ノール

Last-modified: 2021-05-17 (月) 21:59:33

「私は影である前にバルスだ。だが、カルスは帝国の最後にして最大の希望だ。私は彼の計画に従う」――バルス・ノール

最後にこれを身に着けたのはバルス・ノールだった。あの当時、彼女ほど偉大なファランクスはいなかった。深部から戻ってきた時、あの長い旅の途中で彼女はクリプスをワシに跪かせるために戦った。あの戦いが終盤に差し掛かったところで、クリプスは彼女から腕を奪った。彼女はクリプスから主要都市を奪った。
――カバル皇帝カルス

「腕が恋しいかって? 私は帝国が恋しい。取り戻すためなら何でもする。実際に行動を起こすつもりだ」――バルス・ノール

バルスは真の取り次ぎを求めていた。だが、それを受ける前に死んでしまった。それが影の人生というもの。よくある結末で、当たり前のように起こることだ。
彼女は最後までロイヤリストだった。彼女は最高の兵士として、相談役として、ずっとワシの傍で仕えてくれた。彼女は真のカバルだった。最後の真のカバルだった。
——カバル皇帝カルス

「ラルは脅してきているが、そのうち従うだろう。クリプスは単に敗北が嫌いなのだ」――バルス・ノール

ワシが影を失った日、ガウルが最後に対決し、倒したのがバルス・ノールだった。彼女が刃の付いたあの盾でガウルの兵士を300体倒した後だった。
彼女に会えないのは寂しい。そして、来たる終結の場に彼女がいないことを悔やんでいる。もはや、終結を見られるものはほぼいない。
――カバル皇帝カルス

「この星系はカルスの下で1つになる。そして、終末が訪れる時には我々の準備も整っている。我々全員の準備が」――バルス・ノール

数多くいる影の中で、バルス・ノールほど頭のきれる戦術家はおそらくいなかった。ワシの願いを正しく解釈し、それに合わせて殲滅的な戦略を立てる才能があった。彼女の後を継ぐ新しい影には、彼女のような戦略能力と、その戦略を自ら実行する行動力を求めるだろう。
ガーディアンにもそういう者達がいるのではないか? その者達がワシのロイヤリストと争っているのを見る。そのうちの1人が、彼女の後釜になり得るかもしれない。
――カバル皇帝カルス

「カルスが闇の果てで見つけたもの… それをカルスが光に持っていけば、この銀河で最大の罰が下るだろう」――バルス・ノール

お前は次々に勝利を収める。バルスの後を継ぐに相応しいとワシは思っている、ガーディアン。お前は勇敢で、戦闘能力が高く、狡猾だ。影に求められる性質を全て持っている。訓練を受けるに相応しい。
真の力を手に入れたいのなら、トラベラーの脆弱な光以上の力を得たいのなら、ワシを探せ。
強くなる方法を教えてやるぞ。
——カバル皇帝カルス