ファウスト

Last-modified: 2024-04-15 (月) 12:23:43

 

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    基礎データ
    特性しゃがみながら左右に移動できる
    防御係数1.01
    根性値
    ワイルドアサルト青色
    最速技5F(立ちP・2K)
    無敵技エキサイティング骨折(覚醒、21F)
    ジャンプ移行4F
     

 

  • 性能:トリッキーな動きで相手を惑わす奇妙な闇医者
    • 通称「医者」。長いリーチの通常技・必殺技で相手を追い払いながら、機を見計らって何が出るかな? でランダムに出てくるアイテムを撒き、その中から有利な状況を狙うのが基本的な戦術。土台となる立ち回り自体は他キャラよりも堅実さが必要で、出てきたアイテムと状況によって行動を変えるアドリブ力、その状況判断のためにアイテム同士のシナジーの知識なども求められる。丁寧さと技巧の両方が求められる職人キャラ。
       
    • 自由に空中を移動できる突進技の捏和混練、相手の位置を基準に瞬間移動して三方向のいずれかから攻撃する久延毘古、相手をアフロ状態(やられ判定の拡大+JDの高リターン化)にするコマ投げ・メッタ刈り等を持つ。しかしどれもローリスクで突っ込める必殺技ではないため、やはり主軸は物投げ(俗称)になる。覚醒必殺技のひとつが連続物投げになっていることからも比重の高さがうかがえる。
       
    • アイテムは九種類あり、体力を回復するもの、相手の立ち回りを制限するもの、時に大きなダメージリソースとなりうるものなどがある。基本的に投げれば何かしらリターンを得られるものばかりなので積極的に投げるほど強い。出てくるものがランダムなので試行回数が必要ではあるのと、アイテムが発生するまでが遅めで考え無しに出すと出掛かりを潰される可能性が高い、そもそも飛び道具があまり苦にならないキャラには機能しづらいといった難点はある。画面上のアイテムの出現個数に制限が無いため、今出ているアイテムで相手の動きが止まっている間に次のアイテムを出すという循環が作れれば相手は対応に困ることになるだろう。
       
    • 技全体が相手を寄せ付けない方向へ強みを振っている。端から端まで届く打撃技の突きます。を持つ一方、ダッシュがそれほど早い方ではなく空ダもゆったりとした独特な挙動をしているので、どちらかというとアクセルのように自分から攻め込むのはあまり得意ではない性能。代わりに、低空で出すことで相手の攻撃を避けつつ素早く攻撃できるジャンプ2K(通称ドリルキック)や自身にも当たるため直接の攻めには使いにくいが出した後に再行動できる空中飛び道具の愛など、空中から相手の動きに対応しつつ攻めに転じられる独自の動きを行うことができる。
       
    • 中~遠距離型のキャラというのもあり切り返し手段には乏しく、体格の大きさもあって相手の技に引っかかりやすい一方、しゃがみ姿勢が極端に低く技をスカしやすい、しゃがみながら低姿勢判定のまま移動できる、無敵覚醒技のエキサイティング骨折は発生がかなり遅いが発生前紫ロマンキャンセルで読み合いを仕掛けることもできるなど、防御面でも使いこなせば強みを発揮できるトリッキーな特徴を多く持つ。
       
    • 物投げで変化しやすい状況毎に動きを使い分けつつ、相手と距離を取ったまま封殺したり、ロマキャンを併用した久延毘古での表裏択で急襲したり、相手の判断速度を上回る状況展開力でトリッキーさを演出する戦い方が理想になると思われる。ダブルネッカコンボや久延毘古を使ったコンボ、時間差で判定が発生する物投げのアイテム・爆弾やメテオを使ったアドリブでの攻めやコンボなど、やり応えや見応えのある連係も数多い。
       
    • 発売初期は各種通常技の性能が低い上にウォールブレイクできる覚醒必殺技が無い(端でエキサイティング骨折を当てても中央に戻っていた)など明らかに足りていない性能だったが、アップデートでの度重なる強化により現在は他のキャラとも十分渡り合えるほどの強さを身に着けており、対応中心の立ち回りから隙を見てトリッキーな攻めに移るという導線も確立された。
       
    • タガの外れた火力と突破力で攻撃を押し通すキャラが使いやすく人口も多い中で、対応中心の立ち回りとリターンを出すまでに特殊な手順を要する定石とは真反対の性質の強みとするこのキャラで勝てるようになるのは息苦しくなかなか大変だが、その環境にあっても高いポテンシャルを発揮できる使い応えのあるキャラクターとなったと言える。