轟竜の素材を用いた銃槍。咆哮の如き砲撃は、飛竜すらも恐怖を覚える。
目次
概要 
- ティガレックスの素材を使用して作られたガンランス。
ティガバーストから強化して作成する(MHP3のみティガバースト改を挟む)。
本項では亜種素材から作られるカーサスバースト、希少種素材から作られる衝銃槍【威迫】、
そして二つ名持ちモンスターである荒鉤爪ティガレックス素材から作られるルドラバーストも扱う。
また、轟暴震由来の携行型撃戦車ベヘモットについても記述する。
轟銃槍【虎砲】 
- ティガレックスを象徴する「轟」「虎」の名を付したガンランス。
- モンハンの武器には仏教や神道などの宝具を擬した武器が多いが、
この武器はそのまま密教で使用される金剛杵(五鈷杵)である。
また、楯が幾何学模様の美しいラウンドシールドであるのもポイントである。
ちなみに、ランスも全く同じデザイン・大きさの盾になっている。
MHP2~MHP3 
- 他のティガレックス武器と同様に攻撃力高め・会心低めである。
どの作品においても-20~30%と非常に大きいマイナス会心のため、
攻撃力に期待した突きガンスとしての活躍は難しいものの、
一貫して拡散型の砲撃を持っており会心率によらないダメージの期待値は高い。
特に、MHP3では他作品と比較して砲撃による斬れ味減少が低い上、
溜め砲撃によるボーナスが付くのでより砲撃メインで扱いやすい。
- また、同ランクの武器の中では高い斬れ味を誇る。が、最上位ゲージの長さは短いものが多いので、
砲撃しすぎていざ直接斬りつけたい時に斬れ味が足りなくなったりしないように注意。
- MHP2Gでは更にワンランク上の轟銃槍【大虎砲】が作成できる。
こちらは匠無しで紫ゲージ有りかつ長い白ゲージを誇る。
轟竜の天鱗を1枚必要とするが、その見返りは十分にある。
MH4 
- MH4ではティガレックス希少種が登場。
亜種・希少種武器の強化ルートが統一されて一本道となった。
武器性能は後述する。
MHX 
- 入手は骨銃槍LV5以上からの派生強化のみ。
攻撃力 属性値 会心率 砲撃 スロット 斬れ味 220 なし -20% 拡散3 ○-- 白20+青60 - 拡散型・デフォルトで青ゲージ+匠で延長・高攻撃力とマイナス会心といういつも通りの性能。
ティガレックス亜種と希少種がお休みのため、最終強化は轟銃槍【虎砲】。それでも性能はなかなか。
- 今作では斬れ味レベル+1の発動が難儀なので、それが不要なメリットは大きい。
武器スロットも防具スロットの少なさからいつも以上に役に立つ。
拡散LV3と匠不要の白ゲージという条件はこの武器の他には二つ名ティガのガンランスのみ。
会心率マイナスをどうにかすれば物理火力で上回るため、余裕があれば打ち消そう。
拡散ガンスと相性のいいストライカースタイルでは狩技が3つ付けられるので、狂竜身でフォローするのもよい。
MHXX 
- 通常種の武器は究極強化で「轟銃槍【大虎砲】」となる。
攻撃力 属性値 会心率 砲撃 スロット 斬れ味 340 なし -20% 拡散4 ○-- 紫20+白50
- 最大のライバルは真名ウアスアンクやロイヤルガンバードだろうか。
- ウアスアンクは攻撃力330で会心率0%。素で紫ゲージ20を持ち、更にそれを匠で延長可能。
スロットや防御ボーナスも優れる。
ただし、白ゲージが短いので匠はほぼ必須。対して大虎砲は白ゲージを含めれば十分な長さがある。
今作は比較的匠をつけやすい環境だが、
欲しいスキルが多いガンランスにとって匠不要は未だに小さくないアドバンテージである。 - ロイヤルガンバードは攻撃力290で会心率40%。素で紫10に匠で延長可能。
十分な毒属性に2スロットとバランスが良い。
紫ゲージの長さが気になるものの期待値は大虎砲とさして変わらず、
続く白ゲージが長いためそちらも使うのであれば匠も不要と使い勝手がいい。
付けたいスキルが多く会心率を上げづらいガンランスにとって超会心に活かせる高会心率もありがたい。
やや大虎砲が厳しい立場にあるものの素の紫ゲージの長さを活かして差別化したいところ。
- ウアスアンクは攻撃力330で会心率0%。素で紫ゲージ20を持ち、更にそれを匠で延長可能。
MHRise 
- ティガレックスが続投した今作でももちろん登場。
一発生産は出来ず、作成するにはボルボローダーIIから派生する必要がある。
- 発売時点の環境ではティガバーストII止まりとなっており、轟銃槍【虎砲】まで強化できず、
轟竜のアギトも不要という状態になっていた。
その性能は…- そこそこ高い攻撃力220
- ティガ武器らしい会心率-15%
- 素で青ゲージ40、匠4で白が出る
- 平均的な拡散型Lv4
- スロットはLv1が1つ
- 百竜強化は攻撃力強化II/会心率強化II/痛恨の一撃
- そして、2021年4月末にVer.2.0が配信され、ようやく轟銃槍【虎砲】へ強化できるようになった。
作成にはお馴染みの轟竜のアギトの他、鋼龍の尖爪が要求される。
その性能は…- 全ガンランス中2位タイの攻撃力230、会心率は据え置き
- 素で白ゲージ30、匠で延長不可
- 砲撃・スロットは据え置き
- 百竜強化は攻撃力強化IIが攻撃力強化IIIに、他は据え置き
- カイザークラウン、炎の封眼といった強力な防具や大量の装飾品の追加によって
物理火力を上げやすくなったことも追い風となって、ここに来てようやく殴りガンスが実用レベルに。
ガンランスにはガードエッジがあるため、連発できる腕さえあれば斬れ味フォローが切れるのも高ポイント。
お誂え向きの相手も追加されたため、存分に振り回してあげよう。
- Ver.3.0で追加された赫耀シリーズとも相性抜群。
龍気活性と死中に活で火力が強化され、弱点特効でマイナス会心も補強できる。装飾品で超会心3を付けても
まだLv3スロx2とLv1スロx4、そして護石枠もフリーとなる。
またしてもお誂え向きで龍気活性との相性も抜群な相手が追加されたので、存分に振り回し(ry- その一方で、ベナムデトワレというライバルも追加された。
匠2以上が必要でかつ砲撃レベルも低いが、こちらと同じ攻撃力230に会心率0%に百竜スキルの攻撃力強化III、
更に毒属性31まで搭載されている。その上、トドメとばかりにLv3スロットまで空いており、
白ゲージの期待値ではこちらを上回る。
ただし、本武器は匠が不要なので、差別化は容易だろう。
- その一方で、ベナムデトワレというライバルも追加された。
MHR:S 
- マスターランク素材で轟銃槍【虎砲】改→轟銃槍【大虎砲】と段階を重ね、最終的に轟銃槍【大虎砲】改になる。
- トップクラスの攻撃力350
- 変わらない会心率-15%
- 素で紫30
- 最終強化では最低レベルの拡散Lv6
- スロットも変わらずLv1が1つ
- 百竜装飾品スロットはLv2
- 砲撃レベルが控えめになり上位に増して殴り特化の能力になっているが、
冥淵銃槍クラティスという恐るべきライバルが出現している。
あちらはこちらより低い攻撃340と会心率-25%となっているが紫80という長さの斬れ味に加え
砲撃レベル8を併せ持つ悪魔。殴り特化でも砲撃レベル2の差は厳しい。
- また、蛮炎銃槍ロギンハスタ改も強敵。
紫の長さで劣るがこちらと同じ攻撃力・会心率に加え腐らない火30とLv2&Lv1スロットを兼ね備え、
砲撃レベルも7、新入れ替え技の「爆杭砲」での属性強化もあり火が通る相手だと負けてしまう。
- といった状況であったが、新システムの傀異錬成が大虎砲改に追い風をもたらした。
- まず、傀異スロットを解放していくことで、無属性であるこの武器は
上述の2振り含む属性武器より高い攻撃力を得られるようになる。
また、斬れ味も少し伸びるため、経戦能力も向上。
さらに、砲撃Lvも3枠という小さい負担で8まで上げられ、
元からLv8を有していた武器とも対抗できるようになる。
新たにバゼルプライドが通常個体の生態ムービーよろしく襲い掛かってくる。
あちらは攻撃力340、会心率-10%となっているが、砲撃Lv7を有している。
錬成で最大まで攻撃力と砲撃レベルを上げる場合は轟銃槍【大虎砲】改が405、
バゼルプライドが400となるのだが、向こうはバゼル武器ということで爆破属性を有しているため、
蓄積時攻撃強化でさらに火力を増すことができる。
また、斬れ味はこちらが勝っているのだが、ガンランスと非常に相性が良い天衣無崩により
使いこなせるならばそのアドバンテージはなくなる。
その上でスロットでも劣っていると、最終的には辛酸をなめる結果となってしまう。 - まず、傀異スロットを解放していくことで、無属性であるこの武器は
MHXR 
- MHXRにもティガレックスの参戦に伴いティガバーストが登場。
危険度7の「強襲!ティガレックス」の報酬で一定確率で入手できる。 - 気になるその性能は、
- LvMAXで攻撃力1719、更にプラス値25で1844
- 水属性
- 竜撃砲強化弾を確率で2発装填するスキル「連装填+30%」
- アクションスピードを上げ、
ダメージを30秒間5倍にする武技「轟虎【天頂】」
危険度10やレア6武器が主流となった現在でもここまでの
効果時間と倍率を両立した物は多くはない*1。武技 倍率 時間 必要P 技玉 該当武器種 備考 轟虎【天頂】 5 30 40 水8 ガンランス 後述 轟虎【千石】 4 10 30 水9 大剣、剣斧 プラス値25前提 轟虎【守門】 3.5 15 35 水9雷1 ランス 火属性ダメージ50%カット 轟虎【雷電】 3.5 10 40 水9雷1 太刀、弓 轟虎【白鷹】 2.5 25 30 水8雷1 双剣、重弩 ※すべてアクションスピードアップ効果付き。
高い攻撃力を攻撃アクションの高速化で更に高めることかできる。
そのため実際の火力倍率も、5倍より更にもう少し上と見てよい。
そして必要な武技Pはたった40。
攻撃をちょっと繋げるだけで発動できる他、ちょっとブースタースキルがあれば開幕即発動が簡単にできる
レベルのお手軽さである。 - …と、ここまで良い事尽くしで書いてきたが、これはティガ武器である。
危険度7の強襲をとにかく繰り返せば割と楽に入手できる武器である。
ニャン検隊で運が良ければ入手できるレア武器などではなくティガ武器である。
何が言いたいかというと、こんな至れり尽くせりの効果がタダで受けられる訳がない。
実は、この武技にはもう一つとんでもない追加効果がある。
そういう事である。効果終了時に残体力が75%減る。
いくら倍率と効果時間があるとはいえ危険度7の強襲でも30秒間で削り切るのはほぼ不可能。
つまり効果時間が終わってから起こるのはほぼ間違いなくモンスターからの逆襲。
もちろんブチ切れていても何らおかしくはない。
ちょっとミスをすればこちらが返り討ちにあってしまうのがオチである。お手軽高火力の代償は大きかった…
そして武技の発動に必要な技玉が水×8と多めである事もややネック。
スキルに関してやや妥協しなければいけない場合がある事には注意。
まあ他のティガ武器には更に多いものもあり、4部位で揃えられるこちらはいい方だが… - ここまで良し悪し色々と書いてきたが、現在では危険度9以上が主流となっておりティガバーストは完全に型落ち。
結局は水属性のガンランスが使いたければタマミツネやナルガクルガ烈水種のものを使えばいいだけの話である。
危険度7から危険度8へ以降するまでのつなぎとしては使えなくもないが、いかんせん代償が大きい為使いにくく、
そもそも他の武器を使う方が明らかに安全。
現在では入門クエストによって危険度7をすっ飛ばして危険度8以上に挑める事もあり、
ティガバーストはせいぜい遊びで使える程度の完全な型落ちのロマン武器と化してしまっている。
…ティガバーストは。
カーサスバースト 
MH4 
黒轟竜の素材を用いた銃槍。咆哮の如き砲撃は、巨竜すらも恐怖を覚える。
- MHP3では存在しなかった念願の亜種武器である。
MH4Gの公式サイトに掲載されているガンランスの説明ページにも登場している。
- だが、この武器の性能はどうでもいい。なぜなら希少種武器である衝銃槍【威迫】が…
MHW:I 
- 通常種に加え、導きの地の隠しモンスターとして亜種も復活したことでカーサスバーストも復活。
一本道の強化だったMH4とは異なり、本作では通常種と別派生になっている。
- 最終強化を施すと新たに吼銃槍【焔咬】という銘を得る。
性能は- 攻撃力667(武器倍率290)
- 会心率-30%
- 覚醒で睡眠属性270
- 素で白ゲージ、匠で紫が出る
衝銃槍【威迫】 
MH4 
大轟竜の素材を用いた銃槍。咆哮の如き砲撃は、古龍すらも恐怖を覚える。
攻撃力 属性値 会心率 砲撃 スロット 斬れ味 437 (覚醒:爆破200) 15% 拡散4 ○-- 白10→白60
具体的には、生産武器3位の攻撃力に優秀な会心率、最高の砲撃威力と斬れ味を全て持ち合わせている。
攻撃力も2位までが使い辛い銃槍たちである上、会心・斬れ味込みなら衝銃槍が堂々の1位である。
もはや、最強のガンランスといっても過言ではない。
匠で斬れ味を伸ばし突いてもよし、砲術スキルで威力を伸ばした砲撃で暴れるもよし。
敵を選ばず、攻撃箇所すら選ばず、如何なる状況でも最大級の暴威を振るう。
- 斬れ味も特筆すべき点である。ティガ希少種の他の近接武器が匠でも青止まりな中、
何故かこの武器だけ素で白、匠で延長可能と非常に優秀。
言うなればティガ武器とナルガ武器のいいとこどりをした挙句、
隠し味にブラキ武器も混ぜてみたと言った感じである。どんだけ欲張りなんだ。
ヘビィボウガンや弓の例といい、ティガ希少種の素材は飛び道具に関するものと相性が良いようである。
虎砲からカーサスバーストへの強化に轟竜のアギトを1つ、
更にカーサスバーストから威迫への強化に脈動する爆心と火竜の紅玉を1つずつ要求されるが、
この性能の代償ならば安いものだろう。
それにしても同僚のこいつらはもう少し頑張れなかったのだろうか。
そういえば、MHP2Gにもこんなポジションの武器があったような…。
MH4G 
- MH4で頭二つぐらい抜きん出た性能を持った衝銃槍【威迫】にG級派生が登場。
まず、G級ティガレックス亜種の素材に加えレア素材である轟竜の天鱗を用いて
衝銃槍【威迫】改へ強化される。
いきなりレア素材となかなかに骨が折れるが、過去の性能を考えればこれぐらい。
そして、その先を期待するハンターの前に姿を現した絶衝銃槍【鬼迫】。
その性能は…攻撃力 属性値 会心率 砲撃 スロット 斬れ味 644 (覚醒:爆破300) 20% 拡散5 ○○- 白40→紫20
- 生産上位程度に落ち着いたものの高めの攻撃力、上昇した会心率、LV5に達した砲撃とここまでは良性能。
しかし、最大の売りであった斬れ味の利点は、匠で紫ゲージが得られるもの少々心もとない数値となった。- 物理特化の突きガンスとしてみると同攻撃力で会心率15%、素で紫30を持ちながら
修復機能まで持ち合わせた叛逆銃槍ロドレギオンに劣り
爆破ガンスとしてみると覚醒不要で素晴らしい斬れ味を誇る砕光の銃槍や
属性特化の焔魔滅龍銃槍の壁が厚い。
焔魔滅龍銃槍にいたっては砲撃も拡散5なので差別化はますます困難。 - この武器の強みは拡散5のガンランス中最高の武器倍率と会心率を持つということ。
ロドレギオンは放射型で、焔魔滅龍銃槍には武器倍率20の差をつけ白ゲージでも期待値はほぼ変わらない。
また、必須スキルの多いガンランスではスロット2が助かることも存外に多い。 - 強みを活かすのであれば紫20程度不要と開き直り匠を切っての白ゲージ運用も視野に入る。
柔らかい部位には突き、固い部位には溜め砲撃といったガンランスの基本を心がけて弾かれやすさはカバーしよう。
同様の白ゲージ運用には蛇銃槍ランセマデュラが控えており
こちらは鬼迫を上回る攻撃力とスロット3を併せ持つ。
放射型と拡散型でうまく使いわけよう。
ただし、前段階で天鱗、最後に驚異の大爆心をしっかり要求され、同性能帯武器と比べ作成難易度はかなり高め。
製作難度での差別化は難しいか。 - 物理特化の突きガンスとしてみると同攻撃力で会心率15%、素で紫30を持ちながら
ルドラバースト 
MHX 
- MHXで登場した荒鉤爪ティガレックスの素材を使用した二つ名武器。
生産段階では「ルドラバースト」で、9回の強化を経て
最終強化「鉤爪銃槍【荒虎砲】」となる。攻撃力 属性値 会心率 砲撃 スロット 斬れ味 200 なし 10% 拡散3 --- 白30+青100
- 二つ名武器共通の狩技ゲージボーナスがストライカースタイルと相性のいい拡散ガンスで光る。
斬れ味は轟銃槍【虎砲】の青ゲージと白ゲージを1.5倍した長さ。
白ゲージは業物込みで十分な長さがあり、青ゲージも含めれば継戦能力はかなりの物。
業物込みで闘技場の大連続狩猟を1匹倒すまで研がずに戦える、と言えばどれだけ高いかわかるだろう。
- 白ゲージの長さでは、同じく二つ名持ちモンスター・白疾風ナルガクルガの武器である暁銃槍【明月】がライバル。
MHP2Gの因縁再びといえる。
あちらは放射3攻撃190白50で、砲撃タイプや白ゲージを考慮すれば好みの問題である。
- また、素白二つ名と言うことで他の武器では喰われがちな燼滅刃武器とも砲撃が拡散のお陰で比較的差別化されており、
そう言う点でも二つ名ティガ武器としては恵まれている方である。
ちなみに、二つ名武器の燼滅刃、白疾風、荒鉤爪はそれぞれ砲撃タイプが通常、放射、拡散と分かれていて
白ゲージを素で持つのでとりあえず全タイプを揃えたい時に便利。
MHXX 
- 二つ名武器の究極強化。名は荒鉤爪銃槍RAGE。
攻撃力 属性値 会心率 砲撃 スロット 斬れ味 310 なし 10% 拡散4 --- 紫30+白60
- 二つ名武器で無属性拡散ガンランスは他にブルトデアマンテと鏖銃槍クロムウェルがある。
ブルトデアマンテとは斬れ味の鋭さ、クロムウェルとはスキルの自由度で差別化できる。
また、通常種の最大のライバルとなった真名ウアスアンクとは白まで含めた斬れ味の長さで差別化するべきか。
- 銘に唐突に現れたRAGEだが、これは怒りを意味する英単語。
MHX(X)のプレイヤーなら、ランスのガードレイジのレイジと言えばわかるだろう。
携行型撃戦車ベヘモット 
MHXR 
戦車となって狩場を支配する
携行型撃戦車ベヘモット
- MHXRのイベント「十六人討伐戦」に登場した轟暴震ティガレックスが由来のガンランス。
所謂クリーガー武器の一種である。
上の台詞はこの武器の紹介動画に使われていたもの。
- 初期段階の「携行型撃戦車ベヘモット」から「決戦型撃戦車ベヘモット」を経て、
最終形態の「総力決戦型べヘモット」へと進化させる事ができる。
レア度は携行型と決戦型が5、総力決戦型が6である。 - 兵器をモチーフにしたデザインがちらほら見られるクリーガー武器だが、
この携行型撃戦車ベヘモットはその中でも特に凄まじい。
やけに巨大な盾。槍は盾程に巨大な護拳とそれに見合わない刃の付いた細身の砲身。
盾と護拳の下部には置けば動きそうなキャタピラのような物が。
抜刀して構えると盾と護拳が並びハンターの周りを完全に囲い、
前方に向けられた砲身は威圧感を醸し出す。
…戦車である。この武器はハンターが搭乗する戦車なのである。
ティガレックスで戦車と言えばライトボウガンがあるが、
そんな小脇に抱えられる物より遥かにでかい。ハンターが乗っているのである。
流石にでかいと言ってもハンターの周りを囲う程度であり、高さもハンターの頭と足が見える程ではあるが、
他の武器よりはかなり大きいし、何より戦車になるというインパクトが強すぎる。
クリーガー武器どころかMHシリーズの中でも屈指のネタ武器である。- ちなみに、戦車のモデルは形状的に旧ドイツ軍のTiger Iだと思われる。
英語のタイガーと同じく虎を意味し、ドイツ語読みで「ティーガー」……まさにぴったりの戦車だろう。 - ベヘモットは旧約聖書に登場する怪物、ベヒーモスのことだろうか。
ベヒーモス(Behemoth)は言語の違いによって複数の読み方があり、
その一つである「ベヒモット」から採ったものと思われる。
後述の怪物的な破壊力にピッタリの名前である。
- ちなみに、戦車のモデルは形状的に旧ドイツ軍のTiger Iだと思われる。
- 見た目は完全なネタだが、肝心の最終形態・総力決戦型べヘモットの性能はというと…
- かなり高い攻撃力2122
- 扱いやすくなった覇玉武器
- 土属性
- スキルは竜撃砲の威力を高める「竜撃師」と、武技Pが貯まりやすくなる「武技師+10%」
- 武技は20秒間与えるダメージが7倍になり、
更に竜薙砲の範囲が2倍になる「十二式大轟機・改【幻装】」
特にスキルと武技で強化された竜薙砲の威力と範囲は凄まじく、
その威力から特効武器にガンランスが指定されていればどの属性のモンスターが相手でもお呼びがかかる程。
この性能でデメリットは一切無し。そこはレア6武器の貫禄と言ったところか。
ちなみに、覇玉ガンランスは抜刀しながらモンスターに向かって走るシールドランが追加されているため、
戦車の形を崩さずに走ることができるようになっている。 - 唯一の問題と言えるのが圧倒的な入手難度。
ニャン検隊限定かつ超低確率しか入手できない上、全てのニャン検隊に存在する訳ではない。
全踏破でクリーガー武器が確定入手できるニャン検隊も時々開催されるが、
全踏破には2000個以上の狩玉を要求される。
そこまで踏破しても他のクリーガーもあるので必ずしもベヘモットが手に入る訳ではない。
その為この武器の一番の壁は強化素材や資金、技玉などではなく間違いなく入手するまでである。
運良く入手できたら思いっ切り振り回してあげよう。
振り回したら形が戦車じゃなくなるけど。
余談 
- MHP3ではティガレックス亜種が登場し既存のティガ武器に亜種派生が増えたが、
残念ながらガンスには無かった。
MH4で念願の亜種ガンスが追加されたわけだが、
前述の通りその先に希少種ガンスまで追加されてしまい、初登場にしていきなり影が薄くなってしまった。
- MHFではSP武器版として、なぜか氷属性となったアイスストライクSPが存在する。
霜が降りたような色や質感の轟銃槍【虎砲】。
砲撃と氷属性。相反する二つを高次元で融合させた傑作銃槍。
SP武器の共通規格として会心率が0%となり、最終強化でちゃんと砲撃レベル5まで上がるためそこそこ強力。
本家の轟銃槍【虎砲】が産廃扱いになっていく傍ら、
アイスストライクSPは天狼銃槍【極光】の登場まで氷属性最高峰のガンランスとして君臨した。
- 性能もそうだが、亜種や希少種の素材でモデルチェンジを行うと同時に説明文も順当に強化されていく。
強化すると説明文が思いっきり様変わりしまう武器は多いが、
定型文に沿うようにちょっとずつ変わっていくのは意外と珍しかったりする。
ともすればただの手抜きとして見られてしまう可能性もあるのはご愛嬌。
関連項目 
モンスター/ティガレックス
モンスター/ティガレックス/派生作品
モンスター/ティガレックス亜種
モンスター/ティガレックス希少種
モンスター/荒鉤爪ティガレックス
武器/ティガ武器