No.103 | ||||
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![]() | 試製35.6cm三連装砲 | 大口径主砲 | ||
装備ステータス | ||||
火力 | +18 | 雷装 | ||
爆装 | 対空 | +5 | ||
対潜 | 索敵 | |||
命中 | +2 | 回避 | ||
射程 | 長 | |||
装備可能艦種 | ||||
駆逐艦 | 軽巡洋艦 | 重巡洋艦 | 戦艦 | |
軽空母 | 正規空母 | 水上機母艦 | 航空戦艦 | |
備考 | ||||
開発不可、改修可 入手方法 | ||||
改修更新 | ||||
35.6cm連装砲 → 試製35.6cm三連装砲 → | (二番艦に金剛改二、比叡改二) →*1 35.6cm連装砲改 →*2 35.6cm連装砲改二 | |||
(二番艦に榛名改二) →*3 35.6cm三連装砲改(ダズル迷彩仕様) | ||||
高速戦艦に搭載するための新開発の試製戦艦主砲です。 「金剛」型高速戦艦の代替新建造艦のために計画されていた三連装の35.6cm砲で、大口径主砲よりはコンパクトで軽く、 もちろん従来の35.6cm砲より火力及び命中率が大きく向上しています。高速戦艦の改装時に、ぜひ運用をお試しください! |
ゲームにおいて
- 「35.6cm連装砲」の上位装備。火力+3、対空+1、命中+2と成長している。
- 元々持っている命中+2がうれしい装備であるが、それに加えて35.6cm級砲は金剛型での戦艦フィット命中補正が優遇されており、
17/05/22現在の検証データでは金剛型が試製35.6cm三連装砲(およびノーマル35.6cm)を装備した際の命中フィットは(+7 × √主砲本数)%と非常に大きい。
金剛型に1本装備すれば2+7×√1=9と電探一つ分程度の大きな命中補正が見込める。- こちらのレベルが高く敵の回避が低い場合は命中率が一定値以上にならない(命中率キャップがある)ことが確認されているが、
回避の高い敵の多い後半海域や、命中にマイナス補正があると考えられている連合艦隊などでは命中上昇効果の恩恵は大きい。
- こちらのレベルが高く敵の回避が低い場合は命中率が一定値以上にならない(命中率キャップがある)ことが確認されているが、
- 改修工廠にて「35.6cm連装砲」から更新すれば量産が可能。本装備自体の改修も可能。
- 「35.6cm連装砲★max」は未改修の本装備より与ダメージが僅かに上回る(火力+19相当)検証があり、更新直後は性能が弱体化する。
本装備★+1から火力面で並ぶので、一度でも改修すれば更新前と同等以上の活躍が見込める。 - 支援艦隊では改修の効果が得られないとの検証が現在有力。支援に用いるのであれば未改修でも本装備が優位。
- 「35.6cm連装砲★max」は未改修の本装備より与ダメージが僅かに上回る(火力+19相当)検証があり、更新直後は性能が弱体化する。
- 2番艦で改修更新先が分岐するタイプの装備。
担当艦 更新先 金剛改二*4、
比叡改二/丙35.6cm連装砲改
(更新時に41cm連装砲を使用する)榛名改二 35.6cm三連装砲改(ダズル迷彩仕様)
(更新時に35.6cm連装砲を使用する)扶桑改二、
山城改二更新は不可
- 「38cm四連装砲改★+6」以降の改修素材として要求される。任務では2個までの入手なので、★+9以上にするには改修更新を経るしかない。
既に本装備自体を改修済みの提督も多いだろうが、その場合最大で4個を新しく製造しなくてはならない。
- 砲系統で初の☆4装備かつ旭日章風マークである。
入手方法について
- 35.6cm連装砲から改修更新
- 2014年「6月作戦」以降、数度に渡ってランカー褒賞として配信されている。
- 2014年6月(1~5位)
- 2014年7月(1~500位) 最上位(1~5位)には2つ配布
- 2014年8月(1~500位) 瑞雲12型の配信ミスがあったため、6~20位には2つ配布
- 2014年9月(21~500位)
- 2015年5月(21~100位)
- 2016年2月(21~100位)
- 2016年4月(21~100位)
- 2017年2月(21位~500位)
- 2014/7/28アップデートで本装備を入手できる任務2つが実装された。
- 『戦艦「榛名」出撃せよ!』は出撃任務であり、榛名改二を含む艦隊での南方海域前面ボスS勝利が達成条件。
- 『精鋭「第三戦隊」全艦集結せよ!』は編成任務であり、金剛型戦艦全員の改二達成が必要となる。
- こちらの達成自体はさほど難しくはないのだが、出現条件が若干厳しい。
- 前提となるのは『二人でする初めての任務!』。ケッコンカッコカリした任意の艦娘を旗艦として、リランカ島ボスにS勝利することが達成条件。
4-3のボスは陸上型であり、旗艦にする艦種によってはS勝利が取りにくくなることもある。
アップデート履歴
- 2014/07/18:ランカー褒賞として実装。*5
- 2014/07/28:本装備を入手できる任務2つが実装された。
- 2014/10/24:改修工廠が実装され、「35.6cm連装砲」からの改修更新が可能になった。
- 2016/02/29:改修可能になった。
- 2016/06/01:「金剛型戦艦の35.6cm連装砲及び同三連装砲等の命中率フィット属性上方修正」がアナウンスされた。「同三連装砲等~」文面より、本装備も含まれていると考えられる。
- 運営から明確にフィット対象の艦娘が告知されたのは初。
- 2019/04/22:「35.6cm連装砲改」へ改修更新可能になった。
- 2022/12/27:「35.6cm三連装砲改(ダズル迷彩仕様)」へ改修更新可能になった。
主要な大口径主砲の性能比較表(装備最大値/大口径主砲上位早見表/テーブルより転送)
火力 | 対空 | 命中 | 回避 | 装甲 | 射程 | 国籍 | 入手方法 | 改修 | 備考 | ||
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試製51cm三連装砲 | 36 | 5 | -2 | -10 | 2 | 超長 | 日 | 任務、イベント | - | 大和型、長門型改、長門型改二のみ装備可 | 編集 |
51cm連装砲 | 32 | 5 | 1 | -1 | 2 | 超長 | 日 | イベント、改修、ランキング、任務 | ◯ | 大和型、長門型改、長門型改二のみ装備可 | 編集 |
試製51cm連装砲 | 30 | 5 | 1 | -1 | 超長 | 日 | 初期装備、イベント、ランキング、改修 | ◯ | 大和型、長門型改、長門型改二のみ装備可 | 編集 | |
46cm三連装砲改 | 27 | 6 | 2 | 2 | 超長 | 日 | 改修、ランキング | ◯ | - | 編集 | |
46cm三連装砲 | 26 | 5 | 超長 | 日 | 開発、初期装備、改修、イベント | ◯ | - | 編集 | |||
試製46cm連装砲 | 23 | 4 | 1 | 超長 | 日 | 任務、イベント、ランキング | ◯ | - | 編集 | ||
41cm三連装砲改二 | 23 | 6 | 5 | 長 | 日 | 任務、ランキング、改修 | ◯ | 航空戦艦に装備ボーナス。対空電探混載でボーナス(対空+2、回避+3) | 編集 | ||
41cm三連装砲改 | 22 | 6 | 4 | 1 | 長 | 日 | 改修、ランキング | ◯ | - | 編集 | |
試製41cm三連装砲 | 22 | 5 | 2 | 長 | 日 | 初期装備、改修、イベント、ランキング | ◯ | - | 編集 | ||
41cm連装砲改二 | 21 | 5 | 5 | 1 | 2 | 長 | 日 | 任務、ランキング、改修 | ◯ | 長門型改二、伊勢型航戦、扶桑型改二に装備ボーナス | 編集 |
41cm連装砲 | 20 | 4 | 長 | 日 | 開発、任務、初期装備 | ◯ | - | 編集 | |||
35.6cm連装砲改四 | 22 | 5 | 4 | 1 | 2 | 長 | 日 | 任務 | △ | 金剛型改二に装備ボーナス | 編集 |
35.6cm連装砲改三丙 | 21 | 3 | 3 | 4 | 長 | 日 | ランキング | ◯ | 金剛型改二に装備ボーナス | 編集 | |
35.6cm連装砲改三(ダズル迷彩仕様) | 20 | 6 | 4 | 3 | 2 | 長 | 日 | 改修、任務、ランキング | ◯ | 金剛型改二に装備ボーナス | 編集 |
35.6cm三連装砲改(ダズル迷彩仕様) | 19 | 5 | 3 | 2 | 長 | 日 | ランキング | ◯ | 金剛型改二に装備ボーナス。金剛改二、榛名改二のみ水上電探混載で火力ボーナス(+2) | 編集 | |
試製35.6cm三連装砲 | 18 | 5 | 2 | 長 | 日 | 改修、任務、イベント、ランキング | ◯ | - | 編集 | ||
35.6cm連装砲改二 | 17 | 5 | 5 | 2 | 2 | 長 | 日 | ランキング、任務 | ◯ | 金剛型、伊勢型、扶桑型に装備ボーナス | 編集 |
35.6cm連装砲改 | 16 | 4 | 3 | 2 | 2 | 長 | 日 | 改修、ランキング、初期装備 | ◯ | 金剛型、伊勢型、扶桑型に装備ボーナス | 編集 |
35.6cm連装砲(ダズル迷彩) | 15 | 5 | 1 | 1 | 長 | 日 | 初期装備 | ◯ | 金剛型改二に装備ボーナス | 編集 | |
35.6cm連装砲 | 15 | 4 | 長 | 日 | 開発、初期装備 | ◯ | - | 編集 | |||
16inch三連装砲 Mk.7+GFCS | 24 | 3 | 7 | 1 | 1 | 長 | 米 | 改修 | ◯ | - | 編集 |
16inch三連装砲 Mk.7 | 24 | 3 | 4 | 1 | 長 | 米 | 初期装備、イベント、ランキング | ◯ | - | 編集 | |
16inch三連装砲 Mk.6+GFCS | 23 | 3 | 6 | 1 | 2 | 長 | 米 | ランキング | △ | 米戦艦、高速戦艦に装備ボーナス | 編集 |
16inch三連装砲 Mk.6 mod.2 | 23 | 2 | 3 | 2 | 長 | 米 | ランキング、初期装備 | ◯ | 米戦艦、高速戦艦に装備ボーナス | 編集 | |
16inch三連装砲 Mk.6 | 22 | 2 | 2 | 1 | 長 | 米 | ランキング、初期装備 | ◯ | 米戦艦に装備ボーナス | 編集 | |
16inch Mk.VIII連装砲改 | 21 | 6 | 4 | 2 | 2 | 長 | 米 | ランキング、改修 | ◯ | 長門型、Colorado級、Nelson級に装備ボーナス | 編集 |
16inch Mk.V連装砲 | 21 | 2 | 2 | 1 | 2 | 長 | 米 | 初期装備、ランキング、改修 | ◯ | 長門型、Colorado級、Nelson級に装備ボーナス | 編集 |
16inch Mk.I連装砲 | 20 | 1 | 1 | 1 | 長 | 米 | 初期装備、ランキング | ◯ | 長門型、Colorado級、Nelson級に装備ボーナス | 編集 | |
14inch/45 三連装砲 | 19 | 1 | 長 | 米 | ランキング | △ | 戦艦級に装備ボーナス | 編集 | |||
14inch/45 連装砲 | 16 | 1 | 1 | 長 | 米 | ランキング | △ | 戦艦級に装備ボーナス | 編集 | ||
38cm四連装砲改 deux | 24 | 5 | 4 | 1 | 中 | 仏 | ランキング | ◯ | Richelieu級に装備ボーナス | 編集 | |
38cm四連装砲改 | 22 | 2 | 3 | 1 | 中 | 仏 | 初期装備、改修 | ◯ | Richelieu級に装備ボーナス | 編集 | |
381mm/50 三連装砲改 | 21 | 4 | -1 | -1 | 超長 | 伊 | 初期装備、改修、イベント | ◯ | - | 編集 | |
320mm/44 三連装砲 | 16 | 2 | 1 | 1 | 長 | 伊 | 初期装備 | - | 伊戦艦、Гангутに装備ボーナス | 編集 | |
320mm/44 連装砲 | 15 | 1 | 2 | 1 | 長 | 伊 | 初期装備 | - | 伊戦艦、Гангутに装備ボーナス | 編集 | |
16inch Mk.I三連装砲改+FCR type284 | 23 | 7 | 6 | 2 | 1 | 長 | 英 | イベント、ランキング、改修 | ◯ | 英戦艦、金剛型改二に装備ボーナス | 編集 |
16inch Mk.I三連装砲+AFCT改 | 22 | 4 | 1 | 長 | 英 | 初期装備、ランキング、改修 | ◯ | 英戦艦、金剛型改二に装備ボーナス | 編集 | ||
16inch Mk.I三連装砲 | 21 | 2 | 1 | 長 | 英 | 初期装備、ランキング、開発 | ◯ | 英戦艦、金剛型改二に装備ボーナス | 編集 | ||
38.1cm Mk.I/N連装砲改 | 19 | 3 | 2 | 長 | 英 | 改修、ランキング | ◯ | - | 編集 | ||
30.5cm三連装砲改 | 17 | 3 | 3 | 1 | 1 | 長 | 露 | 初期装備 | ◯ | Гангутに高いフィット補正有 | 編集 |
38cm連装砲改 | 17 | 2 | 3 | 長 | 独 | 初期装備 | ◯ | - | 編集 |
- 本表による固有ステータスの他、積載艦個別のフィット・過積載補正による命中補正(-16~+10程度)がある
- 薄桃色は海外艦装備
- 装備ボーナスの詳細は個別装備ページを参照のこと
小ネタ
- 元ネタに関しては35.6cm連装砲も参照されたし。
- 図鑑説明においては金剛型の代替新建造艦に計画されていたとある。
「天城型巡洋戦艦」や「金剛代艦」の搭載予定だった主砲は、ワシントン条約の規定により代艦に関しては基準排水量35,000t、主砲最大口径16インチ(40.6cm)に制限された。
そのため条約の範囲内に収まる範囲で検討が行われており、いずれも16インチ砲艦として計画されている。
なお、金剛代艦に関しては41cm三連装砲を搭載した艦本案と41cm連装砲、41cm三連装砲を混載した平賀案の二つが試案として今日伝わっている。- なお、ロンドン条約の元でも金剛代艦が計画されており、こちらでは14インチ砲艦とすることも考えられていた。
が、条約破棄によりこれらの計画はすべてお蔵入りしている。
- なお、ロンドン条約の元でも金剛代艦が計画されており、こちらでは14インチ砲艦とすることも考えられていた。
- さらに時代が下り、「大和型」4隻と代替する事が予定されていた「金剛型」の代わりに、夜戦に参加する大口径砲を備えた艦が必要と考えられた。
その結果、超大型巡洋艦である超甲巡の建造が第五次海軍軍備充実計画で2隻、第六次海軍軍備充実計画で4隻の計6隻計画された。
この重巡以上戦艦未満の「B65型超甲型巡洋艦」には31cm三連装砲が搭載される予定だった。- 超甲巡計画策定時に、比較用として36cm砲型のプランも一応検討された。その際の主砲がこの35.6cm三連装砲である。
- もっとも当然のことではあるが、仕上がったプランは基準排水量4万トンに達し、戦艦そのものになってしまった。
とても巡洋艦的な運用には適さないし、建造コストも莫大になってしまうので早々に見切りをつけられ、幻と相成ったプランである。
まあもともと策定の目的が超甲巡のスペックを固めるための当て馬みたいなものなので、「こんなのとても建造できねーよ」という結果が出たこと自体で目的は達していたといえる。*6
- 時代は遡るが、他にも扶桑型を造る時に英国ヴィッカース社から「イタリアのコンテ・ディ・カブール級戦艦の12in(30.5cm)三連装砲を魔改造して14in(35.6cm)三連装砲を搭載した戦艦を設計するのデース!」という提案もあった。
しかし、三連装砲塔の設計・製造の実績が無かったヴィッカース社の提案は採用されず、扶桑型は国内で設計・建造される事となった。- 故に同じ「試製」であっても実際に製造され運用可能状態にあった晴嵐とは異なり試製35.6cm三連装砲は実物はおろか試案すらも存在しない架空の砲である。
- 海外に目を向ければ米海軍がネヴァダ級からテネシー級戦艦にかけて14インチ三連装砲を採用していた。
しかし当時の艦幅では斉射時の揺れが大きく、演習時においても米海軍の14インチ三連装砲4基12門艦は10,000m以上の距離では9門のみでの斉射しか行えないという。
また、砲弾同士の干渉が原因で命中率が低下する問題があり、補完するために発砲遅延装置を使用し、砲などを改良した。
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