作曲家
本名 | フレデリック・クレイバーグ |
---|
属性 | 解読型 |
---|
所持アイテム
音叉 | 使用することで一時的に自身の移動速度を上げる。専用アイテムなので手放すことができない。 |
---|
外在特質
調律 | クールタイム:50秒 アイコンをタップすると即座に調音エリアが生成され、続いて音律調整が6回発動する。音律調整に成功する度に調音エリアが生成される。 | |
---|---|---|
調音エリア | 0.7秒持続し、エリア内にいる間は作曲家の移動速度が50%上昇する。 | |
組曲 | 作曲家は暗号機を解読中、音律調整が発動する。調整に成功すると音律感知が1増加し、失敗すると1減少する。1スタック毎に作曲家の解読速度が0.25%上昇する。 音律調整は楽章として3つの難易度から選択することができる。 | |
楽章 | グラーヴェ:調整頻度低、スタック可能な音律感知70 ラルゴ:調整頻度中、スタック可能な音律感知80 アンダンテ:調整頻度高、スタック可能な音律感知80 | |
音律 | 作曲家がハンターの恐怖半径内で解読をしていると、ハンターの位置を感知できる。 | |
無音 | 調整が一切発生しなくなる。 作曲家が解読中に3回連続で音律調整に失敗すると、ハンターに自身の位置が表示される。 |
対作曲家の攻略ページはこちら
PV
loading...
長所
- QTE*1をこなすことで解読速度を上げることが出来る。
- 連続で成功させると、最大で弁護士と同じ120%の解読速度となる。状況次第では弁護士よりも早く20%分の解読バフをかけることが出来る。
- 索敵能力が優秀。
- 解読中にハンターが心音範囲内に入ると自動的に居場所がマーキングされ、更に壁越しであっても寒気と同じ矢印でハンターのいる方角が表示される。
- 場合によっては内在人格を「寒気」に振らなくても済む。
- 解読型には珍しく自発的な加速手段を持つ。
- 先述の索敵能力と加えることで徒歩ハンターから距離を取りやすい。調律(音叉叩き)はクールタイムは50秒と重いが、まず音叉を叩いた時点で1度加速し、更に6回のQTEを全成功することで合計4.9秒間*2移動速度50%加速可能で、同じ加速量で3秒持続する膝蓋腱反射よりも1.9秒長く加速すると言えばどれだけ凄まじいか分かるだろう。
- もちろん「膝蓋腱反射」と組み合わせることで板乗り越え、窓乗り越え、音叉加速のクールタイムをそれぞれ補う好循環を作ることも可能。
- アイテムの消耗も無ければ発動条件にも制約の無い貴重な加速能力。ファーストチェイスに限らず救助後のセカンドチェイスから通電後のラストチェイスに至るまでCTの許す限り何度でも使うことができる。
- 血の女王の鏡像に対してアイテム消費なしで対抗できる貴重な能力でもある。音叉加速でうまく加速して鏡像の攻撃を回避すればそのまま鏡像を腐らせやすい。音叉加速である程度ポジション移動する余裕も生まれるので、本体と入れ替わってきたら膝蓋腱反射で更にチェイスを伸ばそう。
- 極端な話をすればチェイスにならず解読に専念してる場面でタゲチェンされる恐れがなければ暗号機間の移動時間短縮の為だけに使ってしまっても構わない。膝蓋腱反射は近くにハンターが居ないと効果が半減するようになっているが、調律にはそのようなデメリットも付かない。
- 先述の索敵能力と加えることで徒歩ハンターから距離を取りやすい。調律(音叉叩き)はクールタイムは50秒と重いが、まず音叉を叩いた時点で1度加速し、更に6回のQTEを全成功することで合計4.9秒間*2移動速度50%加速可能で、同じ加速量で3秒持続する膝蓋腱反射よりも1.9秒長く加速すると言えばどれだけ凄まじいか分かるだろう。
- 重めのデバフが無い。
- 調整が一切発生しない。
短所
- 解読職としての安定性は弁護士(機械技師?)に劣る。
- 似たようなキャラクターに弁護士がいるが、確かにチェイス自体は互角ぐらいだが、隠密性能やキャラクター(QTE)の難しさや救助能力、安定感も加味すると弁護士の方が評価は高い。
- また機械技師を扱えるのであればわざわざ作曲家をピックするメリットは少ない。ただ機械技師がチェイス性能が皆無な点で評価がかなり落ちていることを加味すると、作曲家の方がピックした方がいい場面も増えてきている。
- 板窓デバフを持たず音ゲーが邪魔とはいえ加速手段も持っているので機械技師よりはチェイス能力も高い方だと言える。しかしロボがある機械技師とは違い、作曲家は吊られてしまった時の保険が無いので結局安定はしない。(ただし技師とは違いセカンドチェイスで暗号機から離れることで暗号機を寄せられるのを回避しやすい)
- QTEをこなさないといけないのでとにかく忙しく、解読・チェイス中の五線譜が邪魔で操作性に難がある。=初心者向きの性能ではない。
- いくらハンターの位置が分かりやすいとはいえ、QTEに集中しすぎていると気づくのに遅れる恐れがある。解読バフばかりに目を向けず時には難易度を下げる判断も必要。
- 加速手段である調律も五線譜が発生するので単純に見づらく、チェイスしながら的確にQTEを成功させなければならないので、目の配り方に気を付けなければならない。Lv1にしてしまえば解読バフが減るだけで周囲の確認が出来るため何ら差し支えはないが、このバフの違いが勝負を決める可能性もあるので頼り過ぎないこと。カスタムで軍需工場の工場で板を倒し8の字や時計回り、反時計回りで乗り越えながら音叉をすることでチェイス時の移動と音叉時の操作の練習になるので覚えておこう。
- 調律による加速で椅子前まで辿り着くことで救助も出来そうだが、やはり五線譜が邪魔なうえに狙ったタイミングで加速できるとは限らないので、攻撃を回避するのは難しく、救援は苦手な方に部類する。
- 解読進捗の伝達がしにくく、仲間のチャットとその方角を見る余裕もあまりないので(Lv3の場合。2であれば差支えがないが支障があるならば1に下げてから戻せば良い)、連携が取りづらい。野良で採用するのはあまりお勧めできない。
- 作曲家が自分の所でラスト1個になっていることに気づいていないと寸止め出来ずに暴発する可能性があるので注意。
- 調律中に自分からチャットを出す場合は円盤式のチャットリストを使うとミスの頻度を抑えられる。
- 解読速度が速いとはいえ、ハンターに「異常」をかけられたり、写真家の写真世界崩壊による巻き戻しや、隠者の「感知」をかけられると、それだけQTEをしなければならない時間が増えるので、操作するプレイヤー自身の疲労感が溜まりやすい。
- 調律のクールタイムが重い。
- 奇襲に弱い。
- あくまで解読中に近づいたハンターのシルエットが分かるだけなので、血の女王・夢の魔女と言った環境ハンターの奇襲に対して致命的に弱い。この点においてもランク戦では出る幕が無いと予想される。
- 解読中であっても夢の魔女の自動追尾中の信徒はシルエット表示されないので、QTEで忙しい点も相まって不意打ちを食らいやすい。
- そうでなくとも白黒無常・悪夢のように心音範囲外から奇襲を仕掛けられるハンターが多く、解読中に狙われればチェイスが持たないこともあり得る。
- 写真家に至っては写真世界から奇襲をかけることも出来る。全体負荷に耐性がある訳でもないので、状況によっては厳しい戦いを強いられる。
- 弁護士より早く解読できるということは、それだけ作曲家の居場所もバレやすいということでもある。弁護士と違って隠密にも向いていないため、チェイスに自信が無い場合のピックはオススメできない。
- あくまで解読中に近づいたハンターのシルエットが分かるだけなので、血の女王・夢の魔女と言った環境ハンターの奇襲に対して致命的に弱い。この点においてもランク戦では出る幕が無いと予想される。
- 「無音」の効果により通常の調整が発生しないため、解読調整の恩恵を受けることが出来ない。
- 本来ランク4段以下なら完璧な調整で2%、5段以上でも1%解読を追加で進めることができるのだが作曲家にはそれが無い。
例えば4段囚人(解読速度110%)が1台解読するまでに5回完璧な調整を行うと約66秒で解読完了する。これは解読速度120%状態から解読開始した作曲家とほぼ同じ速度である。- これはあくまで他のサバイバーが数値上の解読速度よりも完璧な調整によって早く解読できるという意味であり、作曲家が数値上の解読速度より遅いという事ではない。
また、ランク5段以上になれば完璧な調整の効果も減少するし、後半解読加速状態になれば調整が無くとも解読バフが高いほど速くなるので、作曲家の解読能力が低いという事は決してない。
- これはあくまで他のサバイバーが数値上の解読速度よりも完璧な調整によって早く解読できるという意味であり、作曲家が数値上の解読速度より遅いという事ではない。
- 「転禍為福」と「自らを欺く」の併用によるハンター探知も行えない。
解読調整のタイミングによるとはいえ、他のサバイバーのように心音範囲に入られる前にハンターの接近を察知してチェイス準備をしたり、上記の通り心音範囲外からの奇襲に対策を取るのが難しくなる。
- 本来ランク4段以下なら完璧な調整で2%、5段以上でも1%解読を追加で進めることができるのだが作曲家にはそれが無い。
- 補助・粘着性能が無い。
- 昨今の環境において解読型が採用されにくい理由。書記官を台頭に全体負荷を仕掛けるハンターが増えており、立て直しや時間稼ぎのための粘着が出来るサバイバーが居ないと勝ちを狙うことが難しい環境下にある。
- それらのハンターを撒き返すほど優れた解読速度を有する訳ではないうえに、作曲家が真っ先に狙われれば、それだけで味方の立ち位置が苦しくなる可能性は十分にあり得る。いるだけで負担がかかる恐れのある解読型サバイバーでは、どうしても肩身の狭い思いをすることになる。
- 先に挙げた書記官に対しても、チェイス中は記録されている間に調律を行えば有利だが、解読中はQTEが忙しいせいで気づけば解読中の記録を取られていたということになりかねない。自身に粘着性能が無いので、ファスチェを引き受けて時間を稼ぐくらいしか対策がない。通電前に誰かが脱落したら作曲家でも巻き返すのは不可能に近い。
- 寸止めを作るのがやや難しい。
- 解読中はQTEを止められないので、上下する解読速度で誤って通電してしまったり、QTEに失敗してハンターに居場所がバレる事故が発生することがある。
- 作曲家で解読している時は、デフォルトのボタン配置では所持品の音叉の隣に解読中止ボタンがあるのだが、音ゲーのせいで気付きにくい上にLV2のラルゴでもタイミングが悪いとボタンを押す余裕が無い場合が多い。
- 困ったことに公式のサバイバー指南の手紙(該当キャラを使用中に試合に敗北すると送られてくるあのメール)では寸止めを作る際はQTEを無視するように書かれている。が、そんなことをしてしまうと上記の通り当然ハンターに通知が届いてしまう。場合によっては見えない本体から異常を食らったり、暗号機を蝋で固められたり、審査からの無効や強制通電を食らう可能性すらある。通知を送っても直ちに問題にならないような状況だけQTEを無視すること。
- 困ったことに公式のサバイバー指南の手紙(該当キャラを使用中に試合に敗北すると送られてくるあのメール)では寸止めを作る際はQTEを無視するように書かれている。が、そんなことをしてしまうと上記の通り当然ハンターに通知が届いてしまう。場合によっては見えない本体から異常を食らったり、暗号機を蝋で固められたり、審査からの無効や強制通電を食らう可能性すらある。通知を送っても直ちに問題にならないような状況だけQTEを無視すること。
立ち回り
作曲家特有の比較的複雑なQTEと、連携・チェイスをいかに両立できるかに全てがかかっている。他のサバイバーにはない特殊なQTEではあるが、そればかり気を取られてしまうようでは戦績は低下の一途をたどるだろう。
それを防ぐために、チャットのやり取りを怠らず、仲間との連携を乱さないようにすること。全サバイバー共通の基本事項ではあるが、作曲家の場合はQTEで忙しいため、チャットを打つ暇もなければ仲間のチャットを読む暇もないという事態に陥りやすい。これだけで一気にサバイバー陣営が不利になり得るので、QTEと仲間との連携を両立する余裕が持てないのであれば、作曲家をピックするべきではない。
また、解読型に共通している点だが、チェイスが苦手なら絶対に採用しないこと。自身が望まずともチェイス・救助しなければならない場面にはほぼ確実に遭遇するので、そんな状況下で手も足も出なければサバイバー側の負けはほぼ確定化する。
- 基本
設定画面に【作曲家のQTE判定調整】*3・【作曲家の携帯曲設定】*4・【作曲家調整ヒット効果音スイッチ】があるので、まずはそれぞれの調整を行い、自分に合った操作画面にすること。
グラーヴェ、ラルゴ、アンダンテはそれぞれ解読難易度の違いになる。クラーヴェが最も簡単だが最大解読速度は低い。アンダンテが最も難しいが、作曲家で勝ちを狙うにはアンダンテで優位に立てるくらいの腕前が必要だろう。そうでなければやはり弁護士を使った方がマシという話になり得る。20%の加速が手に入ったあとはラルゴにしよう。グラーヴェにすると70スタックに減ってしまうので気をつけよう。
- 開幕
能力上すぐに解読をしても問題なさそうだが、芸者または奇襲型ハンターであるかどうかが分かるまではなるべく隠密したいところ。とはいえ素の状態では隠密性能は皆無なので、チェイスに自信があり、スポーン位置の暗号機が強ポジであれば解読をしてみよう。
デススポーンに配置した場合、すぐさま逃げるのに音叉を使う手もあるが、やはりCTが重いのでなるべく温存しておきたい。 - チェイス
調律は簡単に言えば「膝蓋腱反射」のような加速を連続で出す能力。「フライホイール効果」のような無敵効果は持たないので、攻撃の回避よりも距離を取ることに使いたい。とにかく調律のCTをいかに稼げるかが最重要課題となる。
近づかれてから調律を開始したのでは間に合わない場合が多いので、なるべく余裕を持って行うこと。QTEに夢中になっている間にリッパーや断罪狩人の攻撃を食らっては元も子もないので、調律はこれらのハンターのスキルがCTに入っている最中に行うのが理想的。
ハンターが監視者持ちの場合は、その場から離れるのに調律を使おう。
一応「膝蓋腱反射」と調律の同時発動も可能。片方だけでは攻撃回避が間に合わないという緊急時に使い、強ポジに逃げ込んでクールタイム回復までの時間を稼ごう。 - 救助
救助性能は皆無に等しい。「危機一髪」を持ちたいサバイバーではないので、囚人と同様に通電間際の攻防において出番があるかないかと言ったところ。
全体負荷・指名手配のかかり具合によっては救助の出番もあり得るが、DD・救助狩りの危険性が高いので、その場合は一旦解読を止めて仲間の治療を行おう。
言い方を変えれば、それ以外の場面で囚人・作曲家が救助に行かなければならない状況になっている場合は、既にサバイバー陣営の敗北が決定していることを意味する。
遠くの椅子にいる救助も調律を使うことで間に合う場合があるが、CTが重いので余裕がありそうな場合は救助後のチェイスまたはDD回避に使えるように温存しておきたい。 - 通電後
まともに使える能力は調律のみ。CTに入っている状況下であれば、使えるようになるまで中間待機すること。
弁護士との比較
弁護士 | 作曲家 | |
---|---|---|
解読 | ゲーム開始時100族、最大120族 | ゲーム開始時100族、最大120族。ただしQTEをミスしたら解読速度が落ちる |
チェイス | 荘園旧友と恐怖無効がある。試合が進行するにつれて板窓の乗り越え速度と移動速度も上昇。ただしファスチェを引いてしまうとバフが無い状態でのチェイスになる。地図を使えば読み合いに強くなる | 加速を使えばチェイスが伸ばしやすい |
救援 | 恐怖無効でぎりぎりでも無理矢理救助できる。中距離で一発食らっても荘園旧友で椅子前まで辿り着ける | 加速で間に合いやすいが救助性能は並。 |
利便性 | デバフがなく操作が簡単 | QTEに成功しないと解読加速しない、QTEをしながら引き継ぎの場所を確認したりチャットを打たなければならない。夢の魔女や血の女王に解読恐怖を食らわないように気をつける必要もある |
隠密 | 地図が残っていればいつでもハンターの位置を確認できる | 解読中にしか近くのハンターが透視できない。QTEに連続で失敗するとハンターに位置がバレる |
粘着 | 地図でハンターの位置を確認可能+恐怖の一撃を食らわないので板窓をわざと遅く乗り越えて通せんぼする粘着が可能。攻撃を受けても荘園旧友により離脱も容易 | 近くのハンターの位置しか分からず、肉壁以外にハンターの動きを封じられる手段を持たない |
顔 | 前歯系イケメン | 長髪系イケメン |
総合的に見ると、作曲家のチェイス能力は試合開始から終盤まで常に不変。弁護士はバフを稼いだ終盤のチェイスが強い後半追い上げ型であると解釈できる。チェイスが重要視される現環境上作曲家の出番もあるだろう。QTEをこなしながらチャットを打ったり盤面を把握できるなら作曲家の採用もあり。
編成についてのまとめ
- 相性が良いサバイバー
- 相性が悪いサバイバー
おすすめ人格
「寒気」は無くても良いと思われるが、移動中にハンターの居場所が分かった方が安心なので、不安なら取っておこう。
現環境で36に振るのは無謀に近いので、チェイス性能を高める人格を採用しよう。
- 39 起死回生+α
基本型。調律のCTを板窓操作で稼ぐ。通電後に弱いので「気が散る」には入れておきたい。
余りはセカンドチェイスを伸ばす「ピア効果」や立て直しを早める「不撓不屈」に、時間稼ぎになる「うたた寝」等からお好みで。 - 03 起死回生 マッスルメモリー3
こちらは奇襲型ハンターを意識する場合の組み合わせ。「膝蓋腱反射」が取れなくなったので優先度は低め。