MHWorldの新モンスター、アンジャナフの素材で作られた弓。
目次
概要
- アンジャナフ武器と言えば高い攻撃力と属性値と引き換えに、ひどい斬れ味とマイナス会心が特徴。
だが歴代シリーズを通して「斬れ味がひどいシリーズでも弓だけ強スペック」なケースはままあるため、
はきゅんやほうきゅん、そしてシリーズ通して愛されるアイツの系譜ということになる。
果たして天はアンジャナフに微笑むのか…?
ブレイズボウ
MHWorld
- MHWでの最終強化はジャナフアルカウスIII。
特別な銘はもらえなかった。見た目も割と地味。
しかしその性能は- 非常に高い攻撃力240
- ぶっとんだ火属性390
- 予想通りの会心率-20%
- 使用可能なビンは接撃ビン、強撃ビン、爆破ビン
- なんといっても最強クラスの攻撃力と、頭一つ抜けた属性値が魅力。
ぶっちゃけ第二弱点あたりに火が入っていればコレでいいくらいの破壊力である。
過去作でヘラギガスが陥った弓タイプなども今作は全弓共通なので、制約はまったく無い。
MHWでは弱点特効も付けやすいので、欠点らしい欠点といえばスロットが無い事だろうが、
この性能にもかかわらずレア6なのでカスタム強化が3枠もあり、
素材さえ揃っていれば、3枠使っての会心率フォロー、
2枠使って強弓珠や体術珠を入れられるレベル2のスロットを開けるなど汎用性が高い。
また、属性値上限が高いので火属性攻撃強化Lv4まで発動できるのもポイント*1。
装飾品4つだけで火属性510という属性特化弓クラスの数値を叩き出す。
実はLv3の時点で火属性490なので510にする意味はあんまり無いが。 - Ver.10.11では属性値の上限が引き上げられ、火属性攻撃強化Lv6まで発動させることで
火属性570まで上がる。
- ただこれほどの強スペックながらも欠点が無いわけではない。
まず素の会心率が低いので属性会心構成があまり機能せず、カガチ弓などと装備を共有するのが難しい。
弱点特効と属性会心の両立が極めて簡単なだけにこの点は残念。
ただし達人の煙筒やカスタム強化の多さを生かした会心率の底上げ、素の攻撃力などで挽回は容易に可能。
またMHWでは火属性弱点のモンスターがヴァルハザクとキリンくらいしかいないため、
本気でこの弓が活かされるというケースはそんなに多くはないのも大きい*2。
しかし、歴戦のヴァルハザクは狩りやすいモンスターとして人気が高いため、
弓使いならばこの弓を作っておいて損は無いだろう。
一応、ドスジャグラスやボルボロス、パオウルムーも火属性が弱点だが、報酬の関係上狩りに行くことは少ない。
まあ、一部例外もあるけど…
- この武器のリメイクであるガイラアロー・蛮顎はなんと強撃ビンがセットできない。
あちらは属性解放が必要なこともあり、火属性弓としての最高の地位は守られている。
MHW:I
- マスターランクではアンジャナフ素材と鉱石を加えて「蛮顎竜ノ火矢I」と和風の銘へ変化。
リオレウス亜種の重殻を加えてもう一段階強化し、
最終形態である「蛮顎竜ノ火矢II」に至る。- ちなみに上位では鬼のように大量の鋭牙を要求したこの武器だが、
マスターランクでは必要な重牙は1つだけ。
代わりに大量に要求される素材も無く、レア素材も必要としない。
運が良ければアンジャナフ素材は1頭狩るだけで最終強化分まで集まっている事もある。
- ちなみに上位では鬼のように大量の鋭牙を要求したこの武器だが、
- MHWで最強の火属性弓の名を欲しいままにした本武器だが、
最終形態である蛮顎竜ノ火矢IIの性能は- マスターランクでは並程度の攻撃力312
- 相変わらず火属性弓で最大値の火属性450
- 相変わらず低い会心率-20%
- スロット・ビンは追加無し
- 会心率を加味した攻撃力はかなり低めとなり、
物理属性共に強力な弓から属性特化弓へと変化した。
とは言え下方修正を受けてなお弓が属性重視武器なのは変わらず、
マスターランクでも非常に強力な弓となっている。
- このように強力な弓でありながら、
これも相変わらずレア度はマスターランクの最終形態としては最低値のレア度10であり、
カスタム強化による上昇幅が大きいのもメリット。
特にマスターランクではカスタム強化で属性値も伸ばせるようになった為、
カスタム回数はそのまま属性火力に直結する。- また、いわゆる皮ペタ武器である事が幸いして、
パーツ強化という新たなシステムにも対応しており、
固有ビジュアルの武器に対してこの点でも有利。
- また、いわゆる皮ペタ武器である事が幸いして、
- そんなわけでまた火属性弓はジャナフ武器一択か……と思いきや、
実は今回は若干旗色が悪い相手がいる。
ディノバルドの武器であるディノアローIIである。- あちらは蛮顎竜ノ火矢IIから攻撃力と属性値を下げ会心率を上げたような性能で、
蛮顎竜ノ火矢が会心率に回さざるを得ないカスタム強化分も属性値に回せるメリットがある。
2つのLv1スロットによる拡張性もあり属性値の差を十分巻き返されてしまう。
レア度10・パーツ強化対応でカスタム強化による強化幅も同じな為、
基本となる固定値を伸ばしていくと乗算要素で有利なディノアローIIが優勢となる場合が多い。
カスタム強化もクリア後の話である為、
後半火属性弱点のモンスターが続くストーリー攻略中は蛮顎竜ノ火矢が十分活躍してくれるだろう。 - あちらは蛮顎竜ノ火矢IIから攻撃力と属性値を下げ会心率を上げたような性能で、
- ちなみに他にライバルがいないかと言うと、
- 物理と属性のバランスが取れ会心率も高い銀火竜の烈弓は、
属性値に大差がありレア度12でカスタム強化の幅も小さい為、
基本的に属性ダメージ重視の場合には担げずこの武器とは競合しない。 - 物理特化の剛重弓ギガントマキアは、
その物理性能で銀火竜の烈弓に劣っており属性値も更に低い。
Lv4スロットやレア度10のカスタム強化幅という差別化要素はあるが、
競合先はこの武器ではない。 - 属性解放で火属性が出るナイトメアストリングIIは、
解放必須にもかかわらず攻撃力も属性値も低い為火属性弓として扱う事自体が微妙。
火属性弓自体は増えたが性能面ではディノアロー以外に明確にライバルと言える立ち位置の武器は無い。 - 物理と属性のバランスが取れ会心率も高い銀火竜の烈弓は、
フラムエルアルクス
蛮顎竜の翼と牙から作られた
狩猟弓。放たれた矢は火の雨と
なって情け容赦なく降り注ぐ。
(フラムエルアルクス)
より上質な蛮顎竜の翼と牙を
用いた強化型狩猟弓。炎の雨は
罪も命も何もかもを洗い流す。
(蛮顎弓フラムアルクス)
蛮炎が宿った蛮顎竜の弓。
一矢ごとに獲物の肉を抉り、
確実に消耗させて仕留める。
(蛮炎弓ロギンアルクス)
MHRise
- アンジャナフの登場が遅く、解禁されるのは里★5になってから。
骨素材のエスケレートボーゲンからヒルバーボウIを経由して、フラムエルアルクスへ繋がる。
- MHWでは発射タイプが存在しなかったが、今作では連射弓として登場。
火属性連射で獣竜種と言えば、今回未登場の先輩のポジションである。
下位の段階では溜め段階解放手段が無い事もあって、
溜め3連射4を扱える狐弓ツユノタマノヲが属性の垣根を越えて目の上のたんこぶとなり、活躍の場は無い。
- 集会所★6で上位アンジャナフを、★7でティガレックスを討伐し、それぞれの素材を使って最終強化となる。
蛮顎竜の宝玉がストッパーになりやすいか。
- 蛮顎弓フラムアルクスと銘を変え、その性能は
- 弓ではトップの攻撃力240
- ほぼほぼ無いに等しい火属性9
- 高攻撃力では避けられない会心率-20%
- スロットLv2・Lv1
- 耐衝型
- 対応ビンは接撃ビン、強撃ビン、爆破ビン
- 連射3-連射3-連射4(-連射4)
- 百竜スキルは会心率強化II(+6%)、属性強化【火】III(+8)、痛恨の一撃
- 火属性がなんかもうアレなレベルまで下げられてしまった。
確かにこちらも獣竜種の大先輩ではあるが…
流石に属性命の弓でここまで属性値を下げられては厳しいだろう…と思いきや、
本作の弓は属性会心の弱体化や溜め補正*3の復活により、
基礎アクションこそMHWベースだが物理ダメージの比率が高くなっている。
装飾品スロットの存在も後押しし、相変わらず最強クラスの火弓として君臨している。
- 百竜強化は殆どの場合で属性強化が一番与ダメージが大きくなる。
幾ら物理寄りとは言え(寧ろ素の属性値が貧弱だから恩恵が大きいとも言えるが)属性値+8をポン付けできるのは大きい。
素の性能に対する期待値だけで言えば痛恨の一撃も悪くはないが、
弱点特効などの会心スキルと重なると効力が無くなるので選択肢としては弱いか。
- 火属性が通らない相手など、無属性と割り切って使うなら会心率強化も選択肢に入る。
ヒルバーボウには攻撃力強化II(+6)があるため、それを継承することも可能。- ただ、今作には当武器と物理期待値が10も変わらない属性武器がたくさんあるので
連続狩猟でも適切な属性武器に持ち替えながら戦うことが推奨される。
- ただ、今作には当武器と物理期待値が10も変わらない属性武器がたくさんあるので
- 同じく攻撃力240で並ぶのはティガアローIIとブロスホーンボウII。
両名とも無属性で低会心のうえ強撃ビン非対応であり、唯一強撃ビンに対応したこの弓が頭ひとつ抜けた形となる。- 射撃タイプで見ても、後者は貫通なので住み分けができる。
前者はこちらと同じ連射タイプだが、溜め4を解放すると拡散に変化してしまう。
轟弓【虎髯】に強化すると溜めLv3が連射Lv5に上がるが、
強撃ビンと溜めLv4の補正で巻き返しが可能。
どうやら連射弓界の縄張り争いは、アンジャナフに軍配が上がったようだ。
- 射撃タイプで見ても、後者は貫通なので住み分けができる。
- ちなみに、この弓は他の武器種のジャナフ武器と比較して制作難度がやや低くなっている。
ジャナフ武器は基本的に1段階目の強化で上位素材と逆鱗を使用する*4のだが、
弓のフラムエルアルクスIIと操虫棍のフラムエルカラモスIIに限り逆鱗が不要なのである。- 更に余談だが、このフラムエルアルクスII、何故か上位素材に紛れて下位の鼻骨が強化素材として設定されている。
そもそもの要求素材が少ない操虫棍には及ばないが、制作難度の低さに一役買っている。
え?下位素材なんか逆に持ってないって?
- 更に余談だが、このフラムエルアルクスII、何故か上位素材に紛れて下位の鼻骨が強化素材として設定されている。
- Ver.2.0になると百竜弓が更なる強化を遂げ、物理火力で横並びになってしまった。
おまけに属性値では結構な差を付けられているため素の性能では少々立場が苦しい。
ただ、こちらには利用価値が抜群に高いLv2のスロットが付いている。
もしこのスロットでスキルを完全体にできるならば再び立場は逆転できるだろう。- Ver.3.0では百竜弓が更なる強化を遂げ、もはやスロットでどうこうできるレベルではなくなった。
そのため、ヌシ・ジンオウガを制すればこの弓も引退だろう。
だが、百竜弓は最終強化を施すことで武器の重ね着が解禁される。
このデザインが好きだったり、愛着があったりするなら完全に出番無しというわけではない。
- Ver.3.0では百竜弓が更なる強化を遂げ、もはやスロットでどうこうできるレベルではなくなった。
MHR:S
- MRのアンジャナフを狩猟することで蛮顎弓フラムアルクス改へ、
MRのティガレックスの素材を用いることで蛮炎弓ロギンアルクスに強化され、
クリア後に傀異化した鱗を入手することで「蛮炎弓ロギンアルクス改」に強化出来る。
- 最終強化である蛮炎弓ロギンアルクス改の性能は
- 高めの攻撃力360
- 足を引っ張る会心率-20%
- やや低い火属性20
- 連射Lv3-連射Lv3-連射Lv4(-連射Lv5)
- スロットはLv2-Lv1、百竜装飾品スロットはLv2
- 対応ビンは強撃ビンと爆破ビン
- 上位の頃の高い攻撃力はマスターランクに強化されても健在であり、
さらに各種特効を装着出来る百竜スロットLv2が物理火力を後押しする。
会心率こそ一切変わらなかったが、弱点特効、力の解放、見切り、オトモの強化咆哮などに加えて、
サンブレイクから追加されたスキルである狂竜症【蝕】といった会心率を上げる要素も増えており、
マイナス会心のフォローは以前よりも容易くなっている。
- 百竜装飾品の実装と共に百竜強化の属性強化を失ってしまったものの、
武器自体の属性値が強化され火属性20となった。
お世辞にも高いとは言えないが、
連射弓の属性値の平均が20~25ぐらいな事を考えると、かなり健闘している方だろう。- Ver.11で武器の傀異錬成が追加され、属性値を最大29まで自前で上げる事が可能になった。
まるで在りし日の百竜強化のごとく。
このシステムで属性値を上げられるのは他の弓も同様だが、
元々の属性値が低いこの弓にとってそれを固定値で強化出来る事の恩恵は大きく、
火属性強化Lv5と連撃Lv3を併用した場合、戦闘中の火属性値は48まで上がる。- Ver.12から錬成枠が6つになり、更に属性強化Lv4とLv5が登場。
それぞれ4枠の+12・5枠の+15となっており、この弓の属性値を最大で35にしてくれる。
元の攻撃力の高さを生かして属性満タンにするもヨシ。
バランスよく攻撃力強化Lv1と属性強化Lv4できれいに6枠使用するもヨシ。 - さらにVer.13では錬成枠が8つになり、錬成の内容も多数追加された。
属性強化の最大は6枠で+20ととんでもない強化になるため、ぜひとも採用したい。
ちなみに余った2枠で攻撃力+5がオマケで入る。
- Ver.12から錬成枠が6つになり、更に属性強化Lv4とLv5が登場。
- Ver.11で武器の傀異錬成が追加され、属性値を最大29まで自前で上げる事が可能になった。
- Lv2スロットとLv1を引き続き持っているのも強みの一つ。
最終強化を迎えた連射弓にはLv1のスロットしか持たない、もしくはスロットなしといった弓が多く、
それらの弓に比べてスキル自由度が高めな点は魅力的。
- ライバルとなるのはローゼンズィッヘルと天開きヒュペリオン。
特にヒュペリオンは高い属性値を持つ強敵となっている。- ローゼンズィッヘルは攻撃力330で会心率20%というこちらとは逆に高会心武器。
物理性能に大差はないが、属性値が火属性15であることや百竜スロットがLv1という点を踏まえると、
総合的な火力面ではロギンアルクス改がやや優勢。
ただしあちらは麻痺ビン、毒ビンが扱えるため、搦め手に秀でている。
更に減気ビンにも対応するため剛射【絶】による手早いスタンもお手の物。
この多彩さによりオンライン等でのサポート性能ではローゼンズィッヘルが上。- Ver.11.0にて傀異錬成により百竜スロットを自前で一段階上げることができるようになった。
しかし今のところ5枠中4枠も使うため肝心の属性強化がものすごくお粗末なことになってしまい、
かといって攻撃と属性を伸ばすとスロットが大きくならず特効が入らないなど
非常に歯痒い思いをしていた。
その後アップデートを重ねるごとに傀異錬成の強化枠も増え、Ver.16現在はかなり自由なカスタムができるようになっている。
- Ver.11.0にて傀異錬成により百竜スロットを自前で一段階上げることができるようになった。
- 天開きヒュペリオンは攻撃力こそ300と低いが、会心率35%と火属性49を持つ強敵。
会心率の差を考慮しても物理性能では蛮炎弓ロギンアルクス改が優勢だが、
属性値に29というあまりに大きすぎる差があるため、
たとえモンスターの属性肉質が15程度であっても天開きヒュペリオンの方が総火力は高くなる。
その代償なのか天開きヒュペリオンはスロットを一切持たないため、
差別化するならLv2-Lv1という優秀なスロットを活かしていきたい。
ロギンアルクスを使う場合はスロットの多さを利用した多様なスキル構築が要となる。
幸いアップデート毎に傀異錬成による武器の強化やスキル環境は広がっており追い風は強く吹いている。
また、ステータス上の攻撃力を参照する粉塵纏と相性のいい弓というのも特徴となる。 - ローゼンズィッヘルは攻撃力330で会心率20%というこちらとは逆に高会心武器。