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マタドガス
| タイプ | |
|---|
| 種族値 | HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 65 | 90 | 120 | 85 | 70 | 60 |
| 特性 | ふゆう/かがくへんかガス(要注意)/あくしゅう(隠れ特性) |
|---|
| 入手方法 | 進化 |
|---|
ドガースからレベル35で進化
概要
初代からいる物理耐久の高い毒タイプ。ロケット団のポケモンといえば?の答えとして真っ先に出てくるポケモンの1匹。残りはアーボックとニャース。
ぼうぎょが高く他は平坦、とモモワロウとよく似た種族値配分をしており、かつこちらがこうげき以外全部負けている。さらにあちらは「わるだくみ」も覚えるため、タイプが異なるとはいえアタッカー一本で戦うにはやや厳しい。
またリージョンフォームのマタドガス(ガラル)がおり、こちらもほぼ同じ技、同じ種族値、さらにフェアリータイプ複合に特性「ミストメイカー」の所持と、入手性以外は原種が勝る要素が少ないように見える。
しかしながら、テラレイドにおいては最強のデバフ技「アシッドボム」を筆頭に、「おにび」や「クリアスモッグ」、各種天候技など有用な技が揃っているほか、自身のタイプ弱点を無効化できる特性「ふゆう」まで持っており他の毒タイプとの差別化ができている。実質弱点はリージョンフォームのそれより少ないエスパーのみ。エスパー技はレイドでも使ってくる相手は限定的なため選出できるか判別しやすく、十二分に戦えるポケモンとなっている。
固有特性の「かがくへんかガス」があるが、こちらは敵味方問わず大半の特性の効果を無力化してしまう。レイド攻略においても「もらいび」や「ちょすい」などのタイプ無効特性を中心に相性が悪い場合も多いので、使用する際は味方の選出に気を配ること。
有効に活用する方法の一例としては進化前のドガースを参照のこと。
「かがくへんかガス」には「とくせいガード」は必須
「かがくへんかガス」が強化解除によって「とくせいなし」状態になると「とくせいなし」状態が解除された後も「かがくへんかガス」の効果が発生しない。
消された「かがくへんかガス」を再度発生させるためには1回落ちてから再発動させる以外の方法がない。
そのため「とくせいガード」を持たせて「とくせいなし」状態にならないことが最も重要なポイントと言える。
余談ではあるが最強のピカチュウのような強化解除を持たないレイドボスは「とくせいなし」状態にならないので「とくせいガード」は不要となる。
育成例
どくアタッカー
Tag: どく特殊アタッカー
育成データ
| テラスタイプ | どく |
|---|---|
| 性格 | ひかえめ(とくこう↑こうげき↓) |
| 特性 | ふゆう |
| 努力値配分 | BC252 or HC252 or CS252 |
| 実数値 | |
| 確定技 | アシッドボム/クリアスモッグ |
| 選択確定技 | ヘドロウェーブ/おにび/ちょうはつ |
| 選択技 | たくわえる/ベノムショック/にほんばれ/くろいきり |
| 持ち物 | かいがらのすず |
詳細
汎用的などくアタッカー。モモワロウにはない「クリアスモッグ」「おにび」「ちょうはつ」などで差別化を図りたいが、むしろこれらがあるおかげでレイドボスへのギミック対応能力を確保できている。
また、じめん技を持つどく弱点タイプのレイドボスに対しても「ふゆう」を活かして強気に選出していくことができる。
「ちょうはつ」や「おにび」で序盤の攻撃を抑えつつ「アシッドボム」でとくぼうダウンとテラスチャージをするのが基本的な流れ。
最悪、とくこう努力値0のアシッドボムのみ連打していてもレイドのボスを削り切ることは可能だが、時間はかかるため「ヘドロウェーブ」等の他の高威力どく技は必要だろう。
★6リーフィア用サポーター
Tag: 特定レイド特化サポーター
育成データ
| テラスタイプ | どく |
|---|---|
| 性格 | おくびょう(すばやさ↑こうげき↓) |
| 特性 | ふゆう |
| 努力値配分 | HP168・ぼうぎょ148・すばやさ192 |
| 実数値 | 313-x-313-206-176-224↑ |
| 確定技 | あまごい/アシッドボム/おにび/クリアスモッグ |
| 持ち物 | 混乱実 |
詳細
「あまごい」でリーフィアのようりょくそ発動を打ち消し、「おにび」でバリア前までの火力を落としつつ「アシッドボム」で低めのとくぼうを狙っていく殴りサポーター。
ガラル種でも同じ構成にでき、こちらはどくテラスに耐性が、ガラル種はあくとドラゴンテラスに耐性がある。
後半2回ある「つるぎのまい」をクリアスモッグで打ち消せるのが最大の利点だが、はがねテラスには無効なので別のポケモンを選出しよう。
対ドオー・ヌオー特化アタッカー
Tag: 特定レイド特化アタッカー
育成データ
| テラスタイプ | どく |
|---|---|
| 性格 | ずぶとい(ぼうぎょ↑こうげき↓) |
| 特性 | ふゆう |
| 努力値配分 | HP8・ぼうぎょ252・とくこう248 |
| 実数値 | 273-x-372-268-176-156 |
| 確定技 | アシッドボム/ヘドロウェーブ/みがわり |
| 選択確定技 | |
| 選択技 | たくわえる/にほんばれ |
| 持ち物 | メトロノーム |
詳細
★6ドオーと★6ヌオー対策のアタッカー。等倍までソロクリアが可能。
「みがわり」で「あくび」を防ぎながら「アシッドボム」3回から「ヘドロウェーブ」で攻めていく。
「みがわり」は相手のバリア展開に左右されずに「あくび」を無効化でき、マタドガスの「ふゆう」を含めた耐性と素の耐久力ですぐに破壊されることはない。
HPは「みがわり」を 4 回使えるように4n+1調整にするとより安定感が増す。
参考動画
VS ★6ドオー
VS ★6ヌオー
最強のピカチュウ用でんき対策サポーター
Tag: 特定レイド特化サポーター
育成データ
| テラスタイプ | くさ(推奨) |
|---|---|
| 性格 | おだやか(とくぼう↑こうげき↓) |
| 特性 | かがくへんかガス |
| 努力値配分 | HP100・とくぼう252・すばやさ156 |
| 実数値 | 296-194↓-276-206-262↑-195 |
| 確定技 | にほんばれ/アシッドボム |
| 選択技 | ねむる/たくわえる/テラバースト |
| 持ち物 | タラプのみ(ひかりごけ) |
詳細
最強のピカチュウ対策のサポーターだが立ち位置はちょっと特殊。
ピカチュウの特性「ひらいしん」を知らずに出てきた電気タイプを対策するためのサポーター。
特性「かがくへんかガス」によってピカチュウの特性「ひらいしん」を無効化して電気ポケモンを戦力に変える。
ただし、味方の特性も消えるためラランテスやジャローダとの相性が悪く、気づかずに「リーフストーム」を連打すると火力が足りなくなる可能性もある。
選択技の候補は以下の通り。
- 「たくわえる」
- 耐久をアップして場持ちを良くする
- 「ねむる」
- マタドガスが落ちると「かがくへんかガス」の効果がなくなり「ひらいしん」が復活してしまう。絶対に倒されないための緊急時の体力回復手段。
- 「テラバースト」
- 耐性を得るための草テラスタルを利用して少しだけ火力に貢献したいときの選択肢
参考動画
VS 最強のピカチュウ
最強のジャローダ対策サポーター
Tag: イベント特化サポーター
育成データ
| テラスタイプ | ほのお |
|---|---|
| 性格 | すぶとい(ぼうぎょ↑こうげき↓) |
| 特性 | かがくへんかガス |
| 努力値配分 | HP252・ぼうぎょ252 |
| 確定技 | アシッドボム/にほんばれ/ねむる/かえんほうしゃ |
| 持ち物 | とくせいガード(必須) |
詳細
最強のジャローダ対策のサポーター。
特性「かがくへんかガス」によってジャローダの特性「あまのじゃく」を無効化する。
「「かがくへんかガス」には「とくせいガード」は必須」にあるように特性の特殊な仕様により持ち物は「とくせいガード」で固定。
ラウドボーンとは特に相性がよく、特性「てんねん」を消すことで「アシッドボム」による火力サポートを受けられるようにする。
どちらにせよジャローダが「いえき」で「てんねん」を無効化するが、「いえき」を待たずにラウドボーンが「アシッドボム」の恩恵を受けられるようになる。
アーマーガア、ブリムオン、エーフィのような能力ダウンを反射する技への対策にもなる。
これらのポケモンの特性の「ミラーアーマー」「マジックミラー」は最初の行動の「あまいかおり」を反射してしまう。
この行動を反射すると最強のジャローダの特性「あまのじゃく」によりジャローダの回避ランクが上がってしまう。
マタドガスは「あまいかおり」の前にすべての特性を消すのでジャローダの回避ランクを上げずに済む。
立ち回り
マタドガスは場にいるだけで特性消しの仕事ができているので倒れないように注意しながら火力に貢献する。
「アシッドボム」3回でテラスタルを溜め、炎テラスタルしながら「にほんばれ」→「かえんほうしゃ」と続ける。
最速で炎テラスタルすることで「アイアンテール」を受けにくい状況を作る。
参考動画
VS 最強のジャローダ
Tips
元ネタとされるものはマスタードガスという実在の毒ガス。現在は条約により使用が禁止されている。
他にもヘドロやラフレシアと子供向けのゲームで出すにはちょっと…いや、かなり尖ったモチーフたちにあふれるどくタイプの中でもとりわけ尖り切った1匹。
図鑑説明からは元ネタ通りに周りに毒ガスをまき散らすヤバいやつ……と思いきや、主食は腐敗ガスで汚い部屋に住み着き、出す悪臭は薄めたら高級な香水になるらしい。
ちなみに、のちにマスタードガスの毒性をさらに研究し、その効果を受け継ぎつつ毒性を抑えることでナイトロジェンマスタードという史上初の抗がん剤が作られ、現在の抗がん剤へと発展している。