獣人化ビルド

Last-modified: 2020-08-22 (土) 08:22:38

職業

多数
(あくま、ヴァルキリー以外。他条件付きアリ。)

概要

月の恩恵ライカンスロープを全種族用に再編集したもの。バージョン3.1.0版。
イベント「つきよ」発の、まのけいやく「つきのおんけい」と、スキル「げつりん」のセット運用。スキル1回で「じゅうじんか」し、CD1化したスキルを連発する。
後述するが、「るてん」はメリットが大きいため、組み込みの有力候補。特に3.1.0以降は「オートマータ」「ドラグーン」等、状態異常防止能力持ちには「るてん」必須となった。
上記コンセプトのビルドであるため、3.1.0実装の「あくま」には効果が無い。また、状態異常を自動治療する「ヴァルキリー」も不可。

バージョンv3.0.0~
扱いやすさ中 2/3 ★★☆
必要資産高 3/3 ★★★

 
編注:以降、漢字で書けるものは漢字で書きます。
 

長所

  • ほぼ永久的に獣人化を維持でき、高CDスキルを毎ターン使える
  • 高CDスキルのバフが累積するため、変容モンスターにもある程度対抗できる
  • 能力やスキルを軽く整えるだけで、ターン毎のバリア増加量を簡単に増やす事ができる

短所

  • 状態異常の対策が制限される
    獣の兆候も獣人化もデバフ扱いなので、状態異常を治療する効果の対象になってしまう。
    スキルの使用順を考慮すればある程度制御でき、これらをうまく治療すれば獣人化終了タイミングの隙を消せるが、手順の複雑さは事故に繋がる。
  • せいしんりょくが付属する
    精神力は「操作できるつきの じょおう」がコンセプトとの作者談だが、混乱には、混乱状態=戦闘操作が自動になって便利、というメリット(?)もある。
    特に、このビルドを攻撃スキル+バフスキルで構成すると、戦闘のたびにスキルを右から手動で使っているだけの冒険者が出来上がる。気持ちの問題だが勿体ない感がある。
  • 変容「ちからをうばう」に弱い
    対変容、特に「てんち」ダンジョンにおいて攻撃型の先制使用スキルと本ビルドを併用すると、部屋移動で獣人化が切れるタイミングに変容「ちからをうばう」に遭遇すると、獣人化が奪われる事故が発生する。
    戦闘前のバフが取られるわけではないので直ちにアウトになる訳でもなく、確率的には数百戦に1度も無いことだが、気には留めておくこと。
  • 先制使用スキルとの噛み合わせが悪い
    攻撃型の先制使用スキルと本ビルドを併用すると上記事故が発生しやすい。
    Tスキルに付随する攻撃効果が無ければ、攻撃でない先制使用スキルは使える。3.1.0現在、忍術+先制使用スキルはとても強力なので(ビルドと直接関係無いが)捨てがたい。
  • 同一コンセプトの職業、ビルドが存在する
    あくまが主たる例である。

魔の契約:つきのおんけい

この魔の契約は、「ホーリーバリア」「せいしんりょく」「けもののちょうこう+5」のセットである。

  • ホーリーバリア
    バフ効果を得るたびにバリア増加。効果量や付与手段に寄らず、効果が1個つくたびにバリア+1。例えば、えんまくやオフェンシブ+8ならスキル1回で3バリア付与される。
    バージョン3.1.0現在、てんぐの修験道による回避強化は反応しない(または、修験道だけループしている)。作者の意図しない動作とのことだが、バリアが全く得られなくなる。
  • せいしんりょく
    混乱状態でもスキルが選択できる。手順が狂うことによる事故がなくなるほか、きょうらん等、混乱状態が付随する効果をメリットのみ得られる。ステータス画面に「?」が表示されなくなるが、それ以外の点では「混乱」扱いになっている。
    短所欄に書いたように、欠点がないわけでもない。
    蛇足だが、月の恩恵を統合素材にすると、必ず精神力が統合される。
  • けもののちょうこう+5
    +10になると獣人化が付与され、一時効果の獣の兆候は解除される。
    獣人化する場合は、スキル「げつりん」が最善。(エクリプスは一時効果を直接倍加させるスキルなので不可。月輪は現在の獣の兆候値を付与するスキル。)ライカンスロープ固有能力の沸き立つ血は、変身に時間がかかる他、変身中に機能しないため、隙が大きい。
    本ビルドでは「げつりん」持ち込みとする。
  • じゅうじんか
    獣人化(10T持続。状態異常扱い(治療が可能)常時こんらん/ねらいうち+200%を得るCDが一律1になる(CD0のスキルも含む)自キャラのビジュアルも変化する)。但し精神力があるので混乱は無視される。
    CD変化は、正確には「使用したスキルのCDを1に変更する」ので、通常スキルを使うと次の手番ではクール中になる。Tスキルならこの問題は起こらなくなるので、忍術の併用は有力な選択肢になる。
    狙い撃ち効果も有力だが、これを活かすには相手を直接攻撃するスキルを必ず使うことになるため、邪眼に気をつけること。

プレイング

  • デバフ効果を受け入れる都合、装備効果はブラッドアーマー、ふどう、たんじゅんは不可。3.1.0以降はドレッドノート+1等、状態異常の確定防止も避ける必要がある。タフネスは+1程度までは問題ないが、他の能力と調整が必要。装備が整うまでは変容部屋はリスクが高い。
    流転があれば「ブラッドアーマー」「ちからをうばう」以外は無視できる。その場合は石化関連に
  • 戦闘中は最初に「げつりん」を使う。
    獣人化は「+獣の兆候」を無効化するが、月輪に限ってはそれを無視できるので、獣人化中でも兆候を蓄積できる。この場合、獣人化が解けた後、最初のスキル使用「後」に再び獣人化するが、その使用スキルだけはCDが通常通りになる。
    たまに獣人化が解けていてもグラフィックが変わっていないことがある。いちいち確認も面倒なので、最初にげつりんを使うことでCDのリスクを減らす。

部屋効果

得意

ぬまスキルターン増加を無視できる

苦手

せきぞうじゃがんとの相性が悪い。対策は無くはないがやや面倒。
きゅうそく、すいぼつ、けっかいげつりんの「けものの ちょうこう」は25ターン持つので「きゅうそく」「すいぼつ」部屋で消えることは無いが、発生させる「じゅうじんか」はデバフ効果なので、部屋効果や敵変容次第で不発になることがある。
なお、流転は結界を無視できる。

オススメ スキル/アミュレット

CDの重いスキルを連発できるのが利点。以下は参考。組み合わせられないスキルもあるので注意。
持ち込みはあくまも参考にできる。

げつりん前提。レアスキルなので、ライカンスロープ以外の職業では持ち込むこと。
ちからためCDが軽いと、こういう地味なスキルも使い出がある。最序盤のみ拾って使う。忍術を使えば地味に2ターン分の重ねがけになる。
しんたくいりょく参照でいりょくが増える、重ねがけの定番。
一度あたりの威力増加量は限界突破の影響を受けるので別途用意すること。クリティカルのアテがあれば、限界突破は1段階でもタックルで数百万ダメージまで持っていける。
フォーカス、タックル、エイミング、他初期スキルに命中に問題がある場合、狙撃手が無い場合は序盤に必中スキルを拾う。
これらはCDが軽いので獣人化のメリットが一部消えるが、神託と組むならタックルは最適解に近い。
えんまく、そげきたいせいクリティカル確保用。バフが2、3個同時に付くのでホーリーバリアとの相性も悪くない。
けんりょく3.1.0の運関連修正後も、魔石リロールを使いながらじっくり潜る場合はいまだ有力。ライカンスロープでは持ち込み候補。特にスキルの良いものが引きやすくなる。
おおなみ必中攻撃。狙撃手を拾うのがめんどくさいがタックルではつまらないという人はこちら。技量と筋力は無視できるが、獣人化の狙い撃ち効果は無視される。HPの確保も別途必要。バイタリティを使っても良い。
ディスペルじゃがん対策。地味だが役に立つ。
ヴォイドアウト、ミラーシェイプver.3.0.5ではアイテムショップにあった。スキル編成によっては手数が減るので、バリア剥がしは最終的に貫通よりもこちらを使いたい。ミラーシェイプを使う場合は、バイタリティを持っていないと変容「ちからをうばう」を相手にしたときにバリアが往復するだけになる。
リストアボディ獣人化まで解除してしまため扱いが難しいが、げつりん1回で再変身できるのでリスクが低い。忍術持ちの場合は控えたほうが良い。
さいくはりゅうりゅう、他忍術持ち込み+先制使用スキルを使う場合は、非攻撃スキルから選択する。

オススメ 能力(まのけいやく/ラボパーツ/そうび)

まのけいやく
つきのおんけい前提。
るてん魔の契約の統合候補。
獣の兆候や獣人化はデバフなので、いろんなもので防がれてしまう。対策は流転が確実。石化に弱くなる点は注意。
ラボパーツ
ようせいのはね事故防止。ホーリーバリアと好相性。
流転を使う場合、敵からの状態異常を水際で食い止める手段として機能する。
まあいのみきり事故防止。うけながし最大値とバリアが恒常的に確保できる。ホーリーバリアもそうだが、こちらが先に動く必要がある点は注意。
ふじん間合いの見切りより攻撃偏重。この手のバフ能力は、ホーリーバリアと相性が良い。
うなばらの きこつ事故防止。こちらが動けずとも、敵の攻撃でバリアが補充されるのが利点。
いくせいじっくり潜るときの定番。
まのけいやく/ラボパーツ
にんじゅつ魔の契約の統合候補(くのいちしか持っていない点で)。
デメリットがないわけでは無いが、あった方がはるかに強い。無ければ装備を拾う。
メリットは獣人化特有のCDの隙を消せること、デメリットはじゃがんやどくばり、はんしゃに引っかかりやすいこと。
きょうめん魔の契約の統合候補。はんしゃ対策の定番。赤亡骸を殴りに行かない場合は省略できる。
けいかい「てんち」等に行く場合は変容モンスターに殴られると事故になる。不意打ち対策はこちらで。
いだてんスキル使用CDが減るだけなので、CD延長効果は普通に受ける。韋駄天は「あくむ」に効かないが、他には有効。Ver3.1.0より「あくむ」も防げる様になった。
バイタリティホーリーバリアによるバリア増加はバイタリティの最大HP変換に影響しない。一方でバイタリティの最大HP変換はホーリーバリアの対象になる。初期バリアがあると最大HP変換をバリア化することで開幕に1バリアは確保できる。
(なお3.1.0現在、ホーリーバリアによるバリア増加はバイタリティの最大HP変換に影響しないのは意図しない動作であり、今後、ループ防止処理を加えて相互に影響するよう修正が計画されている。)
きょうらん精神力でメリットのみ享受。耐久、火力の向上に。
必須ではなく、割とひんぱんに装備効果に乗るので、持ち込みまでする必要は無いかもしれない。
もちこみ
特になしライカンスロープの場合、消耗品を持ち込むとげつりんが消えるので禁止。補給物資から選ぼう。

オススメ でんせつのぶぐ

  • ぐんし(武器枠)
    ホーリーバリアとの相性が良い
  • グリフウィング(武器枠)
    ホーリーバリアとの相性が良い
  • あらなわ(装飾枠)
    CD増加スキルと合わせてコンボが狙える

派生型

コメント

  • 作ってみたが、なんかくどい……「これはおかしい」と思ったら、遠慮なく削ってください。一番の問題は、「あくま」実装で割とデメリットが目立つことか -- 2019-08-16 (金) 22:16:31
  • 「つきのおんけい」の入手手段がわりと限られる(存在しない?)ので、今から組むのは難しいのかな…? -- 2019-08-17 (土) 08:35:03
  • そのうちガチャかショップに並ぶでしょう -- 2019-08-17 (土) 21:42:58
  • 3.3.0でライカン調整の煽りを受け弱体化(ビルドの意図通りに機能しなくなった)してるので注意。 -- 2020-08-22 (土) 08:22:38