ジオヴァーナ

Last-modified: 2024-04-23 (火) 00:22:06

 

 

  • 性能:一点突破のラッシュ力・異能の大統領特別警護官
  • 本作から参戦した新規キャラクター。自らに霊体狼「レイ」を憑依させ、人間離れした身体能力を発揮させ戦うといったキャラクター。
  • 特に過去に発売されたアークシステムワークス社製の格闘ゲームに詳しいユーザーは「霊体」「憑依」といったワードを聞くと非常にトリッキーな性能を連想することも多いと思われるが、ジオヴァーナには独自性の強すぎる要素は特に搭載されておらず、むしろ格闘ゲーム初心者でも使いやすい・分かりやすいよう工夫した様子が見て取れる性能に仕上がっている。
     
  • 最大の特徴はいわゆる「ステップ」タイプのダッシュを持つ点。他キャラクターのようにキーを横に入力したままにすることで走り続ける事ができないが、その分初速から速いため素早く距離を詰める事ができる。技にダッシュ慣性を乗せることもできるため、ダッシュ立ちKは中距離において発生が早い上に有効リーチも長い強力な動きである。地上技のダッシュキャンセルにも初期から対応しており、硬直こそあるものの意識の外から出されるダッシュ投げや青RCからの連係も非常に強力。他の格ゲーだとステップの硬直中はガード不能という性能な事が多いが、一部硬直ありからアップデートを経て出掛かりからガードを含めた行動でキャンセル可能になったため、慣性を乗せた攻撃の発生が早くなった上にダッシュして直ぐにレバー後ろ入れでダッシュの初速をある程度残したまま安全に接近することが可能(ステップガード)と、隙がない。
     
  • ガードさせて有利の近距離Sから、反応困難な通常投げ、ファジー潰しにもなるしゃがみSと、近づいたときの崩しはシンプルな打撃と投げの二択ながら非常に強力。必殺技も安全な暴れ潰しで硬直も少なく次の読み合いに勝てば攻め継続も狙えるセパルトゥラや不利フレームから強引に高いリターンも勝ち取れるソウ・ナセンテ、めくり技のソウ・ポエンチ、ガードで固まる相手にはガードさせて有利なトロヴァォンなど、豊富な攻め手を持ち、接近戦に持ち込めば自分のペースを継続させやすい。
     
  • 火力面でも見るべき点が多く、とりあえずセパルトゥラを当てれば受身不能のダウンを取れるため単純明快に強い他、ジャンプDが空中コンボの繋ぎに適した性能であり、中央でも運び性能が高い。覚醒必殺技のヴェンターニアは固め性能の高さによるリスクゲージ増加もあって、壁割に使うことでウォールブレイク後の読み合いをも許さない高火力を叩き出す局面が多い。アップデートにてソウ・ポエンチの初段をコンボに組み込みやすくなり、画面位置を問わない空中コンボによって火力が増加している。
     
  • これらの点から、相手が隙を晒した瞬間にステップで距離を詰めてラッシュをかけるといったまさに一点突破の戦術を得意とするキャラクター。
     
  • まずは相手に接近しないと始まらないキャラではあるが、近距離より遠い間合いでも強力な技は存在する。中距離戦において活躍するこのキャラを代表する技が足払い(しゃがみD)で、発生はやや遅めだが判定が非常に強い上に硬直も少なく、カウンターヒットすればコンボも狙えるため、この技をとりあえず置いておく動きが非常に強力である。
     
  • 覚醒必殺技のテンペスターヂは空中からの急降下強襲の打撃技であり対空ずらしとして使える。また、後隙が少なくガードされてもその後の立ち回りでも優位を取ることが可能。
     
  • また、ジオヴァーナだけの特徴として「ゲージが50%以上溜まっている間は攻撃力・防御力が上がる」というものがある。ゲージが100%になると更に向上。体色も変化するため、視覚的にも分かりやすくなる。
    • ゲージを抱えたままでも分かりやすいメリットがあるのはゲージの戦略に不慣れな初心者にも易しい一方で、上級者にとっては巧みなゲージ管理と試合運びが求められる要素となる。
    • Ver1.18よりテンションゲージ50%以上の時、通常技・特殊技に削り効果が付くようになった。ガードの上からじわじわダメージを与えられるのでよりプレッシャーを掛けられるように。
       
  • 弱点らしい弱点は特にないが、強いて言うなら本命となる近距離まで踏み込む過程で被弾が増えやすいのが難点といえば難点。そこは高い機動力と豊富な突進技を活かし、相手のスキを見逃さず踏み込むことでカバーしていこう。
     
  • 相性で明確に不利を取るキャラクターがいない点からか、(シーズン1時点で)日本国内では特に評価が高いキャラクターの1角。グイグイ攻め立てるのが好き、めまぐるしい展開が得意、といった人には是非オススメしたい。