型のキャラとは明確に異なる部分であると言っていい。状況別にどういった攻め手・搦め手があるのかを、コンボではなく連係として研究する必要が出てくる。
       
    • ゲームで提示されている使いやすさは★3/5。当初は立ちP>6+K>4タメ6+Sという「レバー前入れで技を出した後、すぐに後ろタメする」というやや難しい操作が要求される基本コンボや高火力コンボの鍵であるアクセルボンバーが低空で昇龍(623)コマンドを行うという上級者でもミスしやすいものである等、一部操作に難しい部分があったが、シーズン2からはそれらが廃止される方向で性能の変更が行われ、扱いやすくなった。シーズン4になると溜めコマンドが廃止されるなどさらに扱いやすくなっている。
       
    • 初年度ではアジアのオンライン大会で優勝したり世界規模では多くのプレイヤーが好成績を残していたが、調整が進みゲーム性も攻撃的に変化するにつれ立ち位置も変化しており、特に勢いが大事な大会においては存在感をやや発揮しにくくなったように見受けられるが、一方的なガン攻めとは違った勝ち方が求められるという意味で唯一無二の魅力を放っているキャラでもある。