【オニオーン】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:00:29

概要

DQ6などに登場するモンスター。
歯が抜けたマヌケ面をした、たまねぎの魔物。
 
基本的には系統最下位種。
同種色違いモンスターに【たまねぎマン】【じごくのたまねぎ】【ミスターガリック】がいる。
単なる色違いなのに別の野菜になっている【おばけトマト】(トマトはナス科)もいる。
ウォークではトロピカルアミーゴの一員にドラゴンフルーツがモデルの「エル・ピタージャ」がいる。
また、オニオーンとの関係は不明だが、キャラバンハートには【オニオンマスター】という、これの親分みたいなモンスターが登場している。

DQ6

序盤に出現する雑魚モンスター。
主に【シエーナ】【マルシェ】)の町の周辺や、その西の橋を渡った先の大穴の周辺に出現。
他にも【試練の塔】の周辺、【川の抜け道】の内部にも登場する。
 
物理攻撃のほか、ランダムで【やくそう】を使って自分や仲間の体力を回復してくる。 
薬草の使用タイミングは気まぐれで、HPが減っていないキャラに使用したり、誰もダメージを受けていない状態でも使うことがある。行動パターンのイメージは、DQ4の【きりかぶおばけ】に近い。
 
【リップス】【テンツク】と違って1ターン休み系の特技は使わないし、【シールドこぞう】のように守備力が高いわけでもない。HPが多い訳でもなく、薬草で粘る事を除けばよくある序盤の雑魚に過ぎない。過ぎないのだが、こいつはDQ6が決して優しくないゲームである事を子供たちに思い知らせた元凶の一つになっている。
 
こいつの何が怖いのかと言うと、集団戦法を得意としている事。
シエーナ周辺の時点で4匹の集団で出現し、試練の塔周辺にもなると画面をビッシリ埋め尽くす最大6匹の集団で出現する。集団戦法を取るモンスター自体は他にもいるが、そういうのは得てして周囲のモンスターよりも一回り弱くバランスが取られているのが常。
例えば初登場の地域では1~2匹で出てきて、1つか2つ後の地域で集団で出てくるようになる…など。
しかしこいつは、同時期に出現するリップス・テンツク・シールド小僧より攻撃力が高く、4匹の集団で現れる。
シールド小僧も守備力は高いが、シエーナ周辺では最大2匹しか出現しないという制限があるのに対し、こいつはいきなり4匹グループである。HPは上記の3種類の敵より低いのだが、こん棒装備の主人公だと2回殴らないと倒せないことが多く、薬草で回復されると中々数を減らせない。
 
シエーナの町で冠職人探しを頼まれたからと言って、すぐに西に向かうと地獄を見る羽目になる。
【マンドラゴラ】【ファーラット】たちの3匹グループに切った張ったの戦いを繰り広げているようなレベルで、コイツの集団に出くわしたらほぼ死ぬ。【ブーメラン】を購入した後や【ハッサン】が仲間になった後なら恐るるに足らないのだが、【こんぼう】片手に一人旅をしている時期では数の暴力でなぶり殺しにされる。
【山肌の道】やシエーナ周辺で十分なレベルアップを済ませ、装備を整えたあとに戦うことが前提の相手である。
 
リメイク版では他の敵と同じくHPが下方修正されたため、棍棒があれば低レベルでも1撃で倒せることが多く、薬草を使われて戦いが長引く、ということはほとんどない。むしろ、【判断力】が低いために無駄にやくそうを使って攻撃の手を休めてくれるだけになり、SFC版の頃の面影はない。
 
【ドロップアイテム】は当然やくそう。自身が持っているその物だろう。確率も1/8と高い。
しかしたまねぎのモンスターがやくそうを使うということは、DQの世界ではたまねぎが薬になるのだろうか?
そうだとしたら同じくやくそうを使う【もりじじい】は…。

DQ7(リメイク版)

【トクベツなモンスター】として公式配信石版【腹ペコまつり】で出現する。
DQ6とは打って変わって、完全に雑魚である。
 
ちなみに、モンスターパークで会話してみると「タマネギは イヌやネコにあげちゃいけないんだぞ。」と教えてくれるが、実際タマネギはイヌやネコには中毒を引き起こすので注意。
そういえば主人公一行にも人間になった狼がいるが、やはりタマネギは食べてはいけないんだろうか?

DQ10オフライン

【育みの大地】【ロンダの氷穴】【オルフェア地方東】【地底湖の洞くつ】【ジュレー島下層】(大空洞)、【ツスクル平野】【ラニアッカ断層帯】【アクロニア鉱山】【ウルベア地下遺跡】【カルデア洞穴】に生息。
【育みの大地】に生息する個体は若干弱め。
【エテーネの村のおはなし】に登場したり、ダンジョンでこいつがいるところは【ルーラ】可能(天井が抜けて光が射している)など、存在感がある。
地面に埋まっている場合もあるが、芽が出ているのがわかるので、こちらからシンボルにぶつからないと戦闘にはならない。
行動パターンはDQ6と同じ。
通常ドロップは【やくそう】、レアドロップは【おうごんのかけら】

Ver.2

【試練の門】【ブラバニクイーン】のお供として登場する個体は【マヌーサエキス】【暗黒のきり】を使うなど、それなりに強化されている。

DQ10オンライン

季節イベントのボス【巨大オニオーン】、レベル上限解放クエストのボス【浄化のたまねぎ】といった亜種もいる。
詳しくはこちらを参照。

DQM1・DQM2

植物系として登場。
DQM1では【しあわせのとびら】【はかいのとびら】に出現するが、DQM2では物語中に訪れる異世界には出現しない。
配合では植物系×【せみもぐら】or【エビルソピタル】で誕生する。
習得する特技は【マホトラ】【ちからをためる】【あまいいき】
オニオーンを使用した固有配合はGB版DQM1では存在しなかったが、DQM2及びPS版では【ようかいぎょ】相手だと【おばけかれき】が、【とげぼうず】【マドハンド】を血統にすると【ブラシこぞう】が誕生する。
 
PS版では「からくちのかぎ」という名前の【ふしぎなかぎ】の世界にNPCの個体が登場し、ボスに捕らわれてカレーの具にされかけている。

テリワン3D

ジョーカーシリーズでは出番が無かったがここで再登場。
自然系のEランク。スキルは「さいみん」。
特性は【スタンダードボディ】【マホトラ攻撃】【ラブリー】、+25で【アンチみかわしアップ】、+50で【ヒャド系のコツ】
野生個体はほろびの扉に出現する。

イルルカ

今作では野生では出現しない。
豆知識によると、こいつの体液を浴びると涙と鼻水が止まらなくなるらしい。
また、【バンパイア】はコイツのことが苦手らしい。ニンニクに形が似ているからだろうか。
 
【新生配合】【クスリのちしき】【メガボディ】化で【ヒャドブレイク】【ギガボディ】化で【AI1~3回行動】を習得。

ジョーカー3

自然系Fランクになった。
【静寂の草原】のウッドパーク近くの地中に埋まっており、こちらを見つけると勢いよく飛び出して追いかけてくる。
夜の晴天時には【デンデン竜】と一緒に踊っている姿が見られるが、踊っているものは最初からテンション+25の状態になっているので注意。
因みに、本作では地中に埋まっているモンスターが追跡を諦めて元の位置に戻る際の仕様が変更されており、イルルカでは徐々に埋まっていく所が見られたが、本作では「シンボルが一旦消滅し、埋まった状態のものが再出現する」という微妙に劣化した仕様になっているのだが、夜の晴天時に踊っている個体も何故か主人公の追跡を諦めた後元の位置に戻れない仕様になっており、デンデン竜の周りをウロウロした後消滅して再出現しなくなってしまう。
 
同じ植物系の【おばけきのこ】系、【サボテンボール】系、【どんぐりベビー】系、【ナスビナーラ】系とはモーションが同じ。ついでに【フレイム】系もモーションが同じ。
 
特性は【ノーマルボディ】【ラブリー】【アンチみかわしアップ】
+25で【MP吸収攻撃】、+50で【氷結系のコツ】、+100で【クスリのちしき】
メガボディ化で【氷結ブレイク】、ギガボディ化で【AI1~3回行動】、超ギガボディ化で【ときどき青天の霧】を習得。
スキルは【ワイルドフォース】
 
ステータスはHPとかしこさに優れる。特にかしこさはマヌケ面のくせに1400もある。
氷結系のコツがあるのでシナリオではヒャド系呪文主体で立ち回るといいだろう。

ジョーカー3プロ

野生では登場しなくなり、【時空の裂け目】に出現するのみとなった。
また合体特技【祝福の舞】と合体特性【スライムキラー】を習得。

DQM3

自然系のGランク。
野生では出現せず、自然系と悪魔系の系統配合で生み出せる。
 
特性は【ときどきピオラ】【ラージキラー】?(Lv20)、【かいひほんのう】(Lv40)。
Lサイズ化で【1~3回行動】【超みかわしアップ】【やまびこ】(Lv60)を習得。
所持スキルは【ナチュラル】
 
【マンドラ】の配合で【ナスビナーラ】【スライムツリー】の配合で【たまねぎスライム】【マタンゴ】の配合で【じごくのたまねぎ】が生み出せる。

トルネコ2

【迷いの森】【もっと不思議のダンジョン】のごく低層に出現する。
倍速状態でこちらから逃げ回る。
倒すと比較的高確率で【パン】を落とすので、追い掛け回される存在。
パンを確保するためにも見かけたら倒しておこう。戦士は【パンおとし】習得にも使える。
 
シレンシリーズでは倍速で逃げて倒すと必ずおにぎりを落とすという、ほぼ同じポジションである「ぴーたん」というモンスターがいるが、ぴーたんと違ってこちらはパンを落とす確率は100%ではない。

GBA版

パンを落とす確率が下がっている。
あまり追い続けてもかえって損をする可能性が高くなってしまった。

トルネコ3

HP10、攻撃防御ともに1。初登場は【南海の地下道】
【異世界の迷宮】の5~15Fなどにも出現する。
GBA版トルネコ2譲りでパンを落とす確率が低く、出現率自体も低い。
ちなみに、【まぼろしの洞くつ】でもLv5で出現している。
見かけたら【トンネルの杖】【ゴールド】を使って倒し、パンを入手しよう。
 
【ポポロ】で仲間にした時の成長タイプは【守備・特殊】で、デフォルトネームは「オニオン」。
仲間にしても敵から逃げ回るだけで全く戦力にはならず、仲間になった後は倒されてもパンを落としたりはしない。
封印して攻撃させようにも、攻撃力1なのでLV1のスライムにすら1ダメージしか与えられない。
闘技場だと逃げ切り勝利を狙えるかもしれないが、遠距離攻撃や罠や石像でやられることがほとんどである。
防御力1というと、木の矢のワナで最大8ダメージ受ける。彼にとっては致命傷である。
利用方法としては泥罠をつかってくさったパンの材料にする、【分裂の杖】で増やしてパンのドロップに期待するなど。

少年ヤンガス

【カンダタ遺跡・夜の間】以降、ほとんどのダンジョンで見かける。
やはりパンを落とし、その確率はトルネコ2、3よりも高くなっている。
ただしワープ能力を身に付けており、ヤンガスが隣接するとワープして逃げられてしまう。
そのため、【鉄の槍】や飛び道具など2マス以上届く武器を使うか、仲間に倒してもらおう。
 
成長限界はレベル10。
デフォルトネームは♂が「オニオン」、♀が「オニーニ」。
仲間としては逃げ回るため使えないが、合体すれば使える。また、成長限界を15まで上げると仲間モンスターで唯一【ルーラ】を覚えることができる。
さらに成長率の高い親と配合すれば力と運の良さが大きく伸びるようになる。
配合パターンは【コロファイター】×虫系。
この系統を起点に【コロボックル族】のモンスターを全て生み出せる。
ドラゴン系相手で【コロヒーロー】、虫系相手でコロファイター、悪魔系相手で【コロプリースト】、鳥系相手で【コロマージ】となる。
さらに水系が相手だとおばけキノコが生まれる。

ライバルズ

スタンダードパックに収録された共通のカード。レアリティはノーマル。

1/1/2
テンションリンク:味方リーダーのHPを1回復

やくそうを使って回復する効果を意識した回復効果を持っている。ただ回復量は微量であり、能力も低くモーモンに討ち取られてしまうため正直なところ弱いカードだった。

ウォーク

メインストーリー1章8話のボスの一体として登場。後に1章10話~2章5話などでザコ敵としても出現する。
ザコ敵の方はやくそうを使うことがある。
こころの色は紫でコストは17。