MHWorldにて登場したフィールド。熔山龍ゾラ・マグダラオスとの戦いの舞台。
実質的には任務クエスト★4「ゾラ・マグダラオス捕獲作戦」専用フィールドとなる。
目次
概要
- MHWorldの舞台「新大陸」に存在し、急峻な山々に両側を挟まれた土地。
新大陸古龍調査団が調査を行っている「陸珊瑚の台地」および「瘴気の谷」を囲うように続いている。
谷を形成する山々は調査拠点アステラや「大蟻塚の荒地」からも望めるほど高く、
その山々と並行するように同規模以上の急な山々が続いており、踏破は困難を極める。
また、絶えず吹き荒れる上昇気流も大峡谷を越えようとする者たちの妨げとなっている。
40年の長きに渡って続けられてきた新大陸の調査活動における最大の障壁と言える難所であった。- 陸路で大峡谷を超えられたのは、ごく少数の優秀なハンターのみであったとされる。
その内の一人は1期団に所属するハンター兼編纂者の「フィールドマスター」であり、
下記の墜落事件が起きた頃には既に台地まで至っていたことが語られている。 - 空路についても試行が行われていたが、こちらも複雑な気流などの条件で難航していた。
調査団のうち3期団は、新大陸到着早々に3期団船を飛行船へと改造して大峡谷を越えたが、
その直後に未知なる大型の飛竜種による襲撃を受けて墜落してしまう事態が発生。
幸いメンバーに大事はなく、陸路で大峡谷を越えていたフィールドマスターが救援を行ったものの、
この墜落によって、3期団一行は墜落した船の残骸を拠点にした限定的な活動しか行えなくなった。- 3期団の無事が判明してからはアステラ側からも何度か空路による救出が試行されたが、
大峡谷やモンスターなどによって阻まれ、いずれも失敗に終わっている。
- 3期団の無事が判明してからはアステラ側からも何度か空路による救出が試行されたが、
- 陸路で大峡谷を超えられたのは、ごく少数の優秀なハンターのみであったとされる。
- 事態が大きく動いたのは3期団の墜落から更におよそ約20年後のMHWorld時点。
主人公を含む5期団が追跡してきた「ゾラ・マグダラオス」の行き先を痕跡から推測したところ、
その進路上に大峡谷が位置し、マグダラオスが必ず通過するとの予測が成された。
両側を高い山々に囲われた大峡谷の地形に着目した調査団総司令は、会議にて作戦を立案。
なんと古龍種かつ超巨大龍のゾラ・マグダラオスを一時的に捕獲するというものであった。- その内容は、進路がある程度限定されており要塞化もしやすい大峡谷にて待ち伏せ。
第一障壁、第二障壁にてマグダラオスの足止めを行い、そこに単発式拘束弾を多数射出。
身動きが取れない状態にした間にマグダラオスを調査するというものであった。 - あくまで目的はマグダラオスが「古龍渡り」を行った理由の調査であり、
導蟲に匂いや潜熱を覚え込ませ、目視と組み合わせた追跡調査を行うことも前提となっていた。
MHWorldにおける他の「捕獲」と同じく、生体での調査が主眼に置かれた作戦と言える。 - 既存プレイヤーの常識からすると、超巨大古龍の捕獲など絵空事に思えてくるが、
鈍重なマグダラオスの追跡調査はかつてない程順調に進んでいた貴重なケースであったことから、
調査団が総力を挙げて作戦に臨むことがすんなり議決され、突貫で準備が行われることとなった。
生態研究所・2期団を中心にマグダラオスに的を絞った拘束装置を作成、
4期団が補給を整え、学者を4期団ハンターが護衛、5期団ハンターもほぼ全員が投入されるなど、
アステラに居る調査団所属者のほぼ全員が参加、蓄えた物資も殆どが捕獲作戦に費やされていた。- ただし、同時期に謎めいた棘の痕跡が大蟻塚の荒地などで頻繁に見つかっていたため、
手練れのハンターである「ソードマスター」はその調査を優先して行い、不在であった。
- ただし、同時期に謎めいた棘の痕跡が大蟻塚の荒地などで頻繁に見つかっていたため、
- その内容は、進路がある程度限定されており要塞化もしやすい大峡谷にて待ち伏せ。
- マグダラオスの到着までに木製の第一障壁・第二障壁が構築され、
当日にはハンターたちも手伝って各種迎撃装置を整え、超巨大龍の到来を待ち受けた。
夜明けとほぼ同刻、導蟲が突然特異な反応を示した直後に地鳴りが発生。
生態研究所所長が予測した時間通りマグダラオスが地中から現れ、遂に捕獲作戦が開始された。- この一連の顛末は任務クエスト「ゾラ・マグダラオス捕獲作戦」にて描かれる。
他の任務クエストは達成後に殆ど同じ条件のフリークエストが追加されることが多いものの、
「ゾラ・マグダラオス捕獲作戦」は代わりになるフリー・調査クエストが一切存在せず、
他人の任務クエストに参加しない限り一度しか赴くことができない特異なものとなる*1。
故に、大峡谷が舞台となるクエストについても基本一度きりとなる。- 類例としてはMH4における大海原でのゴア・マガラ戦が挙げられる。
あちらと比べると「他人の任務クエストに参加すれば再び行く機会が得られる」という点、
「後年の作品にてクエストが追加された大海原と違い、再登場が望み薄」という点が異なる。
- 類例としてはMH4における大海原でのゴア・マガラ戦が挙げられる。
- 独力で赴けるのは一度きりとなるため、やり残しがあるのであれば拠点への一時帰還も視野に入る。
クエスト中に「陽気な推薦組」が来る前までは拠点への帰還は選択可能であるため、
何かしらの事情(ドラグライト鉱石集めなど)がある場合は何度か挑んでみても良いだろう。
- この一連の顛末は任務クエスト「ゾラ・マグダラオス捕獲作戦」にて描かれる。
- その後、作戦は未知のモンスターによる突然の襲来も一因となり失敗に終わる。
マグダラオスは二つの障壁を突破し、地中へと再潜行して足取りが掴めなくなってしまった。
大量の物資が失われてしまったことで大規模作戦の再実行が困難になった一方、
マグダラオスの活動によって大峡谷に亀裂が生じ、「向こう側」へと続く道が発見された。
これによって遂に大峡谷を陸路で進むルートが確保され、調査活動に大きな進展が得られた。- このことが報告されたイベント後、主人公は大峡谷への任務探索へと赴く。
任務探索で訪れる「大峡谷」は任務クエストの物とは異なり、たった一度しか赴くことができない。
フィールドとしては全くの別物となっており、これ以外では一切赴けない。
「任務探索で一度だけ赴ける」という性質は後に訪れる「地脈回廊」の任務探索と近いが、
あちらは実態としては最終盤の通常フィールドの一部であり、再訪が可能。
対するこちらは二度と訪れることができない。気になることがあれば拠点へと一旦帰還してやり直そう。 - また、二期団の親方は大峡谷の地形を目の当たりにしてインスピレーションが湧き、
谷を利用した「特殊闘技場」を設営するに至っている。
以後、一部のモンスターを捕獲すると特殊闘技場を舞台としたクエストが追加される。
- このことが報告されたイベント後、主人公は大峡谷への任務探索へと赴く。
エリア解説
- 黄土色の岩肌が反り返るように立ち並び、荒涼とした印象を受けるフィールド。
大峡谷を形成する山々は長く続いているが、作中で赴く場所はマグダラオスの移動経路のみ。
任務クエストと任務探索で訪れる場所は全く別であり、実質的に「大峡谷」は二つ存在している。- 任務クエストで訪れる場所はストーリー上「夜明けから作戦が開始される」ため、
ムービーシーン以外で夜の大峡谷をみることはできない。
- 任務クエストで訪れる場所はストーリー上「夜明けから作戦が開始される」ため、
クエストで訪れるエリア(ベースキャンプ)
- 任務クエスト開始直後に滞在しているエリア。
プレイヤーの移動範囲内に第一障壁などが設置され、各種迎撃装置を利用できる。
初見時はムービーシーンからそのまま開始されるためBCから出た状態で始まるが、
ムービーを見終わった後(拠点帰還後の再挑戦時や他者の任務クエスト参加時)はBCから始まる。- 生態マップ上では第一障壁までの全域が記載されている。
他のMAPのように多層構造表記にはなっていないが、実際は起伏が激しくやや不便である。 - エリア内の様々な場所に大砲とバリスタ、およびそれぞれの弾が配置されている。
使い方はある程度リアルタイムで音声解説されるものの、やや不親切な点が目立つ。
大砲は解説はされないもののMHWorld仕様となっており、複数発装填して連続発射できるほか、
砲身を横から押すことで射線を変更できる点は地脈回廊のものと全く変わりない*2。
大砲の火力は絶大であり、部位破壊素材も期待できることからうまく活用していきたい。
バリスタはピンポイント射撃や邪魔なバルノスの撃墜が主用途となるが、
エリア東側の第一障壁上部にはプレイヤーが使える単発式拘束弾が用意され、一定時間拘束が行える。- なお、プレイヤーのものとは別枠でNPCも単発式拘束弾を発射し、マグダラオスを拘束する。
プレイヤーが先に発射すると直後に「第二陣拘束」と称して効果時間中に追加してくる。
逆にNPCの放つ「第一陣拘束」の効果が終わった後でプレイヤーが「第二陣拘束」を行うことも可能。
それぞれの拘束時間は短くなるが、怯み動作が入る分障壁破壊が遅れると思われる。
- なお、プレイヤーのものとは別枠でNPCも単発式拘束弾を発射し、マグダラオスを拘束する。
- マグダラオスはエリア西側から現れ、東側の第一障壁前に付くと各迎撃装置へ攻撃を始める。
マグダラオスの直接攻撃やブレスを受けた迎撃装置は破壊されてしまうため、
NPCが弾を装填した大砲にマグダラオスが正対した場合は先んじて発射しておきたい。
なお、東側の第一障壁にある大砲やバリスタは障壁破壊時まで利用可能。
- 生態マップ上では第一障壁までの全域が記載されている。
- 時間経過、あるいは一定ダメージを与えるとマグダラオスは第一障壁を破壊する。
拘束弾などで足止めはできるものの、第一障壁を守り抜くことはできない。
この後は、主人公らは翼竜によってマグダラオスの外殻上へと飛び移ることとなる。- 新フィールドギミック「翼竜の止まり木」はここで初登場する。
第一障壁上部・ベースキャンプ正面・エリア西端の三ヵ所に設置され、決定ボタンで利用可能。
ただしNPCの会話イベント中は選択不可となっているため、早とちりしないよう留意されたし。
ただ、初見だとどこにあるのかちょっと分かりづらい
- 新フィールドギミック「翼竜の止まり木」はここで初登場する。
- ベースキャンプは洞窟内に設営されており、支給品もしっかり用意されている。
支給用秘薬といった有用アイテムも用意されているため回収したいところだが、
クエスト中は常時マグダラオスに発見された状態であるためファストトラベルが使えない。
そのため初見プレイヤーが利用する場合は一度徒歩でBCに歩いて帰る必要性がある。
初見だと存在すら気付かれないことも多く、ベテランでも知らない人は多い- ベースキャンプからは3方向に道が続いているが、この内正面以外は下り坂となっている。
左右の道から出ると当然高さが低い場所に抜けるため、移動に支障が出やすい。
基本的には中央の道を選んでおけば後々楽である。- 何故か3つの道で現れる環境生物がそれぞれ異なるという妙な特徴がある。
捕獲用ネットを使えば3種とも捕獲できるが、固有種が居る訳でもないため特に意味はない。
ハコビアリ・アリヅカゲッコーは大蟻塚の荒地と関わりが深い環境生物であるため、
「大峡谷と荒地は近隣している」という特徴をより反映したものと思われる。
- 何故か3つの道で現れる環境生物がそれぞれ異なるという妙な特徴がある。
- ベースキャンプからは3方向に道が続いているが、この内正面以外は下り坂となっている。
ゾラ・マグダラオスの外殻上
- 翼竜の止まり木を利用することで飛び移れる、マグダラオスの背面部分。
第一障壁~第二障壁間はマグダラオスの上でしか有効打が与えられない。
主人公にはマグダラオスの体にある「排熱器官」の破壊が目標として課されるものの、
実際には時間経過(マグダラオスが第二障壁前に到達する)と最終段階へと自動的に移行するため、
部位破壊に興味が無ければ、外殻上での採掘を優先するというのも手ではある。- 「ゾラ・マグダラオス捕獲作戦」時点ではマグダラオスの武具は作成できない。
一方、外殻上に点在する鉱脈からはドラグライト鉱石が最速で入手できるため、
実際にそちらを優先するのは現実的な選択でもあったりする。
ただし排熱器官を破壊しないとマグマで移動できない部分が多いため、両立した方が良いだろう。
- 「ゾラ・マグダラオス捕獲作戦」時点ではマグダラオスの武具は作成できない。
- 後にマグダラオスと戦う地脈回廊と比べ、マグダラオス外殻上でのギミックは乏しい。
「第二障壁前での拘束」と「最後にネルギガンテが乱入する」以外の固有ギミックはない。
また、外殻上ではバルノスの攻勢も弱まり、全く手出ししてこなくなる。
その性質上、マグダラオスとの決戦前のチュートリアルといった趣が強いと言える。- マグダラオスの排熱器官を攻撃しない場合、第二障壁まで四足歩行状態を維持して移動する。
一方、後部排熱器官を破壊した場合は立ち上がって二足歩行状態へと移行し、
頭部鼻先の排熱器官部分を攻撃できるように配慮されている。
一般的な順路である背中→後部→頭部→火口の順に排熱器官を破壊していった場合、
マグダラオスは四足→二足→再び四足といった調子で体勢を変化させていく。 - 第二障壁前に来るとNPCが拘束準備に取り掛かるセリフが入る。
この時、マグダラオスは後のイベントとの兼ね合いで必ず二足歩行形態へと移行する。
後部排熱器官の場所に居ると翼竜移動によって強制リセットされるため留意されたし。
- マグダラオスの排熱器官を攻撃しない場合、第二障壁まで四足歩行状態を維持して移動する。
- 第二障壁前でマグダラオスが拘束された直後、突然ネルギガンテが乱入してくる。
プレイヤーが事前にβテストなどで戦っていなかった場合、ここで初めて遭遇することとなる。
戦闘場所はマグダラオスの外殻最上部付近であり、二箇所ほど採掘ポイントが配置されている。
頭部や外殻下部へと落ちると強制的に翼竜移動となり、またネルギガンテの眼前へと戻される。
ここでネルギガンテに一定ダメージを与えるとイベントが始まり、ようやくクエストクリアとなる。- 「ゾラ・マグダラオス捕獲作戦」はネルギガンテ襲来までは必ず進むようになっている。
マグダラオスはプレイヤーが何もせずとも進行を続け、NPCが拘束なども行うため、
実際はBCに放置したままでも第二障壁拘束まではつつがなく行われる。
一方、ネルギガンテが現れると強制的に外殻上まで翼竜で連れていかれる上、
ダメージを与えない限りネルギガンテは暴れ続けるため、事実上こちらが本番である。
- 「ゾラ・マグダラオス捕獲作戦」はネルギガンテ襲来までは必ず進むようになっている。
任務探索で訪れるエリア
- 「ゾラ・マグダラオス捕獲作戦」終了後、任務探索として訪れる「大峡谷」。
マグダラオスが峡谷を裂き崩したことで出来た地形であり、クエストで訪れる場所とは全く異なる場所となっている。
探索を終えると生態マップ上から消滅するため、二度と訪れることはできない。
- マグダラオスの影響によって谷底の地面が赤熱しているほか、
地面がアーチ状になっており、編纂者から注意を促されるような場所も存在する。
戦闘を前提としていないためか移動可能な場所は長細く、色々と心許ない。
所々に調査団のNPCが配置されており、それぞれに話しかけることが可能。
- 主人公と相棒の編纂者はこの谷から横に伸びた亀裂へと足を踏み入れ、
遂に5期団で初めて陸珊瑚の台地へと到達する(編纂者いわく"一番匙"とのこと)。
そのまま台地の主に襲われて落下し、3期団に親近感を持たれるのはまた別の話- よく観察するとこの横に伸びる亀裂から大峡谷側に向けて、
ピンク色の球体や独特な形の植物が風に乗って次々と流れ込んできている様子が見られる。
前者は陸珊瑚の卵、後者は台地で見かける植物の一種であり、芸が細かい要素である。 - この任務探索はあくまで「研究基地」への導入としての側面が強く、
一般的な任務探索とは異なり調査ポイントの精算などといった報酬画面は一切飛ばされる。
このため、主人公だけでなくプレイヤー自身も気が付くと研究基地に移動することとなる。
特に説明されることもなく唐突に新拠点へと移るため、困惑した人も多いようだ。
- よく観察するとこの横に伸びる亀裂から大峡谷側に向けて、
登場モンスター
- 小型モンスター
- バルノス
- 超大型モンスター
- ゾラ・マグダラオス
余談
- 任務クエスト、任務探索双方でそれぞれ基本1度しか訪れないフィールドであるものの、
中々に凝っている部分が多く、経験者であれば意外と面白い発見も多い場所となっている。- ゾラ・マグダラオスがムービー内で出現した場所はしっかり地面が陥没しており、
マグダラオスの溜めこんだエネルギーを窺わせるように赤熱した状態となっている。
生態マップでは西南方向に崖のような部分が描かれているが、これが件の穴となっている。- なお、同じような形状の陥没は任務探索で訪れる場所の谷底にも存在しており、
この場所でマグダラオスが潜行を行ったと考えることもできる。
- なお、同じような形状の陥没は任務探索で訪れる場所の谷底にも存在しており、
- ベースキャンプがある洞窟の斜め上にはテントが張られた場所があるが、
この場所がムービーにて総司令や編纂者らが滞在していた指揮の現場となっている。
また、その手前には多数のバリスタが設置されており、マグダラオスに向けて発射されている。
人が居ないのに撃っているから変に見える?MH3からの伝統です - 実は第一障壁上から第二障壁の場所は僅かながら見えている。
第一障壁破壊後、翼竜を使わずに障壁からマグダラオスを観察し続けた場合、
マグダラオスはゆったりとで四足歩行を続け、奥で立ち上がって拘束される様子が見える。
また、取り巻きのバルノスたちも完全にマグダラオスと帯同する形になっており、
マグダラオスに合わせ、群れで一緒に移動していく姿もはっきり確認できる。
- ゾラ・マグダラオスがムービー内で出現した場所はしっかり地面が陥没しており、
- 「大峡谷」とはクエスト中で赴く場所だけでなく、
陸珊瑚の台地を二重に囲うように並行して円状に連なる山々の間の場所全体を言うらしい。
中央に位置する陸珊瑚の台地は内側の山々の頂上部という訳ではないため、
台地とその直下にある瘴気の谷はこの不自然に並行して連なる山々に取り囲まれていることになる。- ゲーム内では特に特異性についての解説はないものの、
MHW製作段階の「新大陸を作り上げる過程」に関わる話の中で、開発者からはこう言及されている。
これは「大峡谷は特殊な原因で生じた」と明言するものではないものの、中々意味深な内容である。「『MH』の世界の未開の地なので、違和感を抱かせる何かがほしい。
印象的なシルエットの巨大な峡谷がその1つで、
自然にできたものではなくて何か巨大なモンスターが通ってできた溝なのではないか」
など、想像をふくらませつつ、全体像やフィールドを描いていきました。
丁度瘴気の谷にはとぐろを巻くように横たわる古代の超巨大モンスターの遺骸が存在しており、
「地形を削りながら進む」という行動面での特色が上述の発言と合致するため、関連性を指摘する声もある。
また、古龍の影響で地形が大きく変化する事象そのものについては地啼龍という実例が存在し、
その結果あまりにも異常な地形が形成された場所も登場している。
このような強大な古龍の活動の痕跡ではないかと訝しがる声は時折聞かれる。 - 他にも「陸珊瑚の台地がある位置に隕石が落下してクレーターになった跡」という説や
「地脈の関係で土地が隆起した」「単に長年の侵蝕の結果」など、
様々な俗説がファンの間では提唱されているものの、その実態は不明である。
メタ的に言えばあくまで新大陸への関心を引く、いわば想像の余地として存在する地形であるため、
仮に公式設定が存在したとしても断定はされないものと思われる。
- ゲーム内では特に特異性についての解説はないものの、
関連項目
モンスター/ゾラ・マグダラオス - このフィールドで戦う巨大な古龍。
モンスター/ネルギガンテ - このフィールドで初めて姿を見せる謎のモンスター。
クエスト/ゾラ・マグダラオス捕獲作戦
フィールド/大蟻塚の荒地 - 大蟻塚より奥に見える急峻な山が大峡谷となっている。
フィールド/陸珊瑚の台地 - 大峡谷を越えた先に存在する場所。
フィールド/峡谷 - MHFのフィールド。