- もくじ
このページの内容について
- 管理人の主観に基づいた内容です
- 主張や好みには個人差があります
- 間違いがあるかもしれません(すみません)
- ひとつの説としてお考えください
- 非常に細かく書いているため内容が長大です
- 合わないと思ったら読まない方がいいかもしれません
- 発売前に作成しているのでRev2の動画で例示しています
- ご指摘等あれば下部の掲示板へお願いします
前置き:非常に真面目な内容です
- 初心者さんが最もつまづきやすいポイント
- なのに、とにかくコツや情報や練習方法を書いている案内が世の中にはあまりにも少ないです。なので他を当たらずに済むよう、この1ページで「完全に理解した」くらいには行けるようにというコンセプトで、とにかく密度を上げていろいろ書いてあります。
- その分だけ非常に真面目で文字数が多いです。合わない方には合わないかもしれません。面倒だと思ったら切り上げた方がよいかもしれません。さじ加減ができない不器用で申し訳ないのですが、少しずつ時間をかけてでも読み進めると、もしかすると役立つ部分がちらほらあるかもしれません。
- 想定しているプレイヤーのレベルは「とりあえずコマンド入力にはチャレンジしたけど難しい!」としんどさを抱えていそうな方たちです。まだ技を出すことに挑戦していない方々は、もしかしたら超簡単に出来てしまうかもしれないので、まずはとりあえずチャレンジしてみることをオススメしたいです。無理だったら読みに来てみてください。
- なのに、とにかくコツや情報や練習方法を書いている案内が世の中にはあまりにも少ないです。なので他を当たらずに済むよう、この1ページで「完全に理解した」くらいには行けるようにというコンセプトで、とにかく密度を上げていろいろ書いてあります。
- 面倒な方へ:観るだけでも何かコツがつかめるかも? ↓
格闘ゲーム全般の共通知識
数字表記について
- テキストのみで方向を書く手段
- 格ゲー界隈で一般的な方法。十字キーをテンキーに見立てて置き換えていく。波動コマンドの「236」などでイメージを関連付けると覚えやすい。
出典:いらすとや
- 格ゲー界隈で一般的な方法。十字キーをテンキーに見立てて置き換えていく。波動コマンドの「236」などでイメージを関連付けると覚えやすい。
- 豆知識
- 電話のテンキーは違う。
出典:いらすとや
- 電話のテンキーは違う。
コマンドの俗称と内容
- 実際便利なので「波動」「竜巻」「昇龍」は覚えたい
コマンド入力の知識
コマンド入力の仕組み
- 一連の入力を連続して行う操作
- たとえばソルのガンフレイムは「+P」で発動する。格闘ゲーム全般のコマンド表記方法として伝統的なテンキー表記にすると「236+P」となる。テンキーは以下の形を覚えておくとイメージしやすい。
出典:いらすとや - ゲームによって異なるが、原則として「一定時間以内に入力すること」「途中で他のボタン入力が混ざらないこと」を守っていれば基本的に発動する。キーディスプレイ(画像では右端にある記号)をよく見ながら練習するのがオススメ。
- 入力関係は様々な仕組みが働いているため、必ずしも正確な入力でなくとも技を出せる場合が多々ある。「623+攻撃ボタン」は「昇龍コマンド」として難しいコマンドの筆頭に挙げられているが、実際にはより簡単な「6236+攻撃ボタン」でも多くのゲームで昇龍コマンドとして認識される。これについては同ページの各コマンドの項目で解説する。
- たとえばソルのガンフレイムは「+P」で発動する。格闘ゲーム全般のコマンド表記方法として伝統的なテンキー表記にすると「236+P」となる。テンキーは以下の形を覚えておくとイメージしやすい。
入力受付猶予と入力速度
- 感覚+数字で認識しておきたい
- コマンド入力は受付猶予時間が技ごとに設定されている。出せる人たちは当たり前のように出せるためロクな検証をされていないが、大半のプレイヤーは猶予がほとんど気にならない程度の入力速度を持っていることの裏返しと解釈してよさそう。以下の表は試しに筆者が入力速度を何度か測ってみた結果(純正パッド)↓
- 「0.25秒」は「1/4秒」であり、これは1秒を4等分しながらカウントしてみると体感しやすい。今回はやや長めのコマンドでもこれくらいの速度で入力できていた。一定の時間制限があることや、具体的な数字と合わせてその時間の感覚をイメージできるとよい。
- コマンド入力は受付猶予時間が技ごとに設定されている。出せる人たちは当たり前のように出せるためロクな検証をされていないが、大半のプレイヤーは猶予がほとんど気にならない程度の入力速度を持っていることの裏返しと解釈してよさそう。以下の表は試しに筆者が入力速度を何度か測ってみた結果(純正パッド)↓
- 練習への役立て方
- 各技の入力受付猶予や、自分の入力速度がどれくらいかを知っておく必要はない。ただ闇雲に練習するよりは、「一定時間以内に入力すること」を意識するための基準のひとつとして、そういった時間制限があることを知っておくだけでも役に立つ。
- 実際の速度感については以下の動画を参考にされたい。方向キーをキーボードで入力しているので、打鍵音の連なりをそのまま方向キーの入力タイミングとして解釈できる。ゆっくり・早めの2パターンで実演しているので、このリズム感を覚えて自分の使用デバイスで応用してみるとよい。
- 各技の入力受付猶予や、自分の入力速度がどれくらいかを知っておく必要はない。ただ闇雲に練習するよりは、「一定時間以内に入力すること」を意識するための基準のひとつとして、そういった時間制限があることを知っておくだけでも役に立つ。
斜め入力について(押し・離し)
- コマンド入力の難易度を上げている要因
- タメと連打系コマンド以外のすべてに斜め要素が入っている。筆者の個人的な見解でしかないが、コマンド入力においてこの斜め入力が最も身近かつ難しい要素だと思われる(ギターで言うF)。
※個人的には使ってないです
- 斜めに入れること自体は大して難しくない。アケコンの優位点として斜め入力のしやすさが語られる例もあるのだが、十字キーでも大して難しくはない。なら何が難しいかと言えば、斜め入力の次に来る縦横要素と綺麗につなげるのがかなり難しい。
- これもただ斜めから縦横へつなげるだけなら大して難しくはない。しかしコマンド入力は一定以上の入力速度が求められるのは既に上述したとおりであり、ここまでの話を合わせると、素早く正確に斜め入力を経由しながらコマンドを成立させるのが難しいという話にまとまる。
- タメと連打系コマンド以外のすべてに斜め要素が入っている。筆者の個人的な見解でしかないが、コマンド入力においてこの斜め入力が最も身近かつ難しい要素だと思われる(ギターで言うF)。
- 十字キーやボタンで斜め方向を入力するコツ
- 筆者の個人的な考え方なので一概には言えないが、コマンド入力は「押す」だけでなく、「押し・離し」の二段階があることを明確に意識した方がよい。
- 斜め方向である「3」をゲーム側へ認識させるには「2+6 → 3」が必要なので、縦横軸の同時押しが必要になる。この斜め入力自体は大して難しくなく、格闘ゲームにおいてはしゃがみガード「2+4 → 1」で自然に出来ているプレイヤーが多いと思われる。
- コマンド入力ではこれが多用されることになる。コマンドの成立を目的として一定時間内で一連の操作を完了するためには、素早く「縦横方向(キー入力は1個)⇔斜め方向(キー入力は2個)」を行き交うことになると考えた方がよい。つまり「押し・離し」が高速で行われることになる。細かく書き出すと、
- 2を押す=2の下方向を入力する
- 2押しっぱ+6を押す=3の右下を入力する
- 2だけ離す+6押しっぱ=6の右を入力する
- コマンドで指定されている攻撃ボタンを押す
- 成立
- 上記のようになる。この一連の動作はキーボード入力で見るとわかりやすく、ここより下の項目に入力している様子を撮影した動画が都合よく置いてある。リアルタイムに再生したパターン・半分の速度で再生したパターンを確認できるので、とりあえず観てイメージを掴み、それを元に練習してみるとよいかもしれない。
- 筆者の個人的な考え方なので一概には言えないが、コマンド入力は「押す」だけでなく、「押し・離し」の二段階があることを明確に意識した方がよい。
実際に見る(WASD)
- 前半:リアルタイム・後半:1/2倍速
- 波動コマンドだけでなく昇龍やタイランの入力例もあるので、それぞれがどのような「押し・離し」の過程を踏んでいるか、自分で実際に書き出してみると理解が深まりやすい。
- 十字キーでもアケコンでも
- 役に立つと思われる。キーボードの打鍵音が方向情報を入力するタイミングとイコールになっており、イメージとして認識しておくだけでもひとつの指標となる。具体的なイメージがないまま闇雲に練習するよりはよい。
- 役に立つと思われる。キーボードの打鍵音が方向情報を入力するタイミングとイコールになっており、イメージとして認識しておくだけでもひとつの指標となる。具体的なイメージがないまま闇雲に練習するよりはよい。
- 入力速度について
- 早め・ゆっくりの2種類で録画したのだが、コマンド入力はゆっくり正確に入力する方が難しいと思った(個人の感想)。まずは早め入力の速度感を真似して入力できるようになり、ゆっくり入力してもコマンドが成立するようになれば、最終的に実戦の中で様々な状況に対応しやすくなると思われる(私感)。
- 早め・ゆっくりの2種類で録画したのだが、コマンド入力はゆっくり正確に入力する方が難しいと思った(個人の感想)。まずは早め入力の速度感を真似して入力できるようになり、ゆっくり入力してもコマンドが成立するようになれば、最終的に実戦の中で様々な状況に対応しやすくなると思われる(私感)。
- 縦横と斜めの両方を用いる操作
- 特に後半のスロー再生でわかりやすい。いずれかのキーを押して離すまでの動作をしっかり観て認識できると、完成形とすべき手指の運び方をイメージする際、想像上にあるそれの解像度を上げるのに役立つと思われる。必要な動作をイメージしてそれに近づけるように練習するのは非常に大事。
- 特に後半のスロー再生でわかりやすい。いずれかのキーを押して離すまでの動作をしっかり観て認識できると、完成形とすべき手指の運び方をイメージする際、想像上にあるそれの解像度を上げるのに役立つと思われる。必要な動作をイメージしてそれに近づけるように練習するのは非常に大事。
補足:アケコン・純正パッドのアナログスティックについて
- (メインに使っていない筆者の印象です)
- アケコンの場合はレバーの根元に8角ガイド(板)を入れることもでき、同時押しなどは考えずに直感的な操作が可能と言える。アナログスティックは◯なのでどこからどこまでが斜め方向なのかわかりにくいが、同じような特性のものと捉えることはできる。ただ、それらの方がコマンド入力しやすいという体感を筆者は得られなかった。結局のところ力配分などのコツが必要になる。練習するなら自分の好きなデバイスにするのが最良。
- アケコンの斜め入力についてはどなたでも自由に書いてくださって構いません。
- アケコンの場合はレバーの根元に8角ガイド(板)を入れることもでき、同時押しなどは考えずに直感的な操作が可能と言える。アナログスティックは◯なのでどこからどこまでが斜め方向なのかわかりにくいが、同じような特性のものと捉えることはできる。ただ、それらの方がコマンド入力しやすいという体感を筆者は得られなかった。結局のところ力配分などのコツが必要になる。練習するなら自分の好きなデバイスにするのが最良。
- 純正パッドのアナログスティックについて
- 筆者の個人的な意見としてはオススメしません。詳細は省きますが上にすっぽ抜けやすくて超大変です。
- 追記:「アナログスティックを特定のコマンド入力で活用する」という編集&情報を頂きました。こういった裏技的な活用法を各個人で考えられるのが格ゲーの面白いところだったりしますね~。ありがとうございます! ↓
- 筆者の個人的な意見としてはオススメしません。詳細は省きますが上にすっぽ抜けやすくて超大変です。
- 回転コマンドの入れやすさを活用・応用する
- キャラクターの移動などの普段使いでアナログスティックを利用される方の記載も継続して募集するとして、ごく一部の連動した入力を「一つのパターン」として利用したい時だけアナログスティックを使えば「入力が安定する」という体感を持つ人がいる場合があります。初心者ガイドとして扱うかは賛否あるかと思いますので、人によっては使い道が完全にゼロではないということだけとりあえず覚えていただければ良いかと思います。
- キャラクターの移動などの普段使いでアナログスティックを利用される方の記載も継続して募集するとして、ごく一部の連動した入力を「一つのパターン」として利用したい時だけアナログスティックを使えば「入力が安定する」という体感を持つ人がいる場合があります。初心者ガイドとして扱うかは賛否あるかと思いますので、人によっては使い道が完全にゼロではないということだけとりあえず覚えていただければ良いかと思います。
- ①回転入力・空中でタイラン入力の技を出したい場合
- 「632147896(6から6へ向かう一回転コマンド)」という入力をしたい場合、またはジャンプして空中ですぐにタイラン入力の技を使いたい場合には、練習すれば十字キーよりもアナログを使う方が安定する場合があります。
- 入力は6にアナログを倒してとにかく素早く回転させます。タイランしたい場合も同じく回転させて6の辺りで攻撃ボタンを入力します。コツは一周させた後2くらいまで振り切るつもりで回すことでしょうか。2021年6月現在、GGSTで求められる入力ではないと思われますが、今後回転入力や空中タイランを再現する必要に迫られた際に一考する価値はあります。
- 「632147896(6から6へ向かう一回転コマンド)」という入力をしたい場合、またはジャンプして空中ですぐにタイラン入力の技を使いたい場合には、練習すれば十字キーよりもアナログを使う方が安定する場合があります。
- ②しゃがみ+攻撃ボタンの技から連続でタイラン入力の技をしたい場合
- 連動の動きを1セットとして使いたい場合は使えるかもしれません。人によっては普通にタイラン入力するよりアナログのほうがなぜか安定する場合があります。
- 連動の動きを1セットとして使いたい場合は使えるかもしれません。人によっては普通にタイラン入力するよりアナログのほうがなぜか安定する場合があります。
- 6方向にアナログを倒し回転をスタート、2のタイミングを見計らって攻撃ボタンを入力後にアナログを1周回転させて6時点で再度タイランの攻撃ボタン、タイラン入力を完成させるというものです。入力の理想は、
- 「6,3,2,1(3~1の入力の間にしゃがみで出したい攻撃ボタン),4,6,タイランの攻撃ボタン」
となりますが、アナログを使って、
- 「6,3,2,1(3~1の入力の間にしゃがみで出したい攻撃ボタン),4,7,8,9,6,タイランの攻撃ボタン」
で代用します。
- 「6,3,2,1(3~1の入力の間にしゃがみで出したい攻撃ボタン),4,6,タイランの攻撃ボタン」
- 実際に使う場合、7,8,9の入力部は雑にアナログを回しても大丈夫です。練習すればアナログでも最終的に7,8,9の入力を飛ばせるようになると思います。6の位置から回転をスタートし、4を経由することを意識して、最後に6を入れる、という感覚を大事にして練習してみてください。
- また、214+攻撃ボタンの技からタイラン入力の技を流れるように出したい場合にもなぜかアナログ入力の方が入力受付が安定する場合があります。こちらも2021年6月現在は、ストライヴで必須の場面は思い浮かばないです。予備知識としてどうぞ。
練習のポイント
- 個人的な見解
- 理屈がわかると練習の攻略につながります
- しかし何も考えなくても出る人もいます
- それぞれ合った方法で練習してください
- 重要:必ず両サイドで出せるよう練習する
- 格ゲーは自分の向きが変わるとコマンドが反転します
- そのため右側・左側の両方で練習する必要があります
- やれそうな方から練習しましょう(方向は人による)
適切な反復練習
- 「GGST」の 「STRIVE」は努力って意味らしいです
- 事実!
- 難しくて面倒です。外国語の勉強、楽器の演奏、運転免許を取る等々と同じく、適切な練習は必要です。
- しかしそこはゲームなので、楽しめるようになるまでにかかる時間は短いです。まず練習が面倒くさいならコマンドが簡単なタメキャラを使いましょう。ただ、格ゲーで面倒な技術はコマンド入力くらいしかないので、一度覚えてしまえば大抵の格ゲーに応用できるという点もあります。身に着けてしまうのがオススメです。
- タイマンのオンラインゲームなので、18人集めたり野球場を借りなくても在宅で楽しめます。そもそも真面目に練習したり勉強しなくても遊べます(通常技一本で行くぞ!)。個人的にはオススメの趣味です。
- 難しくて面倒です。外国語の勉強、楽器の演奏、運転免許を取る等々と同じく、適切な練習は必要です。
入力履歴を見る
- 機械は指示したとおりにしか動かない
- 技が出なかったら原因は人間部分にあると考えて、まずは入力履歴を見るとよい。お手本のとおりに方向キーと攻撃ボタンが並んでいるか確かめる。並んでいなかったら綺麗に並べられるよう、必要な手の動きをイメージしながら練習する。反復練習です。
- しっかり入力できているのに技が出ない場合は、問題が入力速度にあると断定できる。今度は入力速度も両立できるように、必要な手の動きや速度をイメージしながら反復練習する。
- コマンドの内容と入力履歴にあるべき形はしっかり覚えてから取り組みたい。
- 技が出なかったら原因は人間部分にあると考えて、まずは入力履歴を見るとよい。お手本のとおりに方向キーと攻撃ボタンが並んでいるか確かめる。並んでいなかったら綺麗に並べられるよう、必要な手の動きをイメージしながら練習する。反復練習です。
- 必ずしも綺麗に並んでいる必要はない
- 入力履歴を見る際に気をつけたいのは、コマンド入力には様々な冗長性が盛り込まれているため、必ずしもお手本どおりにならんでいなくてもコマンドが成立することがある点。その諸々に関してはここより先の、コマンドごとに立てられている項目に記載する。
- 入力履歴を見る際に気をつけたいのは、コマンド入力には様々な冗長性が盛り込まれているため、必ずしもお手本どおりにならんでいなくてもコマンドが成立することがある点。その諸々に関してはここより先の、コマンドごとに立てられている項目に記載する。
試行錯誤する
- 誰かがわかりやすく教えてくれることはまずない
- 熱心な知り合いや講師の方がいる場合は別だが、まず格ゲーの技術指導は研究されていない。教科書もないので教え方が確立されていない。アクセス数を稼ぎやすいので解説ブログ等は多くあるが、一定以上の完成度や熱量を持つそれはほぼ見かけない。
- そのためどうしてもプレイヤーの試行錯誤が必要になる側面はある。スポーツの指導もオンラインでは中途半端になりそうなのは想像しやすい。このページにはいろいろ要点を書いたが、経験者である筆者の文章なので、初心者の方の「これを知りたい」が無視されている可能性も非常に高い。わからないことがある場合は掲示板もご利用ください。
- 9割の初心者は独学することを要求される。誰かから教えてもらうというのは技術習得への近道であり、独学はどうしても遠回りになる。自分に適した方法を試行錯誤しながら自分で見つけて行く必要があるので、何よりモチベーションを保つことが重要になる。トレモにこもらず実戦へ向かってみたり、調べものをして何か役立つものはないか探したりする行程も混ぜながら、気長に取り組まれたい。
- 独学も悪いことばかりではない。格闘ゲームは上達していくといずれ攻略が独学になる。上級者のリプレイが観れるとはいえそれがすべてにはなり得ない。課題を見つけて解決するまでに右往左往する経験は格闘ゲーム以外の攻略でも役に立つと思われる。むしろオススメかもしれない。
- 熱心な知り合いや講師の方がいる場合は別だが、まず格ゲーの技術指導は研究されていない。教科書もないので教え方が確立されていない。アクセス数を稼ぎやすいので解説ブログ等は多くあるが、一定以上の完成度や熱量を持つそれはほぼ見かけない。
- 立ち回りを例にして語っている試行錯誤の話(東進)
コマンドごとのポイント
- 裏技っぽいもの!
- やりこむと気づくあれこれを記載
- そんなものはないコマンドもあります
- 知っておくとお得です
コマンド系
波動(236 )
- ちょっとしたコツ
- ざっくりしたポイントとしては「下にしゃがんでから前へ歩き出しつつ攻撃ボタン」です。斜め方向への入力が抜けないよう意識しながら下→横方向を意識するとよいです。
- ざっくりしたポイントとしては「下にしゃがんでから前へ歩き出しつつ攻撃ボタン」です。斜め方向への入力が抜けないよう意識しながら下→横方向を意識するとよいです。
- 攻撃ボタンを押すタイミングについて
- 同項目内の画像にあるキーディスプレイ(画面右側の入力履歴)をよく見ると、「236・P」になっている場合と「236・6P」となっている場合の2パターンがある。これは攻撃ボタンと方向キーは同時押しになっていても、そうでなくともよいことを示している。
- 一般的には同時押しの方がやりやすいと思われるので、方向キーを6へ入れたらそのまま攻撃ボタンを押すのがよい。押す順番が前後したりしないよう意識しておきたい。
- 同項目内の画像にあるキーディスプレイ(画面右側の入力履歴)をよく見ると、「236・P」になっている場合と「236・6P」となっている場合の2パターンがある。これは攻撃ボタンと方向キーは同時押しになっていても、そうでなくともよいことを示している。
- 波動のつもりが昇竜に
- 一部キャラクターは波動及び昇竜コマンドによる必殺技が同じボタンが割り当てられている。
例:ソルのバンディットリヴォルヴァー(2 3 6 + K)とぶっきらぼうに投げる(6 2 3 + K)は同じKボタンで入力完成となる
そのため、方向入力でダッシュから波動入力や「6+〇ボタン」の特殊技から続けて波動入力すると「昇竜コマンドが優先されてしまう」ため入力に工夫が必要になる。
- ダッシュをダッシュボタンで行う、6+〇の特殊技の後は少し間を置いてから波動入力を開始する、「1 2 3 6 + 〇」と遠回りをして波動を入力するなどだ。
- 一部キャラクターは波動及び昇竜コマンドによる必殺技が同じボタンが割り当てられている。
竜巻(214 )
- 波動の逆方向
- 左側から波動コマンドを入れた場合と同じコマンドになるので、竜巻もできれば両側からの波動・竜巻が同時に覚えることになる。お得感。
- ただ、同じようなコマンドに見えてやはりコツは異なってくる。波動が方向キーを押し込むような動作になるとすれば、竜巻は手前側に引くような動作になる。コマンド入力自体のコツは波動と変わらないので、手首から先の使い方を試行錯誤して、自分に合った入力方法を探すとよい。
- 左側から波動コマンドを入れた場合と同じコマンドになるので、竜巻もできれば両側からの波動・竜巻が同時に覚えることになる。お得感。
昇龍(623 )
- ①「前歩き波動」で昇龍の感覚をつかむ
- 一般的によく言われるコツは上記のもの。しかしこの操作は「6236+攻撃ボタン」になるため「それじゃ成立しないのでは?」と考えるのが自然ではある。
- しかし「6236+攻撃ボタン」は多くのゲームで昇龍コマンドとして認識される。これはコマンド入力のシステムが、方向キー部分が完成した後の数フレーム以内に攻撃ボタンを押せばコマンドを成立させる仕様になっているのが理由になる。このため入力速度さえあれば「623(478)+攻撃ボタン」でも昇龍コマンドは成立する(意味はない)。
- 昇龍コマンドは斜めで止めるのが難しいコマンドに見えるが、この仕組みを利用(?)すれば斜めで指を止める必要がなくなり難易度は一気に下がる。このことから、まず波動コマンドさえ出来ていれば「前歩き(6)+波動コマンド(236) → 昇龍コマンド(6236)」が成立する。まずはこれを練習しよう。
- 一般的によく言われるコツは上記のもの。しかしこの操作は「6236+攻撃ボタン」になるため「それじゃ成立しないのでは?」と考えるのが自然ではある。
- ②素早く入力できるようにする
- 上の「前歩き波動」は昇龍コマンドの感覚をつかむためのもの。初期の練習としてはかなり適切だが、これを安定して出せるようになった次は実戦で用いるためより素早く入力する練習が必要になる。
- 敢えてコツを挙げるとすれば、「押し・離し」の操作をしっかり行って「6・2・3」を別々に入力する意識があると思われる(アケコンならレバーを斜めに入れるだけです)。コマンド入力の手順を書き出してみると、
- 6を押す=6の右方向を入力する
- 6を離す+2を押す=2の下方向を入力する
- 2押しっぱ+6も押す=3の斜め右下を入力する
- (2を離して6だけ入力する状態にしてもよい)
- コマンドで指定されている攻撃ボタンを押す
- 成立
- となる。特にコツが必要なのは2番目・3番目の挙動になると思われる。キーディスをしっかり確認しながら、この一挙動ずつを素早くつなげられるようそれぞれ練習するのが効率的かもしれない。
- 上の「前歩き波動」は昇龍コマンドの感覚をつかむためのもの。初期の練習としてはかなり適切だが、これを安定して出せるようになった次は実戦で用いるためより素早く入力する練習が必要になる。
タイラン(63214+6)
- 実は斜め要素が不要
- やろうと思えば「6246+攻撃ボタン」でも出せる。なら何故「63214」で表記されるのかというと、この方がコマンド入力の挙動としては自然でやりやすいからだと思われる。アケコンで6、2、4、6とひとつずつ入れる光景は何だかシュールだが、この表記なら「逆半回転」で字面も動作も直感的と言える。
- だが「逆半回転」と聞くとそれはそれでちょっと難しそうな印象を受ける。また別のコツがいるのかと思いがちで、実際にそのとおりではあるのだが、個人的には「前歩き竜巻+6」と解釈すれば少し優しく感じるような気はする。
- やろうと思えば「6246+攻撃ボタン」でも出せる。なら何故「63214」で表記されるのかというと、この方がコマンド入力の挙動としては自然でやりやすいからだと思われる。アケコンで6、2、4、6とひとつずつ入れる光景は何だかシュールだが、この表記なら「逆半回転」で字面も動作も直感的と言える。
- 「前歩き竜巻+6」でもOK
- 「63214+6」は斜め要素の3と1が必須ではないので、「6+214+6」と入力してもコマンドは成立する。個人的にコマンド入力で難しいのは斜め方向を経由する運動だと思っているので、なるべくこの要素について考えるのは省略できた方がよい。昇龍コマンドと同じく手順を書き出してみると、
- 6を押す=6の右方向を入力
- 6を離す + 2を押す = 2の下方向を入力
- 2押しっぱ +4を押す = 1の左下方向を入力
- 2を離す + 4押しっぱ = 4の左方向を入力
- 4を離す + 6を押す = 6の右方向を入力
- コマンドで指定されている攻撃ボタンを押す
- 成立
- となる。ただ個人的には、これを入力しようとすると自然と3が入るので結果的に「63214+6」となることが多い。難しそうな印象を和らげる一種の解釈であると考えて、「63214」が入力できるならそちらのコツを身につければよい。
- 「63214+6」は斜め要素の3と1が必須ではないので、「6+214+6」と入力してもコマンドは成立する。個人的にコマンド入力で難しいのは斜め方向を経由する運動だと思っているので、なるべくこの要素について考えるのは省略できた方がよい。昇龍コマンドと同じく手順を書き出してみると、
- オススメ①:逆半回転コマンドから練習する
- チップの「幻朧斬」やポチョムキンの「F.D.B.」がこれに当たる。「63214+6」の「+6」を入力するのはまた別のコツが必要なので、まずは「63214」の入力で出る技から練習するのもよい。段階を踏むという意味ではより望ましいと言える。こちらも前歩き竜巻でコマンドは成立するので練習に使いやすい。
- チップの「幻朧斬」やポチョムキンの「F.D.B.」がこれに当たる。「63214+6」の「+6」を入力するのはまた別のコツが必要なので、まずは「63214」の入力で出る技から練習するのもよい。段階を踏むという意味ではより望ましいと言える。こちらも前歩き竜巻でコマンドは成立するので練習に使いやすい。
- オススメ②:コンボや起き上りでは1回転コマンドで行う
- 起き上りやジャンプキャンセルが出来ない技から入力する場合では時計回りに1回転、つまり「6 3 2 1 4 7 8 9 6 ... 」と入力してしまうのも一つの手段だ。
ジャンプしてしまう心配がない時は遠慮なく1回転してしまおう。
- 起き上りやジャンプキャンセルが出来ない技から入力する場合では時計回りに1回転、つまり「6 3 2 1 4 7 8 9 6 ... 」と入力してしまうのも一つの手段だ。
真空波動(236+236)
- 必要な入力は「2 6 + 2 3 or 2 6」
- タイランコマンドと同様、表記通りに波動入力を二回する必要はない。始めの波動入力の「2 6」さえ入力すれば、続く波動入力は「2 3」や「2 6」でよいということになる。レバーや方向キー等で入力する場合には「236+23」が現実的であろう。ゲージを消費する強力な必殺技に割り当てられていることが多く、いかにも奥義感があるやや難しい入力として位置づけられているコマンド。じっくり練習したい。
- 「難しい」というユーザーの声が出続けていることもあるのか、多くのゲームでこのコマンドは入力猶予がかなり長い(暴発の原因にもなる)。動画があるので実際に観て確認するとわかりやすい。「23623」をキャラクターの動作に大きく現れるほど時間をかけて入力してもコマンド成立している様子がわかる。あわてずに入力しよう。
- タイランコマンドと同様、表記通りに波動入力を二回する必要はない。始めの波動入力の「2 6」さえ入力すれば、続く波動入力は「2 3」や「2 6」でよいということになる。レバーや方向キー等で入力する場合には「236+23」が現実的であろう。ゲージを消費する強力な必殺技に割り当てられていることが多く、いかにも奥義感があるやや難しい入力として位置づけられているコマンド。じっくり練習したい。
- まずは入力しやすい「2入力」を含む技からコンボを狙おう
- 実際コンボに組み込むとなると、やはり入力速度も求められる。動画の後半は「2K>2D>万鬼滅砕」というコンボ、真空波動コマンドに必要な始めの2入力を直前の動作に組み込めば、流動的に波動入力を開始し入力速度を上げることが出来る。
慣れない内は「2入力を含む技」や「猶予が長い技」からコンボに組み込んで行き、最終的には動画後半のような入力速度でのコマンド完成を目指そう。
- 実際コンボに組み込むとなると、やはり入力速度も求められる。動画の後半は「2K>2D>万鬼滅砕」というコンボ、真空波動コマンドに必要な始めの2入力を直前の動作に組み込めば、流動的に波動入力を開始し入力速度を上げることが出来る。
下下(2+2)
- おそらく一番簡単
- より正確には「2>ニュートラルに戻す>2>攻撃ボタン」であることは認識しておくとよい。この解釈の方が実際の手指の動かし方と近くなる。
- より正確には「2>ニュートラルに戻す>2>攻撃ボタン」であることは認識しておくとよい。この解釈の方が実際の手指の動かし方と近くなる。
タメ系
後ろタメ前(4タメ → 6)
- どの程度タメればいいのか覚える
- ゲームによって異なってくる上にあまり測られてすらいないが、体感で覚えればよいので正確なタメフレームは無用と考えてよい。体感では30フレーム前後のゲームが多いような気がする(感想)。同項目に貼っている動画や、ゲーム中のコンボお手本、トレモなどで確認されたい。
- よく使うコンボでタメコマンドを使う際には、コンボごとにタメ始めるタイミングを決めておくとよい。こう書くと覚えることが多そうで難しそうだが、コンボは短いコンボの集合体になっていることが多く、いくつかのパーツで覚えておけば幅広く応用が利く。覚えるのはそこまで手間ではない。
- ゲームによって異なってくる上にあまり測られてすらいないが、体感で覚えればよいので正確なタメフレームは無用と考えてよい。体感では30フレーム前後のゲームが多いような気がする(感想)。同項目に貼っている動画や、ゲーム中のコンボお手本、トレモなどで確認されたい。
- タメられるタイミングについて
- 多くのゲームで、ゲーム画面が映っている最中ならいつでもタメられる仕様になっている。試合開始前のラウンド数を表示している間にもタメられる。開幕直後にタメ技を出すことも十分可能となっており、タメ技は開幕直後に出せることも多い突進技が多いことから、これについては知識としてしっかり覚えておいた方がよい。
- タメキャラ特有の難しさとして、立ち回りにおいてはどうしても後ろ歩きかしゃがみガードを経由しないとタメ技は出せなかったり、相手がジャンプして自分を飛び越えた(めくり)際にはタメ方向が切り替わってタメが無効になるという点がある。しかしその分だけタメ技は強力な性能となっていることがかなり多い。
- タメキャラはコマンド入力を無視できる。しかし完全にタメ技しかないキャラはいないことや(メイは昇龍・真空波動・タイランコマンドの技を持っている)、上記した特有の難しさがあるため、一概に簡単なキャラとは言い切れない。ただ慣れてしまえばよいだけなので、自然に扱えるようになれば、強力な必殺技を軸としたわかりやすい戦い方を実現できるキャラが多い。
- 「イルカさん」はタメ技らしくシンプルに強い技であり、こうした謎のコラが作られるほど印象的に多用される技ということが文化的に理解できる。初心者相手ではこの技だけで封殺できそうなほど強い上に連発できる。🐬対策を心がけよう。
- 「イルカさん」はタメ技らしくシンプルに強い技であり、こうした謎のコラが作られるほど印象的に多用される技ということが文化的に理解できる。初心者相手ではこの技だけで封殺できそうなほど強い上に連発できる。🐬対策を心がけよう。
- 多くのゲームで、ゲーム画面が映っている最中ならいつでもタメられる仕様になっている。試合開始前のラウンド数を表示している間にもタメられる。開幕直後にタメ技を出すことも十分可能となっており、タメ技は開幕直後に出せることも多い突進技が多いことから、これについては知識としてしっかり覚えておいた方がよい。
- 重要:方向属性について
- タメ技を使うなら知っておくべき概念。すぐ次の項目で解説。
- タメ技を使うなら知っておくべき概念。すぐ次の項目で解説。
重要:タメにおける方向属性について
- 方向は上下左右の4属性がある
- 特にタメキャラを扱う際、とても重要な知識となるのが「方向属性」とでも言うべき概念のこと。いろいろな格ゲーで共通する考え方であったり、何かと便利なのでぜひ覚えておきたい。
- 特にタメキャラを扱う際、とても重要な知識となるのが「方向属性」とでも言うべき概念のこと。いろいろな格ゲーで共通する考え方であったり、何かと便利なのでぜひ覚えておきたい。
- 方向属性と対応している方向一覧
- まずは以下の表を確認してみたい。4つの方向属性とそれぞれどの方向が対応しているかを表しており、上属性は789、下属性は123、右属性は639、左属性は417と分類されている。この属性と分類について知っておくと、タメコマンドの技を出すときに斜め入力でもタメられることをしっかり理解できる。
- まずは以下の表を確認してみたい。4つの方向属性とそれぞれどの方向が対応しているかを表しており、上属性は789、下属性は123、右属性は639、左属性は417と分類されている。この属性と分類について知っておくと、タメコマンドの技を出すときに斜め入力でもタメられることをしっかり理解できる。
- タメ方向は方向属性で捉える
- タメコマンドの大半は、横タメから反対側の横+攻撃ボタン、もしくは下タメから上+攻撃ボタンとして設定されている。このとき指定されている上下左右は、8246の四方向を指しているのではなく、実は方向属性のことを指定していると解釈してよい。
- たとえば4でのタメを指定されていた場合、これは方向属性における左属性を指定していると解釈できる。つまり4だけではなく「4・1・7」のいずれかでもタメは継続できるということになる。これは上下左右すべての方向属性で同じことが言える。
- これを踏まえた上で重要なのは、タメコマンドはすべて斜め入力でも可能という点にある。
- タメコマンドの大半は、横タメから反対側の横+攻撃ボタン、もしくは下タメから上+攻撃ボタンとして設定されている。このとき指定されている上下左右は、8246の四方向を指しているのではなく、実は方向属性のことを指定していると解釈してよい。
- 🐬さんで見る実例
- メイの「イルカさん・横」はコマンドが「4タメ6+S or HS」と表記されている。これは「左属性タメ右属性+S or HS」と読み換えることができ、より正確には「1・4・7のいずれかでタメ>3・6・9のいずれか+S or HS」となる。左と右のいずれかを含んでいる方向ならどれでもタメと攻撃ボタン同時押しに対応しているということになる。
- 例|4タメ6 ≒ 1タメ6・4タメ9・7タメ3
- 例|4タメ6 ≒ 1タメ6・4タメ9・7タメ3
- メイの「イルカさん・縦」でも同じように考えることができ、「2タメ8+S or HS」ではあるのだが、「下属性タメ上属性+S or HS」であり、「1・2・3のいずれかでタメ>7・8・9のいずれか+S or HS」でもある。しっかり下方向だけを入力するのは難しいので、難易度を緩和する等の目的でこうした設定になっていると考えられる。
- 例|2タメ8 ≒ 1タメ9・2タメ7・3タメ8
- 例|2タメ8 ≒ 1タメ9・2タメ7・3タメ8
- メイの「イルカさん・横」はコマンドが「4タメ6+S or HS」と表記されている。これは「左属性タメ右属性+S or HS」と読み換えることができ、より正確には「1・4・7のいずれかでタメ>3・6・9のいずれか+S or HS」となる。左と右のいずれかを含んでいる方向ならどれでもタメと攻撃ボタン同時押しに対応しているということになる。
- 参考:メイのコマンド表
- 重要:斜め下でタメ = しゃがみガードしながらタメ
- マジメに2だけでタメているとしゃがみガードができず大変な思いをする。しかし実は斜め入力でもタメられるので、しゃがみガードでじっくり待ち構えながらHS版アイゼンシュトルムで割り込むタイミングを見定めていきたい。
- マジメに2だけでタメているとしゃがみガードができず大変な思いをする。しかし実は斜め入力でもタメられるので、しゃがみガードでじっくり待ち構えながらHS版アイゼンシュトルムで割り込むタイミングを見定めていきたい。
下タメ上(2タメ → 8)
- 後ろタメ前と要点は同じ
- 方向が入れ替わっただけと言ってもよい
- 方向が入れ替わっただけと言ってもよい
- 強い点:めくられてもタメが途切れない
- 横タメ技は相手に飛び越えられるなどして左右の位置関係が入れ替わると、タメ方向が入れ替わってしまいタメが途切れてしまうというデメリットを抱えている。その一方で、下タメ技は相手がいつどこにいてもタメ方向が変わることはないのが強みとなる。
- 下タメ技が対空技に対応している場合は、相手が空中でどんな動きをしていてもタメが途切れることはないことや、タメてさえいればコマンドがシンプルなため素早く対空技を出せる。メイの「イルカさん・縦」でこうした行動が可能。
- 横タメ技は相手に飛び越えられるなどして左右の位置関係が入れ替わると、タメ方向が入れ替わってしまいタメが途切れてしまうというデメリットを抱えている。その一方で、下タメ技は相手がいつどこにいてもタメ方向が変わることはないのが強みとなる。
その他のあれこれ
コントローラーについて
- 何を使ってもどこにも大差はありません
- 好きなものを選んでください
- 例)アケコン・パッド・キーボード
- 差があったとしても誤差程度のものです
- 入力難易度や精度も大して変わりません
- (安物のコントローラーは避けるべきです)
- 参考:よくある質問コーナー
- 参考:よくある質問コーナー
- PS4の純正パッドは壊れやすい?
- かなり個体差があるという感想です(管理人)
- 自分は4年使っていますが未だに現役です
- しかし数ヶ月でダメになった個体もあります
- ハズレでなければ基本的に丈夫だと思います
- PS5の純正パッドは格ゲー向き?
- ストV世界最強クラスのプレイヤーが既に使ってます
- 同じ項目内に貼り付けている動画からご確認ください
- → 「Main Event|Red Bull~」の動画です
- パッドを使うときは十字キー?
- 十字キー派が多数を占めていると思います
- アナログスティックは諸事情で難しいです
- 迷っているときは十字キーがオススメです
- HITBOXってどうなの?
- ストVでは有利ですがGGSTではわかりません
- ゲームシステムに噛み合っているかが不明です
- 大幅な不利を背負うことはないと思います
- PS4純正パッドを使用するXrdトッププレイヤー
- 左側の選手がPS5純正コンを手元に持ってます
- 上の動画で紹介した大会は、まず誰もが認めるであろうウルトラハイレベルな招待制大会。2021年に世界中からトッププレイヤー16人を集めたという時点でぶっ飛んでいる。そんな大会で出された結果として、TOP8中の7人が海外勢+パッド勢だったことは知っておくと良さげ。
プロでも普通にミスる
- コマンド入力は難しい(めちゃくちゃ難しい)
- 重要な場面で一瞬の判断を迫られればどんなプレイヤーでも手元が狂う。今のところ2021年で最も印象的だったコマミスを紹介したい(GGST発売前だったりで別ゲーですがご勘弁をば)。
- 非常に重要な公式大会の準決勝戦で起きたミス。最終セットの最終ラウンド残り10秒、左側のリュウは図らずも巡ってきたチャンスに判断を迫られるという流れ。この場面は距離を調整して「真空波動」コマンド技の可能性や、まず「技を出さない」のが最適解になり得る可能性もあった。あまりにも難しい。
- 重要な場面で一瞬の判断を迫られればどんなプレイヤーでも手元が狂う。今のところ2021年で最も印象的だったコマミスを紹介したい(GGST発売前だったりで別ゲーですがご勘弁をば)。
- 普通に出せるだけでもすごいこと(精神論)
- 海外からすると、日本語は世界で最も難しい言語ランキングで余裕の最上位クラスに挙げられる。多くの日本人は日本語の達人だが、ちょっとした変換ミスで人間関係を破壊するようなミスをしたりする。それと似たようなものである(そうか?)。
- 格闘ゲーマーは出来て当然のことのようにコマンド入力を扱いがち。しかし自転車に乗れたり、楽器をそれなりに弾けたり、料理が上手だったり、表計算ソフトを業務レベルで使えるのと同じ程度にはすごいことだと思ってよい。逆に考えると、習得にはそれなりの時間や労力がかかると考えた方がいい。
- もちろんセンスがいい人はサクッと出来てしまう。コマンド入力どころか格ゲーの上達も早く、セオリーを知らずとも独創的な動きで勝ててしまう人もいる。しかし大半の人はそうではない。焦らずトレモで練習し、実戦で失敗しても過剰に凹まない方がよい。失敗したリプレイを必ず確認するほど神経質過ぎてもよくない。気長に構えるのが吉。
- 海外からすると、日本語は世界で最も難しい言語ランキングで余裕の最上位クラスに挙げられる。多くの日本人は日本語の達人だが、ちょっとした変換ミスで人間関係を破壊するようなミスをしたりする。それと似たようなものである(そうか?)。
おまけ上級編①:低空で成立させるコマンドについて
- (以下はGGST発売後の追記項目です)
- ジャンプして即コマンドを成立させる技術
- いくらかのキャラは、低空で必殺技を発動すると強力なリターンを出せる性能となっている。代表的な例はアクセルのアクセルボンバー、ミリアのバッドムーンとなっており、これらの技はまず空中でしか発動できないという制約がある。
- 空中でしか発動できないため、単純に地上の相手へ狙って当てるのが難しい。その分かなり強力な必殺技となってはいる。この技を地上戦で活用できると大変強力なので縛られている形だが、しかし能動的に地上の相手へヒットさせるための技術はしっかり存在する。
- いくらかのキャラは、低空で必殺技を発動すると強力なリターンを出せる性能となっている。代表的な例はアクセルのアクセルボンバー、ミリアのバッドムーンとなっており、これらの技はまず空中でしか発動できないという制約がある。
低空バッドムーン(ミリア)
- 低空必殺技は地上でコマンドを作る
- 空中でのみ発動する必殺技なので、直感ではジャンプしてからコマンド入力を行う必要があると思ってしまいがち(書いている人がそうでした)。それでもきちんと発動はするものの、より実戦的な低空で発動するのは大変難しい。ダッシュボタンはあってもジャンプボタンは存在しないため、必ずジャンプのために上方向を入力しているはずであり、そこから波動コマンドの2を入れるのはかなり時間がかかってしまう。
- この問題は、地上で必殺技コマンドの方向キー部分のみ先に入力しておき、最後に上方向でジャンプして地面から離れた瞬間に攻撃ボタンを押すといった手順を取れば解決できる。このため実際の入力は「2369+P」といった流れになる。コマンドは入力してからある程度の受付猶予があることを知っておくと理解しやすい。
- 空中でのみ発動する必殺技なので、直感ではジャンプしてからコマンド入力を行う必要があると思ってしまいがち(書いている人がそうでした)。それでもきちんと発動はするものの、より実戦的な低空で発動するのは大変難しい。ダッシュボタンはあってもジャンプボタンは存在しないため、必ずジャンプのために上方向を入力しているはずであり、そこから波動コマンドの2を入れるのはかなり時間がかかってしまう。
- 資料(右下の仮想コントローラーをよく見てください)
- おまけ:このとき波動コマンド自体は「236」で完成するものなので、コマンドの最後を6Pにすることでやや認識されやすくなる。この方法を用いる場合は入力が「23696+P」となる。後述する技ではこの技術の応用が必須となってくる。
- おまけ:このとき波動コマンド自体は「236」で完成するものなので、コマンドの最後を6Pにすることでやや認識されやすくなる。この方法を用いる場合は入力が「23696+P」となる。後述する技ではこの技術の応用が必須となってくる。
低空アクセルボンバー(アクセル)
- コマンド入力の冗長性を活用する
- 基本的な考え方は低空バッドムーンと同じ。しかしあちらは波動コマンドなので最後に斜め上ジャンプを入れやすいものの、こちらは昇龍コマンドのため「623」の「3」(斜め下)から上方向を入れなくてはならない。「6+2369+HS」でよくね? と予想できそうではあるが、これは予測しうる様々な理由が問題となり大変難しい。出来なくはないが、後述する技術を使った方がはるかに安定する。
- 既に昇龍コマンドの項目で解説しているとおり、コマンド入力の方向キー部分はかなりの冗長性が設けられている。この冗長性を活用して、昇龍コマンドの途中にジャンプが発生する上属性の方向を経由し、最後に3+HSを押して昇龍コマンドを完成させるといった入力方法を用いる。実際には「623>696>3+HS」といった雰囲気の入力になる。
- 基本的な考え方は低空バッドムーンと同じ。しかしあちらは波動コマンドなので最後に斜め上ジャンプを入れやすいものの、こちらは昇龍コマンドのため「623」の「3」(斜め下)から上方向を入れなくてはならない。「6+2369+HS」でよくね? と予想できそうではあるが、これは予測しうる様々な理由が問題となり大変難しい。出来なくはないが、後述する技術を使った方がはるかに安定する。
- 最後に「3(or 6)+HS」で昇龍が完成すればいい
- 資料(左下の仮想コントローラーをよく見てください)
- 例では方向要素に8が入っていたり多少のブレはあるものの、3の斜め下へ入れるのと同時にHSを押す部分は一貫して成功している。ここが一番大事と考えてよい。
- 後半では立ちKから低空アクセルボンバーを行っているが、これはジャンプキャンセルを用いることでジャンプ動作が挟まっている。
- 例では方向要素に8が入っていたり多少のブレはあるものの、3の斜め下へ入れるのと同時にHSを押す部分は一貫して成功している。ここが一番大事と考えてよい。
おまけ上級編②:スライド必殺技
- ポチョバス HSVV 追記予定(管理人)
掲示板
- 内容に関するご連絡があればこちらでお願いします
- 低空バッドムーンや低空アクセルボンバーについて詳しい方いたら記述があると嬉しいです -- 2021-09-04 (土) 16:41:41
- なるほどあれかなり難しいですよね、、ここに書き足しておきます~。しかしこのページ自分で読み返すと構成の粗さが凄まじい…、直したい…直したい… -- 管理人? 2021-09-05 (日) 04:50:25
- コマンド入力なんですが、入力履歴と一緒にレバーの入力アニメーションの模倣がかなり動的で参考になるかなと思いました -- 2022-04-03 (日) 21:50:35
- 格ゲー初心者でコンボ時のタイランコマンドが全然出せなかったのですが、ぐるっと一回転させても良いことを知れてから出せるようになりました!助かりました! -- 2022-12-14 (水) 10:54:45