シーズン3

Last-modified: 2021-05-15 (土) 12:27:16

ザヴァラの権力

それが動く時に後方に伸びる筋は、まるで紫色の月明かりだ。
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ザヴァラ: ラスプーチンの問題は、あれが機械だということだ。
ケイド6: おい、俺がここにいるのを分かってて言ってんのか?
ザヴァラ: 銃を撃ちたがるエクソと人工知能は違う。ラスプーチンは満足している。完全体になっている。自分自身を創造の頂点に立つものと思っている。対等になりたいなどと思っていない。こうして話し合いのテーブルに付いて冷やかしたいとも思っていない。もっと良くなりたいと思っている。そして、彼が欲しいものを手に入れられるようにプログラムしたのは我々人類だ。それが、機械の本質なのだ。
ケイド6: あの機械な。勘違いすんな。
ザヴァラ: ラスプーチンの問題は、我々が彼を今の状態にしてしまったことだ。我々が作り上げ、彼は独自に学んでいった。
ケイド6: つまり、機械を信用してないんだな。だが、俺は大丈夫だ。俺はいい機械だからな。でもな、ザヴァラ、それはちょっと寛大じゃないと思うぞ。うん。
ザヴァラ: お前がいい機械だと言った覚えはないぞ。
ケイド6: ...
ザヴァラ: 何だ?
ケイド6: イコラ! ザヴァラがジョークを言ったぞ! て、お前はイコラじゃないな。おーい、イコラ! どこだ? イコラ!