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世界観/共生

Last-modified: 2018-08-10 (金) 21:48:52

詳細 Edit

  • 共に生きること。他種の生物同士が相互関係を持ちながら同所的に生活すること。
    共生には、大雑把に分けると以下の種類がある
    • 相利共生:両方に利益がある
    • 片利共生:片方には利益があり、もう片方には利益も損害も無い
    • 片害共生:片方には損害がある、もう片方には利益も損害も無い
    • 寄生:片方には利益があり、もう片方には損害がある
    但し、無視出来ないレベルで利益と損害の両方があるなど、
    細かく考えないと分類出来ない、もしくは分類自体が出来ないものもある。
  • 現実世界の例を上げると…
相利共生
カクレクマノミとイソギンチャクの関係が有名。
カクレクマノミの天敵をイソギンチャクが追い払い(その逆もあるらしい)、
イソギンチャクはカクレクマノミの食べ残しなどを貰って食べている。
また、カクレクマノミ自身がイソギンチャクに餌を与えるような素振も確認されている。
イソギンチャクがカクレクマノミの良い隠れ家となっている事もある。
片利共生
コバンザメと大型魚類の関係が有名。
コバンザメは、大型魚類と行動を共にすることで、捕食者から身を守ってもらえる。
一方、大型魚類はコバンザメが一緒に行動することで何ら利益を得ることはないが、
かといってそのことで害を及ぼされるということもない。
寄生
下記の関連項目を参照。

MH世界における共生 Edit

  • MH世界では以下のような事例が見られる。
人間と小型モンスター
アプトノスポポガーグァなどの一部の小型モンスター種はいわゆる家畜として人間の生活圏内で生きている。
時に労働力として人間のために働き、一方では時に食料としてその身を捧げる代わりに、
現在最もこの世界に栄えている人間に庇護してもらい、加えて繁殖の手助けをしてもらうことで
これらの種は人間と並んで世界全体での繁栄が約束されるようになったと言っても過言ではない。
また、アイルー一部の奇面族なども人間と共生関係にあるモンスターと言え、
彼らに至ってはハンターにとって一番重要な“狩り”に於いても戦力になれるほどその関係が進んでいる。
  • 無論、それはこれらのモンスターが基本的に大人しく人間に対して従順だからであり、
    アイルー達の方も彼らが非常に高い知性を持っているからこそ人間との共闘関係が成り立っている。
    そのため人間を外敵かただの獲物としか見做さない本能だけの野生モンスターではありえない話となっており、
    一応調教すれば飼い慣らすことも不可能ではないが、とても生活や実戦で使えるほどの域には達していない。
    ただし、群れを作るなど社会的な生態を持つ一部の小型モンスターに関しては、
    モンスターの言語をある程度理解できる獣人族を通すことで友好関係になることが可能
    これも高い知能を持つアイルーのコミュニケーション力が成せる技ではあるが、
    野生に生きるモンスターたちとの積極的共闘が絶対に不可能というわけではないのだ。
  • 派生作品を含めると、一部の地方ではそんな大型モンスター達を手懐けてハンターの戦力とする方法が確立されている。
    また人里離れた地には、大型モンスターと共に生きる社会が存在しているといわれている。
  • 「モンスターを家畜にする」行為については共生と言わない、という意見もあるかもしれない。
    彼らは人間の手を借りずとも、自然の中で十分に繁栄する力があるからである。
    そうでなければ人間と出会うこともなかったろう。
    とはいえ人の手の下で安全に繁栄出来る事もまた事実であり、一概には否定できないのも事実ではある。
ナバルデウス(及びその亜種)と発光バクテリア・共生藻
ナバルデウスの体表には大量の発光バクテリアが棲息しており、
ナバルデウスはこのバクテリアを使って発光の度合いを強めているようである。
また、ナバルデウスは体に生える鎧毛に大量の共生藻を養殖している。
共生藻はナバルデウスが呼吸することで生じた二酸化炭素や発光バクテリアが発する光を使って
光合成を行い、一方のナバルデウスは共生藻が光合成で作り出した酸素を使って呼吸を行う。
これにより、ナバルデウスは数日間(一説によれば数ヶ月)は海面に顔を出さなくても
水中で行動することが可能だという。
これは分かりやすい相利共生の例であり、ナバルデウスは共生藻と発光バクテリアによって長期の潜水を、
共生藻と発光バクテリアはナバルデウスの広大なテリトリー内での効率的な繁殖・安全な住処を得られる。
なお、ゲーム中ではこれらのことは言及されていない。モンスター生態図鑑で明らかにされた設定である。
ジンオウガと雷光虫/ジンオウガ亜種と蝕龍蟲
雷光虫は、圧倒的な強さを誇り且つ天敵のガーグァを捕食するジンオウガの身体に取り付くことで、
自分達を捕食する生物から身を守ってもらっている。
一方、ジンオウガは自分の発電能力に雷光虫の発電能力を重ねることで、
自身の能力を更に引き出すことができる。
ハンターなどの外敵に出会った場合、隙あらばジンオウガは雷光虫を呼び寄せ、電力をチャージする。
また、時には自分の電力で活性化させた雷光虫を飛び道具として発射し、攻撃の手段として利用する。
最近になってジンオウガに亜種が確認されたが、亜種も蝕龍蟲という甲虫と共生関係にある模様。
だが、蝕龍蟲もまたジンオウガ亜種の発見とともに確認された甲虫であり、
蝕龍蟲自体が未だ不明瞭な点の多い生物であるため、なにが目的でジンオウガ亜種と共生しているのかは不明。
通常種・亜種ともに、討伐若しくは落とし穴で捕獲された場合に、
共生関係である雷光虫(蝕龍蟲)が背中から飛散することから、
宿主であるジンオウガ(亜種)が帯電(帯龍)している時にのみ発生する“何か”が
雷光虫(蝕龍蟲)の目的だと考察することもできる。
ドボルベルクと苔
ドボルベルクは甲殻をあまり持たず、自身を防御する術が少ないので、苔を纏い、
これを緩衝材として外敵の攻撃から体を守る。
また、苔はドボルベルクの体から養分を受け取り成長、繁殖を行う。
ブラキディオスと粘菌
ブラキディオスの頭や腕の甲殻には空洞があり、ここに多量の粘菌を溜め込んでいる。
粘菌は自力では殆ど動くことができないため、
ブラキディオスの攻撃力を増強する手段として自らを使わせる代わりに、
身を守ってもらいつつ、広範囲を移動し爆散して生息域を広げている。
なお、粘菌は胞子としてばらまかれた後はブラキディオスに触れるまで休眠状態となる性質を持っている。
また、ブラキディオスは腕の粘菌を活性化させる際に腕を舐め回す動作を取るが、
唾液に粘菌の餌となる成分が含まれているのではないかと推測されている。
ガムートとポポ
成体となった巨獣ガムートは外敵を容易に寄せ付けない戦闘力を誇るが、
小さな幼体の時点では外敵に襲われることも少なくない。
このため子育て中のガムートは基本的に母と子の二頭で生活を送り、母が子を守るのだが、
一時的に親子ともども草食種のポポの群れに混ざることがある。
その際、母親は子供を群れに紛れさせてもらう代わりに、ポポたちを外敵から守護する。
ポポはガムートの庇護を受けることで強大な肉食竜から身を守ることができ、
ガムートの幼体はポポの群れに混ざることで身を隠すことができる。
非常に珍しい「異種モンスター同士の相利共生」の事例である。
グレンゼブルと草食種モンスター
非常に凶暴な性質のグレンゼブルは、積極的に立ち向かい来る外敵のみを襲うという特異的性格を持ち、
温厚な高地の草食種であるブルックやエルペを襲うことはないため、共生関係にあると言える。
なお、草食種はグレンゼブルの威によって結果的に他の肉食性モンスターから身を守れる形となり、
グレンゼブル側には特にメリットもないように見えるため片利共生とも取れるが、視点を変えると
グレンゼブルさえ意に介さず草食種に襲い掛かる強者を誘き寄せる餌になっている可能性もある
草食種を完全に無視して、グレンゼブルだけをピンポイントで狙うモンスターの方が珍しいからだ。
何れにしても共存し、片方だけでも利があると言える時点で広義の意味での共生には間違いない。
タイクンザムザとコナマキダケ
潮島で確認された甲殻種タイクンザムザは、コナマキダケというキノコと共生関係にある。
タイクンザムザはコナマキダケの菌糸を利用して岩を自身の甲殻に吸着させたり、
更にコナマキダケから発する粉(恐らく胞子だと思われる)で敵の視界を遮って奇襲を仕掛けるなど、
コナマキダケを攻防の手段として利用している。
対するコナマキダケの方も、タイクンザムザにくっつくことで、居ながらにして
あちこちに移動することが可能となり、生息域を広げる上で有利になると考えられる。
しかしタイクンザムザは潮島の洞窟から外に出た様子がないため、
コナマキダケが生息域を広げられているのかは定かではない。
もしくは、下層から上層に上がるにつれ甲殻が重なるダイクンザムザの生態から考えると、
下層に存在するコナマキタケが上層で光合成などを行うことを目的としている可能性もある。
もしかしたらコナマキダケ自体が別の地方のキノコで、タイクンザムザとともに潮島にやってきた……
とも考えられなくもないが。
イナガミと竹林
竹林にて発見された古龍種イナガミは、
調査によってイナガミが棲む竹林と共生関係にあることが判明している。
イナガミは竹林の植物、つまり竹を自在に生長させる能力を持ち、
一方で竹林の地下茎(つまりタケノコ)に尻尾を擬態させ、獲物を捕らえる事が知られている。
また、イナガミは竹林の竹を己の武器としても活用することができ、
文字通り地の理を活かした戦いを行うことができる。
竹林側がイナガミと共生することによる明確なメリットは不明であるが、
タケノコを捕食しようとする外敵からの保護・植物を自在に成長させる能力から、
イナガミが竹林自体の繁栄・維持管理に貢献しているのかもしれない。

余談 Edit

  • 家畜の条件は、人に馴れる・餌の確保が容易・飼育下で安定した繁殖が可能なことで、
    動物園の動物の大半はもちろん、商業下にあってもこれらの条件を1つでも満たさない生物、
    例えばワニやイルカ、アジア象などを家畜と呼ぶことはできない。
  • 逆に言うとこの条件を満たしている生物は基本的に「家畜」と言えるため、
    「家禽」とも呼ばれる鶏のような鳥類はもちろん、蚕や蜂などと言った昆虫も含まれる
  • 現状、安定した飼育・家畜化がなされているモンスターは、全体のうちの一割にも満たない。
    やはり強靱で活力に溢れるモンハンの生物は飼い慣らし辛いのか…と思うかもしれないが、
    何気に現実でも、数千種もの動物うち、僅か数十種しか家畜化に成功していないのだ
    アプトノス、ポポ、ガーグァ、ムーファ、プーギーメルノスハチ猟虫など、
    むしろモンハンシリーズでは多様な家畜が確認できるので、畜産に関しては恵まれていると言える。
    • なおライダーについては卵を自然から採取して孵化させている描写が殆どで、
      ハンターが大闘技会で使役するモンスターも捕獲した野生の個体のため、
      前述した条件に当てはまらないことから、少なくとも現実の基準では「家畜」とは見做せない。
  • ちなみに、現実世界のアフリカに生息する動物は凶暴すぎるが故に家畜にできないとされており、
    実際ダチョウとホロホロ鳥という例外を除けばアフリカで家畜化できた動物は居ない。
    アフリカの人がゾウやシマウマに乗っていないのはそのためである。
    とは言えヌーやシマウマ、レイヨウなどは粗食に耐え病害にも強いことから、
    今なお家畜化のために研究や実験的な飼育が続けられている。
  • 本項では、主にモンスターを中心に据えて説明が為されているが、
    竜人族土竜族、など
    人間以外の種族と人間族の共生と言う関係も多く存在する。
    上述のアイルー(メラルー)に代表される獣人族、チャチャ(カヤンバ)で御馴染の奇面族などが
    他のモンスターと比較してより人間に近い関係を形成できるのも、こちらの理由に準ずる。

関連項目 Edit

ゲーム用語/寄生 - MH世界における寄生の記述あり