このページについて
本ページでは、忘却の庭や虚構叙事で使用する想定の編成の組み方を紹介する。
組み方の理屈などどうでもいいから、とにかく強い編成を教えてくれという人は、編成例まで飛んでください。
概説
現在メジャーな編成は、概ね以下の類型に分類することができる。
- ハイパーキャリー編成
1人の強力なメインアタッカー(キャリー*1)を他3人のサポーターで全力援護し、高い素火力にさらにバフデバフを重ねることで大ダメージを叩きつける編成。
直感的に理解しやすく運用もシンプルなものが多い。
- ダブルアタッカー編成
アタッカーを2人用意し、残り2人で耐久と支援を行う編成。追加攻撃編成や持続ダメージ編成で見かける構成。
片方は単体向け、もう片方は複数向けと得意な攻撃範囲が異なるアタッカーと組ませたり、お互いシナジーのあるアタッカーで組むことが多い。
ダメージの出し方
キャラによっては火力源が特定の行動に偏っている場合がある。シーズンバフの中には、特定の行動のみ強化する効果もあるため、アタッカーを決める際それも考慮したい。
またダメージによっては参照されるステータスも異なり、持続ダメージには会心が影響しない。
- 必殺技主体アタッカー
必殺技がメインのアタッカー。必殺技はEPを貯めないと発動できないため、EP回復できるサポーターを編成したい。
代表例)アルジェンティ
- 追加攻撃アタッカー
特定の行動をすることで追加攻撃を発動させるアタッカー。追加攻撃の条件は味方の行動や敵の状態など様々なため、事前に条件を確認しサポーターを決めたい。
代表例)Dr.レイシオ、トパーズ&カブ
- 持続ダメージアタッカー
風化、裂傷、燃焼、感電の持続ダメージを用いてダメージを与えるアタッカー。敵の行動頻度に大きく左右されるため、カフカが持つような即座に持続ダメージを発生させる行動(主に起爆と呼ばれる)を用意したい。また持続ダメージは会心を参照しない攻撃なので、サポーターに竜骨を持たせてもバフ効果は無意味ということも覚えておこう。
代表例)カフカ、ブラックスワン
キャラの役割分担について
- アタッカー
- 編成の軸となって火力を出すキャラ。火力一辺倒なタイプと支援能力も多少持つ者もいる。
主に巡狩、壊滅、知恵、虚無のキャラの役割。
- サポーター
- バッファーは味方のステータスを上げ、支援を行うキャラ。主に調和のキャラの役割。
デバッファーは敵のステータスを下げ、支援を行うキャラ。主に虚無のキャラの役割。
- 耐久
- 回復やシールドを用いて味方の耐久支援を行う。主に存護、豊穣のキャラの役割。
味方の火力支援能力を持つキャラもいる。
ハイパーキャリー編成では、アタッカー1、サポーター2、耐久1
ダブルアタッカー編成では、アタッカー2、サポーター1、耐久1
上記がスタンダードなバランス。耐久に不安があれば2の役割を1にし、耐久を2にしよう。
編成を組む際のポイント
忘却の庭攻略のポイント
- 制限ラウンド内に倒し切る瞬間火力
一般的な戦闘と違い、忘却の庭にはラウンドというものが存在する。(ラウンドについても詳細は速度/行動値を参照。)
制限ラウンドを超えると強制的に戦闘が終了する。全報酬を得るためには制限ラウンドより短いラウンドでクリアする必要がある。
そのため短いラウンドで敵を倒し切る瞬間火力を用意できるかが非常に重要になる。
- 敵の攻撃を耐えられる耐久力
報酬を受け取るための条件に味方の全員生存があるため、耐久キャラを入れずに捨て身の特攻戦法は行いにくい。
そのためサポーターや耐久キャラはHPや防御力を盛り、敵に倒されないようにしたい。
ただし上記のように火力も非常に重要な要素なため、アタッカーは火力を出すための装備しに、他キャラでシールドや回復を行うようにしよう。
- バフ効果に合ったキャラを使う
「記憶」ではステージ毎、「混沌の記憶」ではシーズン毎にバフがかけられる。
純粋に特定のダメージを上昇させるものや、特定の行動をした場合発動するものもある。
例えば「スキルか必殺技を使ったとき、スタックがたまりラウンド開始時に敵にダメージを与える。」というバフだった場合、通常攻撃がメインのアタッカーではなく、スキルを頻繁に使用するキャラを採用するなど、バフに合ったキャラを意識してみるのも手だ。
- 敵の弱点を意識
登場する精鋭の敵には共通の弱点がある。ある程度複数属性のアタッカーが揃っているのであれば、アタッカーを敵の弱点に合わせたい。
例えば弱点が物理/風/虚数のカフカ、弱点が物理/雷/虚数の金人・勾魂、弱点が炎/氷/虚数のストームが出てくるステージなら、全員が持っている虚数弱点を突けるように虚数アタッカーを中心に考えるといった感じだ。
わかりやすく推奨属性が表示されており、だいたいそれに従っていれば弱点を突けるようになっている。しかしWAVE2に登場する「アルジェンティ」の弱点である物理/炎/氷が推奨弱点と表示されたが、WAVE1に炎弱点を持たないどころか炎属性耐性を持つ「宇宙からの炎」が2体配置され、推奨属性なのに炎アタッカー泣かせなステージになったこともあるので、推奨属性だからと油断せず、精鋭敵の弱点は確認しておこう。
- 二回に分けて攻略する
忘却の庭の報酬ラインは、規定ターン内でのクリアが二種と全員生存の合計三つだが全て同時に果たす必要はない。
一回目は生存重視の長期戦で全員生存をクリアし、二回目で火力重視編成で挑み、味方が倒れつつも規定ターンまでに倒すという方法も可能。
二度挑むのは手間なのでできるなら一度目にクリアしてしまっていいが、スピードと生存を両立できないなら分けて攻略しよう。
虚構叙事攻略のポイント
- 制限ラウンド内に倒し切る範囲火力
虚構叙事も忘却の庭の庭同様、ラウンド制の戦闘。そのため短いラウンドで火力を出す編成が良い。
ただし忘却の庭と違い、虚構叙事はHPの低い雑魚敵が大量に出現するため、一発あたりのダメージがでかい単体攻撃より、一度に大量の敵を殲滅できる範囲攻撃アタッカーが有利なコンテンツになっている。
- 行動回数を増やす
わんこそばのように継ぎ足されていく雑魚敵を殲滅し続けるためには、何度もアタッカーが動く必要がある。姫子やヘルタのように条件を満たすと追加攻撃で全体攻撃を行うアタッカーを使ったり、速度を盛り行動回数を増やすなどしたい。
またアタッカーが動くたびにバフが消費されるため、バフもかけ直せるようサポーターも高速で動けるようにしたい。なおルアン・メェイのように結界型のスキルは何度アタッカーが動いても、スキル使用者が動かなければバフが途切れない。
- 耐久力はそんなにいらない
バフや敵の行動次第ではあるが、いかに敵を倒し続けられるかが重要なため、耐久力はさほど重要ではない。
回復しかできないヒーラーより、開拓者-存護のようにサブアタッカーを兼用できる耐久や、羅刹や符玄のような必殺技で攻撃できる耐久の方が虚構叙事においては活躍できる。
- バフに合うキャラを使う
虚構叙事には「怪談逸聞」と「調子外れな節回し」の2種類のバフがある。調子外れな節回しはいくつかのバフから選択するタイプ。
忘却の庭以上にバフによって出せる火力が左右されるので、バフをしっかり確認しよう。バフ効果と相性のいいキャラについては虚構叙事を参考にしよう。
- 敵の弱点を意識する
忘却の庭同様に敵の弱点を突ける編成で挑むとクリアのハードルが下がる。特に雑魚敵は靭性が低く、弱点撃破を起こしやすい上に撃破ダメージでの削りで大打撃を与えられる。
- 片方に戦力を集中させる
これは全ての局面で有効というわけではないのを頭に入れて後の文を読んでほしい。
虚構叙事の全報酬回収ラインは2ステージの合計が60000以上なため、片方のステージで20000だろうともう片方で40000取っていれば問題ない。
そのため、2つ編成を用意したことでシナジーが薄い編成になってしまう場合、多少片方のステージを諦め、もう片方で頑張って60000を目指すということも一つの手だ。
編成例紹介
長ったらしく色々書いてきたが、結局どんな編成が強いんだという人向けに雑に使っても強い編成例をまとめた。
この編成はあくまで汎用的なものなので、バフや敵編成次第ではキャラを入れ替えたりしよう。