名残雪/コマンド技

【ブラッドゲージ】が限界値を超えると、
名残雪は【ブラッドレイジ】状態になる。
【ブラッドレイジ】中は各種Ｓ、ＨＳのリーチが伸び、
【残雪】が使用可能になる。ただし時間と共に体力が
減少し、各種必殺技が使用不可になってしまう点に注意。
【ブラッドレイジ】状態は【残雪】をヒットさせるか
一定時間経過で解除される。

• 諸刃の剣という表現が相応しいモード
  • 必殺技を多用してブラッドゲージが最大値まで溜まることでこの状態に移行する。仮面が剥がれ、かつ刀身が赤く発光する。
    各種S・HS系統の通常技が強化され、かつこのモード時のみ残雪が使用できるようになる。
    　
  • 代償として残雪以外の必殺技が使用できなくなり、かつ体力が自動的に減少していく。しかも、被コンボ中であろうとも時間停止中以外であれば問答無用で体力を消費する。
    • 残り体力によって体力減少量が変わる（残り2割程度になると減少速度が目に見えて遅くなる）が、体力満タンの状態では5割が無条件で減少するため、実質強制的に210ダメージを受けるという認識で問題ないだろう。
    • 体力減少は１で止まり、直接の敗北要因にはならない。
      　
  • 一定時間が経過するか、残雪を使用することで通常状態に戻る事ができる。
    　
  • v1.24ではブラッドゲージ量に応じて防御力が低下するようになった。
    ブラッドレイジ中はブラッドゲージLv3と同等の防御力の低下が発生し、防御ワースト２位まで急降下。
    前述と合わせると、暴発から敗北　という危険性がより高くなっている。
    　
  • ブラッドレイジが発動する瞬間にはサイクバーストのような衝撃波が発生。当たれば相手を大きく吹き飛ばす事ができる。ガード時は相手によろけを誘発。
    • 衝撃波が外れた場合は２秒以上無防備な状態を晒す事に。致命的な状況と言える。
    • この衝撃波は通常技扱いなので青バースト可能。v1.24以前は高空青バーストした側が先に動けるという事態だった。
    • 他の特記事項としては、衝撃波ではウォールブレイクが発生しない事が挙げられる。
    • v1.18の調整で、ガード時の不利フレームが増加し、更に反撃されやすくなった。　
      　
  • メリットよりもデメリットが余りに大きいため基本的に発動を避けた方が良いモード。
    • 至近距離でなければ崩しようがない上に不香、冠雪と言った移動を兼ねる必殺技が封印されるのが元々機動力に大きく制限が掛けられている名残雪にとって大きな痛手。
    • 体力が減少し続ける上に発動時の衝撃波が当たると相手を端まで吹き飛ばすため、遠距離でガードを固めている相手に対して何も出来ず、無駄に体力を失ってしまう事態になる。
    • 画面端でコンボの締めにブラッドレイジを発動すれば起き攻めで崩しを仕掛けることは可能。それでも相手にバーストがある場合は発動されて距離を離されることになる。
      　

自らの闘気を放つ飛び道具。
動作中は他の各種必殺技に派生が可能。
使用時に【ブラッドゲージ】が増加する。
中距離のけん制として使っていこう。
また飛び道具を打ち消す性能を持っている。

• メモ
  • 公式のスターターガイド動画によると読み方は「ざらめゆき」。
  • 地面を這うタイプの飛び道具。低姿勢技を潰せるが、読まれると飛び越えられる。
  • 攻撃判定発生は23Fで弾速も遅かったが、v1.10で発生18Fになり弾速も強化されたため、牽制に使いやすくなった。
    • また弾速と共にリーチも伸び、以前と異なり画面端から端まで届くようになった。
  • 不香とセットで攻め込む事で、相手にとって面倒な固めや接近手段となる。
    • 密着ガード時で+5F、相手が立っていれば立ちPが連続ガード。
    • 非常に強力な接近手段だが、不香とセット運用になるのでブラッドゲージ増加量が顕著に。ブラッドレイジ暴発には注意。
      　

相手のダウンを奪える突進技。
ヒットｏｒガード時は他の各種必殺技に派生が可能。
使用時に【ブラッドゲージ】が増加する。
各種必殺技でフォローが利くため、あらゆる局面で安定
して使いやすい。

• 素早く飛び込んで回転斬り
  • 攻撃発生・移動速度ともに速い突進技で、移動距離も長く、判定も強い。
    • 攻撃範囲も見た目より広く、相手が多少飛び上がっている程度なら問題なくヒットする。
      　
  • 通常ヒット時は若干浮き上げたあとダウンを奪える。2Sや6HSでダウン追い打ちをしよう。
    • v1.18の調整で吹き飛び距離が増加し、ダウン追い打ち6HSはやや当てづらくなっている。
    • カウンターヒット時や高空ヒット時、スロー効果中ヒット時は、ダウンする前に拾い直し可能。
      　
  • 普通にガードさせても硬直差5分、先端をガードさせれば有利Fを奪えるほど硬直差が優秀。
    • 他の必殺技にキャンセルしても安全にフォローが利くし、ジャンプでも暴れ潰しでもその後の選択肢は豊富。
  • v1.18の調整でガード時-3Fとなり、フォロー無しでは密接すると投げで確定反撃を受けるように。単体運用のリスクが上昇した。
    　
  • 空振りの場合でも比較的隙が少なく、着地後に即攻撃する事で逆に先手を取れる事もしばしばある。
    　
  • 動作中に空中へ飛ぶ事を利用し、地面すれすれの攻撃判定の回避やロマンキャンセル併用で突進中段を出す等の搦め手にも使える。
    　
  • コンボ、牽制及び接近手段、差し返し等々、非常に多くの場面で使える超便利技。
    • 便利すぎる故に、ブラッドゲージの管理が非常に大事。
      　
  • v1.10にて基底補正がつき、始動技になった時に若干コンボダメージが低下した。
  • v1.29で下段技に変更。

上半身に無敵が有り、広範囲をカバーする対空技。
空中からの攻撃に強いため、相手の飛び込みを迎撃しやす
い。相手に当たると二段目に派生し、相手を大きく吹き飛
ばす。ヒットｏｒガード時は他の各種必殺技に派生が可能。
使用時に【ブラッドゲージ】が増加する。
攻撃範囲と威力が非常に強力なので、近距離戦では積極的
に連続技に組み込みたい。

• ヒットorガード時は他の各種必殺技に派生が可能。使用時に【ブラッドゲージ】が増加する。
  　

• 斬り上げからの斬り下ろし
  • v1.10にて仕様変更。2段目は追加入力式になり、1段目が空振りしても派生させる事が出来るようになった。
    • ブラッドゲージ増加量は2段目の派生に関係なく一定量。
      　
  • 1段目は上半身無敵付きでヒット時は高く浮かせ、2段目ヒット時は叩き付け。共にダウン属性付きで必殺技キャンセルが可能。
    • Ver1.18より2段目のヒット効果が地面小バウンドになった。
    • Ver1.29で２段目が中段技に変更。
      　
  • 1段目必殺技キャンセルはコンボパーツとして重宝する。
    • カウンター時には更に高く相手を浮かし、よりダメージの高いコンボを狙う事が可能。
    • 必殺技キャンセルをしなくても追撃・ダウン追い打ちは可能なので、ブラッドゲージを確認した上でコンボ選択をしたい。
      　
  • 2段目は地面に叩きつける影響で、必殺技キャンセルで追撃するのは非効率。不香で間合いを詰め、次の攻めへ繋げよう。
    • 追加入力受付は1段目全体動作終了の手前くらいまであり、それなりに遅らせて出す事が出来る。
    • カウンター時には相手が地面バウンドした後に高く浮く。
      追加入力式になった事で、暴れ潰しによるカウンターを狙えるように。
    • 2段目まで含めるとブラッドゲージが増加する技の中でダメージが一番高い。
      壁張り付きを誘発出来るとコンボダメージを大きく伸ばす事が可能。
    • 2段目をガードされた場合は必殺技キャンセルによるフォローが必須。
      　
  • v1.10から発生が13F→11Fに高速化したため立ち回りや対空で使いやすくなった。
    • 6Pと比較すると、上方向への攻撃判定と威力で勝るが無敵部分で劣る。(6Pで回避出来る攻撃が回避出来ない事が多く、無敵時間も短い)
    • 通した時のリターンは大きいので、使うシーンを明確にして運用していきたい。
      　

相手の体力を吸収する投げ技。
吸収した相手の体力によって、名残雪の体力が回復し
【ブラッドゲージ】が減少する。ガード不能の攻撃だが、
相手に密着していないと失敗し、その隙は大きい。

• コマンド投げ
  • 通常投げよりも間合いが広い、名残雪の貴重な崩し手段。この技と飛び逃げ防止の近Sでダメージを奪って行く形が多い。
    • 投げ無敵があり、相手の通常投げと同じタイミングでぶつかり合えば一方的に掴む事が出来る。
  • 成立時はブラッドゲージが全体の９割近く減少する。影響が大きい為、チャンスあらばどんどん投げていきたい。
    • ギリギリまでブラッドゲージ増加させている状態だと却って投げを狙っていると判断されやすい。多少余裕を持って狙って行こう。
  • 成立時はノーゲージだと追撃不能。ロマンキャンセルを使えばコンボ可能。
    • v1.10にて、投げ動作の何処でもロマンキャンセル可能になった影響で「攻撃発生前」に紫ロマンキャンセルにならないように注意。
    • 攻撃発生前にロマンキャンセルするとブラッドゲージ減少効果が得られなくなる。
    • 基底補正が50％と重いので大火力は出せないが、それでもそれなりの追撃は出来る。
  • 不成立時は通常の投げよりも大きな隙を晒し、避けられた場合悠々と反撃を食らう。
    • 不成立時でもブラッドゲージは増加しない。
      　
• 以下、余談
  • 和風な技名ばかりの名残雪の技にしては浮いたネーミングが特徴であり、かつ長いためかユーザー間では「吸血」もしくは「コマ投げ」という通称で通っている。
  • 「Bloodsucking Universe」を和訳すると「血を吸う宇宙」になる。どこかで聞いたような技名だが…？
    • ちなみに名残雪のプロフィールでは趣味がHAIKUとされている。この点も誰かと似ているような…？
    • なお、英語版だと某髭ジジイの技名の日本語部分は翻訳されているので、技名はそっくりそのまま同じになる。
      　

超高速で移動する技。
瞬時に一定距離移動でき、ボタンを押し続けながら
４ｏｒ６入力で前後に移動し続けることもできる。
使用時に【ブラッドゲージ】が増加する。
連続使用で機動力を補ったり、各種必殺技の隙をフォロー
したりと、用途は広い。

• 移動技
  • 名残雪の生命線。素の機動力が致命的に低い名残雪にとって、この技は素早く間合いを詰めたり逆に離したりするうえで欠かせない。
    • 動作中は無防備。被カウンター判定は無い。
    • 無敵時間は無いが、技の出がかり、上半身の食らい判定が数フレーム小さくなる。打点の高い攻撃はかわせる。
    • 対応ロマンキャンセルは紫のみ。
  • ブラッドゲージ増加が、この技のみ増加量がやや少ない。
    • とは言え多用する事になるのでブラッドゲージ管理は必須。
  • 技の終了時には移動方向へ大きく慣性が発生する。他のキャラのダッシュ慣性のようなもの。
    • 小技のノックバック程度なら相殺する程度の慣性なので、起き攻め等に利用できる。
    • 入力後1Fから移動を開始し、途中で潰されてもある程度移動している。
  • 後不香の全体技Fは16F、前不香は25F。この間は不香以外の行動が出来ない。
    • 特に前不香は、発動を見てから小技で迎撃される程度の大きな隙がある。
    • 25Fもの隙をカバーできるのは、こちらのコンボ中、相手のダウン中、そして粒雪をガードさせた時のみと思っておいて良い。
  • 技の途中から追加入力を受け付けており、Kを押しっぱなしにしながら方向キーを入力する事で、追加で不香を連発できる。
    • タイミングは後ろ不香では9F目、前不香では14F目以降。
    • v1.18より動作後半を必殺技キャンセル可能になった。
      　
• 細かなテクニックがいくつか存在している。
  • 不香終了後に慣性とは逆方向に歩くと即座に慣性が消える。
    ---逆に移動方向へ入力を行う事で、若干移動距離を延ばす事も可能。
    ↑ガセです。慣性方向にレバーを入力しても不香の移動距離は変化しません。
    • あえて慣性を発生させて大きく移動したい時、逆に慣性を消して細かく距離の調整をしたい時に使い分けよう。
  • コマンド説明にもある通り、モーション中ボタンを押し続けながら4or6で移動し続けられるが、これを利用し方向転換もできる。
    • 例えば236K(長押し)4と入力する事で、前に移動すると見せかけて後ろへ移動し、前不香の隙を叩こうとした相手の攻撃を潰す、などといった立ち回りも可能。
  • v1.18の調整で必殺技キャンセル可能になった事で、不香の移動慣性を付加する事が出来るように。
    • 不香>キャンセル冠雪と入力する事で、普段よりも移動距離を大きく伸ばす事が出来る。

無数の斬撃を浴びせる強力な攻撃。
発生が早く、技の出始めには無敵があるため、相手の連係
に割り込むこともできる。リーチは短いが根元部分を
ヒットさせることで性能が変化し、相手に大ダメージを
与えつつ、【ブラッドゲージ】が減少するようになる。
画面端でヒットさせるとエリアを移動させる効果がある。

• メモ
  • 攻撃発生まで無敵時間のある、貴重な切り返し技。
    • 発生7+2Fなので、発動時に相手が何か余計な行動をしていればまず確実にヒットする。
    • 初撃で目の前を斬り上げ、これが近距離でヒットすれば相手を切り刻む専用演出へ移行。自動で追加ダメージが入る。
      　
  • 切り刻んでいる途中でロマキャンも可能。
    • そうした場合、双方とも真下へ落下する。相手は食らい状態のままだが、自分は自由に動けるため、スライドロマキャンを使えば変なコンボも可能。
      　
  • 演出を最後まで完遂した時は、ブラッドゲージを減少させ、相手を遠くに吹き飛ばしてダウンさせる。
    • ブラッドゲージ減少量は２番目に高い、
    • ダウンした相手よりもこちらのほうが早く動けるので、そのまま攻めて行きたい。
    • また画面端近くではウォールブレイク効果もある。ウォールブレイク発生距離はやや短め。
      　
  • 初撃の先端部分ギリギリが当たった場合、専用演出には移行せず、相手を打ち上げるのみで終わる。
    • この場合でも打ち上げて落ちて来た相手への追撃が可能。状況次第ではこちらのほうが強い事もある。
    • v1.18の調整で、地上に落ちて来た時に小バウンドするように。追撃出来る技の幅が広がっている。
      　
  • 覚醒必殺技の例に漏れず、ガードされた場合の隙は大きい。
    　
  • 限定状況において、忘れ雪の斬撃が途中で空振りした場合は演出が中断されて地面に落下・着地する。
    (相手の食らい判定が伸びている所で初段ヒットした後に途中で空振りする、ちびファウストを途中で斬って高さがずれる等)
    　

前方を大きく切り払う強力な斬撃。
【ブラッドレイジ】状態のときのみ使用可能で、
ヒット時は【ブラッドレイジ】状態が解除される。
特大の攻撃範囲を誇るため、相手の間合いの外から狙う
こともできる。
画面端でヒットさせるとエリアを移動させる効果がある。

• メモ
  • 蝙蝠の羽のエフェクトを纏う巨大な斬撃。
    • 画面の端から端へ一瞬で届く攻撃判定と、基礎ダメージ200というとんでもない威力を持つ。
    • 無敵時間は長いが、発生が10+11Fとそれなりに遅く、割込で撃っても相手のガードが間に合う可能性がある。
    • 画面端で当てた場合はウォールブレイク可能。
      　
  • 高い火力と引き換えに、様々な制約が付きまとう。
    • ブラッドレイジ中は残雪以外の必殺技が一切使えない為、距離が離れているとガード主体で凌がれてしまう。能動的に当てる事は難しい。
    • 意識して当てる為には、ブラッドレイジ発動〆コンボから崩す　という手間が必要になってくる。リスクリターンが釣り合うかは、人の考え次第。
      　
  • ヒット・ガード・空振りを問わずブラッドレイジを解除する効果がある。
    • 解除効果は全体動作の終了間際(仮面を装着しきった辺り)。
    • そのため残雪後すぐにロマンキャンセルする、あるいは残雪後すぐに攻撃を受ける等すると、ブラッドレイジが継続される。
      　
  • ガードされた場合・ヒットしなかった場合は隙だらけ
    • 互いに画面端に居る状況でも、残雪ガード後に走って来て確定反撃を取れる。ぶっぱなす際はロマンキャンセルと併用しなければ危険。
      　
  • 2D>残雪はダウン追い打ちになってしまい、反撃確定状況になる点には注意。