概要
DQ5で初登場したその名の通り銀製の鎧。中盤頃に市販されている。
戦士系を中心に主力に装備できるキャラが多いので、需要は高い。
DQ6以降は呪文耐性を持つので中盤の装備として重宝し、時には【まほうのよろい】よりも優秀な場合もあった。
軽装版に【ぎんのむねあて】がある。
ちなみに、銀は硫黄と反応して黒くなる (料理に混ぜられた硫化砒素などの毒物を検知できる) ことや、銀イオンには殺菌・抗菌作用があることが昔から経験的に知られており、「魔除け」として食器や装飾品として使用されている。
そうした経緯から聖なる金属としてファンタジー世界ではえらく地位が高い。この優遇っぷりもきっとその影響だろう。
DQ5
守備力40。
【主人公】、【男の子】、【ピピン】と【スライムナイト】などのモンスターが装備できる。
設定上はSFC・PS2版のみ【ヘンリー】も装備可能。
【テルパドール】、【チゾット】、【グランバニア】で4800Gで販売されている。
この頃は守備力が上がるのみで、呪文耐性は備わっていない。
まだ資金に余裕がある時期なので長丁場の【チゾットへの山道】~【グランバニアへの洞窟】を攻略するのに少しでも前衛キャラの守備力を上げておくのは悪くないが、資金力次第ではどちらかというとチゾットで買える【ほのおのツメ】などの武器購入を優先した方がよい。
なおグランバニアまで行くと待望の耐性付き鎧【ドラゴンメイル】が売られているので、ほぼ確実に換装することになるが、下取りすれば実質的なコストは1200G(リメイク版では2400G)なので、テルパドールあたりで早めに買っておけば値段相応の活躍はしてくれるだろう。
DQ6
守備力43、かっこよさ40。
今回から呪文耐性が備わり、デイン系以外の呪文ダメージを8軽減する。
【主人公】、【ハッサン】、【テリー】、【アモス】と装備グループC・Dのモンスターが装備できる。
【クリアベール】、【ロンガデセオ】、【ガンディーノ】で6300Gで販売されているほか、【バーサクオーク】が落とすこともある。
価格の割に守備力は高いというほどではなく、耐性も軽減値がちょっとショボい。
【ミラルゴ】の【ベギラゴン】や【メラミ】に対しては【まほうのたて】と合わせないと実用レベルの軽減値にならない。
少し我慢して【フォーン城】まで進めれば、装備可能者が被っていて、守備力50で炎・吹雪ブレスを10軽減できる【あつでのよろい】が5000Gとこちらよりも安く購入できるので、こちらを購入するかどうかは良く考えた方が良い。
【おしゃれなかじや】で4000G払って鍛え直してもらうと、かっこよさが70に上昇する。
早期に入手可能な鎧としてはトップクラスの数値だが、コーディネートボーナスがないので、【ベストドレッサーコンテスト】では活躍させるのは意外に難しい。
鎧抜きでコーディネートボーナスが得られる実用的な組み合わせとしては【らいめいのけん】+【ふうじんのたて】があるが、らいめいのけんと同時に【ドラゴンメイル】(2000Gでかっこよさ+72に強化可能)がタダで手に入るのでやはりシルバーメイルの出番はない。
DQ7
守備力43、かっこよさ40。
呪文耐性は更に上がり、デイン系以外のダメージを20ポイント軽減する。
【主人公】と【アイラ】が装備できる。
現代【ハーメリア】や【プロビナ】などで9100Gで販売されている。
少々値は張るが、主人公にとって鎧では待望の耐性防具となる。
守備力も耐性も優秀なので是非購入しておきたい…と言いたいところだが、同時期に耐性が同じで守備力で勝る【プラチナメイル】が入手可能であるため、寄り道を厭わないのであれば購入しない方が良い。
アイラに関してはこれよりも守備力、呪文軽減率、値段(8700G)の全てが勝る【マジカルスカート】を装備させたほうがお得であり、ちょうどマリベルが装備していた物が浮くのでそれを回せばいい。
現代の【旅の宿】以降の【ラッキーパネル】でも入手できる。
同ラッキーパネルでは【ドラゴンメイル】も入手可能だが、早期に入手して使う分には呪文耐性付きのこちらの方がありがたい場面が多い。
リメイク版
バギ系に対する耐性が消滅している。
とはいえ、シルバーメイルが役に立つ時期に特にバギ系呪文が厄介な敵は現れないため、あまり影響はない。
ラッキーパネルで先行入手していた場合に、【グラコス】の【ハリケーン】対策にならない点には注意。
【まほうのよろい】や【せいれいのよろい】など、中盤に買える他の呪文耐性持ち鎧も同様にバギ耐性が消えているものが多いため、相対的にはこの鎧の有用性は変わらないと言える。
DQ8
守備力50。デイン系以外のダメージを20ポイント軽減する。
【主人公】と【ククール】が装備できる。
【サヴェッラ大聖堂】、【サザンビーク】で4300Gで販売されている。
過去最高性能かつ過去最安値であり、非常にコストパフォーマンスが良い。
更に下記のようにダンシングメイルに錬金することで、買値以上に高く売れるので、長期的に見ると購入コストもプラスになる。
呪文耐性はDQ7(オリジナル版)と同じ。
【ドルマゲス】戦前の装備として非常に優秀なので、是非装備させよう。
物足りなくなったら、錬金で他の鎧に強化しよう。以下の4種類の鎧を作成できる。
シルバーメイル×1 | + | 【ゾンビキラー】×1 | → | 【ゾンビメイル】 | ここから更に+【聖者の灰】で【プラチナメイル】 |
+ | 【おどりこのふく】×1 | → | 【ダンシングメイル】 | 10個までなら差額で儲けることができる | |
+ | 【竜のうろこ】×2 | → | 【ドラゴンメイル】 | 【オークニス】前にフライングゲット可能 | |
+ | 【ミラーシールド】×2 | → | 【ミラーアーマー】 | コストと素材入手場所の性質上製作の必要無し |
DQ9
守備力31。炎・水・風・雷属性によるダメージを8%、闇属性によるダメージを5%軽減する。
装備できるのは【戦士】、【旅芸人】、【バトルマスター】、【パラディン】、【魔法戦士】、【スーパースター】。
防具細分化の影響により守備力は減少。しかし耐性は相変わらず優秀。
【サンマロウ】で4000Gで販売されているほか、【デビルアーマー】が通常枠として、【じごくのよろい】がレア枠としてドロップすることがある。
これを使用した錬金は、シルバーメイル+【きんのゆびわ】+【きんのブレスレット】で作成できる【ゴールドメイル】のみだが、これを購入可能になる時点で作れるのが魅力。
この錬金はやればやるほど儲かる【錬金術】であり、装備品としてよりも錬金素材として注目を浴びることとなった。
また、これを入手時点でさらなる錬金で【プラチナメイル】にまで強化できるので、純粋な防具素材としても有用。
DQ11
【主人公(DQ11)】、【シルビア】、【グレイグ】が装備可能な鎧。
うち直しに必要な宝珠は10個。
- | +1 | +2 | +3 | |
守備力 | 48 | 49 | 50 | 52 |
みりょく | 31 | 32 | 33 | 35 |
全属性ダメージ軽減 | 8% |
【クレイモラン城下町】、【シケスビア雪原】(キャンプ地)にて4300Gで売っている。
【ふしぎな鍛冶】でも作成できる。レシピは【銀の使い方】に記載。
必要材料は【ぎんのこうせき】×3、【まりょくの土】×2、【イエローアイ】×1。
敵からは【じごくのよろい】(強ver含む)のレアドロップで入手できる。
時期的に性能は悪くはなく、鎧で初めて全属性耐性を持つのは評価に値するが、【まほうのカギ】入手後という同じ時期にレシピが手に入る【プリンスコート】によって存在価値を大きく食われている。
耐性面を考えればあちらのほうが遥かに上であり、魅力重視のシルビアにとってもプリンスコートのほうが魅力は高い。
レシピのある場所も、プリンスコートのレシピ【王子と王女のヒミツ】は重要アイテム【パープルオーブ】の近くなので取りこぼしにくいが、こちらはPS4版だと少し分かりづらいところにあるので、場合によっては異変後までレシピに気づかないことも。
とはいえプリンスコート(および【プリンセスローブ】)を他の装備者全員分に作ろうとしたら素材集めでだいぶ手間がかかるため、その一方でこちらが作りやすいというのは利点か。
さらにまほうのカギを入手できる【プチャラオ村】でレシピが見つかるため、あらかじめ探索を行っていればまほうのカギのある場所を思い出す(あるいは村人からお礼に場所を教えてくれる)ため、初見プレイでは即座にレシピを入手したこちらを先に作るという場合もあるだろう。
もともと耐久力のある主人公とシルビアならこれで妥協するのも悪くない。