【ドラゴンライダー】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:23:17

概要

DQ4で初登場したモンスターで、青いドラゴンに乗った魔界の戦士。
よく見るとドラゴンの翼は腰についているがバランスはどうなのだろう?ちなみに手綱は角に付けてある。
 
ライダーとドラゴンの関係についてだが、元々は厳しい試練に打ち勝ち免許を得ないとドラゴンに乗れないとされていた。
一方、CHとモンスター物語では乗っている戦士はただの操り人形という衝撃の設定が与えられた。
操り人形といっても【パペットマン】のようなデク人形ではなく生身の人間であり、さらにモンスター物語によると「乗っている戦士は罪悪感に漬け込まれてドラゴンに心を完全に支配されている」らしい(詳細は後述)。
こんなのが一般モンスターとは……。
 
あんまりだと思われたのか、イルルカでのこいつらは「厳しい訓練に耐えてやっとドラゴンに乗れるようになったエリート集団」へと原点回帰。ちなみにJ2P以降ずっとアイコンは乗っているヤツなので、ライダーらしさも保っている。

色違いに【ガーディアン】【ハデスナイト】がいる他、スーパーライトには【デビルドラグナー】もいる。
系統最下位種ながら代表の座を射止め、モンバトや携帯機のDQMシリーズにも出演できた。
【GBC版DQ4の没モンスター】にはこれと同系統と思われる「ドラゴンテイマー」がいる。
なお「ドラゴンに騎乗した戦士」というのはメジャーなネタなので、単に「ドラゴンライダー」だけで検索すると他作品の同名さんがヒットしまくる。
我らがドラクエのドラゴンライダーにご用の方は「ドラクエ」とつけるのを忘れずに。

DQ4

【海鳴りのほこら】【魔神像】【デスパレス】周辺等で登場。
 
騎士が剣で斬りつけ、その後飛竜が【こうねつのガス】を吐くという二段構えの戦法を取る強敵。
通常攻撃 → 高熱のガス → 通常攻撃の完全ローテーション行動、かつ完全2回行動の為、行動パターンは「攻撃 + ガス」→「攻撃 + 攻撃」→「ガス + 攻撃」→(最初に戻る)というループになる。
2体で現れると苦戦必至の強力モンスターであり、1ターンで大きな被害を被る事となるのでHPの低いキャラは十分に注意しなくてはいけない。
【まほうのカギ】入手直後に、あわよくば【てんくうのよろい】を入手しようとフラフラ現れた勇者一行を、幾度と無く海の藻屑へと変えた。
 
グラフィックが大きいので同時に2体までしか出ないものの、HPを含めて全体的にステータスが高く、炎系呪文および補助呪文への耐性も高めに設定されているので十分に手強い。
とはいえ、逆に【ヒャド系】【バギ系】は必中なので、【ヒャダルコ】【バギマ】等で体力を削ってから打撃で1体ずつ仕留めていくのが確実だろう。【デイン系】も無耐性なので、【勇者】の攻撃力に不安がある場合は【ライデイン】も効果的である。
また、見ての通り【ドラゴン系】に属しているので【ドラゴンキラー】も有効。
 
コイツを含めて海鳴りの祠のモンスターは軒並みバギ系に弱いので、正に【てんばつのつえ】が本領を発揮する。早い段階で天空の鎧を手に入れたい場合は複数用意し、ガンガンぶっ放していこう。
ドロップアイテムは【ちからのたね】
 
もし【トルネコの盗み】を利用して力の種を大量に集めたいなら、HPが比較的高いコイツをターゲットにするのがお勧め。他のドロップモンスター達は単純に盗みに向かない連中が多いからだ。
手順としては、

  1. 作戦は【じゅもんつかうな】とし、勇者と【クリフト】、および【どくがのナイフ】を装備した2名を出してエンカウント。
  2. 毒蛾のナイフでドラゴンライダーを麻痺させるまでの間に勇者が【モシャス】でクリフトに化け、クリフトを離脱させる。
  3. 麻痺したらドラゴンライダーのHPを回復させ、【トルネコ】の打撃が通らない程度にまで勇者がドラゴンライダーにひたすら【スカラ】を掛ける。
  4. 馬車外のメンバーを勇者とトルネコの2名だけにする。(トルネコのみでもOK、ドラゴンライダーの回復が必要な時だけ勇者を出す)
     

これで準備は完了。後はドラゴンライダーの残りHPに注意しながら、トルネコが盗むまでひたすら粘るだけ。
ただし、不注意で会心の一撃が出てしまう恐れがあるので、トルネコの武器は外しておいた方が良いだろう。とにかく、トルネコの会心の一撃で瞬殺しない程度のレベルの臨むのが一番楽である。 
ただし同じく特殊行動で恒例の「なだめて帰す」でパーにすることもあるので、やはり相当な根気が必要。DS版以降はなだめなくなったので多少マシになった。
 
…DQシリーズ初の「人馬(竜)一体」という勇壮な絵面・ドットCG向上のアピールからか、【キングスライム】等と共によくFC版の販促素材を飾った(当初はガーディアンの配色で紹介されていた)モンスターだった為、実際の出番以上に印象強いプレイヤーも多いだろう。
しかしその手のモンスターが増えていったためか、再登場には同種コンセプトで初出同期の【しにがみきぞく】等以上に雌伏を強いられたのは皮肉である。

リメイク版

完全2回行動から1~2回行動になり、攻撃パターンもランダムに変更。無効だった【イオ系】と高耐性だった【ギラ系】への耐性が消滅し、さらに【メラ系】【ザキ系】以外素通しになるという大幅な弱体化を遂げたが、一方でサイズがやや小さめになった為、この系統は最大3体まで出現するようになった。
そんなわけでまさに範囲呪文の出番。マーニャ姉さんを連れて行こう。

DQ10オンライン

Ver.5.3で登場。いままで通りの行動に加え、騎士が【武器ガード】をすることも。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

久々にナンバリングタイトルに出現。
【ドゥーランダ山】の洞窟や【シケスビア雪原・南の島】に登場する。
たまに2回行動しこうねつのガスを吐いたり竜と騎士による【コンビネーション】攻撃をしてくる。
この系統のモンスターが使うコンビネーション攻撃は【強化攻撃】のように見えるが、「身かわし・ガードが発生する【炎属性】ブレス」(守備力の影響を受けない)になっており、何故か【かばう】【におうだち】を貫通する仕様になっている。
【スカルライダー】系統も全く同じメッセージのコンビネーション攻撃を使用するが、そちらは普通の物理攻撃になっており身代わりも可能。
倒すと竜に乗れることもある。詳細はこちらを参照。
しかしドゥーランダ山では【ばくだん岩】と出る可能性もあるので調子に乗って【メガンテ】で全滅なんてことのないよう心掛けたい。ましてや【グレイグ】との2人旅の時は特に警戒すべきである。
 
落とすアイテムは【ドラゴンのツノ】【ドラゴンキラー】(レア)。

邪ver

出現場所、ドロップアイテムも変わっていない。
変わっているのは能力が強化されたことぐらいである。

DQ11S

【カミュと不思議な相棒】の終盤で【邪竜軍王ガリンガ】の前座として登場するのが初対面となる。3Dモードではウルフドラゴン・強【スカルゴン】とともに1匹で、2Dモードではウルフドラゴン・強とともに3匹で登場。

すべての敵が強い

【すべての敵が強い】だと完全2回行動となり、攻撃がより苛烈になる。
特に脅威となるのが異変後のドゥーランダ山に着いた直後。

この時点ではパーティがグレイグとの2人だけな上に、素早さも高いため嫌でもダメージがかさむことになる。
おまけに複数エンカウントも当たり前のようにするため、体力が削られた状態で2体以上出てくるとあっという間に全滅の危険がある。
更にここにはあの悪名高い【ばくだんいわ】も生息しており、コイツとセットで出てくることも多く始末に終えない。
体力もこの時点では【キングアックス】を装備したグレイグの【蒼天魔斬】クラスでなければワンパンできないほど高いため、戦うなら回復を忘れずに。
両手剣を鍛えているのであれば、【プラチナブレード】+3を装備して、パッシブ効果をしっかり取得した【全身全霊斬り】で一撃なので、とにかく1体ずつ確実に速やかに処理すること。

キャラバンハート

ドラゴン系ではなく悪魔系として登場。【ドラゴンの角】に出現する。
作品のシステム上、残念ながら2回行動はしない。
【バーサーカー】にドラゴンの心とガーゴイルの心などの組み合わせで転身できる。
本作での説明によるとドラゴンが騎士を操っているとのこと。
その割には系統は騎士の方を基にしているようだが(本作のドラゴン型のモンスターはほとんどが【魔獣系】に属している)
見た目に反して能力が全体的に低いが、会心率は高い。
また早熟気味だが攻撃力・素早さがよく伸びるので、手っ取り早く攻撃役が欲しい場合には転身させるとクリア前までは割と重宝する。
ただし守備力が伸び悩むので騎士を他の馬車に載せ守ってもらう、スクルトの重ね掛けをするなどして対処したい。

ジョーカー2プロ

ドラゴン系のBランクとして久々に登場。
野生のもの遺跡地下の溶岩のエリアに出現する。
【ドラゴンマッド】【スライムナイト】【エビルドライブ】を配合しても生み出せる。
本編を再現してかAI1~2回行動の特性を持つため、複数回行動が可能になった。
ただ【ちょうはつ】の特性を持っている上攻撃力も600台と意外に低く、最強化してもギリギリ700に届かない。MPが低めな以外はまあバランス型なのだが、1~2回と不安定なのもあってどこか物足りない感じだ。
最強化するとバギ系のコツの特性を得るが所持スキルはメラ&イオ。

テリワン3D

ちょうはつの特性がカウンターに、バギ系のコツが【亡者の執念】に置き換えられ、更に攻撃力が大幅に上昇したことでかなり強化された。素でマインド無効なのも嬉しいが、毒弱点でそれ以外は素通り。
1~2回行動とみかわしアップは据え置きで、ランク、系統、配合組み合わせも同じ。
 
HPはさほど高くない上に守備力もやや低めだが、亡者の執念持ちなのでさほど気にはならないはず。
かしこさはそこそこあるもののマホトーン弱点の上にMPがかなり低く、サブウェポンになるかは微妙なところ。
ドラゴン系の固有耐性で斬撃封じや息封じは素で耐性アップも狙えるが、ブレイクがないのが惜しまれる。

れんごく斬りやホーリーラッシュのような斬撃主体ならそこそこは持つだろうが、余裕があれば自動MP回復でも搭載しておこう。亡者の執念を活かすなら自動HP回復は付けないのがベストだ。

野生の個体は【かがみの扉】に生息しているが、配合なら早くから作れる。ドラゴンマッドは微妙すぎる性能なので、早いとここいつに派生させてしまおう。

イルルカ

野生の個体は【宿り木の塔】5階に出現する。
イルルカでは新生配合でショック攻撃、メガ、ギガ化でいきなりバイキルト、ギガ化でふくつのとうしの特性を得る。
テリワンのときは完璧だったマインド耐性に穴が開いたが、決して弱くはない。
メガ化してムチを装備させ、カウンターを発動させると大変な強さを見せる。
この強さは敵の時も同様で、高ランクの錬金カギの世界にも頻繁に登場し、亡者の執念で倒してもなお生き残り、高い攻撃力のカウンターで大ダメージを与えにくる。
通常攻撃が全体に及ぶ3~4枠のモンスターを使っている場合には、これ以上なく嫌らしい存在になるだろう。
 
ライブラリでは、ドラゴンに乗るための厳しい試練に耐え、資格試験を突破した者だけがライダーになれるということが明かされた。
CHや後述のモンスター物語とは異なり、こちらのドラゴンライダーはまさにエリート騎士のようだ。

DQM3

ドラゴン系Dランク。
野生では【災厄の魔宮】・高層に出現。【ライバーン】【スライムナイト】の特殊配合で生み出される。
 
特性は【1~2回行動】【くじけぬ心】(Lv20)、【とうそうほんのう】(Lv40)。
Lサイズ化で【いきなりバイキルト】【みかわしアップ大】【ショック攻撃】(Lv60)。
所持スキルは【ヒーロー】
 
【ナイトリッチ】との配合で【ハデスナイト】が生み出される。

バトルロード2

第二章後期で敵チームのみで先行登場し、三章でカード化された。
竜の色は青くなり、騎士の肌が濃くなっている。
ステータスはHP:796 ちから:117 かしこさ:72 みのまもり:83 すばやさ:37。
使う技は「れんごく斬り」と「ひりゅう斬り」。
前者はドラゴンの炎と騎士の剣技で敵単体を攻撃。後者は滑空しながら敵全体を斬りつける。
 
素早さ以外の能力がかなり高めで、弱点属性も特に無い。しかし飛行とドラゴンという特効技の多い2つの系統の両方に分類されるため、あっさり落ちる事も多い。
僧侶と組むと、ひりゅう斬りが【ラリホーマ】に変わる。
技の性質上完全に対人戦向きになる為、大魔王と戦う場合は僧侶・勇者とは組まないようにしよう。

ウォーク

2022年1月14日からの「豪氷の四天王」に登場。
クエスト1章3話にボスとして登場し、以後は強敵モンスターとして登場する。
挑むにはイベントで入手する竜使いの石符を使用することで可能。1週間後の21日からはどこでも強敵でフィールドにも登場。
最大弱点は【ジバリア系】、他は耐性のあるメラ、ギラ系を除き概ね有効。
 
【ベビーニュート】2体を伴って出現。
全体約200のダメージの後に約500の物理攻撃のコンビネーション攻撃が主体。
1発約350のはやぶさ斬りや、約180ダメージにマヒの追加効果のある「せんねつガス」、約200の【ベギラゴン】なども使用する。どの攻撃もかなり強力で危険。
お供のベビーニュートは単体を転倒させるたいあたりや約250のこごえるふぶきを吐いてくる。
ベビーニュートにはイオ、バギ系が有効でジバリアには耐性があるので、ドラゴンライダーにも効きがいいバギ系主体のほうが攻めやすい。
どちらかといえば物理攻撃主体なので、攻撃力を下げたり、物理攻撃対策にパラディンを入れると楽になる。
スクルトで守備力を上げることもあるので、呪文やブレスがあると安定してダメージを与えやすい。
最大レベルではこいつが70000、ベビーニュートが52000とまともに挑むにはかなりキツイHP量になるが、
ベビーニュートにはLv30を除き、ザキがそこそこ効くので試してみる価値はある。
 
こころは赤色でコストは119。
力の高いこころで、高グレードでは主にバギ、ドルマ系の斬撃・体技ダメージが上昇し、マヒに耐性が付く。

ファドラの宝島

第4話で登場。【ドラゴンライダー空賊団】の一員。

ダイの大冒険

【竜騎衆】が「竜使い」表記でドラゴンライダーと呼ばれている。
一方普通のドラゴンライダーのモンスターは出てこない。

アベル伝説

28~30話に登場する【宝石モンスター】。ピンクに近い赤紫色のドラゴンで、背中に乗るのは基本的に【ボーンナイト】(デザインは【アンデッドマン】に近い)。
【アベル】を殺すために、【ジキド】が独断で出撃させた。その中には呪いの兜に操られる【オルテガ】の跨ったドラゴンも。
飛行能力や背に乗せたボーンナイトの攻撃に加え、ドラゴン自身も口から火炎を吐く。
また意外と抜けているのか、ドラゴンは背中に乗った者にあっさり従うため、ボーンナイトを蹴落とした【デイジィ】がそのまま跨り空中戦を行ったこともある。DQ11の【モンスター乗り物】に27年先駆けてのシチュエーションであった。

モンスター物語

モンスターなのはドラゴンだけで乗っている騎士はドラゴンに操られた人間という衝撃的な設定がされている。
自身の背に乗せている人間が負け死亡しても、その負かした相手の「同じ人間を殺してしまった」という罪悪感に付け込んで心を支配し操り人形にしてしまう。
そうしてより強い相手へ乗り換え続けているのだ。

地獄の迷宮

【エスターク神殿】の宝を守る番人として登場。
ドラゴンは石像に化けており騎士はアベル伝説と同じくがいこつが搭乗している。
一匹だけ、ドラゴンライダーの鎧を着用したがいこつがリーダー格となっている。
 
プラナとドッカルスを含む小悪党3人組に襲いかかる。
熟練の冒険者であるプラナを火炎と剣の同時攻撃により追い詰めるが、戻ってきたギィンに簡単に倒されている。
なお、ギィンはドラゴンが炎を吐いた瞬間、ドラゴンの飛行速度が遅くなるという弱点を語っていた。

DQMSL

ガチャ限定のドラゴン系Aランク。
リーダー特性は「ドラゴン系のHPと攻撃力+5%」。
特性は【AI2回行動】のみ。
特技は「武器ふりまわし(敵全体にランダムで4回攻撃力依存無属性斬撃ダメージを与え、確率で行動停止にする)」と【はげしいほのお】
転生させると【ガーディアン】になる。
 
ちなみにこの系統はいずれも固有特技が何らかの斬撃とブレスで統一されている。