A.B.A

Last-modified: 2024-03-27 (水) 12:31:37

 

 

  • 性能:万物焦がすは嫉妬の炎 愛鍵撤灯のホムンクルス
     
    • 初出はギルティで4人対戦を行うという外伝作品『GUILTY GEAR ISUKA』の家庭用版と、かなり特殊。ストライヴになってから海外(アジア圏以外)からの圧倒的な人気を獲得しており、その人気に応える形で満を持しての参戦となった。『ACCENT CORE PLUS R』から実に11年ほど掛けての再登場である。血色の悪い肌やほぼ包帯巻きの際どい服装はそのまま、ジオヴァーナやジャック・オーなど他キャラとの兼ね合いもあってか髪色が緑系に変わり、短髪から長髪になっているなど外見も変化を遂げている。
       
    • 通常モードでは重量級キャラ以上の動きの重さに短いリーチと最弱クラスだが、特定の必殺技を使うことで時間制限ありの超強化状態である憤嫉(ふんしつ)モードに移行できるというキャラクター。通常モードで溜めた嫉妬(しっと)ゲージが憤嫉モードの制限時間となる。
      • このコンセプトは過去作品と同様。イスカ、XX時代は諸刃(もろは)モードという名称で、モード移行の際に輸血パックという個数制限のあるリソースを消費するが、諸刃モード中は機動力が大幅に高くなる、技のリーチ・判定が強くなる、コンボ火力が高くなる、諸刃モード中専用の高性能な必殺技が使えるようになる、など攻撃面を中心に凄まじい恩恵を得られる。ただし、諸刃→通常へのモード移行がうまくできなかった場合、(本作の名残雪のブラッドレイジの如く)自身の体力が消し飛んだり一撃必殺技まで食らう可能性があるというまさに「諸刃」の名前通りのハイリスクハイリターンな設計であり、この諸刃モードの運用次第で強くも弱くもなるという非常にピーキーなキャラクターだった。
         
    • ラウンド開始時の状態でも憤嫉モードに移行できるが、後の展開を考えると嫉妬ゲージを溜めてから憤嫉モードに移行したい。理想は結合と変性を当てることだが、まずこの技の届く間合いに達するのが難しいため、牽引と随順戮力と傾動などの部分無敵のある技で近づく、近づくのが難しい場合は当身技の逆上と驚愕を成功させるなど必殺技を駆使した立ち回りが求められる。
       
    • 憤嫉モードは機動力が飛躍的に向上し簡単に接近できるようになる。また憤嫉モード専用技のアーマーかつガークラでガードされて有利の断罪と情動が非常に強力で攻めにコンボに大きく役立つ。戮力と傾動が追撃可能な中段技になり、起き攻めでF式も可能になるためガード崩し能力も高い。
       
    • 嫉妬ゲージ切れによる憤嫉モード強制解除に伴うペナルティは無いが、必殺技を出して解除することで可能なゲージ回復が行えず、ゲージが空になるのは憤嫉モード再発動が難しくなるということでもあり、なるべく避けたい状況である。攻撃を食らったりガードしている間にも嫉妬ゲージは減少していくため、憤嫉中でも攻められると強制解除に追い込まれてしまうことがあり、ノーゲージ無敵技が無いこともありこの状況は他キャラより弱さが際立つ場面でもある。
       
    • キャラタイプはユニーク、公式が提示している使いやすさは★2/5。憤嫉モードの破壊力は魅力的だが、その分通常モードの立ち回りの弱さと嫉妬ゲージの管理が課題になる。ウォールブレイクを絡めた二重モード変更コンボなどズルする余地も用意されており、激しい感情の波をうまく乗りこなせばその破壊力を押し付け続けられることも可能な、見た目通りの癖の強いキャラクターと言える。