SD-15 ハゲワシ

「妖怪」をベースにノーマッドが開発した破壊工作用のドローン。指定されたエリアに発射された後、ドローンは空中へと浮上し、独自の不可視モジュールを展開する。敵が接近すると、「ハゲワシ」が敵車両の重要部品を執拗に破壊しようとし、その後爆発する。

遠隔操作でドローンを無効にすることはできない。ドローンのリロードをブーストするパーツからのボーナスは適用されない。

形状

概要

スペック

基本情報

パワースコア	必要電力	耐久値	重量	リチャージ方式	弾薬数
1600	4	207	365kg	リロード	12

攻撃力

攻撃属性	爆破半径	ダメージ (単発)	連射回数	ダメージ (1連射)	連射間隔	BDPS	リチャージ	DPS
銃撃+爆破	1.5				秒		13.0秒

オプション

テキスト
ドローンは付着した部分に継続的なダメージを与えます。
効果

　

製造

解説

「スチールグラディエーター」で実装されたレジェンダリークラスのドローン兵器。
敵に張り付いてしばらく継続ダメージを与え最後に自爆する、妖怪とフェニックスをかけ合わせたような武器。
ドローンは攻撃を開始するまで不可視状態で潜伏するため、事前に破壊するのは難しい。

特殊効果は「付着した部品に継続したダメージを与え続ける」というもの。
アップデート0.13.80で大幅な上方修正が入り、挙動が大きく変わった。
ドローンが貼りつくといきなり爆発するのではなく、5ヒットほどダメージを与えてから爆発する形になる。
具体的な数字で言うと、付着してから40ダメージ・40ダメージ・40ダメージ・40ダメージ・40ダメージと与えた後に爆発して160ダメージが発生する。
この40ダメージの5ヒットについては絶対に5ヒットすることが保証されている。
全工程を3ヒットで終えていた以前よりは6ヒットになったことで作業時間が伸びたため多少剥がしやすくなったが、それでも貼りつかれたら剥がす暇はほとんど無い。
以前はレジェンダリらしからぬダメージの低さが目立っていたが、アップデートで爆発半径が大幅に拡大されたことで、最後の爆発部分で脆いパーツが根こそぎ吹っ飛ばされるようになった。
フェニックスの弾同様、貼りついた場所が破壊された場合は即座に爆発するが、ハゲワシの場合は持続ダメージ部分のダメージによって自分自身でこれを引き起こせてしまう。
つまり、耐久200以下の部品に刺さり、その部品が破壊できるだけの持続ダメージを与えた時点で5ヒットするまで待つことなく大爆発されることになる。

ドローンが持つキャビンを正確に狙う性質と前述したが、ハゲワシの場合は少しだけ事情が変わる。
ドローンからの照準線はキャビンに向かって発生するが、ドローンが飛びつく先に優先順位が設けられている。
爆発物＞武器＞ムーブメント＞キャビンの順に優先順位があり、照準線で狙った相手に飛びはするが、
着弾場所に関してはドローンと敵の相対位置とかを完全に無視して優先順位の場所に飛びつきに行く。
ストラクチャなどで隠してもまるで見えているかのようにこの優先順位で狙いに行くため、結果的にその間の介在物に貼りつく形になりやすい。
しかしながら、ドローンが持つキャビンを正確に狙う性質と武器のコンセプトが微妙にずれている感じがひどい。
持続ダメージの増加と爆発半径の大幅拡大によって、武器コンセプトが明確になり、刺さりさえすれば大損害が確定するような武器となった。
特に低装甲の機体には致命的とも言える被害が発生する。
キャビンへの被弾が一番被害が抑えられるが、前述したように飛びつきに行く優先順位の関係上、キャビンには刺さりづらいため被害の抑制がしづらい。

妖怪の上位に当たる装備だが、同じようで違う点があるため注意が必要。
妖怪同様にリロード武器扱いのため、オムニボックス・デッドマンなどの装填速度短縮の対象になる。
また、ドローン扱いのためザ・コールの対象。
しかしながら、妖怪と違ってドローンを展開していないカプセルの状態で直接ぶつけた際のダメージ判定が無い。
また、（投射物が残存するという点で）キングやヤマアラシに似ているが、一応ドローンなので、自機がやられたりハゲワシ本体が破壊されるとステルスして待機中のドローンは消滅する。（追尾開始していれば消えない）

ドローン自身がステルス機能を持っていることや、付着から起爆が速いことから撃ち落とされる心配はほとんどない。
さらに追尾性能や敵の検出範囲などに上方修正が入ったことで補足されれば気持ち悪いほどの追尾性能で追い回されることになる。
そして、表面の耐久を削る持続ダメージの増加と大幅拡大された爆発半径によって空間装甲耐性まで獲得した。
おまけのようにリロード時間まで短縮されている（13秒→12秒）。
ステルスゆえに迎撃困難で、振り切ることも困難な追尾性能を持ち、短時間で作業を終えるゆえに剥がすことも困難で、キャビン受けしようにもむしろキャビンを避けるように刺さり、爆発すれば低耐久の部品が根こそぎ吹っ飛ばされるというレジェンダリーらしいドローンとなった。
必中の360ダメージであることは修正前後で変わらないはずなのに、ダメージを与えるプロセスが変わるだけでこのように化けるのかとちょっと感心。

筆者がハゲワシを大量に持っていないため検証しきれていないが、
ハゲワシから射出したドローンが滞空できる数に上限値が無い可能性がある。
ハゲワシのドローンは射出から約22秒滞空して自壊する。
その一方で、既にドローンが滞空している状態で2個目や3個目を射出しても既に滞空しているドローンは自壊しない。
カプカンやキングのような地雷には１機につき2個までしかフィールドに存在できない制約があるが、ハゲワシのドローンにはその制約が無い可能性がある。
つまり、高速リロードの環境が揃っていれば次々に射出してハゲワシのドローンの群れを作ることができる。
地雷ほど設置後の時間に猶予が無いため、狙って襲わせるのは少々難しいかもしれないが、
理論上、複数のハゲワシと高速リロードで運用すれば6機～8機のドローンの群れが襲い掛かる形を作り続けられる。
仕様かバグか分からないが、もしかしてこれが運営の考えるハゲワシの運用方法なのだろうか？
むしろブロウルフェスティバルでこの運用をさせられた以上、仕様なのだろう（アップデート0.13.80でもこの仕様は健在）

〇ハゲワシのドローン10個滞空中
※9～10個目が滞空し終わる時間≒約22秒のため、少し間をおいて最初の１～２個目の自壊が始まる

装備相性

基本的にドローンと相性がいいもの全般と相性が良いが、妖怪同様に装填系武器扱いされることと他のドローンと違ってオブジェクトが非常に大型という点が他のドローンとは大きく異なる。
他のドローン以上に守りづらいため、逃げ回ることに特化させたほうがいいかもしれない。
また、妖怪に比べればマシだがリロード時間が長いため、リロード時間短縮装備はほぼ必須と思っていいだろう。
ダメージが出しづらい武器になってしまっているため、なんらかの形で欠点を補う必要がある。

KA-2 フライウィール

リロード時間短縮のためのハードウェア。これがあるだけでリロード時間は13秒→10.8秒になる。

ハーピー

マイクロ製造機器の弾薬数を増強できる唯一のキャビン。
計算処理が切り上げで処理される関係でマイクロ製造機器の効果を倍増している模様。
ハゲワシの最後の爆発にハーピーの爆発範囲拡大は適用されないのが惜しいところ。

ザ・コール

ドローン運用特化キャビン。逃げ回ることと被ダメの軽減を両立できる。

デッドマン・オムニボックス

常時リロード時間短縮キャビン。
デッドマンとオムニボックスは前述のリチャージブースターと併用することでリロード時間を約9.4秒付近まで短縮できる。

ハドロン

リロード時間15%短縮＋装備している全ての装填系武器のリロード時間を平均化するキャビン。
装備が揃ったときのリロード短縮効果は隔絶したものとなる。
ハドロン＋ハゲワシx2＋フライウィール＋キングの構成でリチャージ5.80秒（実測：アプグレ済）
ハドロン＋ハゲワシ＋フライウィール＋キングの構成でリチャージ5.00秒（実測：アプグレ済）

関連項目

• ドローン

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