アガメムノン

Last-modified: 2023-09-08 (金) 23:46:35

◆殺◆ ニンジャ名鑑N108 【アガメムノン】 ◆伐◆
褐色の肌に白金色の長髪。シバタ・ソウジロウの名で日本政財界に溶け込んでいるが、その正体は強大無比なるゼウス・ニンジャのソウル憑依者であり、電気の力を自在に操る。彼はメガトリイ社と深い関係を持つ衛星軌道貴族〈鷲の一族〉の末裔でもある。

改訂前名鑑

◆忍◆ ニンジャ名鑑#108 【アガメムノン】 ◆殺◆
知事の私設秘書シバタの裏の顔は、ゼウス・ニンジャを憑依させた悪のニンジャ、アガメムノンである。人間を虫ケラとしか見ていない彼は指先から稲妻を放つ他、デン・スリケン、デン・ヤリ、エネルギードレイン等のユニーク・ジツを操る。

登場エピソード

 

「私はシステムを構築した。幹部が欠けようとも揺らぐ事のない、強固なシステムを。死んだ者のかわりはモータルでも構わぬ程のな」
「私は、復讐に狂い、地べたを這いずって苦悩する君をこそ応援し、楽しんですらいたが。ラオモト・カンを殺し、ロード・オブ・ザイバツを滅ぼし、なおのさばる君は、私のささやかで無害な娯楽としては不完全だ」


人物

  • アマクダリ・セクトの大幹部「12人」の一員にして、幼いラオモト・チバの参謀役。しかし「ラオモトの血筋」を利用して実質的にアマクダリの実権を握る狡猾なニンジャである。
  • モータルネームは「シバタ・ソウジロウ」で、平時はネオサイタマ知事サキハシ・ヒロの私設秘書を勤めている。知事立候補前のラオモト・カンとも面識があったのだろうか。
  • 出自に関しては謎が多く、サキハシの秘書となる前は、支配者層の社交界に参加できるような存在ではなかったことが、妻のソルスティスの回想で明らかになっている。
    • 現実でも大物政治家の秘書から成り上がった人物はいるのだが、彼はいかなる手段でサキハシに取り入ったのであろうか。
       
  • アマクダリ設立にあたってはソウカイヤ残党の他、独自にニンジャのスカウトを行っており、多数の有能な人材のスカウトに成功している。
    • ウィルキンソン氏ザ・ヴァーティゴ=サンの質疑応答によれば、途中までは元ソウカイ・ニンジャの方が多く、しかしある時期から彼の連れてきたニンジャが多くなり逆転するとのこと(参考:12)。
  • 現在は半ばチバに代わって的確かつ狡猾な作戦・指示を行っている。一見紳士的で丁寧な振る舞いであるが、口を出そうとするチバを度々ジツで脅かし黙らせるなど、冷酷さが垣間見える。
  • また、あまりに万事隙がない完璧さ故、妻のソルスティスからも畏怖の念を持たれている。
     
その出自と目的
  • 本名は「シバ」。シバタ・ソウジロウの名は偽名である。
  • その正体は、古代ローマに端を発し全世界を裏からコントロールしてきた鷲の一族の一員であり、一族の目的は世界をブロック化して支配下に置くことであった。本来ならば西暦2020年頃に一族の悲願は達成されている計算になっていたが、Y2K及び電子戦争の発生によってその計画は頓挫してしまう。
  • アガメムノンの目的は一族の悲願の達成であり、ネオサイタマを完全掌握し、そこを足がかりに世界を支配下に置くことであった。そのために裏で様々な工作を行っており、特に「月の裏側」にあるものが計画達成のための重要な鍵となっている。
  • 鷲の一族としての矜持のためか、これまでの敵役と異なり、自らのニンジャとしての個人の強大な力に依存しない、モータルでも運用可能なシステムによる支配を志向している。
  • かつてはメガトリイ社の月面基地にも居住していたようだが、様々な要因により地球へと降り立つこととなる(この際ニンジャソウルに憑依され、生身で地球に降下した)。そこで鷲の一族の生き残りを探していたドラゴンベインスワッシュバックラーと出会い、辛酸を舐めつくした末に現在の地位まで上り詰めた。
  • なお、ニンジャスレイヤープラスN-FILES【ネヴァーダイズ 6:アクセラレイト】によると、鷲の一族は自らの情報遺伝子の完全性を徹底的に重視しており、カラテの打ち合いですらも互いの情報遺伝子が不可逆の変異をもたらしていると考えている。そのため、アガメムノンは極力直接接触戦闘を避け、配下に戦闘を任せたりジツによる非接触排除を心がけているようだ。
 
  • 憑依しているソウルはゼウス・ニンジャ。キンボシの集団に目を輝かせていたナラク・ニンジャでさえ思わず驚愕するほどに高位であるらしい。ナラクが似た反応を見せたのはイグゾーションの憑依ソウルであるマズダ・ニンジャに対しての「まごう事なき強敵」という表現くらいであることからも、ソウルの強大さが伺い知れる。
     
  • 戦略チャブに肘を立て、両手で台形を作って口元を隠して座る姿から、ヘッズからはもっぱら「台形=サン」と呼ばれる。第3部の黒幕的存在にしてはあんまりなニックネームだが、第2部の黒幕であるロードも登場当初はその脅i罪罰罪罰ZZTTTTTT

外見

  • ニンジャスレイヤープラスの身長一覧表によると身長182cm。褐色の肌、後ろへ撫で付けた白髪めいた金髪。彫像めいて眉目秀麗な男。灰色の瞳を持つ。見かけから完璧。
    • 瞳の奥には小さい稲妻が漂っているという。まさしくゼウス・ニンジャのソウル憑依者である。
  • シバタ・ソウジロウとしての初登場時は白いスーツを着用。アマクダリのアガメムノンとして登場した時には着流し姿であった。
    • 緊急時には現実の日本首相めいて、エマージェンシー作業服を着用する。
最終決戦時
  • 電撃を質量を備える密度にまで凝縮して生成した装束を纏う。その表面には黄金のパルスが絶えず駆け巡り、見開かれた目の光と熱は天上の雷を鍛える炉のそれである。
  • ブレーサーとメンポの意匠の威容はオリュンポス12忍の頂点に立つ者にふさわしいと形容されている。
  • さらには二股の白袴と右肩をはだけた白道着となり、伝説に謳われる最高神ゼウスの如しと称される姿となった。

元ネタ・考察

  • アガメムノン(Agamemnon)はギリシャ古典に登場する伝説的な王。
    • 神々のモータル間引き計画として立案されたトロイア戦争において、ギリシア側の総大将を務めた人物である。戦士としても為政者としてもむしろ有能な方なのだが、聖ラオモトがブッダに見えるほどの俗物かつ外道として描かれている。彼はゼウスの信徒であったが、ゼウス視点での彼は基本的にモータルの駒で、その影響力を天上の政治に利用されていた。
    • トロイア戦争はギリシア側の勝利に終わったものの、戦勝の記念として王女カサンドラを奴隷として従えて帰国。しかし戦勝祈願の儀式として娘が捧げられたことに納得できない妻の差金で、その情夫に殺されるという末路を辿る。詳しくはアイスキュロスの『アガメムノン』にも書いてある。
    • 尚アガメムノンの死後、息子オレステスはギリシア神話史上最大の復讐劇を繰り広げ、トロイア側の仇を討つというインガオホーを遂げている。果たして本編ではどうなるか……。
  • 憑依ソウルの「ゼウス(Zeus)」はギリシア神話の主神。全宇宙、天候(特に雷)、社会秩序を司る天空神である。
    • 此処では詳細は語らないが、その実態は極めて俗物的な存在であり、気紛れに人界に混乱を招き、女性を不幸にし、親族や同胞を軽んじる、一種の暴君として描かれている(他の神々も大概似たり寄ったりであるが)。
  • また、都市国家の一つであるスパルタではゼウス神は「ゼウス・アガメムノン」の別名で呼ばれることがあったという。

ワザ・ジツ

  • 下記のデン・ジツを主に使用するがカラテのワザマエも凄まじく、メイアルーア・ジ・コンパッソなどを用いてニンジャスレイヤーと互角以上に打ち合える。
    • ディレイド・デン・ダブル・セイケンヅキなど、デン・ジツと組み合わせて戦うこともできる。
  • 他にもカラテや他者の「パルス」を読み取ることで相手の感情や心理状態を見抜く、ある種の読心術めいた技を操る。ジツの一端なのか単なるニンジャ感覚かは不明。いずれにせよかなりの知覚力を持つようだ。

デン・ジツ

  • その名の通り、電撃を自在に発生させ操るジツ。その威力たるやサンシタ数名をまとめて炭化させるほど。そして電撃という性質上、いかにニンジャであっても回避・防御は極めて困難。
  • ジツの出力は感情の高ぶりに応じて増大する。出力によってはニンジャの肉体を焼き尽くし、炭化を超えて消し炭すら残すことなく、相手をフスマの微かな黒い染みに変えるほどの出力まで高められる。この段階まで出力が高まった場合、アガメムノンの両掌は触れたものを瞬時に溶解させるほどの高電熱と光を帯びることになる。
  • その破壊力からザ・ヴァーティゴ=サンは、「敵を倒せた奴は歴史上存在しない」という「電気ビリビリ」とは別扱いしている
  • 通常の電力供給手段としても使用できる。作中では月面基地内UNIXをクロックアップするため、ジェネレーターに極度給電を行った。
     
  • ワザとして、以下の多彩なバリエーションが存在する。他にも稲妻の盾や剣、デン・ヤリやデン・ダガーを披露している。
 

◆デン・スリケン

  • デン・ジツの基本。非常に強力だが近接距離では放てないという弱点を持つ。
 

◆エネルギードレイン◆

  • 広範囲から電気を奪い取り吸収するジツ。吸収した電気エネルギーはデン・ジツに上乗せすることで、ジツの威力を増幅できる。
 
アガメムノンの指先からデン・ジツが閃き、ネタバレを三度打った。

◆デン・コントロール・ジツ◆

 
ナムアミダブツ!システムはたちまち、ネットワークにネタバレの根を張った。

◆対ニンジャスレイヤー迎撃システム「ZEUS」◆

  • 10月10日の磁気嵐消滅以降、アマクダリがネオサイタマの電力インフラ網とカスミガセキ・ジグラットの機能を完全に手中に収めたことで使用可能になったシステム。カスミガセキ周辺地域の電力をジグラットのアガメムノンに供給し、アルゴスが捕捉したニンジャスレイヤーに向け、天の雷として射る。
    • 正式名称は「Ziggurat Enhanced Unreachable System」というようだ。
    • これによりニンジャスレイヤーは表立った行動ができなくなり、潜伏を余儀なくされた。
    • 詳細はニンジャスレイヤープラスのN-FILES【デイドリーム・ネイション】を参照のこと。
 
wikiによるネタバレ再定義の3段階目を経由した今、それらは全て開放された。

◆デン・ブンシン

  • 稲妻でできたアガメムノンの姿を複数作り出す。
    • ニンジャスレイヤーとイクサを構えるより前、アガメムノンがニンジャに対してこのジツを仕掛けたことはなかったという。
 

◆稲妻のフィールド◆

  • 電撃により白い光の壁を作り出す。ナラクですら突入を制するほど強力。
  • 一枚の壁に見えるがその実、隙間なく蛇行する白光の線がうねり走ることで維持されており、線の先端にデン・スリケンをぶつけ返すなどして解除することができる。
 

◆バリア◆

  • 雷のバリアを自身や対象の周囲に張り巡らせる。非常に防御力が高く、かつて生身で大気圏突入した際に使用された。
  • さらにバリア内にて、カラテ重力場によるオクタゴン雷球金網柔道場じみた閉鎖空間を作り出すことも可能。
 

◆デン・スフィア◆

  • アガメムノンを中心として、半球状に拡大していく強力なデン・ジツ。発動されたらアガメムノン自身が止めるまで防ぎようがない。
 

◆肉体の再構成◆

  • 爆発四散した肉体を稲妻に変えて再構成する。さらには再定義の逆流現象によるブーストで、崩壊しかけた肉体と血を強固に再構築した。

ストーリー中での活躍

「過度にネタバレなさらぬように。御身体に障っては元も子もありません」
  • 第1部最終章「ネオサイタマ・イン・フレイム」の第1部「ライク・ア・ブラッドアロー・ストレイト」#1の冒頭で初登場。 フォレスト・サワタリトコロザワ・ピラーに潜入していたのはアガメムノンの差し金である。
  • 彼の狙いは、ラオモト・カンの選挙戦妨害及びその殺害であり、そのためにピラーに潜入したサワタリにピラーのセキュリティを破壊させ、さらにはニンジャスレイヤーの水先案内人をさせることで確実にニンジャスレイヤーがラオモトの元までたどり着くようにすることであった。
    • ラオモトと選挙を争ったサキハシの秘書をしていた辺り、ソウカイヤ崩壊以前からラオモトとは距離を置いていたようだ。
       
  • 書籍版書き下ろしエピソード「ライズ・オブ・アマクダリ」においては、アマクダリの立ち上げ時の詳細が語られている。
  • トコロザワ・ピラーから逃走中のラオモト・チバを救い、チバのカリスマと県知事秘書である自分の力を用いてソウカイヤの残党とアガメムノンの私兵団をまとめ、アマクダリを作ることを進言。チバが傀儡の君主になることを了承したことで、アマクダリの真の支配者として君臨することとなった。
     
  • その後、第3部ではアマクダリの参謀・摂政格としてニンジャスレイヤーに立ちはだかる。しかし、神輿として担ぐチバとはアマクダリとしての方針は一致しているものの、目的が違う様子であり、何を狙っているのか掴み所がない。チバや彼の腹心ネヴァーモアには時折憎しみの目を向けられているが、一切意に介していない。
    • サツバツナイトに仰天したり、マグロ狂気にフリーズするような例外もあるものの、基本的には怜悧に情勢を見ており、本格的に動く機会を伺っている模様。
       
  • 「ゼア・イズ・ア・ライト」においては、サキハシ知事より後継者として推薦され、名実共にネオサイタマの支配者としての地位を手に入れつつあった。
  • さらに、今後の支配をより円滑に進めるため、幹部達と共にネオサイタマとキョートを開戦させるのであった。また、本心は不明だがチバを自分の養子に迎え入れようとも考えているようだ。
  • 同エピソードでは、彼の妻であるコヨイ・シノノメことソルスティスとの結婚生活が明かされる。恐るべき実力と他人の感情のパルスを読み取る力を持ち、一分の隙も無い良き夫を演じるアガメムノンであったが、当のソルスティスはそんなアガメムノンに恐れと息苦しさを感じていた。
    • 彼自身は妻と完璧な夫婦関係を形成できていると本気で思っていたようで、ソルスティスが彼を裏切ってニンジャスレイヤーを助けたことを知った時は動揺していた。
  • 続く「リヴィング・ウェル・イズ・ザ・ベスト・リヴェンジ」では彼女の死を残念に感じてはいたが、それは総理大臣の孫娘の夫という社会的ステータスと、血筋・能力の面で自分に見合う理想的な妻を失ったことへの失望という面が強く、さほど問題にはしていなかった。
     
  • 「ロンゲスト・デイ・オブ・アマクダリ」において、健康上の理由により退任することとなったサキハシ知事の指名を受けたアガメムノンは、ついにネオサイタマ知事の地位を手に入れる機会を得、地位継承のための長時間に及ぶハナミ儀式に臨む。
  • しかし、ニンジャスレイヤーとナンシー・リーが儀式による不在の虚を突いてセクトへの反撃を開始。ニチョーム侵攻における想定外の戦力の参加やシャドウドラゴンの裏切りも重なり、結果として「12人」の過半数が殺害され、彼自身もKMCの地下放送に介入したYCNANにより「12人」の一人であることやアガメムノン=シバタ・ソウジロウであることを暴露されてしまう。スクラピュラスエミッサリーからの途中報告を受け八つ当たりでジツを放ちフスマのシミに変えてしまうほど激怒した彼であったが、儀式を放棄しセクトへ介入することは己が築き上げたシステムの敗北を認めることとして、その後も厳粛に儀式を続けた。
     
  • そしてついに儀式が完了し、彼はネオサイタマ知事代理となった。全施設のアクセス権を掌握した彼は他のグレーター議員が知らないカスミガセキ・ジグラットの封印区画へ赴き、メガトリイ社の遺産である謎のUNIX群を自分の血判状めいたハンコで再起動させた。これによってネオサイタマから磁気嵐が消え去った
     
  • 「ローマ・ノン・フイト・ウナ・ディエ」ではチバと共にスパルタカス側のタチアイニンとなり果し合いを見届ける。このイクサでのアガメムノンの狙いはニンジャスレイヤーをナラク化させることにあり、これによってニンジャスレイヤーが何らかの反則行為をした瞬間、ステルス状態で待機させていた最精鋭のニンジャ達にタチアイニンを殺させる手筈だったが、ニンジャスレイヤーが最後までナラクを制御したため目論見は失敗に終わった。
  • だが、インフラと電子ネットワークを制したアガメムノンは現人神とも称される力を手に入れ、スパルタカス殺害の勢いでカスミガセキ・ジグラットに挑んだニンジャスレイヤーを撃退。彼と協力者を地下に封じ込め、表立った活動を不可能とした。
  • 「デイドリーム・ネイション」ではカスミガセキ周辺地域の電力をジグラットに集め、アケガ・ターミナルの虐殺を止めるべく介入してきたニンジャスレイヤーに雷撃を放つも、辛うじて逃げられている。
     
第3部最終章での活躍
  • 第3部最終章「ニンジャスレイヤー:ネヴァーダイズ」にて、アガメムノンはアルゴス・システムを完全起動させ、再定義を完遂すべくスペースシャトル「クロフネ」にハタモト達と共に乗り込み月へと向かう。しかし、そのシャトルにはニンジャスレイヤーがしがみついていた。
  • そして月面基地にて、ハタモト達を倒したニンジャスレイヤーとアイサツを交わす。だが、あくまで再定義プロセスの進行を優先したアガメムノンは稲妻のフィールドで己とニンジャスレイヤーを隔てた上でのデン・スリケンによる冷酷な処刑を選ぶ。
  • しかし、三本足のカラスの導きによってニンジャスレイヤーは稲妻のフィールドを突破。続けて彼が投擲したアルゴスを殺す致命の矢、フロッピー・ディスク・スリケンによって再定義プロセスを危うく停止されかける。「傍観者」から「当事者」に引きずり降ろされたアガメムノンは激昂し、直接のイクサでニンジャスレイヤーを殺すことを決断。互角のイクサを繰り広げた後、デン・スフィアで一度は彼を倒した。
  • しかし、再定義プロセスを進行させるために緊急のクロックアップが必要となったことにより、その場でのカイシャクは行えなかった。さらに、複合メインフレームの安定化が成り、デン・スリケンを投擲しようとした所でチバの裏切りに遭い、ジェネレータに縛りつけられてしまう。
  • ジェネレータのくびきを振り払うものの、その間にニンジャスレイヤーもまたギンカク・テンプルの力によって復活。半神同士の壮絶な最終決戦へと突入する。

「儂一人で済むものか。全ての者を排除せねばならぬ目論見なぞ、畢竟、絵空事よ」──ニンジャスレイヤー
「絵空事大いに結構」

  • 過去最強とも思われるほどの力を発揮するニンジャスレイヤーに対し、エゴを剥き出しにしたアガメムノンは一歩も引かず応戦。ジキ・ツキを食らい爆発四散するものの肉体を稲妻に変えて再構成することで復帰しなおも戦うが、ヒサツ・ワザのアラシノケンドラゴン・トビゲリを続けざまに受け、さらにはフックロープに捉えられて複合UNIXに叩きつけられた際に起こった爆発がジェネレータに届き、誘爆したことで月が爆発し、ニンジャスレイヤー共々宇宙の闇に放り出される。ゼウス・ニンジャの力によって稲妻の球体に包まれ、かつてのように地球に逃がれようとするも、その中にはすでにニンジャスレイヤーが入り込んでいた……。
  • アルゴスを破壊され、野望が潰えたアガメムノンは目の前の男、ニンジャスレイヤーをこそ殺すために血みどろで殴り合うが、最終的に空中でマウントを奪われパウンド連打を浴びる。なおも生き足掻かんとネオサイタマの電力を吸い上げようとしたが、決断的な拳に阻まれ、ついに爆発四散した。

一言コメント

「コメント欄何するものぞ!全てがリージョン内なり!」

「とでも言うと思ったかッ!!!」

  • ↑↑きっとみんなでドージョーの本拠地決める時にくじ引きで決めて、ハデス・ニンジャだけうすらぐらいナラクめいた場所が当たって・・・ヤンナルネ・・・ -- 2018-10-08 (月) 14:33:04
  • 単行本に先駆け公開されたイラスト、メンポがまさにギリシャ神話の神って感じだし筋肉ムキムキマッチョマンになりまくりで笑いました -- 2019-04-03 (水) 17:48:09
  • ↑ゼウスがムキムキ設定な作品は実際多い。 -- 2019-04-03 (水) 20:50:01
  • 表紙のムキムキ重点なニンジャがゼウス・ニンジャ本人ではないかと思ってしまう・・・ -- 2019-04-13 (土) 19:27:24
  • いよいよ明日か、カラダニキヲツケテネ! -- 2019-04-29 (月) 11:31:20
  • 決戦モードの手下二忍が、わらいなくセンセイ書き下ろしのニンジャ名鑑に載ったのに、本気モードのコイツが無かったのはインガオホーなのか?まあ、表紙にカラーでデカデカと載ってるからわざわざ名鑑に載せるまでもないか? -- 2019-04-30 (火) 16:57:16
  • ラオモトもロードも最終決戦モードは表紙のみだったから問題は・・・でも三忍とも載せて欲しかったな。 -- 2019-04-30 (火) 21:01:07
  • ここにも元ネタがのってるけど、忍殺では間接的に殺した相手のその息子に復讐される側になるとは・・インガオホー -- 2019-05-22 (水) 16:50:56
  • 書籍版の殴られながらフォールダウン物理かますシーンはもはやギャグに見える。 -- 2019-05-24 (金) 17:55:41
  • 他の神話級ソウル憑依者と比べてユニーク・ジツの練度が段違いだったけど、左将軍の様にソウルとの親和性が高かったのか -- 2023-09-08 (金) 23:46:33