彫刻師

Last-modified: 2023-12-15 (金) 17:47:39

彫刻師

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本名ガラテア・クロード
通称彫刻家*1
 

外在特質

千萄の形彫刻師が生成した彫像は移動方向に居るサバイバーを強制的に押し出し、彫刻師本体や壁や他の彫像と挟むことで0.5ダメージを与えることができる(1秒以内に連続してダメージは発生しない)彫像は一度に2つ出現し、障害物にぶつかると3回目までは直線的に折り返すように移動する。4回目の衝突でその場で彫像が消滅する

スキル

存在感0知恵の形指定した範囲の左右に知恵の形(天使像)を生成し、範囲の中心を挟むように移動させる。チャージ時間16秒、CT2秒、チャージ回数1/3回
俊敏の形指定した範囲の前後に俊敏の形(悪魔像)を生成し、範囲の中心を挟むように移動させる。チャージ時間16秒、CT2秒、チャージ回数1/3回
1000象形墓場一定の範囲内の指定した地点に彫刻刀を投げ、刺さった地点を中心に象形墓地を形成する。形成されると象形墓地内を俯瞰視点で12秒間見下ろす状態になり、その状態で象形墓地内に彫像を生成することができる。象形墓地が形成されている間も本体は移動できるが、通常攻撃や板窓操作などの他の行動は一切出来ない。クールタイムは15秒
2500崇高の形生成した天使像と悪魔像が衝突すると合体して崇高な形(追尾彫像)に変化するようになり、変化した瞬間に近くに居るサバイバーに向かって崇高な形が移動する。崇高な形は何かしらに衝突した時点で爆発して範囲内のサバイバー全員に0.5ダメージを与えた後、消滅する
 

対彫刻師の攻略ページはこちら

PV

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長所

  • 障害物を無視して彫像を生成して攻撃できるため、ガードNo.26と同じく相性が良いサバイバーが多い。後述の通り解読圧・索敵等細かい利点も多く、操作に慣れれば出来ることがかなり多くなるハンターである。
    • ただし短所の通り操作難度が高く、ランクが上がれば上がるほど要求されるPSも格段に上がっていく。そのため、複雑なマップや距離チェを仕掛けてくるサバイバーに対応できないと下振れも激しい。メインとして使う分にはまだ問題無いが、サブハンターとして据えるにはかなりの負担となる。この点に関しては飛び道具の性能が比較的素直なガードNo.26の方が優れていると言える。
  • 通常攻撃・溜め攻撃共に縦方向の判定が広い。
    • 白無常黄衣の王ほどではないが、写真家に並ぶ程のリーチであり、かなり広い。
  • 板窓を使ったチェイスに強い。
    • うまく彫像を配置できれば、板裏待機をしているサバイバーを押し潰したり、板窓を乗り越えたサバイバーに確定0.5ダメージを与えることもできる。無理矢理彫像で引き寄せる形になり、ついでに板窓加速を潰せるのもおいしい。
  • 複雑な地形でのチェイスに強い。
    • 複雑な地形に入ってしまうと、ハンター側としては彫像を当てる絶好のチャンスである。一気に追い詰められる可能性が高い。
    • PSのある彫刻師にとって、いわゆる『強ポジ』は軒並み有利地形である。
      何しろ、『強ポジ』は細くて入り組んだ地形が多い。キチンと後ろを見ながらチェイスができるサバイバーは、むしろ前方から道を塞ぐように迫る彫像を回避できなくなる。もちろん回避は不可能ではないが、道を塞げばサバイバーは物理的に移動が出来ない。
    • 通常攻撃の射程が長い彫刻師ならば、強ポジ内で一瞬で1.5ダメージを与えることも不可能ではない。
  • 解読圧をかけられる。
    • 存在感が1000溜まると象形墓場が解放され、彫刻刀を投げた彫刻刀の落下点から一定範囲を上空から見下ろせる。見れる範囲には彫像を出して攻撃することができる。
    • なお、俯瞰視点に切り替わっている最中も彫刻師本体は動き回れる。白黒無常の無住涅槃中と同じく本体での攻撃や板壊しは出来ないうえ、あちらと違い窓の乗り越え(通過?)もすることは出来ないが、『事前に遠方で索敵&解読妨害しつつ本体も動かす』といった動きに使える。
    • また、俯瞰中に彫刻師本体へサバイバーが近づいた場合は監視者のような通知が行く。狂眼のコンソールのように、キャンプしていたのにサバイバーの接近に気がつかず……ということにはなりにくい。サバイバーからも俯瞰範囲は見ることができる(白い風のようなエフェクト)。
    • ちなみに、彫刻刀はステージ隅から反対側の隅まで投げられるほど射程が長い(つまりは実質無限)。その分、狙ったところに投げるのが難しいのはネックになる。
  • (慣れれば)救助狩りが可能。
    • 彫像のストックがあるうえで、事前に救助者へ0.5ダメージ以上を与えておくことが条件。椅子を挟むように彫像を出しつつ通常攻撃で追撃すれば、一気に1.5ダメージを与えてダウンまで持っていける。
    • サバイバーは彫像と椅子、もしくは彫像と彫刻師本体に挟まれた場合も0.5ダメージを受ける。彫刻師に当たった彫像は跳ね返るので、チェイス時よりも彫像でダメージを与えやすいだろう。
      • 上記のようにキャンプをしつつ解読圧をかける段階で0.5ダメージの負荷をバラ撒いておけると後が楽になる。
  • 彫像の圧力がかなり強烈
    • 挟まれたときのダメージは0.5と小さいのだが、とにかく彫像の圧が凄い。まず巨大な彫像があちこちを動き回る絵面はサバイバーの冷静さを奪うことを真面目に期待できる。
    • しかも、彫像は配置次第でかなり長時間残る。忘れた頃にやってきた像に押されるようなことが起こりやすく、サバイバー視点ではこれもかなり焦りやすい。
    • また、象形墓地の俯瞰範囲にいる間は何処から像が来るかが分からないため、サバイバーは全方位に集中せざるをえなくなり、これもミスを誘いやすい。
    • 2020年9月のアプデで彫像圧迫ダメージを受けたサバイバーは合体後の崇高の形によるダッシュダメージを受けなくなった。多重ダメージを狙う際は注意。
  • 彫像に障害物判定があるため、空軍の銃やオフェンス野人のタックルを防ぐ手立てとして使うことが出来る。
  • 存在感MAXの爆発力がとても高い。
    • 崇高の形(追尾彫像)がかなり強い。1度に何個も作って連続攻撃出来る上に、範囲攻撃でもあるので複数のサバイバーがいた場合は同時ヒットを狙いやすい。かなり強いスキルであるので早めに解放して、解放されて以降は積極的にダウンを狙いたいところ。キャンプ中に象形墓場で解読しているサバイバーを、崇高の形でダウンされることも可能となる。
  • 追尾彫像で相手の位置が分かる。
    • 追尾彫像は1番近くのサバイバーに向けて飛んでいく習性があるため、復讐者のパペットや写真家の時空残像、黄衣の王の触手の様に相手の索敵にも利用できる。
  • 板破壊が早い。
    • 見た目が車椅子にも関わらず、上から数えた方が早いほど板破壊が早い。破壊欲を詰むとかなりの早さとなる。
  • 手数が多いため、Blackjackモード、タロットでも強力なハンターの1人。
  • とてつもなくかわいい。目撃記録の画面では喘ぎ声も上げる
     

短所

  • 距離チェイスに非常に弱い。
    • ガードNo.26と同様の弱点。グルチェには強いものの距離チェイスをされると何もできない。またガードNo.26なら遠距離連鎖でダメージを与えられる可能性があるが、遠距離の石像はほぼあたらないので徒歩で追いつくしかない。
  • 粘着に弱い。
    • ダウン粘着に対して有効な手段が石像で粘着サバイバーにダメージを与えるぐらいしかない。またチェイス粘着に対しても機動力がないかつ、ボンボンのように粘着サバイバーについでにダメージを与えられるわけでもないので、非常に厳しい。
  • 環境と噛み合ってない。
    • ガラテア環境落ちの理由。現環境のバッツマン骨董商応援団航空エンジニアなどが台頭の粘着、距離チェイス環境と噛み合ってない。
    • 存在感さえ溜まってしまえば強いが、溜まりきらずに通電することも多い。
  • 彫像の扱いが難しいため、初心者には向かない
    • 彫刻師を初心者向けハンターと評価する声もあるが、ヴァイオリニストのスキルと同様に彫像の精度が完全にプレイヤー自身の練度に依存しているため、ある程度の慣れが必要である。
      • 事実、運営が示しているキャラクターの難易度指標は2.5/3である。もちろん運営の評価が正しいとは言い切れないが、それでも屈指の難易度を誇るヴァイオリニストが1.5/3扱いされていることを考えれば、方向性の似通っている彫刻師の難易度の高さは窺い知れる。
    • たしかに複雑な地形では強いのだが、複雑であればあるだけ意図しない角度で壁に反射するなどのミスも起こりやすい。強みを活かそうとするほどに精密な操作を要求される。
      • 2020/8/13のグローバル版実装時に『オブジェクトと彫像の接触判定を小さくし、サバイバーと彫像の接触判定を大きくした』とある。板間などの狭い地形を活かした設置などがテストサーバー時よりもやりやすくなった。
    • 存在感MAXの追尾彫像は縦と横の彫像をぶつけることで発動できるのだが、狙ってやるのが非常に困難。……というか、入り組んだ場所でやろうとすると物理的に不可能なことも頻繁に起こる。
      • 入り組んだ地形と言っても、十字路のようになっている場所では寧ろ追尾彫像の生成は狙いやすい。良くも悪くも、性能が地形によって大幅に左右される。
      • 無理に彫刻の動きに合わせてもう一つの像を出すよりも、長押しをせずに天使像と悪魔像をほぼ同時に出す方が作りやすい。
      • 象形墓地であれば本体の向きや位置と関係なく彫像を発動できるので、本体で狙うよりも幾分かやりやすくはなる。
    • 彫像は何かしらの障害物で挟むまではダメージが発生しないため、もしも軌道上に障害物がしばらく存在しない彫像が生成されてしまうとサバイバーが彫像による押し出しを利用して高速移動することが出来てしまう。
      • 赤の教会の墓場など細かい壁が並んだポジションで一つの彫像と地形の壁で押しつぶそうとすると、余った彫像によって発生しやすい現象。当てずっぽうで彫像を出さないように注意して生成する必要がある。
    • 慣れないと前半の救助狩りは難しい。彫像を当てても0.5ダメージのため、性能は結魂者よりやや強い程度。解読妨害をかけられる利点があるので、そちらを活かすべきか。
  • 彫像が溜まるスピードはかなり遅い
    • 彫像は横(天使像)と縦(悪魔像)でそれぞれ最大3個まで保有でき、それぞれ使用するごとに3秒のCTが生じる。
      • 悪魔像と天使像でCTが独立しているので彫像は連発が可能なのだが、この彫像は1つ溜まるのに16秒を要する。ゲーム開始時には各彫像を1つずつしか所持しておらず、ガードNo.26のような感覚で使っているとあっという間に枯渇してしまう。
  • 真横への攻撃判定は皆無
    • 通常攻撃は前方に出る判定こそ広めだが左右にはサバイバーが密着していても攻撃が当たらず、やや旋回に弱い。
  • しかしケバブ判定は非常に厳しい
    • チェアに拘束されているサバイバーに限り、ケバブとなる判定の範囲が異常な大きさを示す。
    • こちらでは対象が真横に居て見かけは全く当たらなくても命中した扱いになりケバブになってしまうなどかなり不自然な光景を見せる。
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      この距離と方向で通常攻撃してもケバブ扱いになってしまう。チェア前ではなく可能な限り中距離で救助狩りを行うのが望ましいと思われる。
  • 溜め攻撃の性能が劣悪
    • 前方への攻撃判定がわずかに伸びるが、それだけである。そもそも通常攻撃も若干溜めてから攻撃を仕掛けるため、板裏待機しているサバイバーに対しても通常攻撃の方が当てやすい。
    • ただし、通常攻撃と溜め攻撃の出だしの間とモーションが似ているので、サバイバーのフライホイール効果を誘発させやすいメリットはある。フライホイール効果を持っていると疑われたり既に判明しているサバイバーに対しては溜め攻撃を仕掛けてみても良いだろう。
  • 窓越しの攻撃はほとんど当たらない。
    • 攻撃モーションから一見当てやすそうに見えるが、実際のところお互いが窓にほぼ密着していないと当たらない。
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      窓乗り越え後に攻撃を振っても当たらないと思った方が良い。
  • 自身も接触判定があるため自分が彫像にぶつかるとそれに反応して彫像が引き返してしまう。
    • 彫像が自身に当たった際も、壁やサバイバーと衝突した時と同じく彫像がそこから引き返し、結局彫像の持続時間が減ってしまうことになる。場所や場合によっては挟み込むためのテクニックとなるが、短所と捉える方が大きい。
  • 屋根があるところ(工場、病院、その他マップの小屋など)の象形墓場が難しい。
    • 言葉の通り、屋根で見えなくなってしまう。やみくもに彫像を出すと無駄になる可能性が高い。
  • 中華街との相性が少し悪い。
    • 中華街は建物の中に入れることが多いので、建物内での象形墓場が無駄に終わることがある。
  • サバイバーの対策がしっかりしている。
    • 象形墓場を投げた瞬間にそのエリア(サバイバー目線でもエリアは目視できる)から逃げられてしまう場合が多い。
  • 呪術師と相性が悪い。
    • 遠距離から攻撃出来るものの、0.5ダメージでスタンが1つ溜まってしまうためガードNo.26同様、やや苦しくなってしまう。
  • 攻撃硬直が長い。
    • 白無常に並ぶほどの硬直の遅さであるため、本体の攻撃だけでやっていくにはやや力不足。確実に彫像を当てていきたいところ。
  • 機動力がやや乏しい。
    • 歩行以外の移動手段を実質持っていないため、機動力が乏しい。後半からは瞬間移動がないとかなり厳しい展開になるだろう。
  • 咳払いがうるさい

立ち回り

二言で言えば、いかに早く存在感2になるかいかに石像のストック数を管理するかが課題である。
なぜなら、彫刻師の真骨頂は『象形墓地と崇高の形を絡めての全体負荷能力』『崇高の形を生かしたチェイス、キャンプ能力』にこそあるからだ。

  • 初動
    • 存在感が溜まるまで索敵能力は皆無であり、ファーストチェイス能力も現環境に求められる水準に達しているとはお世辞にも言えない。幸い、板破壊の速さや攻撃判定といった本体の基本性能は高い水準でまとまっているので、巡視者や神出鬼没などの補助特質も駆使しながら何とかしてダウンをとっていこう。ここである程度稼がれてしまっても仕方がないと割り切り、冷静に追い詰めていこう。
      • 彫刻を使った攻撃は主に悪魔像を用いると考えていい。板窓を挟むように使えば、ガードNo.26の『焼き鳥』と同じく0.5ダメージ以上を確定させながら板を強気に通過できる。
        もしくは、あえてサバイバーを挟まないような前方に出すことで、反射した彫像によりサバイバーを無理矢理引き寄せるという技もある。
      • 天使像はチェイスルートの制限に使うのがメインとなる。サバイバーの前方へと道を塞ぐように発生させれば、日和ったサバイバーに対して一気に距離を詰められる。あるいは、グルチェの最中にサバイバーを挟むように配置するのにも都合がいい。
      • ……と、ここまで書いてはあるものの、ぶっちゃけ通路が狭けりゃ適当に出せば当たるので像が貯まっているならバリバリ攻撃に使っていい。
  • 存在感1キャンプ
    • 椅子前に陣取りつつ、象形墓地の能力で解読中に0.5ダメージを与えることを狙う。この時点では石は無駄に使いすぎず救助狩りも無理に狙わず、とにかく存在感を稼ぐことに集中すべきである。
      • うまいこと中距離でサバイバーを発見できた場合、存在感稼ぎも兼ねて救助狩りを狙ってもいい。地形と石の残弾数と相談すべし。
    • 暗号機の周辺に象形墓地を展開するだけでもサバイバーには相当な圧が掛かる。救助狩りを意識するならば、石を温存して暗号機を眺めているだけでもよい。象形墓地を無視して解読するようならばありがたく存在感を溜めておこう。
  • 存在感2(MAX)キャンプ
    • ここでのキャンプ盤面はガラテアの真骨頂の一つである。
    • 見晴らしの良い椅子に近づいてきたサバイバーに対し、縦横の石像を投げて適当に追尾彫像を作れば、あっという間に0.5ダメージを稼ぐことができる。存在感MAXとなったのであれば救助狩りからの勝ちを狙う展開を意識しても良いだろう。
      • 以前は追尾彫像のダメージと縦横で挟んだ石像のダメージ判定は別々で簡単に1ダメージを稼ぐことが出来たが、2020年9月のアプデでダメージ判定が同じになった。多重ダメージを狙う際は注意。
    • ただし、サバイバー側も見捨てからの引き分け以上を狙う展開にシフトする可能性もある。そういった場合には揺れている暗号機や、指名手配で回復する姿が見えているサバイバーに向けて象形墓地を使うといい。存在感MAXであればここで追尾彫像を仕掛けることでダメージを与えられる可能性は高い。
  • 存在感2チェイス、暗号負荷
    • 存在感MAXであればほとんどのサバイバーを時間をかけずにダウンさせられる。ただし、適当に石像を作った結果追尾彫像を生み出すことができなければ、当然チェイスは伸びてしまうので、サバイバーが逃げ込んだ空間に対し、確実に追尾彫像が発生するようより丁寧に彫像を作っていこう。
      • 悪魔像→天使像の順に生成した方が追尾彫像の発生は狙いやすい場面が多い。気持ち程度だが覚えておきたい。
    • また、守りたい暗号機や立て直ししているっぽい位置には積極的に彫刻刀を投げていこう。スキルのCTは15秒と短めであり本体は移動できるので、いつでもどこでも追尾彫像が飛んでくる恐怖をサバイバーに印象づけることで暗号解読を遅らせることができる。立て直し地点をうまく強襲できればしめたものだ。
  • 通電間際
    • 通電が読めた場合には極力、追尾彫像を絡めた攻撃硬直無しダウンからの中直り潰しを狙いたい。例え4通電であっても即ダウンがとれれば引き分けは十分に狙える。ただし、サバイバー側もこちらの狙いは百も承知なので、不意の通電にも対応できるようにしておくこと。
  • 通電後
    • どうしても逆転を狙う必要がある場合は、ガラテア本体で片方のゲートを守り、象形墓場、崇高の形の彫像攻撃でもう片方のゲートを攻めるという戦法がある
      • この戦法は象形墓地の距離感覚はもちろんのこと、一度に最大3つしか作れない追尾彫像でダウンを奪うか、ゲートから待避させるほどの圧をかけることが求められるのでハイリスクハイリターンな戦法である。しかし、ノーワンも瞬間移動もない状況かつ、サバイバー側にスキルを妨害できない方法で二つのゲートを同時に守れるのはガラテアのみの強みである。ガラテアを使うのであれば是非、この状況から戦局をひっくり返す立ち回りも覚えたい。
         

BANサバイバー例

  • 1stBAN:機械技師・占い師
    徒歩ハンターということもあり解読の早い機械技師をBANすることが多い。
    ただ機械技師弱体化後では、素早いダウンや全体圧の立ち回りをとることで機械技師がいても十分戦えるためBANを外すことも増えつつある。
    機械技師占い師をBANしない場合は、機械人形や使い鳥によって比較的存在間を貯めやすいとも言え、それらを活かした立ち回りも有力である。ただしファーストチェイスに少なからず時間がかかるため難しい判断となる。
     
  • 2ndBAN:占い師・オフェンス・傭兵・祭司
    順当に環境サバイバーをBANすることが多い。
    占い師は彫像により使い鳥を剥がすことが可能であるものの「本体攻撃に合わせた使い鳥」「味方のチェイスを伸ばす使い鳥」「救助狩りケア・無傷救助を可能にする使い鳥」等々活躍することが多いため有力BAN候補。
    オフェンスは彫像という手数の多い攻撃手段や、障害物判定のあるオブジェクトを生み出せる点からタックルケアは可能だが、チェイスを伸ばされる補佐タックルや確定救助はじめ下振れしやすい点も考慮して有力BAN候補。
    傭兵は主に全体圧を比較的かけやすく、象形墓地(ピン刺し)中心に0.5ダメージを刻んでおくことで救助に来れない盤面を創りだすことも可能となる。
    祭司永眠町中華街を中心にチェイスや救助で、補助を含めたワープを活用されると徒歩ハンターでは対処が難しいこともあるため有力BAN候補である。
     
    【BANサバイバー考察】
  • 最も多いのは「機械技師・占い師BAN」。次いで「機械技師・オフェンス」または「占い師・オフェンス」などが多い。
  • ただし広いマップでの祭司BAN。オフェンスではなく傭兵をBANなどもいる。
  • つまり他のハンターと異なり、特別苦手なサバイバーがいるわけではないため誰をBANしても戦える。
  • 彫刻師弱体化後は彫刻師がBANから外れることはあるが、環境ハンターとして大会等でも高い採用率を誇っておりBANされることもある。よって自身の使える他のハンターのBANサバイバーと相談して決めるのも一考である。
     

おすすめ人格

  • 彫刻師は上下左右どれに振る人格も有力となっている。
  • 無難なのは「右下」である。初心者のうちは通電後にダウンを取り逃さないよう「引き留める」は採用したい。
  • ただ、「引き留める」を採用すると本体攻撃に頼りすぎてしまうため、彫像の正確さに自信がある場合は、「引き留める」よりも彫像をうまく使ってダウンさせたほうがよい。
  • 補助特質は「神出鬼没」または「瞬間移動」を採用することが多い。
     
    【人格例】
  1. 右下(裏向きカード・引き留める) 指名手配 怒り1 檻の獣の争い
    最も無難な人格。初心者は悩んだらこれを採用することを推奨する
    主に「神出鬼没」を採用しファーストチェイス面を担保しつつ、試合後半の立ち回りを広げる裏向きカードと、通電後に向け引き留めるを採用。
    オーソドックスな人格構成のうえに立ち回りもわかりやすい。
  2. 左下(傲慢・引き留める) 慣性 指名手配 怒り1 檻の獣の争い
    傲慢を採用したい場合の人格。存在間がたまりやすいため崇高の形(合体石像)を早く開放しやすい。
    主に「瞬間移動」を採用しお散歩をしても存在感がたまるうえに、焼入れ効果からの瞬間移動も可能。
    焼入れ効果を採用する場合は「怒り1 檻の獣の争いをなくし、焼入れ効果 幽閉の恐怖を採用するケース」や、「指名手配をなくし、コントロールや巨大ペンチを採用するケース」などが候補として考えられる。
    ただしファーストチェイスは板割りや神出鬼没もないため、高い石像の精度が求められる。
  3. 右上(閉鎖空間・裏向きカード) 慣性 指名手配 怒り1 檻の獣の争い
    チェイス面で板割りや閉鎖空間が欲しい場合の人格。チェイス面で最も強く立ち回ることが可能。
    主に「神出鬼没」を採用し板割りと合わせてファーストチェイスを素早く終わらせていく。
    ただし通電後は引き留めるがないため、初動でミスをすると後半で巻き返しにくい。
  4. 左右(傲慢・裏向きカード) 慣性 指名手配 怒り1 檻の獣の争い
    傲慢を採用しつつ「神出鬼没」を採用する人格。存在間がたまりやすいため崇高の形(合体石像)を早く開放しやすい。
    主に「神出鬼没」を採用し、ファーストチェイスの担保と、試合中盤から存在間MAXの強みを生かしやすい。
    ただし通電後は引き留めるがないため、崇高の形(合体石像)と通常攻撃によるダウンが必須となる。
  5. 上下(閉鎖空間・引き留める) 指名手配 怒り1 檻の獣の争い
    チェイス面で板割りや閉鎖空間をとったうえに引き留めるを採用する人格。試合を通して安定しやすい。
    特質は「神出鬼没」「瞬間移動」どちらも採用可能。機動力やチェイス面で一長一短な側面がある。
    試合を通して立ち回りが短調になりやすく、やや引き分け性能が高い人格構成といえる。

上記の人格構成は全て「耳鳴り」が内在人格だった頃に記載されたものの為、現在は「鹿狩り」を取得しても1枠分ポイントが余る。

 

【人格考察】

  • 上下左右以外の人格について
    • 基本的に慣性は必須である。残りを上記では「指名手配 怒り 檻の獣」としているがこのあたりは好みがでてくる。
    • 「指名手配」は椅子拘束時に暗号機圧をかける際にサバイバーの位置を迅速に把握できるため「象形墓地(ピン刺し)」と相性が良く、他にも救助ルートや救助キャラ把握で救助狩りやDDを狙いやすくなる。通電時のアナウンスもデメリットとならない人格。
    • 「怒り」「檻の獣」は主に占い師や機械技師をBANする場合に編成に組み込まれやすい祭司やオフェンスのスタン時間を軽減できるため、チェイス面での恩恵が大きい。
    • 他には通電後の保険をかけて「幽閉の恐怖」。救助前後のトンネルやDDを意識した「狂暴」。救助面や試合ペースをはやめる「コントロール」。暗号機圧をかける「巨大ペンチ」。なども大変有力であり、相手の編成や自身の立ち回り・考え方によって異なる。比較的「パニック」の存在もあり「狂暴」ないし「怒り」は採用することが多い。
  • 神出鬼没・瞬間移動以外の補助特質について
    • 他にも「監視者」「異常」の採用は見られる。「リッスン」「巡視者」の採用はあまり相性が良くないと言われている。
    • 「監視者」はチェイス時の位置把握や移動速度減少にてより石像を狙いやすくする意味合いや、ダウン獲得後に暗号機に寄せることで大きく解読遅延をかけることが可能となる。一般的な徒歩ハンターが監視者を採用するのと大まかには同じ理由である。
    • 「異常」は一般的には裏向きカードで暗号機守りの際に変更することが多いが、機械技師and囚人やポストマンand心眼等々の解読が早く、虚弱体質で特質がなくともダウンをとりやすい際に採用されることがある。
  • 時代とともに移りゆく人格
    • 彫刻師実相時には色々な人格が採用されたが、流行時には「右上」人格が猛威を奮った。
    • 弱体化前ということもあり、通電後も崇高の形(合体石像)があれば引き留めるがなくともダウンをとるのに困らないことが多かった。
    • また瞬間移動を採用し、機動力を確保したうえでお散歩回避や中盤でのタゲチェン・吊り変えによる全体圧。試合後半での異常での暗号機守りなど幅広い立ち回りが可能であった。
    • その後IVL等を中心に左に振る人格が台頭し、現在でも左振りは有力候補となった。
    • 弱体化後のシーズンでは距離チェイスが可能なサバイバーが増えたこともあり、板割りがなくとも高い石像精度でチェイスを終わらせ、引き留めるを重視した「右下」人格が多くなっている。
    • だが従来の「右上」やガードNo.26同様の「上凸瞬間(閉鎖空間コントロール3)」人格なども一定数存在する。
    • どの人格構成も一長一短である上に高い石像の精度が求められることに変わりないため、好みの人格で戦っていくうちに全ての人格を試してみることをオススメする。
       
旧記述
  • 右下 耳鳴り 指名手配1 他
    • オーソドックスな人格。
      ファスチェが弱いことを補助するための「神出鬼没」か、彫像を当てる補助に役立つ「監視者」がお勧め。
      キャンプ時は指名手配と象形墓地を組み合わせて解読妨害を行おう。
       
  • 右上 凶暴1 耳鳴り 慣性 アナウンス 怒り1 檻の獣の争い
    • 中華版S11ランキング1位ハンターKen氏の人格。
      ガラテアは性能や能力の関係上、通電後に弱い&引き留めるとの相性が良くないので、通電前に決着をつけることに人格を割いている。
      オフェンスや祭司対策に怒りや檻の獣の争いを採用している。もし相手陣営にスタンキャラがいなければ他の人格に変えよう。

Tips

  • 彫像は彫刻師本体にぶつかっても反射する為、余った彫像にわざと衝突しに行くことでそのまま再利用したり他の彫像と合体させて崇高な形を発生させるという立ち回りも可能。
    • 協力狩り限定だが黄衣の王の触手、泣き虫の安息松、狂眼の仕掛け壁にぶつかっても彫像が反射するので上手くハマるとサバイバーを無傷の状態から一瞬でダウンさせることがある。逆にこれらが彫像の邪魔になることもあるので注意。
  • 彫像の押し出し効果はチェアに拘束されているサバイバー以外であればどのような状態のサバイバーにも発生する。開いているゲート内から押し出すことも可能なので諦めずに彫像で押すと通常攻撃を当てるチャンスが生まれるかもしれない。
    • 上手く利用すると通せんぼを行っているサバイバーを彫像で押し出して排除することもできる。通せんぼされている通路に彫像を正確に通す精度を要求されるので要練習。
  • 彫像で押し出されている最中のサバイバーはアイテムを使えない。ダメージを与えなくても墓守のスコップをキャンセル出来たり、調香師の即時香水を封じたり、オフェンスのタックル逃げを阻止したり……と、地味ながら強烈な効果になっている。
    • 以前は移動中でも移動動作自体をキャンセル(停まった状態になる)することが出来たが、アプデにより修正されこちらはキャンセル出来なくなった。
  • 車椅子キャラだが、黄金の石窟の梯子や罪の森のロープはちゃんと昇ることが出来る。窓移動と同様に謎の力が働くようである。
     

コメント欄


*1 実装前の役職名が「彫刻家」。「彫刻師」という呼び方が一般的ではないため、こちらで呼ばれることも多い。