◆忍◆ ニンジャ名鑑#159 【シャドウウィーヴ】 ◆殺◆
ブラックドラゴンとともに行動していた、支援系のニュービー・ニンジャ。
投擲したクナイ・ダートを敵の影に命中させて動けなくする、特殊なカナシバリ・ジツの使い手。
登場エピソード
- 「ナイト・エニグマティック・ナイト」
- 「リキシャー・ディセント・アルゴリズム」
- 「カース・オブ・エンシェント・カンジ、オア・ザ・シークレット・オブ・ダークニンジャ・ソウル」
- 「アット・ザ・レルム・オブ・ブラックウィッチ」
- 「アウェイクニング・イン・ジ・アビス」
- 「ドゥームズデイ・ディヴァイス」
- 「ミラーイメージ・オブ・デストラクション」
- 「ザ・マン・フー・カムズ・トゥ・スラム・ザ・リジグネイション」
- 「トビゲリ・ヴァーサス・アムニジア」
- 「ビフォア・ザ・ストーム」
- 「キョート・ヘル・オン・アース」
- 「ロンゲスト・デイ・オブ・アマクダリ」
- 「サイオン・オブ・ザ・タイラント」
- 「ニンジャスレイヤー:ネヴァーダイズ」
「お前に俺のジツは破れない。俺の空はお前の空よりも暗い……。ドーモ、シャドウウィーヴです」
「……骸怨ノ/死セル陽ノ下/影ヲ編ム」
人物
- ザイバツのニュービー・ニンジャ。ザイバツとメンターたるブラックドラゴンが掲げる「ニンジャ理想社会」に魅せられ、理想の実現に向けて励む。
- 未熟で潔癖、厨二病めいた人柄、お話が進むにつれてみるみる上達するワザマエ、ニンジャスレイヤーやダークニンジャといった災厄に翻弄される人生……といった数々のファクターによって、4643記念人気投票では強豪ヤモト・コキを抑えて堂々3位にランクインした人気キャラ。
- ブラックドラゴンといいパープルタコといいヨモギといい、どうも口元がスゴイ人間との縁が深く、時たまネタにされる。多感な時期である彼のなんかが心配だ。
- 本名「ナブナガ・レイジ」。
- 元々は進学校シノノメ・ハイスクールに通う高校生であったが、父のカロウシを契機に生活環境が一気に悪化。
- 社会全てを毛嫌いし、暗黒ハイクで名を成そうとするなかでニンジャセッションに興じる生活(実際逃避な)を送っていた。
- その折に発生したとある事件でニンジャソウルに憑依され、人生は一変。偶然通りすがったブラックドラゴンに恵まれた素質を見出されてザイバツ入りを果たす事となる。
- 彼に憑依したニンジャソウルは長らく伏せられていたが、第3部「フェアウェル・マイ・シャドウ」において自ら名乗りを上げたことにより、「ハデス・ニンジャ」の憑依者であることが判明した。
- ハデス(ハーデス、ハーデース)とはギリシャ神話における冥界の神であり、ポセイドンとゼウスの兄である。神話においてハデスは女性の扱いに不慣れだったらしく、シャドウウィーヴとの共通点が見られる。
- 一時的にとはいえ、ゼウス・ニンジャの憑依者がハデスを従えていたことになり、ソウルの因縁を勘ぐるヘッズも少なくなかった。
外見
- 全身にクナイダート・ベルトを仕込んだニンジャ装束を纏う。
- ニンジャスレイヤープラスの身長一覧表によると身長169cm。髪色、瞳の色は黒。
- 紫外線アレルギーで、ケアを怠るとすぐに肌が荒れる。ニンジャソウル憑依後に改善されたのかは不明。
- タカギ・ガンドーの銃撃により失った右腕前腕部をサイバネ置換している。
- 頭の一部に灰色の傷跡ができており、その部分の頭髪は刈り込まれたようになっている。
- 右腕前腕部はジツで生み出した影の腕になっている。
- フード付きニンジャ装束を身に着けている。
- フードそのものは以前から装束についていた可能性もある。
元ネタ・考察
- ニンジャネームのシャドウウィーヴ(shadow weave)は直訳で「影を編む」。彼のジツそのものである。
- 忍術の代名詞の一つ、「影縫い」の直訳とも取れる。実際彼もシャドウピン・ジツとして用いる。
- ザ・ヴァーティゴ=サンと並び、ヘッズに名前を間違われる頻度が高いニンジャ。タイプミスには注意。
○ シャドウウィーヴ
× シャドウウィーブ
× シャドウウィーグ
× シャドーウィーヴ
ワザ・ジツ
- クナイ・ダートを用いる支援系の戦闘スタイルで、誰かと組むことで非常な脅威となる。
- 憑依したニンジャソウルは強大だが、レイジ自身の貧弱な体力と精神力のせいで制御しきれておらず、大幅にそのジツを抑制されてしまっている。
- 彼のジツには必要不可欠なクナイ・ダートも自力生成できないため、40~50本前後を常に携帯し、長期戦になる場合は使用後もなるべく回収するようにしている。
- 近接カラテのワザマエに関してはまだまだ未熟であり、敵に「弱敵(だがジツは厄介)」と断じられる場面も見られた。
- ネオサイタマ電脳IRC空間のキャラクター紹介によると、戦闘時のジツ:カラテ比率は6:4程度とのこと。
シャドウピン・ジツ
「……シャドウピン・ジツだ。もう動けない」
- ニンポめいて言うならば、その名の通り「影縫いの術」。相手の影にクナイ・ダートを命中させ、相手を動けなくする特殊なカナシバリ・ジツ。
- 一度決まれば完全に相手を封じ込めるようだが、動きを止める効力の強さや持続時間には不明な点が多い。シャドウピン・ジツを受けた相手が蹴り飛ばされてジツが解けているような描写もある。
- なお、自分にも効いてしまう。
- 無生物には通用しないようで、機械の影にクナイ・ダートを打ち込んでも効果が無い。
シャドウコピー・ジツ
- 「アウェイクニング・イン・ジ・アビス」にてその一部が覚醒した、彼のニンジャソウル本来の力。自らの影を実体化させ、敵への直接攻撃や拘束に用いる。
- 名称は書籍版にて明らかになった。ニンポめいて言うならば「影分身の術」か。
- 基本的に、黒い架空のブラックドラゴンを具現化する。シャドウウィーヴの操作でカラテ戦闘を行える他、シャドウピン・ジツとの併用も可能。何度倒されても再生成できるが、常時眉間に血管が浮き、目からも出血するなどの多大な負荷がかかる。
- イマジナリー・ブラックドラゴンは他人が見ても彼に見える精度で、アイサツもするし「シテンノ!」シャウトもする。カラテの能力は術者本人より高い模様。「ドゥームズデイ・ディヴァイス」ではついに毒霧まで再現した。
- 彼のこのジツを評価していたブラックドラゴンが、死して後、彼のジツのすごさを証明したのである。感無量であることだろう。
- ソウルが天稟を発揮できたディセンション直後は、自身の影を編み上げ多重影分身めいて分身を12個作り出す、相手の影を編み上げて手を作り掴んで動きを封じるなど多彩な使い方を見せていた。おそらくこちらが本来の力なのであろう。
- シャドウドラゴンからの復活後は影の鎧、翼、爪を失ったことで防御力・攻撃力は低下。以前のような荒々しい近接カラテ戦闘はできなくなり、スピードを活かしてクナイを投擲するスタイルに変わった。
- カラテは打撃力には欠けるものの、ドラゴンベインをして「重くはないが、しなやかで速い」と言わしめるまでに成長した。
- 失った右腕をシャドウコピー・ジツの影の腕で補い、さらにその影の腕からクナイ・ダートを生成する。後述の新たなジツも披露。
- 影の腕は鋭い爪を備えておりカラテの助けとなる。
- 消耗するようで、自身の肉体以外の影の中に影の腕を浸して癒す必要がある。
シャドウコピー・ジツ
- 「フェアウェル・マイ・シャドウ」にて激情のままにジツを行使した際、ついにディセンション直後と同じく12体の影分身生成に成功。コピーの姿はシャドウウィーヴ自身の姿を模したものとなっていた。
- また、影の腕を作り出して自身のカラテを補う技も披露。そうして放った初めての大技は果たして、師の技であり仇敵の技でもあるあの技だった。
- 肉体の一部やクナイ以外のものも影で編み出せるようで、カタフラクトとのイクサの際は影のロープを生み出し、影のクナイに繋いで地面に打ち込み錨とした。その錨は疾走する重モーターサイクルの荷重に耐える強度を見せ、これにより無生物には無効なシャドウピン・ジツの欠点を補う事が出来た。
- 「ニンジャスレイヤー:ネヴァーダイズ」では以前のようにブラックドラゴンを模した影の他、レッドゴリラやアイボリーイーグルを模した影も作り出した。
影を渡るジツ(名称不明)
- 同話にて再び転機を迎えた彼が目覚めさせた新たなジツ。影の中に飛び込み、影と同化することで、攻撃や索敵を受けずに影の中や影と影の間を高速移動する。
- 自身と共に影で包む事により、少なくとも大型モーターサイクルサイズの物体を影内に持ち込む事も可能。
- 旧きジツ、と地の文に表されるそれは既にニンポめいており、彼が宿すニンジャソウルの底知れ無さを伺わせる。
- 余談ではあるが、ジツ披露エピソード連載当時に流行していたゲーム「スプラトゥーン」に似た移動方法が存在した為、一部ヘッズからは「スプラ遁」と呼ばれてしまっていた。ナムサン!
- ニンジャスレイヤープラスのディスカバリー・オブ・ミスティック・ニンジャ・アーツ(2):ステルス・ジツにて、ジツの名称がシャドウハイド・ジツあるいはシャドウリープ・ジツであることが示唆されている。
影の視界
ストーリー中での活躍
- 第2部の前日譚である「ナイト・エニグマティック・ナイト」にてニンジャとして覚醒し、ブラックドラゴンのスカウトでザイバツのニュービーニンジャとなる。
- 「リキシャー・ディセント・アルゴリズム」ではブラックドラゴンと共にヨロシサン製薬の極秘ディスクを回収するため、ガンドー探偵事務所を訪れる。が、ここでニンジャスレイヤーと遭遇し、自身は右肘から先をケジメされ、師匠を失ってしまう。
- 以降は右肘から先をサイバネ義手に変え、パープルタコをメンターとした。彼女同様、ニンジャスレイヤーのことは師匠の仇として憎悪するようになる。
- またブラックドラゴンを第一の師とする気持ちは変わらず、都度イメージの中の存在として叱咤され続けている。
- 「カース・オブ・エンシェント・カンジ、オア・ザ・シークレット・オブ・ダークニンジャ・ソウル」ではデスドレインらのテロ鎮圧に従事し、ダークニンジャのワザマエにひれ伏す。
- ダークニンジャも彼を御し易しと判断したのか、「アウェイクニング・イン・ジ・アビス」ではアデプトへの推薦を示唆している。
- 「ザ・マン・フー・カムズ・トゥ・スラム・ザ・リジグネイション」以降、ユカノがキョート城に囚われると、ダークニンジャに彼女の監視と接待を任される。
- 上流階級のワビチャなどを知らぬ彼は知らず知らずユカノに手玉に取られ、モーターチビを渡してしまう失態を演じてしまった。彼の新米社会人めいたあたふたっぷりに、ヘッズは心配したりほっこりしたりしたのは言うまでもない。
- 後にユカノがニンジャスレイヤーの仲間であることを知り、自らケジメを申し出るがダークニンジャに一蹴され、逆に彼から「奴とのイクサにとっておけ」との声を掛けられた。が、「キョート・ヘル・オン・アース」で遂にニンジャスレイヤーと対峙したと思ったとたん、横にいたそのダークニンジャに「邪魔だ」の一言で叩き伏せられ鼻を折られてしまった。ヤンナルネ。
- その後、キョート城内でのムーホンや混乱を目の当たりにし、ザイバツ自体も彼を虐げ、そして彼が憎んでいた現実社会と同様の欺瞞に塗りたくられていた組織であったことを思い知らされると、ダークニンジャ一行には合流せず、城内を彷徨う。
- コンフロントを絶望的な気分のまま殺害し、同期であったイグナイトとの対話を経てもなお曇った気持ちのまま、キョート城をぶらつくうち、三度ニンジャスレイヤーと遭遇した彼は、怒りのままイクサを仕掛けるも、敗北。
- 生死の淵で思考が錯乱する中「自らが詠われるべき美しいものになればいい」という発想に至ったレイジは、ソウル憑依の際に詠んだ、初めて自らを肯定的に讃えた暗黒ハイク「骸怨ノ/死セル陽ノ下/影ヲ編ム」を詠み上げる。しかしそうすることで「自らのソウルを牢獄に閉じ込めることとなってしまった」彼は、歪なフォルムを持つ異形の竜人――シャドウドラゴンと化したのである。
- その強さはフジキドも苦戦させるほどだったが、影を硬く硬く編み上げたのが仇となり、カラテダメージの共鳴によって自滅。右腕も破壊され、カイシャクの刹那、無意識に編み上げたイマジナリー師匠によってかろうじて命拾いする。
- 本物のブラックドラゴン自身が何度も否定した「脆弱な人間性と妄執」こそが自分の命を救った現実に、彼は師の教えと決別、ついに自分の命とも決別せんと首狩りの死神を編む。だが死神の鎌が振り下ろされる寸前、冷酷な彼のニンジャソウルはその死を拒絶。
- 「セプクを!」の叫びもむなしく、牢獄の如く彼を取り込んだ果てに「シャドウドラゴン」が身をもたげたところで、第2部におけるレイジの戦いは幕を閉じたのであった。
- 第2部最終章「キョート・ヘル・オン・アース」において影に囚われた彼は、機械のごとく忠実な「シャドウドラゴン」としてアマクダリの陰謀に加担していた(シャドウドラゴンの頁を参照)。
- しかし、彼の自我は健在だった。それが明らかになるのは第3部の「フェアウェル・マイ・シャドウ」である。システムの尖兵となった影の竜が、望まぬ悪行を続ける様を内側から見せられていたレイジは、憎悪とエゴの力を蓄え、ついにその牢獄を打破した。
- アマクダリの敵対者として復活したシャドウウィーヴは、敵の敵であるニンジャスレイヤーの仲間を助けるべく行動。改善されたジツとカラテを以ってユンコの機密データ回収ミッションを助け、さらにニチョームの戦場にも参戦。ユンコを守るためカタフラクト、ドラゴンベイン、チリングブレードなどいずれも強力なアクシス相手に連戦し、結果としてアマクダリが12人のスターゲイザー、およびキュア殺害に大きく貢献した。
- また、このとき彼に憑依しているソウルの正体が「ハデス・ニンジャ」であることが明かされた。
- 戦争の終結後はユンコと短いLAN直結通信を行い、いずこかへと去っていった。アイアンオトメに乗って。
- 10月10日以降の動向は不明であったが、「サイオン・オブ・ザ・タイラント」にてアマクダリを離反したラオモト・チバとネヴァーモア、そしてチバの雇った傭兵達が危機的状況に陥った際、アイアンオトメに乗って突然のエントリーを果たす。
- アンブッシュでのシャドウピン・ジツによりアクシスのニンジャらを縛り付け、ネヴァーモアの救出やチバ一行の脱出に一役買う活躍を見せた後、チバからの勧誘を神経質な舌打ちと共に断り、彼らと袂を分かった。組織に翻弄される半生を送り、醜い現実やあらゆる組織への嫌悪を抱えた彼には、もはやどの集団にも属する気はなかったのだ。
- チバと再会した時のアイサツも彼個人に対してのみ向けられたもので、傭兵達の腕章や軍旗のソウカイヤ紋には不快感を示していた。
- チバと再会した時のアイサツも彼個人に対してのみ向けられたもので、傭兵達の腕章や軍旗のソウカイヤ紋には不快感を示していた。
- 「ニンジャスレイヤー:ネヴァーダイズ」ではアイアンオトメと影の視界を駆使し、反アマクダリの立場から単独で神出鬼没なイクサを展開する。ニチョームへと向かうヤモト・コキらの追跡の妨害、ツキジ・ダンジョン攻略のための地上待機ベースの撹乱を経た後、カスミガセキ・ジグラットにてかつての師を援護するためザイバツへと加勢、トランスペアレントクィリンの撃破に貢献し、以降ザイバツやユカノと共に戦い抜いた。
第4部以降
◆忍◆ ニンジャ名鑑#0260 【シャドウウィーヴ】 ◆殺◆
本名ナブナガ・レイジ。強大なるハデス・ニンジャのソウル憑依者。影にまつわる多数のジツを使いこなす。現在は分断された世界を巡り、同クランのソウル憑依者達に力の制御を説く。誓いに縛られており、ユンコ・スズキとは事実上の婚姻関係。
登場エピソード
- 「ビフォア・ザ・ストーム・ゴーズ・アウェイ」
- 「ディスカバリー・オブ・ミスティック・ニンジャ・アーツ(8):ニンジャソウルの格と開祖ニンジャの呼び声」(プラス記事)
- 「アルター・オブ・マッポーカリプス」
- 「ビースト・オブ・マッポーカリプス」
- 「デス・アウェイツ:ピザ・タキ」
「俺の空はお前の空より暗い。お前の影は俺に勝てない」
人物
- 第4部では世界各地へ赴き、ハデス・ニンジャクランのソウル憑依者を探し出して、彼らに影の力の正体が何なのか、世界がどういう状況になっているのかについて最低限の知識を伝えて回っている。
- それは、かつての自身の経験から、何も解ってないニュービーニンジャを奴隷にするような組織を憎悪しており、彼らが捕まる事態を防ぐためである。
- また、ハデス・ニンジャクランのジツを美しいと思っており、クランの者がその才能をむしり取られ虐げられるのも許せないようだ。
- 接触したハデス・ニンジャクランの憑依者達からなるネットワーク「ハデス・ネット」を主宰している。
- ハデス・ネットの者たちにサツガイには触れないように警告しているようだ。
- ハデス・ニンジャクランの者達は超自然的な繋がりがあるようで、誰かが狂気と悪夢に陥った場合にクランの他の者を狂わせることもあり、そのような事態にも対応している。
- ニンジャスレイヤープラスのニンジャスレイヤー名鑑カードAoM-0053【パープルタコ】 によると、十年の時を経てパープルタコと再会しており、彼女からザイバツに勧誘されたものの、妻がいることを理由に辞退したようだ。
外見
- 黒いニンジャフードの付いた濡れたアスファルトを思わせる灰色のニンジャ装束の上から、煤けた厚手のテックコートを羽織っている。
- 長身で体格は良い。首元にはライダーゴーグル。
- ニンジャスレイヤープラスの身長一覧表によると身長は174cmになっている。
- 外見年齢はよくわからないが二十代、あるいは三十代に見え、少なくともティーンエイジャーの雰囲気ではない。
- 右腕は以前と同じ影の腕のままである。影の腕は形状を変え、龍の前脚を思わせる刺々しい鈎爪を備える事もできる。
ワザ・ジツ
- 以前と同じくシャドウピン・ジツや影を渡るジツ、影の腕から生成したクナイを使用する。
- 影を編む力も、精巧なミニチュアめいたものを作ることができるようになっている。
- エラボレイトの情報によれば、「高レベルのジツを駆使し、高い戦闘能力を持つ。敵対者の生存記録はほとんど確認不可。遭遇時は戦闘は必ず避けたほうがいい」とのこと
影の地球儀
- 第4部で披露したジツ。精密なステッチめいて再現することができ、六分儀状に拡大して精密な都市の輪郭らしきものすら編み上げる事が出来る。
- この力でハデス・ニンジャクランのソウル憑依者を探し出している。
アイアンオトメ
- 第3部終盤で
借りパク拝借したアイアンオトメを引き続き使用している。 - 長きにわたる使用と「ニンジャスレイヤー:ネヴァーダイズ」でのオヒガンと物理世界が重篤に重なり合った際の影響で、本来の人工知能スペック上限を遥かに凌駕するほどの判断能力を有したツクモとなっている。
ストーリー中での活躍
- 「ビフォア・ザ・ストーム・ゴーズ・アウェイ」にて登場。影の地球儀の力で知ったハデスニンジャ・クランのニンジャソウル憑依者たちにインストラクションを授けて回っており、その一環としてニュービーニンジャのアンブラをアプレンティスとした。
- その際の言動は彼をニンジャの世界に迎え入れたブラックドラゴンとのやり取りを彷彿とさせるものであった。
- その際の言動は彼をニンジャの世界に迎え入れたブラックドラゴンとのやり取りを彷彿とさせるものであった。
- その後はしばらく音沙汰なかったが、「アルター・オブ・マッポーカリプス」のエピローグにて再登場。モータルの少女を襲おうとするカシマールの元にアンブラを伴い現れ、サツガイには触れるなという警告を破った咎により彼をヌケニンとして滅ぼした。
- 「ビースト・オブ・マッポーカリプス」にて久しぶりに登場。エネアド社に潜入したナンシー達の電子的支援を行うユンコを守るために登場し、差し向けられたエネアド社の兵士達やアシッドヴァイパーを即座に制圧した。
- エピローグでは、未だに存在し続ける黄金立方体に対して何かをやろうとしているザナドゥを救出。彼に請われ、ソルエクリプスの攻撃を躱してマルノウチ・スゴイタカイビルまで送り届ける。
- 全てが終わった後、タキがシャドウウィーヴのことをマスラダに紹介しようとするも姿はなく、ユンコに「あいつは社交性無いからほっといて」と切って捨てられる。
- 「デス・アウェイツ:ピザ・タキ」では、年の瀬にピザタキに客として現れ、その盛況ぶりに驚くも席に座る。
- 奥さんがいるのに年の瀬に一人で飲食店にいる状況にヘッズに色々と勘ぐられる。
家族と話はしているだろうか?
一言コメント
- 原典のハデスも「あのハデスがそんな悪いことするはずないだろ!」とか神々に言われるくらいだから実際マジメくんのウィーヴと相性いいデスネー…… -- 2021-12-15 (水) 08:32:13
- ユンコ=チャンのナイトとしてオイシイな役どころでしたが仇として殺しあったフジキド=サンとはどう接したんでしょうか -- 2023-06-20 (火) 03:47:42
- ↑2だが誘拐はきっちりしてるし、何なら婚姻でゼウスに楯突いたわけだが。ロンゲスト読んで思うがボンモーわかってて書いただろ? -- 2023-12-17 (日) 18:10:58
- 何処か常連めいたピザ・タキでの立ち振る舞い…クランのニンジャたちにオミヤゲめいてテイクアウトでもするのだろうか… -- 2024-01-03 (水) 01:36:02
- ↑カウンター席に座ってたから自分だけ食べてるんじゃないですかね -- 2024-01-03 (水) 14:53:36
- 年の瀬だからといきなり家に帰ったせいで年の瀬でも忙しい奥さんに「あんたは適当に外で食っといて!」とぞんざいに追い出された説を推しますネー -- 2024-04-30 (火) 23:59:22
- ネタバレで隠されてるのに4部以降のところで即ソウルのニンジャネームわかるの草 -- 2024-06-30 (日) 19:27:32
- 4部では今のところ奥さんにぞんざいに扱われてるシーンが殆どで戦闘面での描写が少ないが、エラボレイトから絶対に交戦しちゃダメな相手認定されてるあたり相当強くなってるんだろうな。あの時ピザタキに集まってた他のニンジャは高い戦闘能力ってだけでそこまでは言われてなかったし -- 2024-07-02 (火) 16:28:26
- 高い能力なのに交戦記録がない時点でヤバいから賞金稼ぎとかすればいくらでも稼げるだろうけどねーなんの誓いに縛られてるんだか -- 2024-09-13 (金) 22:02:27
- 「妻がいますので……」でかつての師匠だったパコ=サンも驚きを隠せなかったが、尻にしかれてたり、弟子にコギャルのニンジャが居るのを知られたら何を思うかw -- 2024-10-09 (水) 06:07:57