これは重アサルト兵器だ。
発射の速度と精度は低いが、巨大な弾数と硬い装甲がその欠点を補う。
モルタルを作動させるのは難しいが、もし敵に近づけた際は、少なくとも心理的な勝利は確実なものとなる。
形状
概要
スペック
- 基本情報
パワースコア 必要電力 耐久値 重量 リチャージ方式 弾薬数 4800 12 1592 3510kg リロード 10 - 攻撃力
-
2023/06/08:アップデート2.6.0.246784以前
攻撃属性 爆破半径 ダメージ
(単発)連射回数 ダメージ
(1連射)連射間隔 BDPS リチャージ DPS 爆破 10.6 700.00 1回 700.00 10.0秒 70.00 - ゲーム内グラフ
ダメージ 射撃速度 射程距離 命中率 10 1 3.4 4.5 - オプション
テキスト リロード中にダメージ耐性を30%追加する。プレイヤーの装甲車両からの砲弾による爆発ダメージが30%増加する。 効果 リロード中、ダメージ耐性が30%増加する。自機のアバランチの砲弾による自傷ダメージが100%増加する(30%と表記されているが誤表記)
製造
製造ファクション | イベント製造 | ||||
---|---|---|---|---|---|
必要Lv | |||||
製造素材 | パーツ | ZS-34 インプロージョン(2) | ラプチャー(2) | ウェアウルフ(1) | |
リソース | ワイヤー(600) | 電子機器(600) | 銅(750) | バッテリー(750) | |
製造先 | エンジニア | ルナティック | ノーマッド | スカベンジャー | |
Sウルフ | Dチルドレン | Fスターター | |||
解説
アップデート0.13.80「ビッグスコア」で追加された超特大のキャノン(臼砲)。
一応、ゲーム内の分類としてはキャノンであり、固定式で射撃角度に制限あり。
マストドンすら超え得る高耐久・高重量に超火力と爆破半径を備えた、性能が多方面に重たく規格外のバケモノ。
モルタルという独自ジャンルなだけあり、有効射程は短く、弾速も遅く、きつい放物線を描く独特の弾道を持つ。
仰角は45度あるため最大まで上を向けて撃てば300m程度(投射物速度+25%付きなら400m程度)は飛ばせるが、発射から着弾まで約6秒と実戦で命中させるのは困難。
また、現実世界のそれに準じたのか、砲身の位置が中心ではなく右にずれて取り付けられている。
特殊効果は「リロード中、ダメージ耐性が30%増加する」というもの。
全ダメージ耐性については下記の2種類の計算式があるが、アバランチのダメージ耐性はBパターンになる。
A:被ダメージ×(1-耐性)
B:被ダメージ×(1/(1+耐性))
このため、実際の挙動としてはリロード中のアバランチの被ダメージを23%軽減する特殊効果ということになる。
特殊効果発動中に敵の攻撃を全て受けた場合の実質的な耐久値は2069.6相当。
エレファントに似ているが、あちらは射撃してから4秒と固定時間であるのに対し、こちらはリロード中でさえあれば何秒でも維持される。
どちらかと言えば、クールダウン系の武器のリーチの同系能力という表現のほうが適切。
ゆえに、リーチと同じジレンマを抱えることになる。
むしろ、連射も利いて僅か3秒だけ誤魔化せばいいリーチよりも攻撃とリロードに関しては遥かにシビア。
爆発半径13.0について小数点の位置間違えてない? とか何かおかしくない? と思ったかもしれないが、残念ながらなにも間違っていない。
グラフで実測値を書くとこうなる。
〇アバランチのダメージ曲線(銃座越しにキャビン攻撃):2022/08/05グラフ変更
アバランチのダメージは実弾:爆風=500:200=71.4%:28.6%の比率で構成されている。
この火力の前では銃座さえ一撃で粉砕されてしまう。
実弾部分の当たり判定が消えているはずの6マスと7マスの部分さえ、あまりの数字の大きさに計測ミスしていないかと疑いたくなる気持ちは理解できる。
理解できるが……このダメージ曲線が初期値だという恐ろしい現実から目を背けてはならない。
かつてのマンドレイクのダイレクトアタックを思い出そう。
ゲーム内テキストには書かれていないが、アバランチによる攻撃には実装当初は下記の2つの能力があった。
しかしながら、固定ダメージについてはアップデート2.4.0.239482で残念ながら喪失した。
ゲーム内テキストには書かれていないが、アバランチにはさらに下記の2つの能力がある。
- 実弾ダメージ部分が減衰しない固定ダメージ(バグじゃね?)
実弾ダメージである500ダメージが着弾位置から6マス先までどれだけ高耐久の部品に当たろうと一切減衰しない。
ゴリアテ越しだろうが着弾した場所から6マス先まで貫通線に触れた部品には500ダメージが与えられる。(正直バグを疑いたい)
高火力で固定ダメージで1マス以上の当たり判定があるキャノンだとこんな真似ができてしまう。
継ぎ目に撃ち込むことで左右に並べられた耐久138のAPCパネル6枚と耐久128のトラックドア6枚の両方に固定ダメージの500ダメージの当たり判定が接触する。
結果、一撃で薙ぎ払えてしまう。本来これと同じことをやるには単発火力で約1600ダメージ必要になる。固定ダメージの仕様が無かったら絶対に無理な芸当だろう。
とりあえず、継ぎ目に撃ち込むか撃ち込まれるかされたら大ダメージが確定することだけは理解しておこう。
アップデート2.6.0.246784でダメージメカニズムの変更に伴い、PenetrationAbilityを獲得。
要するにツナミの特殊効果を獲得したということなのだが、アバランチにとっては元々持っていた能力なので、これについては特に特筆すべき部分は無いだろう。
従来のように着弾直後に爆発せず(実弾ダメージxPenetrationAbility)を使い切った瞬間に爆発するようになったため、基本的に爆発ダメージが最大効率で仕事をしてくれる。
また、(実弾ダメージxPenetrationAbility)を使い切るまで射程限界まで貫通し続けるようになったため、以前のように透過部品にひっかけて無力化できない。
空間装甲絶許仕様になったため、冗談みたいに高い実弾ダメージを持つアバランチはマンモスやゴリアテなど極一部の超高耐久部品以外、片っ端からぶち抜く。
PenetrationAbility40%とかなりきつめの設定のはずなのに、防げる部品のほうが少ない。
直撃させる難易度は高いが十分なリターンが取れていると言えるだろう。
要塞破壊用の火力を車両に搭載できる程度の装甲なんて薄っぺらなもので防ぐなど烏滸がましいという事だろうか。
それにしても、要塞破壊用の武器なのだから、高ダメージの固定ダメージというユニーク性を見逃せなかったのだろうか・・・だめだな。
シーズン8のバトルパス報酬によって大量のアプグレ済アバランチがばら撒かれる。
上のグラフから分かるように、ハーピーやアプグレによる爆発範囲拡大は爆風の減衰に効くため離れた位置に着弾してもダメージが下がりづらくなる。
ハーピー+アプグレ(爆発半径)は着弾地点から32マス離れていても50ダメージ近く削るようになる。
一撃の火力と爆発半径が冗談みたいに大きいアバランチの場合、DPS的な観点ではリロード短縮の優位性は動かないが、一撃の価値を高める観点だとダメージ増加や爆発半径拡大も十分に検討の対象になる。
リロード中に砲口の蓋が閉じられるギミックがある。
新ナビゲーターのスナイパーの項目にも書いたが、スナイパーは直撃弾以外は全部ミスショット扱いになる。
パッシブスキルが弾速向上・精度向上・弾薬パック軽量化と全部アバランチと好相性な反面、アクティブスキルは15秒以内に80m以上でアバランチの低速弾を直撃させ続けろという冗談みたいな難易度になる。
この仕様を知らないと、直撃しなくても爆風で大ダメージが出やすいアバランチでスナイパーのアクティブスキルが全然発動しないことに首を傾げることになるので注意。
これほど低弾速で貫通効果を持つ場合、貫通線はどうやって描かれるんだろう?(調べる方法が思いつかない)
パラメータの高さと特殊効果のせいで強みが非常に目立つが、弱点が無いわけではない。
パワースコア・射角の狭さ・低弾速・リロード時間の4つが分かりやすい弱点になる。
- パワースコア
レジェンダリーのEN12武器であるためパワースコアを下げるのに限界があり、キャビン(+ジェネレータ)+アバランチだけで約PS6300が絶対に発生してしまう。
低PS帯で何故ここにいる状態になるレリックと違い、一定以下までPSを下げれば絶対にアバランチに遭遇しない。
アップデート0.14.00からPS5560(ダスター+アンペア+アバランチ)の組合せが発生。実用レベルで仕上げられるかは別問題だが覚悟だけはしておこう。 - 射角の狭さ
どれほどの超火力でも基本特性はアベンジャー~タイフーン達と同じ固定キャノン。
高速で回り込まれ続けるだけで無力化される。 - 低弾速
低弾速ゆえに発射から着弾までの誤差が大きいため、高速で無秩序に動き回る敵に直撃させるのがかなり難しい。
ほぼ水平撃ちで当たるキャノンと違い、露骨に弾道が落ちるアバランチは長距離になるほど偏差を大きく取って仰角で狙う必要がある。 - リロード時間
リロード短縮に全振りしても射撃の度に約4秒~6秒のリロード時間が絶対に発生する。
アバランチの特殊効果分だけ多少硬いが、マンモスやマストドンを破壊する手間とほとんど変わらない。
装備相性
高火力/広範囲爆発/(事実上の)短射程/リロード10秒/消費EN12の5つがアバランチの特徴と言える。
いろいろ尖りに尖った武器であるが、基本的にキャノンの相性に準じることになる。
オブジェクトサイズの巨大さとレアリティを考慮すると、射程を短くして射角固定になったマンモスといったところ。
よって、相性もそれらに準じる形になる。
- リチャージブースター
- 装填系武器のテンプレ。装備すれば確実にDPSが上がる。
特殊効果との兼ね合いから悩むかもしれないが、まずはどのキャビンで運用するのかを考えてからこれの採用を考えよう。
また、割合で効く性質上、リロードが長いアバランチはこれの有無で2秒近くリロード時間が変わる。
- デッドマン
- リロード短縮効果を持つ軽量キャビン。リロード短縮効果が武器1個での運用で最大効率になる。
元々EN12のキャビンなのでリロード短縮しつつジェネレータ採用無しでアバランチを運用できる。
正面防御はアバランチ自身で誤魔化せるが、重量-17%されてなお重量3000kg近くにもなるこれを積みつつまともに運用するにはビルドと戦場での腕が試される。
- オムニボックス、エコー、ハドロン
- リロード短縮効果を持つ中量~重量キャビン。
デッドマンより積載に余裕があるオムニボックス、キャノンらしからぬ近距離運用になるので条件を満たしやすいエコー、超高PSになるが常時おかしな連射性能になるハドロン。
- ハーピー
- 弾薬と爆発範囲を拡大できる軽量キャビン。
ここまで来ると過剰性能な気もするが、爆風が大きくて何が悪いのか。
正面防御はアバランチ自身で誤魔化せるが、重量-17%されてなお重量3000kg近くにもなるこれを積みつつまともに運用するにはビルドと戦場での腕が試される。
- コックピット
- ブースター加速中にダメージ対して高倍率補正が発生する軽量キャビン。最大倍率が40%まで下がったもののまだまだ超火力を出すには十分。
ブースター加速中にアバランチを直撃させるだけで一撃980ダメージ(実弾700:爆風280)。
正面防御はアバランチ自身で誤魔化せるが、重量3000kg近くにもなるこれを積みつつ、嵩張るブースターのレイアウトも考えないといけない。
まともに運用するにはビルドと戦場での腕が試される。
- 回避者・お守り
- 連結した部品に全ダメージ耐性を付与するハードウェア。
ただでさえ大型で狙われやすいのにアバランチだけで戦い続ける形になるため、どこまで高耐久化できるかといった観点で有効。
アバランチ自身の特殊効果でもダメージ耐性が得られるため相乗効果を狙える点でも好相性。
アバランチが耐久約2500で安定して振る舞える回避者と不安定だが耐久約4000で振る舞えるお守りのどちらを採用するかよく検討しよう。
- トロンボーン
- 加熱デバフを付与する垂直ミサイル。
加熱デバフ状態で実弾:爆風=1000:400となったアバランチの直撃に耐えられる部品は極僅か。
まともに決まればモンケンをぶち当てたビルのように相手の車両が崩れていくだろう。
アバランチ+トロンボーンでEN14が必要になるため、残りのENの使用目的も含めてビルドの難易度は極悪。
アップデート
アップデート2.3.0.234365(2023/02/02)で下記の調整が入った。
- 投射物の爆発による自分への被ダメージを100%増加
「至近距離で撃ち込むことで使い放題のランスロット状態だったので、この使い方をなるべく避けさせるためにリスクを上げました。(意訳)」が開発者コメント。
アップデート2.4.0.239482(2023/03/23)で下記の調整が入った。
- アバランチの投射物が部品破壊時に実弾ダメージ部分が減らなかった問題を修正
アップデート2.6.0.246784でダメージメカニズムの変更が入り、それに伴い、下記の修正が入った。
- PenetrationAbility40%を獲得
- 弾の誤った外観を修正
関連項目
こっちの方が使ってて気持ちいいけど。 -- 2022-10-27 (木) 21:49:54
ニア殺してでもうばいとる -- 2023-01-03 (火) 20:26:31
or
戦闘開始直後
ハドロンキングフライウィール「3.8秒連射アバランチ」
デッドマンフライウィール「5.4秒連射アバランチ」 -- 2023-01-04 (水) 09:34:53