電気有刺鉄線

はじめに

―――「不死軸」ではない 「串軸」だ―――
影の薄い施設である串の移動不可＋範囲ダメージを活かすために組んだ神話中～深層向けビルドです。
串に感電した勇士を刺して拘束するデザインとなっています。
日本では有刺鉄線に通電し電気柵として利用する行為は電気用品安全法で禁じられている(らしい)ので、イレア様以外の方は絶対に真似しないでください。

配置例

祭壇4段階	順風	順風	死の波	串	霧爆風
静寂の殿堂	絶対者	鍛冶屋	血の鳴き声	串	魔界の障壁
呪いの波動	無限の時計	絶対者	(空)	串	霧爆風
渦巻く怒り	絶対者	鍛冶屋	白霜	串	血色の霧
霧の風	霧の風	霧の風	ビッグバン	串	霧爆風

※対称性重視なので空きマスが中心にありますが、端の方が良いです。
※順風・霧の風の部分は自由枠です。好きに入れ替えてください。

• 串で足止めしている間に後続からの霧爆風連打を浴びせ、以下の効果を狙います。
  • 鈍化付与・シールド削り
  • 堕落した神託の巫女の固有スキルと合わせた無効除去・呪い付与
  • 転生特性「麻痺」や超越特性「感電・漏電発動時硬直付与」および施設付属品「仕掛け罠」による足止め
  • 敵被弾条件の持続効果(覚醒次元少女・覚醒龍宮巫女・覚醒アラクネなど)の多段発動
  • (密集させることによる)胞子・漏電の有効活用
• また、サブテーマとして伝説・知恵・群衆の試練MAXで安定して戦えるダンジョンにすることを意識しています。他のオプションを組み合わせることで、高スコアを狙えるビルドとなっています。

• なんで串なの？
  • アイスホールより拘束時間が長く、堀穴と違い範囲ダメージであるためです。単純なダメージ回数であれば串が有利でしょう。
  • また、群衆MAX時には勇士の間隔が狭く、イレアの転生特性「麻痺」や超越特性の硬直、および仕掛け罠をつけることで、堀穴以上に足止め性能が高くなります。

構成

• 魔王部屋
  • イレア
    ご存知感電魔王。かわいい。
    装備：自由(オススメは堕落した庭師宝玉)
    スキル：真実の眼・不屈の意思・白き守護の紋章・青き守護の紋章・自由枠×2
  • 堕落した光の君主
    メイン盾であり、スキル無効階以外では鉄壁を誇る。
    装備:挑発の盾＠毒のオーラ
  • 堕落した異端審問官×4
    魔王部屋になだれ込まれる状況が多い「倒れるたび不死」階において圧倒的処理能力を見せてくれます。
    装備:堕落した戦術兵器宝玉
    スキル：OS・性急・真実の眼・不屈の意思・自由枠
• 絶対者
  • 堕落した自然の君主
    不死性を利用して前線での中毒撒きを行う。
    装備:堕落した庭師宝玉＠毒のオーラ
  • 堕落した稲妻召喚士
    高頻度で中毒・感電を撒ける堕落した稲妻召喚士と堕落した庭師の組み合わせ。
    装備：堕落した庭師宝玉
    スキル：OS・真実の眼・不屈の意思・毒のオーラ・自由枠
  • 堕落した庭師
    スキル無効階対策に上記と入れ替えた組み合わせ。
    装備：堕落した稲妻召喚士宝玉
    スキル：OS・真実の眼・不屈の意思・毒のオーラ・自由枠
• 無限の時計
  • お好みの覚醒魔物3体
    組み合わせ・スキルともお好みで良いとは思いますが、覚醒次元少女がいないと身隠し階が辛いかもしれません。
    (深層になるとどちらにせよ身隠しの数値が大きくなるので辛いのですが、いないよりはいいかと思います。)
    筆者は覚醒次元少女・覚醒クロウ・覚醒イグニスの鉄板トリオを採用しましたが、もっといい組み合わせはあるかもしれません。
    また、宝玉は堕落した神託の巫女を採用しました。

ダンジョン設定

難易度オプション

• 必須設定
  精鋭0・群衆10
• お好みで
  伝説(10までOK)・迅速(1,2程度まで)・知恵(10までOK)・無知(10までOK)・侵食(少なめなら)

• 他のオプションについてはつけると厳しいかもしれません。

超越特性

• 「感電発動時硬直付与」・「漏電発動時硬直付与」(権能4を使いたい場合)・「魔王攻撃力増加」・「マナ回復速度上昇」に振りましょう。Lv100以上の方は適当に残りを振ってください。

引継ぎ

• 継承魔物
  堕落した庭師・堕落した稲妻召喚士・堕落した異端審問官・堕落した戦術兵器を2体ずつと、堕落した神託の巫女で良いかと思います。必要に応じて配分を変えても大丈夫です。
• 継承施設
  魔界の障壁・静寂の殿堂・呪いの波動・死の波・白霜・ビッグバン
  (作成難度から言って静寂の殿堂を血色の霧としたほうが良かったかもしれません。)

禁止設定

• 遺物
  • 基本遺物は、古い祭壇の鍵とボス遺物や反復遺物など。
  • パック遺物は、割と適当で良いです。ただし、「炎の核」以外の核は禁止にして、ボス報酬が「時を戻す時計」・「かすかな魔法のオーラ」・「炎の核」となるようにしておくと試練で安心して神壇を選べるのでおすすめです。

• イベント
  • 基本イベントからは、スライムレース・遺物商人。
  • パックイベントからは、堕落した血・使わない君主イベ3つ。

• 武器
  • 適当で良いですが、挑発の盾の厳選を楽にしたいのであれば全武器を禁止にすると良いと思います。

• 施設
  • 呪いなど、使用回数が少ないものを禁止して他施設を引く確率を上げたいです。(禁止分は夢系統のイベントで引きます。)

進め方

方針

• 群衆MAXでは、無知MAXでもレベル上昇が早いため、D+20までにステータス本3種(初期から所持)は読んでおきたいです。
• 神話9以上では100階ごとに商人の値段が上昇していくため、D+X80の階でまとめ買いすることを意識して素材を集めると効率的です。
• 序盤は監獄育成に注力しましょう。目安として、D+200までに悲鳴監獄以上に育てることを目指しましょう。
• ダンジョン完成はゆっくりでも大丈夫ですが、絶対者×3は優先して作ると楽です。完成はD+1000くらいを目指しましょう。
• 串は作成難度が低いので、後回しにしましょう。中盤までは堀穴でも十分役目を果たしてくれます。
• 権能はどれでもわりとなんとかなりますが、権能4を使うと超越特性「漏電発動時硬直付与」を活かせて楽しいです。

試練

• Build10302(群衆MAX)では試練枚数よりも戦闘を重視したほうがスコアを伸ばしやすいです。そのため、確定以外の試練は極力避けましょう。
• 避けるべき試練は、「極限訓練」・「後光(4%)」のふたつ(禁忌)。
• それ以外の優先順位は以下。
  • 取ってOK
    • 「抑制」・「偉大なる泥棒」・「暴かれた闇」・「無力な闇」・「立ち向かう光」・「警戒心」・「神壇強化」
  • 序盤は避ける
    • 「レベルアップ」＞「緊急武装」
  • 常に避ける(禁忌と並んだときのみ取る)
    • 「光の否定(2%)」＞「後光(2%)」＞「光の否定(4%)」

イベント

• 琥珀石
  クラウドセーブを利用して、「呪われた琥珀石」が出る日を待つ。
• 不思議な卵
  美味しく食べましょう。
• 地理学者
  「ニセダンジョン案内図」を獲得。
• 自然の化身
  ＜祭物を準備する＞(ランダム魔物1体消去)を選ぶ。
• 次元門召喚士
  ＜大きい次元門＞で「巨大な次元門」を獲得。
• 力を失った死神
  ＜霊多め＞選択で罠攻撃力+20%, 全ての罠効果+20%獲得。
• キューブ研究
  「闇のキューブ」を獲得するルート。
• 遺伝子研究
  「支配者の遺伝子」を獲得するルート。
• 影の女神
  「半月の首飾り」を獲得するルート。
• 沼モンスター
  「沼モンスターの壁」を獲得するルート。
• 聖杯職人
  「黒い聖杯」を獲得するルート。
• 怒りのこだま
  「廃墟になった町の写真」を獲得するルート。

ボス戦

• ボス反復遺物は他に優先事項がなければ「炎の核」を取っていきましょう。(優先事項の例：神壇除去・マナ増加)
• 施設改造品は強力なので、ガンガンつけましょう。(最大値も覚えておくと厳選が楽です。)
  • 戦闘部屋
    • 基本的に「小型発電機(MAX40%)」ですが絶対者・無限の時計・魔王部屋には「挑戦者の彫像(MAX70%)」をつけましょう。
  • 罠部屋
    • 基本的に「仕掛け罠(MAX15%)」ですが死の波・呪いの波動・血の鳴き声には「小型発電機(MAX40%)」をつけましょう。
  • 機能部屋
    • 何でもいいです。

• 要注意階層
  • 厳しい戦闘になりやすいのは、「耐久系＋倒れるたび迅速」の祝福です。
    追加されるランダム祝福によっては浅い階層でも負けうるので、これらの階では忘れずに対策しましょう。
  • 例えば...
    「倒れるたび不死」階では無限の時計を魔王部屋に隣接させる。
    「身隠し」階では適当な魔物を魔界の障壁や血色の霧に配置する。(チャージできなくなるデメリットはあるが、確実に死なず、身隠しを1削れる部屋となる。)

おわりに

「本当に串が最適なのか？」・「本当に覚醒魔物の組み合わせは最適なのか？」など未検証な部分も多いです。
興味を持ってくださったら、ぜひアレンジして楽しんでいただけると幸いです。
現状まだ挑戦中なのでこのビルドの限界がわかっていないのですが、次アプデ(リーダーボード改編)によってこのビルドが無意味となる可能性があるため、スコア1P突破記念として今回投稿させていただきました。
現状：

• また、本稿執筆に際してビルド例「爆速のレベッカ」を参考とさせていただきました。作者様、誠にありがとうございます。

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