はじめに
FoAのリリースから、接辞のリロールが実装され、MI品およびクラフト品の接辞厳選が非常に容易になりました。
この記事では、この「接辞の暴力」を活用したビルドを紹介します。
このビルド自体は過去バージョンから存在はしていましたが、再現性が現実的な範囲になったので公開することとしました。ですが、製作難易度はいまだ高いと言わざるを得ませんので、ご容赦を。

Spellbinder スペルバインダー
コンセプト
ウロボルークの外装で強化されるドレインエッセンスは、チャネリングスキルということもあり(スペルバインダーが詠唱速度を積みやすいということもあり)、非常にHIT回数の多いスキルです。
このドレインエッセンスを発射台にして、大量に搭載した接辞:アルケイン ブレーズに付随する攻撃時10%の確率で発動する「イーサーミサイル」を撃ちまくる。
というコンセプトです。
概ね、ドレインエッセンスだけを使うよりも1.5倍のDPSが期待できます。
遠距離・広範囲・高火力・高耐久
という理想を実現するビルドにもっとも近いと言えるでしょう。
Grimdawn tools リンク






この記事では
多くの熟練したプレイヤーは、Grimdawn toolsを見るだけで構成は理解できると思うので、この記事ではレジェンダリ品に頼らないビルド構成にした場合の、数値の盛り方なんかも解説していきます。
「そういうの読みたくないよ」という方は、気になるところだけ拾い読みすることをお勧めします。
良いとこ・悪いとこ
長所
- 遠距離・広範囲(長射程ではない)
ちょこまか動くボス/召喚された設置型ペット/わらわら寄ってくる雑魚。これらの全てが「ボタン押しっぱなし」という解決策で片がつきます。 - 高火力
多弾頭発射に一家言あるザンタリン氏もびっくり。ドレインエッセンスとは別枠で合計15発の弾丸が1.5秒毎に降り注ぎます。
アルティメットのSR31では、グラヴァ'スルは赤玉出す前に溶けますし、ファビウスはブレイドバリアをする前に死んでました。 - 高回復力
戦闘時のヘルス再生5000(最大は7000)、ライフスティール30%、治癒能力80%。圧倒的回復力で盤石な態勢を維持します。
イーサー床を平然と歩き回り、そこでネメシスと戦闘になったとしても問題はありません。
ポーションカスタマイズで、10%ダメージ修正統計の代わりに継続してヘルスを失ってしまう「サンギニス」ですら、使用が視野に入るでしょう。
短所
- 耐衝撃力は高くない。
装甲は2500程で盾は無し。低くはないですが、高くはない数値です。「痛烈な一撃」を耐えられはしますが、すぐに回復もできますが、一時的にヘルスがごっそり減る事実までは無くなりません。 - 攻撃が当たらないことがある。
ドレインエッセンスは、地形的に目の前にエネミーが居ても攻撃が当たらないことがあります。アルケインブレーズが当たるので気づきにくいですが、こういうときは移動して殴るしかありません。 - 雑魚が多いと火力が落ちる。
アルケインブレーズは弾数制なので、対象数が増えると攻撃が分散して火力が落ちます。広範囲攻撃ではありますが、1対1が一番火力が出るでしょう。 - 射程は長くない。
遠距離攻撃ではありますが、散弾のように飛び散るアルケインブレーズの弾丸を全て当てるには、やはり接射が一番良いです。
また、銃ビルドのような長射程ではないので、ニャルラソンのような足元を汚しまくる相手がやりづらいのは変わりません。 - 雑魚が逃げる。
恐怖と混乱は、CCとしては仕事をしているのですが、いかんせんエネミーが逃げ回ります。イノシシ型やラプトル型の雑魚エネミーを◯◯体倒す。みたいなミッションは苦手です。FoAの「氷を溶かす例のあれ」の材料を集めるとか。
構築前に考慮しておく事項
スペルバインダーでウロボルークの外装セットを使ってビルド構築をする際の弱点を整理しておきます。
- ドレインエッセンスだけでは非力である
ウロボルークの外装はドレインエッセンスを大きく強化し、それだけでかなりの威力を稼ぎ出すことができます。が、正直これだけでは足りません。
もしドレインエッセンスでなければ、他のスキル(例えばサイフォン ソウルズやリープ スピリット)も利用して攻撃を二重化するという方法も考えられました。
しかし、チャネリングスキルであるドレインエッセンスは詠唱開始時ダメージが当たり始めるまで若干の遅延が起きるようになっているので、途中に他スキルのモーションを挟むとかなりDPSが下がります。
なので、常時複数のスキルを使用する構成にすると、逆にDPSが下がりかねません。
アルケイン ブレーズはこの点を回避していますが、痛し痒しという課題がありました。 - ヘルス自動再生がない
ドレインエッセンス自体は、非常に優れたライフスティール性能を持ち、回復能力についてはトップクラスですが、アルカニストにもネクロマンサーにもヘルス自動再生を上昇させるスキルが無いため、DOTの累積に脆弱で「攻撃し続けないと死んでしまう」ということになりがちです。
「それでも攻撃していれば耐えられるのだから問題ない」という意見もあると思いますが、僕は「事故死はストレス」だし「盤石ではない」と考えるタイプです。 - 物理耐性が低い
ウロボルークの外装セットだけでは物理耐性が全然足りません。意識して積む必要があります。
装備
最終装備例
| 等級 | 部位 | 前修飾 | アイテム名 | 後修飾 | コンポーネント | 増強剤 |
| レジェンダリ | メインハンド | 神話級 ラース オブ アセンダント | 共鳴の印章 | フラナークの香 | ||
| レジェンダリ | オフハンド | ウロボルークの呪具 | シルバーコア ボルト | フラナークの香 | ||
| レジェンダリ | 頭 | ウロボルークの面 | 生ける防具 | カーンの巨人の心臓 | ||
| レジェンダリ | 肩 | ウロボルークのマント | 生ける防具 | カーンの巨人の心臓 | ||
| レジェンダリ | 胸 | ウロボルークのローブ | オレロンの鎖 | カーンの巨人の心臓 | ||
| レア | 腕 | ミスティック | エンバーガード ガントレット | アルケイン ブレーズ | ウグデンボーグの革 | カーンの巨人の心臓 |
| レア | 脚 | デヴァステイティング | ストームガード レギンス | アルケイン ブレーズ | 鱗で覆われた皮 | カーンの巨人の心臓 |
| レア | 靴 | コンセクレイテッド | ストーンプレート グリーヴ | アルケイン ブレーズ | ウグデンボーグの革 | カーンの巨人の心臓 |
| レア | ベルト | インパーヴィアス | チェインズ オブ イグラード | アルケイン ブレーズ | 魔法の土 | カーンの巨人の心臓 |
| レジェンダリ | アミュレット | ウロボルークの目 | 全滅の印章 | フラナークの羽の灰 | ||
| レア | リング | アグレッシブ | 織り手のバンド | アルケイン ブレーズ | 血まみれのクリスタル | アルケイナム ダスト |
| レジェンダリ | リング | 神話級 イーサーの嘲笑 | 血まみれのクリスタル | アルケイナム ダスト | ||
| レジェンダリ | メダル | ベールキーパーズ クレスト | アルケイン スパーク | 堕落した王達のルーン | ||
| レリック | エタニティ | - | - |
ウロボルークの外装セット 5セット
わざわざ説明する必要もないと思うので書きませんが、もし知らない場合はリンク先かツールチップを読んでください。
ドレインエッセンスがイーサー化し、希少な物理も防げるバリアを張るスキルが手に入ります。
神話級 ラース オブ アセンダント
わざわざ説明する必要もないと思うので書きませんが、もし知らない場合はリンク先かツールチップを読んでください。
人間へのダメージ増加は、優秀だと思います。
ストームガード レギンス
物理耐性が付いているレアパンツ。クラフト品です。「必要な体格」が低い方にしましょう。
ストーンプレート グリーヴ
物理耐性が付いているレアブーツ。クラフト品です。
チェインズ オブ イグラード
ヴァルバリー港の中ボスドロップのMI品。一部スキルに含まれる生命力ダメージを、イーサーダメージに50%グローバル変換し、武器と合わせて100%になります。
エンバーガード ガントレット
詠唱速度が付いているレアグローブ。クラフト品です。接辞を付けるなら他に選択肢はありません。
織り手のバンド
接辞が付けられるレア指輪。メイヴェンのスフィア オブ プロテクションのスキルボーナスが付いています。
レア指輪であれば、この指輪枠はいくつか選択肢があります。ゴラス リングも良い指輪でしょう。
「織り手のバンド」は、世界各地にいるクモ型のエネミーからドロップします。
神話級 イーサーの嘲笑
高めのイーサー属性強化・欲しい(足りない)耐性・スキルボーナス3種と、付けないわけにはいかないと思わせるようなレジェンダリ指輪です。
付与スキルの「イーサーの絶叫」は、雑魚戦においてなかなか悪さをするのですが、まあそれも許容範囲内と呼べるくらい噛み合った指輪です。
ベールキーパーズ クレスト
アルケイン ウィルのスキル修正が付いたレジェンダリメダルです。他セット品ですが、一点利用します。
高いイーサー属性強化・実数でのヘルス再生と攻撃能力も魅力ですが、やはりスキル修正が強力です。
アルケイン ウィル発動時、このビルドではだいたいDPSが5%増えます。ダメージ修正統計5%とは違いますが、そういう考え方をすれば、アルケイン ウィルのスキルリチャージと持続時間をそれぞれ2秒づつ修正するこの装備はかなり強力でしょう。
エタニティ
星座スキルの「ヒーリングレイン」を回せるのでこれにしましょう。
なお、-10%防具に要する体格の効果も期待しての採用です。
接辞
アルケイン ブレーズ
上記のレア装備5箇所の接尾接辞は、すべて「アルケイン ブレーズ」にします。
- ステータス
- +41%/+51% 火炎ダメージ
- +41%/+51% イーサーダメージ
- +41%/+51% 燃焼ダメージ
- +30/+38 攻撃能力
- 22/28% 生命力耐性
- 18/22% 気絶耐性
- 付与されたスキル「イーサーミサイル(攻撃時10%の確率で)」
- 1.5秒スキルリチャージ
- 3砲弾数
- 1.5m範囲
- 21イーサーダメージ(アイテムレベルで変動。資料が無いが、Lv92品で375だと思われる)
インパーヴィアス
毒酸耐性(と、刺突耐性)が極端に足りなくなるので、1枠「インパーヴィアス」を採用します。
耐性系の接辞は、アクセサリ類に付けると効果値が高いです。
指輪かベルトに付けましょう。手・足・脚に付けると耐性が足りなくなります。
- 56%/64% 刺突耐性
- 69/81% 毒酸耐性
アグレッシブ
指輪(あるいはベルト)の一箇所には、「アグレッシブ」を付けます。
- +5%/+7% 攻撃能力
ミスティック
手・足・脚には「ミスティック」を付けます。
- +6%/+10% 精神
基本的な考え方として、防具類はステータス上昇系が数値が大きく、アクセサリ類は攻撃能力(及び防御能力)の数値が大きいです。
また、一点突破で数値を盛りたい場合は、レア接辞よりもマジック接辞の方が効果が高いです。
他の耐性が欲しい場合、手・足・脚の接頭接辞で調整します。Grimdawn tools(および画像)の構成では、以下の接辞を採用しています。
デヴァステイティング
- +36%/+44% 物理ダメージ
- +36%/+44% 火炎ダメージ
- +36%/+44% 体内損傷ダメージ
- +36%/+44% 燃焼ダメージ
- +34/+42 精神
- +30/+38 攻撃能力
- 18/22% カオス耐性
- 16/20% エレメンタル耐性
物理と火炎の属性強化は要りませんが、カオス耐性とエレメンタル耐性という、このビルドで足りなかった耐性が補えます。それらは増強剤や星座でも補えますが、一枠でこの二つを同時に補えるという点が、もし「ミスティック」を採用して二枠使ってそれぞれを別に補う場合よりも有利です。
コンセクレイテッド
- +8% アンデッドへのダメージが増加
- +34/+42 精神
- +335/+425 ヘルス
- 34/42% 生命力耐性
- 22/28% 減速耐性
減速耐性目当ての採用ですが、アンデッド特攻と精神増加も選定理由です。耐性系は足の接辞には豊富で「サバイバリスツ」という減速耐性が上がる足専用接辞もありますが、「コンセクレイテッド」の方が攻撃的な印象です。
「デヴァステイティング」と「コンセクレイテッド」は汎用的な接辞なので、手・足・脚のどの部位にも入れられます。
スキル
一点突破でドレインエッセンスだけを上げて、他のスキルポイントは全てバフに投入します。
イーサーダメージの割合強化ができるスキルが3種類もあるので、全て取得するだけでかなりの攻撃性能の強化が見込めます。
マスタリポイント配分
- ネクロマンサー:50
- アルカニスト:40
ネクロマンサー
| スキル名 | スキルポイント | スキルボーナス |
| ドレイン エッセンス | 16 | +10 |
| ├ ハンガリング リーチ | 12 | +7 |
| └ ディコンポジション | 12 | +7 |
| イル オーメン | 7 | +3 |
| ハービンジャー オブ ソウルズ | 12 | +8 |
| スペクトラル バインディング | 12 | +3 |
| └ スペクトラル ラース | 10 | +3 |
攻撃スキル
- ドレイン エッセンス
たったひとつのアクティブ攻撃スキル。
- イル オーメン
ダメージ減少デバフ。
投擲に属するアルケインブレーズを利用するこのビルドはマッドクイーンの猛攻を受けるので、耐えるためにこれを取得しています。
なお、15%ダメージ減少で十分に耐えられるので、1ポイントでも可。
取得はしているが、耐えられる攻撃なら使わない方が良いスキルです。このスキルは結構モーションが重いので、5秒間隔で維持しようとするとDPSを犠牲にすることになります。
バフスキル
- ハービンジャー オブ ソウルズ
イーサーダメージの割合強化と詠唱速度だけが恩恵があります。
アルカニストのレックスパワーとほぼどちらも同じですが、スキルボーナス分こちらが有利。 - スペクトラル バインディング
イーサーダメージの割合強化が付いている。とことん上げましょう。- スペクトラル ラース
耐性減少を付与する被打時発動スキル。このスキルのダメージも生命力→イーサーに変換されます。
- スペクトラル ラース
アルカニスト
| スキル名 | スキルポイント | スキルボーナス |
| イナー フォーカス | 12 | +3 |
| アルケイン ウィル | 10 | +3 |
| メンタル アラクリティ | 5 | +3 |
| ファブリック オブ リアリティ | 12 | +5 |
| メイヴェンのスフィア オブ プロテクション | 12 | +6 |
| └ コンバージョン | 3 | +3 |
| イスカンドラのエレメンタル エクスチェンジ | 1 | +3 |
| ├ オーバーロード | 12 | +3 |
| └ エレメンタル バランス | 12 | +4 |
バフスキル
- アルケイン ウィル
発動が早すぎるサーキットブレーカー。どちらかというと、特殊な状況下で発動するバフスキルかも。
8秒持続・3.2秒スキルリチャージでDPSが5%強化。
防御能力が325増するのがサーキットブレーカーとしての本体なのでしょうが……
この防御能力は実数の追加なので、さらに後述の星座で取得している防御能力+15%も乗ることになります。 - メンタル アラクリティ
詠唱速度が上がる。このスキルで最大を維持するように微調整をしましょう。 - ファブリック オブ リアリティ
イーサーダメージの割合強化が付いている。とことん上げましょう。
このスキルの種族特攻はかなり優秀だと思います。 - メイヴェンのスフィア オブ プロテクション
ダメージ吸収は上げたいので、スキルボーナスも積みました。- コンバージョン
僕は多くの場合足装備の接辞でCC耐性を補うのですが、このビルドはアルケインブレーズが固定なのでそれができません。
減速耐性や捕縛耐性はこのスキルで補うことになります。
- コンバージョン
- イスカンドラのエレメンタル エクスチェンジ
前提スキル- オーバーロード
実数での攻撃能力追加。だけが恩恵です。 - エレメンタル バランス
クリティカルダメージ。だけが恩恵です。
- オーバーロード
星座
全力防御振りをします。
先述の通りヘルス再生が圧倒的に足りないので、この星座でヘルス再生が上がるものを軒並み取得します。
| 星座 | 必要P | コメント |
- 蜥蜴
ヘルス再生に特化したTier1星座です。 - 蓮
実数ではないが、ヘルス再生量増加が付いています。
治癒効果向上も反射ダメージ削減も付いてる。
多くのビルドで採用されていることでしょう。 - ビヒモス
ヘルス再生とヘルスに特化したTier2星座です。
治癒効果も上がる。
多くのビルドで採用されていることでしょう。 - 刈り入れ人の大鎌
ステータスの割合上昇とヘルス/エナジーの再生が上がるTier2星座。
防御能力の割合上昇と治癒効果も付いている。
多くのビルドで採用されていることでしょう。 - ウルカマの天秤
コストが重いが、ライフスティールが付いていることで有名な星座。黄色を結構取っているしヘルス再生も上がるので今回採用します。(ライフスティールは意味ないですが)
星座スキルの「形勢一変」は、生命力→イーサーのグローバル変換を積んでいるので恩恵があるうえ、耐性減少も期待できます。 - 生命の樹
ヘルス再生に特化したTier3星座。
星座スキル「ヒーリングレイン」は、オフハンド「ウロボルークの呪具」に付いているスキルクールダウン減少ステータスの恩恵を受けます。最大(最低)で9.7秒。エタニティもあるので、被打時発動なので絶対とは言えないけれど、それでも戦闘中はだいたい発動していることになります。
※注釈:グールもヘルス再生が上がりますが、赤はルートが遠いので今回は不採用。
耐性減少星座も取ります。
- 未亡人
イーサー/雷の耐性減少用で有名な星座。
青・黄色ルートで防御振りをします。
- 真面目な見張り
防御能力5%・反射ダメージ削減で有名な星座。 - メンヒルのオベリスク
3ポイントだけで装甲と防御能力がとても上がることで有名なTier3星座。
他はルート取り用の星座
- 船乗りの指針
物理耐性・減速耐性が上がることで有名なTier1星座。
このビルドは移動速度もぎりぎりなので恩恵は大きいでしょう。 - 豹
クリティカルダメージが付いていることで有名なTier1星座。
実数での攻撃能力上昇もわりと付いてる。 - 岐路(赤)
ポイント調整。
余り1ポイント
選択肢としては、「水の番人 ウロ」のエレメンタル耐性か、「アラドラーの不死鳥」の+40% イーサーダメージかといったところだと思われます。(デヴァステイティングを採用している場合、水の番人ウロは取得する必要がありません)
参考値ですが、(このビルドにおいては)+40% イーサーダメージは、DPS換算でだいたい1.1%程度の上昇です。
例えば、アセンディッド ボーナスの「最大詠唱速度4%増加」は、(このビルドにおいては)、DPS換算で1.32%。
例えば、攻撃能力換算では、(このビルドにおいては)60~80。これは相手にするエネミーにもよるので一概には言い難いですが、上昇するクリティカル率から期待できるDPSが1%だとすると、だいたいそのくらいです。
ステータス
スキル「イナーフォーカス」と星座や装備の恩恵で、精神が40%~(くらい)増強されている状況です。
精神1ポイント当たりの効果が非常に高いので、できうる限り精神に振りましょう。
体格
目標は700ジャストです。
クラフトボーナスで「体格%」が積めた場合、体格に必要なポイントは下がります。
このビルド構成ではもっとヘルスや防御能力が欲しい、なんてことはあまり無いと思いますが、もしそうである場合には、体格には振らずに「ヘルス」や「防御能力」で工面した方が効率が良いです。
エタニティの「装備に要する体格」の減少などを利用して、できるだけ体格への投資は避けましょう。
狡猾
目標は0ポイント投資です。
攻撃能力が欲しい気持ちはわかりますが、クリティカル率の上昇で得られるDPSよりも、精神に投資して得られるボーナス魔法ダメージの方がDPSへの貢献は大きいです。
攻撃能力が欲しい場合は、狡猾ではなく「攻撃能力」を工面しましょう。
精神
全力投入です。
防具系の接頭接辞でどれだけ「ミスティック」を積めたか次第ではありますが、1800~1900は目指したいところです。
全力投資した場合のボーナス魔法ダメージは「860%」くらいです。
もし、精神に投資しない場合の精神値はだいたい「876」くらいですが、そのときのボーナス魔法ダメージは「407%」くらい。
DPS換算だと、12.7%程度低下します。
これを攻撃能力を上げてクリティカル率で補おうとした場合、14%は上昇しないと元は取れないことになりますが、(もし狡猾に振って)攻撃能力4000程度で、クリティカル率が35%に到達することを期待するのは、ちょい辛いですね。
もちろん、攻撃能力は重要なので十分に確保はしますが、「クリティカル特化」とか目指さずに、ステータスポイントは精神に振ることをお勧めします。
攻撃能力/防御能力
FoAから登場する「ドレッド」は、攻撃能力3500はないとどうやらクリティカルもまともに出ないし、命中率も十分にはならなそうです。
防御能力についてもとくに根拠があるわけでもないのですが(Grimdawn toolsでアルティメットの情報を見るだけだとそんなこと無いのですが)、今までの数値よりも高めを確保しないといけないかもしれません。
2800だとカオス要塞のシャー’ズールから被クリティカル率6%あったので。
なので、防御能力は目標値を一旦3000としました。
攻撃能力と防御能力も、ステータスと同じ用に「割合上昇」と「実数」をいかにバランスよく効率良く積むかが数値を上げるのに重要です。
攻撃能力は、「スキル:イナーフォーカス」と「接辞:アグレッシブ」でなどだいたい26%上昇が積まれているので、このあとはどれだけ実数を積むかが重要になってきます。
防御能力も星座(とアセンディッド ボーナス)などで23%程積めているので、実数をどれだけ積めるかが重要になってきます。
攻撃能力と防御能力の実数は、接尾接辞や増強剤が大きく確保できる方法なのですが、このビルドではあまりその方法が取れないので、細かく刻んで確保していくことになります。
あと、追加された「アセンディッド ボーナス」での確保が基本方針になるでしょう。
コンポーネント
基本的には耐性パズルの解でしかないので、網羅的には言及しません。
何を使っているのか具体的に見たい場合は、Grimdawn toolsを確認してください。
- アルケイン スパーク
エレメンタル耐性と移動速度がぎりぎりになっているので、「防護石」も視野に入るところですが、(おそらく)FoAからスキル妨害攻撃を多く受けるように感じているので、スキル妨害耐性が付いているアルケイン スパークは自信を持って採用です。
むしろ、スキル妨害耐性全然足りないですね。 - シルバーコア ボルト
熟練のプレイヤーであれば今更言及されるものでも無いと思いますが。
種族特攻が重要です。
攻撃能力も実数が上がりますし、全ダメージも上がります。 - 共鳴の印章
悪いところは無いので採用ですが、ピンと来ていないものでもあります。
ポーションカスタマイズの「サンギニス」を使うなら「ヘルス回復500/秒」が有用なので、共鳴の印章でまず問題はないと思います。
ですが、もし使わないなら、ライフ吸収耐性が付いている「清められた塩」、もしくはカオス耐性がネックなので「インビュード シルバー」。という、2種類の種族特攻が付いてる優秀なコンポーネントもあるので、悩みどころではあります。
増強剤
FoAで追加された、「派閥:カーン」の増強剤が強力です。
武器
- フラナークの香
属性がイーサーで噛み合うのと、攻撃・防御能力がどちらも3%増加は強力です。
防具
- カーンの巨人の心臓
治癒向上とヘルス再生の強化を選択しています。
僕は安定性を重視しましたが、オーバーヒールを懸念する場合は他の選択肢もあると思います。
アクセサリ類
- アルケイナム ダスト
エレメンタル耐性と実数での防御能力で採用です。
先述の通り防御能力を3000目標値にしたので採用ですが、攻撃能力が欲しい場合は「イラーの毒舌」も候補に入ると思います。(その場合、イーサー属性がサポートされないので、攻撃能力が上がってもDPSはそれほど上がらないかもしれませんが) - フラナークの羽の灰
カオス耐性とイーサー属性のサポートで採用です。
要らない要素が無い強力な増強剤ですが、増強剤に実数の攻撃能力か防御能力が付いていないというのは結構な痛手なので、全てに付けるというわけにはいきませんでした。
アセンディッド ボーナス
武器
- 最大詠唱速度4%
これが一番DPSが上がります。
オフハンド
- ドレインエッセンス 20 イーサーダメージ
これが一番DPSが上がります。
防具類
- エレメンタル耐性20
不本意ですが、足りない場合はここで補う必要があります。 - スペクトラル バインディング(もしくはメイヴェンのスフィア プロテクション)防御能力2%
目標値の3000は大きいので、ここで1枠割合強化を増やす必要があります。 - 攻撃能力40
- 攻撃能力20・防御能力20
運次第ですが、攻撃能力と防御能力の実数をここで稼ぎましょう。
アクセサリ類
- 攻撃能力50
目標値3500までには少し過剰かもしれませんが、ここでも実数を稼げます。 - 物理耐性
物理耐性の目標値は22なので、足りない場合はここで補います。 - 移動速度
好みです。僕は二つ出たので二つ付けてます。
厳選装備の手に入れ方
FoA環境の接辞リロール機能を最大限に活用するには、以下の手順が最適です。
MI品の厳選(対象:織り手のバンド、チェインズ オブ イグラード)


ファーミングをすることになりますが、ドロップ時点で狙うのは「アルケイン ブレーズ」ではなく、「アグレッシブ」や「インパーヴィアス」です。
「アルケイン ブレーズ」は、昇越の祭壇で「イセリアルアイテムの追加出現率」を発生させた状態で接辞のリロールをすれば、どうとでもなります。
クラフト品の作成(対象:ストームガード レギンス、ストーンプレート グリーヴ、エンバーガード ガントレット)



デビルズ クロッシングでクラフトしますが、ダンカンでもアングリムでもどちらでも構いません。
クラフト時に狙うのは「ミスティック」や「コンセクレイテッド」、そして鍛冶屋ボーナスの「2%~4% 体格」です。数値は後からリロールできるので何でも構いません。
「アルケイン ブレーズ」は先述の通りどうとでもなりますし、「デヴァステイティング」も、昇越の祭壇で「物理アイテムの追加出現率」を発生させた状態で接辞のリロールをすれば狙って付与できます。
アセンディッド ボーナスの厳選
接辞の厳選の前に、アセンディッドボーナスの厳選が先です。接辞リロールの回数とアセンディッド ボーナスのリロールの回数が共通だからです。
接辞リロールに必要な「覚醒の灰」は数百単位で手に入りますが、アセンディッド ボーナスのリロールに必要な「魂の欠片」は入手が大変です。
ファーミング(もしくはクラフト)の初期成果の状態のまま、(「体格」や「アグレッシブ」などが付いたものを入手した段階で)まずはアセンディッド ボーナスを回してみて、10回リロール程度でダメなら倉庫に放り込みます。良いボーナスが付いたあとに「アルケイン ブレーズ」などの目的のレア接辞を付けて使用しましょう。
ウロボルークの面
クラフトもできます(任意)
資産に余裕があるのであれば、同じように「体格」や、もしくは「減速耐性」のクラフトボーナスが狙えます。
最後に
長文になりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。
今までのビルド例では、このようなレア接辞の厳選を前提にしたビルドは敬遠されていたように思います。
今僕もおっかなびっくり書いています。
あわよくば、好意的に受け取られますように。
かしこ。
コメント
- イーサーミサイルはアクティブスキルじゃないのでエタニティは効果ないですね。それでも星座スキルが多く発動するので強いレリックではありますが。 -- 2026-08-07 (金) 18:49:51
- なるほど確かに、「-1秒 現在の全アクティブスキルをクールダウン」と書いてありますね。これなら、アクティブスキルじゃなければ対象外だと解釈できます。そしてイーサーミサイルは「アクティブスキル」ではない。確率発動する「Proc skill」ですね。しかしそうすると、星座スキルの全般も確率発動なので「Proc skill」になってしまい、アクティブスキルではなくなってしまいます。こういうのはどうでしょうか。「Reduces All Active Cooldowns」というのは、「アクティブスキル」のクールダウンを減少させるという意味ではなく、「現在アクティブになっている(タイマーが回っている)全クールダウン」を減少させる、と解釈するのが自然なのかもしれませんね。 -- 2026-08-07 (金) 19:23:14
- 自分なりの解釈も良いですがこちらのページをお読み下さい。https://wikiwiki.jp/gdcrate/Combat%20Mechanics#CD -- 2026-08-07 (金) 20:14:59
- うん。確かにここに、アイテムスキルのProc Skillのクール・ダウン減少について検証結果の言及が載ってましたね。https://www.reddit.com/r/Grimdawn/comments/jnbsfa/a_few_questions_about_on_hit_effects/#:~:text=Compare%20to%20the%20results%20with%20Hungering%20Void%2C,set%2C%20do%20benefit%20from%20flat%20CDR%20procs. -- 2026-08-07 (金) 21:04:38
- なるほど確かに、「-1秒 現在の全アクティブスキルをクールダウン」と書いてありますね。これなら、アクティブスキルじゃなければ対象外だと解釈できます。そしてイーサーミサイルは「アクティブスキル」ではない。確率発動する「Proc skill」ですね。しかしそうすると、星座スキルの全般も確率発動なので「Proc skill」になってしまい、アクティブスキルではなくなってしまいます。こういうのはどうでしょうか。「Reduces All Active Cooldowns」というのは、「アクティブスキル」のクールダウンを減少させるという意味ではなく、「現在アクティブになっている(タイマーが回っている)全クールダウン」を減少させる、と解釈するのが自然なのかもしれませんね。 -- 2026-08-07 (金) 19:23:14
