スローハンド

Last-modified: 2020-03-23 (月) 18:25:27

◆忍◆ ニンジャ名鑑#152 【スローハンド】 ◆殺◆
ザイバツの幹部級ニンジャ。
イダテン・ニンジャの憑依者で、戦闘においてはユニーク・ジツ「ヘイスト・ジツ」により異常加速。そのスピードそれ自体が凶器となる。ジツの副作用で実年齢の1.5倍の速度で老化している。

登場エピソード Edit

 

「当然、私自らだ」
「私は困惑し、怖れ、最善を尽くさねばならぬと感じている」


人物 Edit

  • ザイバツ・グランドマスターの一人。イグゾーションパーガトリーらと共に上流階級グループを形成する。彼ら同様、ワビチャに精通しており、その作法は完璧である。
    • また、作中では極めて貴重な「五七五で季語も入ったハイク」に現状の不満を隠喩しつつ即興で詠むなど文学的素養も高い。
  • キョートの治安組織ケビーシ・ガードの顧問であり、有事の際には自在に動かす権力を持つ。
  • N-FILES【ドゥームズデイ・ディヴァイス】にて、本名が「ニト・タカシゲ・コウコウド(光孝堂二兎隆成)」であることが明かされた。
  • また、同N-FILESでは追放以前のトランスペアレントクィリンとの関係が深かったことも語られている。
     
  • "格差社会"を意識し、組織外部のヨロシサン製薬とは表面的な付き合いのみに留めるスタンスを貫くザイバツではあるが、スローハンドは個人的にヨロシサン製薬の重役クラスと深いコネクションを築いている。実質的な背信行為であるが、これには自らのユニーク・ジツの特性(後述)が絡んでいる。
  • マルノウチ抗争にも参戦しており、現在の位階を考えるにザイバツ側の指揮官だった可能性も高い。フジキドとの因縁も実際深い。

外見 Edit

  • 暗銀色のニンジャ装束を身に纏う。
  • 目の周りの皺は熟年者のそれであり、声も低い。これはジツの副作用で身体の老化が進んだためであって、実年齢は見た目よりずっと若い。
  • ニンジャスレイヤープラス身長一覧表によると身長167cm。

元ネタ・考察 Edit

  • ニンジャネームの元ネタは神めいた伝説の英国ギタリスト、エリック・クラプトン=サンであろう。
    • クラプトン=サンの演奏は「あまりに滑らかで無駄の無い動き」である為、凄まじい速弾きであっても遅く指を動かしている様に見える事から「Slow hand(遅い手)」というニックネームが付けられたのである。タツジン!
  • 憑依ソウルであるイダテン・ニンジャの元ネタは俊足の代名詞としても有名なブディズムの神・韋駄天と思われる。

部下・派閥ニンジャ Edit

  • 確認出来るのはボーツカイジャバウォックブルーオーブの三名のみ。
  • 各グランドマスターが従える直属の部下の人数や質はグランドマスター個人の信条により様々であるが、その中でもスローハンドは少数精鋭型と言える。
  • 派閥への入門時、そして入門後も厳格なふるい分けが行われているようで、かつて自らの死を偽装してまで、自派閥内の不忠者を燻り出し粛清している。
  • 「モータル・ニンジャ・レジスター」でニンジャスレイヤーに三人のニンジャを「差し向けた」と語っているので、その三人、すなわちセンチュリオンサンバーンディヴァーラーはスローハンドの部下であった可能性がある。
  • ヨロシサン製薬と懇意にしているスカベンジャーやバイオイーグルを操りマルノウチ抗争の現場指揮官だったデスナイトも彼の部下、あるいは元部下だったのではないかと推察するヘッズもいる。
     
  • また、ハヤイ・ツカイテ団の長ヴァンキッシュのような、ザイバツ外でザイバツに恭順するヨゴレニンジャを裏で使役している描写もある。
  • 特定の派閥に属さない根無し草として認知されているバンダースナッチも実はスローハンド派閥であり、中立を装い暗躍している。

ワザ・ジツ Edit

  • スリケンを使用する描写がある。

ヘイスト・ジツ Edit

  • 自身の時間を異常加速させる事により、相対的に自分以外の全ての挙動を遅くするユニーク・ジツ。
  • 時間に介入する高速カラテであり、本人のイマジナリ見立てが確かなら、ジツを最大解放すればグランドマスターでさえ全く反応させずに一瞬で殺せるらしい。一対一の対人戦では無類の強さを誇るジツであると言えよう。
  • しかし、強力すぎるジツの例に漏れずリスクも尋常ではない。
    • 加速している間は自身の老化も加速し、自ら死に近づくことになる。その為長時間の使用は出来ず、回数にも制限があるのでおいそれとは使えない。更に、万が一発動中に攻撃を受けた場合、ダメージを軽減できず痛みがゆっくりと広がっていくという拷問めいた状態となる。
    • 当人が抱く老いへの恐怖もまた弱点と言えるかもしれない。ジツの行使時間とそれにより訪れる老化の相関関係は明らかでないが、作中では必要最低限以上の使用を極力回避するように行動している様子が窺われる。
    • 彼の主観で数秒~数十秒程度の僅かな使用すら躊躇うことから、老化の進行が加速した分より乗倍である可能性もある。
  • 完全に敵の動きを止められるわけではない為、上記の使用制限と重なり多人数とのイクサは苦手。特に「幾ら当てても一撃の破壊力が無ければ意味がない」ムテキ・アティテュードとの相性は恐らく最悪。逆にゲン・ジツ相手には有利に思われるが……。

ストーリー中の活躍 Edit

「ゆけ」スローハンドは二人の配下に命じた。「一切のネタバレを残すべからず」

  • ヨロシサンと比較的懇意にしていた理由は、ジツの副作用である老化をヨロシサンのバイオハイ・テック技術によって解決しようという目論見からである。
  • その目的の為キョート城にヨロシサンとの連絡通路を確保し、存在を秘匿するという実際背信とも取れる行為すら働いていた。もっとも、秘密通路を作ったのはトランスペアレントクィリンらしいが。
     
  • 「キョート・ヘル・オン・アース」序「エンタングルメント」終盤、ナンシー・リーらが件の秘密通路へ侵入したことを察知。ジャバウォックブルーオーブを引き連れ自ら排除に乗り出す。ナンシーらを守ろうとするディプロマットに対し、上記ニンジャネームの由来を強く連想させる拳が速過ぎて遅く見えるポン・パンチを披露した。
     
  • 後の始末を部下に任せ城内へ戻るが、その時既にヴィジランスによって背信の事実を掴まれた後だった。セレモニーの最中、ヴィジランスから報告を受けていたパラゴンはムーホン人として彼を処刑すべく多数の刺客を送り込む。
  • ゴライアスメンタリストら精鋭の包囲を掻い潜るも、多勢に無勢の状況を前にロードへのジキソを選択。自身に叛意は無く、ヨロシサンとの繋がりもロードへの忠誠心によるものであることを必死に訴える。
  • しかし彼の嘆願に対しロードがとった行動は、ただ無感動に、己の真意と正体を明かすことだった。それによって、彼は自らがロードの為を思い為したことが、最もロードの逆鱗に触れる行為だったと知ることになる。結局、彼が助かる道は無かったのかもしれない……。
     
  • その最期は、ただ「スローハンドは死んだ。」の1ツイートで描写されるのみにとどまった。
    • どう殺されたのか、最後に何を思ったのか。それら死に様の一切が分からない、あまりにあっけなさすぎる結末は、彼の報われぬ死を浮き彫りにした。
  • ヘッズはその死を悼み、同時にTLを覗くや否や目に飛び込んできた件のツイートを前に恐慌状態に陥った。
     
  • 書籍版独占収録の「システム・オブ・ハバツ・ストラグル」では、同じ貴族派閥であるパーガトリーを謀略で排除しようとするが、失敗に終わっている。

一言コメント

「貴公は十分に戦った。もはやこの場は私に任せ、帰還してコメントを」

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • カソク・ヘイストジツを使用して超加速でメンポを開閉していたのかもしれない チャ!カソク!開!チャ!カソク!閉!みたいな感じで -- 2019-09-10 (火) 01:11:30
  • そういえばこの人の「年老いて見えるけど実年齢はずっと若い」という性質は部下とかにも知られてるんだろうか? -- 2019-09-23 (月) 00:57:40
  • ヨロシサンとの関係的に、直属のマスター2人は知っていたのでは そして、古参のザイバツニンジャも当然知っているはず(スゴイ早さで年老いていった訳なので… -- 2019-09-23 (月) 01:14:46
  • この人の前で「ニンジャになって寿命が延びてよかった!」とか言ったら不幸な事故に遭いそう… -- 2019-09-23 (月) 02:26:31
  • ジツ使用を極力控えたがったけれど、理由としては加速中の老化を気にしているというより、ジツを乱用するとニンジャソウルの影響が強くなってデフォルト時の老化も早まるのだと思う。ニンジャのイクサならば数秒も加速すれば決着には十分だろうし、その短時間で顕著な変化があるならあそこまで老化が進行する以前にマズイと気づくはず。フジキドがナラクの力を使うほど合一が進んで行ったように、ヘイスト・ジツも使い続けるほど通常時にもソウルの影響が強まり、それに肉体がついてゆけなくなるのだろう。そのことに気づいた時には既に手遅れな速度になっていたのだと思う -- 2019-09-23 (月) 07:49:02
  • 二兎とはカワイイなモータルネームだが、二兎追を追うもの一兎も得ずが由来、或いは自戒の意味で付けられたのだろうか。様々な陰謀を巡らせながら結局最後は…という顛末を知ってからだと憐憫さえ覚えるネームな -- 2020-03-13 (金) 08:32:02
  • 本名がいかにもお貴族様な感じというか仰々しい -- 2020-03-13 (金) 12:45:01
  • トランスペアレントクィリンと親しかったのは十中八九ヨロシサン関連なんでしょうが…結局、彼もヨロシサンに出奔した方が豊かなニンジャ人生を歩めたかも知れない -- 2020-03-13 (金) 19:15:23
  • トランスペアレントクィリン=サンと親しく、ヨロシサンとも繋がっていた彼だが、それでもシテンノの後ろ楯を買って出た様子はない(それどころか配下は彼らをマケグミ呼ばわりする位険悪)辺り、あくまでもビジネスライクな関係だったのだろうな。…戦力的にはシテンノ取り込んだ方が良かった気もするが、あまりバイオサイバネ者ばかりにするとヨロシサンとの関係がバレてロードに罪罰されるか -- 2020-03-22 (日) 15:31:15
  • ザイバツを裏切ってヨロシサンに行ったクィリンに最も近くバイオ改造もされていたシテンノ四人はまともに囲ったら不審がられる危険もありそうだしね。サラマンダーの死後に派閥のニンジャ達がどうなったかを考えるに四人の実力もあるだろうけどスローハンド=サンも陰でそれなりに尽力したのではなかろうか。 -- 2020-03-23 (月) 18:25:26
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