馬の習性

Last-modified: 2024-03-19 (火) 07:45:37
収録拡張種別効果
MenagerieWay+2 Cards
+1 Action

Return this to its pile.
移動動物園習性+2 カードを引く
+1 アクション

これをこのカードの山札に戻す。

概要

任意のアクションカードをに変えてしまう習性
金貸しなどの序盤にしか使えないアクションカードをサプライに戻すことができるうえ、戻す際に馬と同じ動きをするのはかなりお得と言える。
ただし、使い切りになってしまう点は馬と同様であり、あまり連打しすぎてデッキの中身を消耗させてしまわないよう注意しよう。

利用法

  • 共同墓地は戻すことに失敗してもなお+2カードを引く+1アクションを得ることができるため、避難所場では初手から研究所があるのと同値である。
  • ネクロマンサーはゾンビカードをサプライに戻らない馬とすることができるので、実質研究所の上位互換となる*1
  • 相続後の屋敷も、低コストでありながら実質研究所化する。
  • 公領のおまけの公爵夫人や、廃墟を有効利用できる。
    • つまり、これがあるサプライでは廃墟撒きはを1枚ずつ与えるのと同等の利敵行為となる。
    • 廃墟があるサプライなら、購入権の限り馬を買い放題。
  • 余った金で適当なアクションカードを買えば馬に化ける。購入権は常に用意しておきたい。
    • 例えば、石工を4金で購入し、過払い効果で石工を2枚獲得すれば、実質的に4金で馬を3枚獲得したことになる。
  • デッキに増えすぎたネズミを減らす手段に使える。特にカード廃棄手段がネズミしかないゲームでは有効。
  • 馬の習性&支配。なんと、支配を1回撃つだけで相手のデッキを悲惨なことにしてしまう。アクションカードを使ったコンボ同士の戦いになりやすい2人戦なら、これ一発で勝負あり。
  • 獲得時に即座に使用できるカードと組み合わせるのも面白い。
    • 例えば、工房ヴィラor進路を獲得し、即座に馬の習性として使用する動きができると、工房(3コスト)が実質研究所(5コスト)の動きをする。
      また、工房以外でも、「発明家が『コスト減効果付きの研究所』になる」などの異常事態が発生する。
  • 獲得時効果が強いカードをサプライに戻して、何度も利用するという方法もある。
    • 前述の石工やヴィラの他、神殿暗躍者をサプライに戻しながら、工房系で再度獲得できると強い。
  • 闇市場デッキから購入したアクションカードは、後述の通り、闇市場デッキに戻ることが無いため、実質的に闇市場デッキの全てのアクションカードが研究所(5コスト)相当となるので、見逃さないようにしたい。

詳細なルール

  • 以下のカードは、由来する山札が無いので、カードは戻すことに失敗する。(ただし、カードを由来する山札に戻すことに失敗しても、+2ドローと+1アクションは得られる。)
  • などサプライに置かないカードも由来する山札があれば戻すことができる。
    • 褒賞カードは「褒賞の山札」に由来するので、そこに戻すことができる。
    • 呪符の巻物は「戦利品の山札」に由来するので、そこに戻すことができる。この時、呪符の巻物は裏向きで戦利品の山札の一番上に戻される。
    • ちなみに女魔術師のアタック効果を受けている場合を除き、の使用に対して馬の習性を指定しても得られる効果は変化しない。
  • 馬の習性でカードを由来する山に戻す処理は廃棄ではない。
    • 由来する山に戻したカードは廃棄時効果を発揮せず、青空市場でもリアクションできない。
  • ターン中に一時的にサプライの山が3つ空になっても、馬の習性の効果で山にカードが戻り、ターン終了時にサプライの山が3つ空になっていなければ、終了条件を満たさないのでそのままゲームを続行する。
  • 黒猫でリアクションした場合などで、自分以外のターン中に使用したアクションに対しても、馬の習性を選択することはできる。
    この場合、「+2 カードを引く、+1 アクション、このカードを由来する山札に戻す。」の効果は問題なく発揮される。
    ※ただし、ターン中に得たアクション権やコインや購入権は次のターンに持ち越されないので、この「自分以外のターン中に得た+1アクション」は実質的に意味を為さない。

コメント



*1 シャーマンの効果などにより廃棄置き場からアクションカードがなくなると利用できなくなる。