遅延

Last-modified: 2023-02-28 (火) 16:19:45
収録拡張コスト種別効果
移動動物園0イベントあなたは手札からアクションカード1枚を脇に置いてもよい。あなたの次のターンの開始時、それを使用する。

概要

手札からアクションカードを脇におくことで、それを次のターン開始時に使用するイベント
購入権こそ消費するものの、0コストなので気軽に買える。
購入権さえ確保できるなら、デッキにターミナルアクションを多めに入れた方がむしろ安定する。

利用法

  • 購入権さえあれば、ドローでアクションを過剰に引いても良いことになるので、議事堂辺境伯などの購入権付ドローカードと組み合わせやすい。
    • 船着場や、同拡張セット移動動物園に収録のとの組み合わせは覚えておきたい。
    • 悲劇のヒーローは、次ターンの開始時に打つ都合上、良くも悪くも「手札8枚以上」の条件を簡単に満たす。
    • 騎兵隊との相性も悪くない。
      • 通常は「購入すると『+2ドロー+1購入権』は得られるが、それで引いたアクションは打てない」という悩ましさがあるが、遅延があれば(とりあえず1枚のアクションは)無駄にはならず、デメリットが緩和されると言える。
      • その後、騎兵隊が生んだを遅延しておく動きも強力である。
  • 遅延を用いるゲームでは、手札に特定のカードが必要なアクションの事故率が下がる。
  • 次ターンとラグはあるものの、ターンの開始時にアクションを打てる特性がある。「ターンの開始直後に打ちたいターミナルカード」と組み合わせでも活きる。
    • 追跡者司祭貸し馬屋など、ターンの最初に使用しておくとそれぞれの恩恵となる効果をターン中は常に受けられるようになる。
  • 購入権と引き換えだが、シャッフルが入る際に廃墟などの不要なアクションを脇に置くことで、次のデッキ周回に邪魔なカードが1枚入るのを阻止できる。地味だがお得なテクニックなので覚えておきたい。
    • 疑似圧縮の一種と言えるが、保存とは違って次ターンには場で使用してしまうので、デッキから毎ターン繰り返し避け続けることはできない。
    • 避難所場で初手5-2だった場合などは、「2金で弱いカードを買うくらいなら、共同墓地を遅延して、5金のカードを埋もれさせない」という選択肢も一考に値する。

詳細なルール

  • 遅延の効果によって一度アクションカードを脇に置いてしまったら、次のターンの開始時にはそれを必ずプレイしなければならない。
  • 脇に置いたアクションを次のターン開始時にプレイする際、アクション権は消費しない。
  • 持続カードなど、他にターン開始時で解決すべき効果がある場合、任意の順序で1つずつ処理する。
  • ターンの開始時はアクションフェイズである。
    • 遅延の効果で脇に置いたは、必ず「アクション2回使用」の効果となる。
    • 遅延の効果で脇に置いた人狼は、必ず「+3ドロー」の効果となる。

コメント

  • 使用した時には仕事しない永久持続系との相性抜群。 -- 2023-02-28 (火) 16:19:45