結魂者
本名 | ヴィオレッタ |
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通称 | 蜘蛛、ヴィオ嬢 |
外在特質
まゆ包み | 糸の消費量:60 ダウンしているサバイバーをその場でまゆで包み込みロケットチェアに拘束したのと同様に扱う。 まゆ状態のサバイバーは移動することが可能だが大幅に移動速度が低下し、移動以外の操作を制限される。 まゆ状態の間はロケットチェアに関する天賦や特質が同様の効果を発動する。 |
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クモの巣 | 結魂者の張った糸、または『糸を吐く』によるクモの巣がサバイバーに命中すると『クモの巣が絡む』状態にさせる。この状態は糸が命中するたびに効果が重複し、最大3層まで重ねがけすることができる。この状態は一定時間経過、通常攻撃が命中する、サバイバーが自身で剥ぎ取ることで解除される。 サバイバーが自分で巣を剥ぎ取るのにかかる時間は1層/2層/3層で12秒/12秒/4秒。 |
『クモの巣が絡む』 | |
1層:サバイバーを強調表示すると共に全操作速度を低下させる 2層:追加でサバイバーの移動速度を低下させる 3層:追加でサバイバーの移動速度及び操作速度を大幅に低下させる |
スキル
存在感0 | 網を張る | 糸の消費量:17 クモの巣を張ることができる。クモの巣を張るには適切な空間が必要となる。 |
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クモの巣 | 結魂者は自らが張ったクモの巣に触れると一定時間移動速度と操作速度が上昇する。効果時間内に直前に触れた巣とは別の巣に触れることで効果を重複させることができる。重複は最大3回まで可能。 クモの巣に触れたサバイバーは『クモの巣が絡む』状態が1層付与される。このスキルで付与できる層は最大2層までとなる。 | |
1000 | 糸を吐く | クールタイム:10秒 糸の消費量:15 前方にクモの巣を撃ち出す。クモの巣がサバイバーに命中すると0.5ダメージを与え、『クモの巣が絡む』状態を1層付与する。このスキルで付与できる『クモの巣が絡む』は最大3層まで付与できる。 |
2500 | 網を吐く | スキル『糸を吐く』のアクション速度が上昇し、糸の消費量が10に減少する。 |
クモ糸が200溜まるのに165秒かかる。
クモ糸が17溜まるのは約14秒
クモ糸が15溜まるのは約12秒
クモ糸が10溜まるのは約8秒
クモ糸が60溜まるのは約49.5秒
初めからクモ糸は40溜まっている
対結魂者の攻略ページはこちら
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長所
- 糸加速からの一撃が非常に強力
このため、糸加速を上手く使えるとかなり有利にチェイスを進められる。
- ダブルタップによる救助狩りが強力
ダブルタップとは存在感が2500になった時に糸を吐くのCTがリセットされるのを利用したテクニックである。手順として攻撃や糸吐きを当てて存在感が2250になるよう調整し、糸を吐くを命中させてのCTリセットから再度糸吐きを命中させて最後に通常攻撃を当ててのダウンを狙うというもの。- 恐怖の一撃は1000、1ダメージは500、0.5ダメージは250の存在感を得られる。
- 攻撃判定が広く発生も速い。風船殴りも非常に強い。
- 攻撃発生は黒無常やレオに匹敵する0.37秒。板攻防では倒れる板に差し込む感覚で攻撃を当てやすく、救助を行っているサバイバーに恐怖の一撃を当てやすい。
- 風船殴りは全ハンター中最速の発生を誇る(黒無常の通常攻撃とほぼ同速、なんと通常攻撃よりも速い)。
- さらに溜め攻撃の発生も速い。
- この速さと糸加速を利用することで「フライホイール効果」持ちのサバイバーに不意打ちを決めやすい。
- 糸を張ることで強ポジ対策にもなるため、グルチェに強い。
- 糸によるデバフで早く追い付けたり、板窓恐怖が取りやすい
- アップデートによって、糸を剥がす時間が延びたため、チェイス中でも少し剥がしにくくなった
- 糸吐きスキルがかなり強力
0.5ダメージ+デバフのコンボが強く、香水を使われてもダメージが蓄積しやすくなる他、フクロウを1発で解除できる。また、少ない糸消費量で飛ばせる上に速度が速く、エイム補助もあるためサバイバー側からは避けづらい。- 変わった点としては見かけに反して縦軸への判定が妙に高く、湖景村の船に登る坂道を登り始めているサバイバー相手に糸吐きが命中することがある。どう見ても当たらなそうなのだが空中にいる航空エンジニアを撃ち落とせる。
- 1番の長所はCTがたったの10秒しかなく、1部の低い障害物を貫通して飛ばせることである。そのため、環境キャラであっても素早く仕留めることが出来る。
- 時間の経過で糸が溜まるのでお散歩しても挽回がしやすい
- 糸を張ることである程度索敵や牽制が可能。チェイスルートや解読機を糸で封鎖することも可能である
- 粘着キャラには繭包みで対応可能。
- どうしようもなくなった場合、繭包みでその場で椅子に座らせることが出来る。また、あと1回座らせられたら即飛び確定の相手を風船救助しにかかってきても強引に脱落させられる。
- レオの思い出の2階など、椅子運びまでの時間を稼げる場所でダウンしたサバイバーを即座に座らせることも可能。
- 暗号機が片寄った際の三点キャンプが強力。
- 糸が余っている状態で通電した場合、ゲート間のルートに糸加速の道を作る通称「トレイン」によって通電後にもやや強くなる。
- 中治り待機時に糸吐きでダウンさせれば一発逆転も狙える。
- 他のハンターよりキャラ体積が大きいので狭い通路の通せんぼがしやすい。
- 協力狩りでは相方のハンターにも糸に引っかかったサバイバーのシルエットが強調表示される。
短所
- 板窓動作が遅いため板先倒しや窓を使った距離チェに弱い。
- 壁殴り硬直時間が全ハンター中ワースト1位の1.51秒。
- ちなみに2位は芸者の1.33秒で、それ以外のハンターの平均は0.8~1秒程度。
- ノーリスクで板窓乗り越えを許してしまう隙を晒すことになる。壁の近くで攻撃する際は慎重に行おう。
- ハンターの中で唯一モデル体積が他より大きくなっており、他のハンターには無い以下の弊害が発生する。
- 肉壁で進行方向をブロックされた時阻まれやすくなってしまう。
- 月の河公園のメリーゴーランドでチェイスをされたとき、元々足が遅いのに加えて体積増加によってほんの僅かだが大回りしていることになるのでサバイバーに追いつきづらくなる。周辺に糸を貼れる箇所が少ないのも追いづらさに拍車をかけている。
- 他のハンターなら板スタンを貰わない位置でも結魂者だと当たってしまうこともある。大体頭が板の間にあれば当たるといった感覚で、突き出た頭の位置を意識して動く必要がある。だが、カメラアングルが真っ直ぐだと板の当たり判定に入っているかが分かりにくいので、少し斜め、または上にアングルをずらす必要がある。
- 糸残量の管理が非常に難しい
初動から糸は多く用意されていないうえに、スキルを使いすぎてしまうと一気に何も出来なくなってしまう。サバイバーとの距離感を意識して、糸を使うべきか、使うなら何回貼るか、ということを常に考えながらチェイスをする必要がある
- 救助狩り能力は比較的弱い方。(ダブルタップがあるならば別)
- 救助狩りを決めるには中距離でダメージを与え、更にチェア前でとどめを刺すか糸を絡めて判断ミスを揺さぶらなければならない。
- 糸加速で硬直が短くなることを利用して、中距離で一撃→椅子前で一撃という方法もあるが、糸を貼る場所に多少制限がかかる上に、糸を3段階使うため消費が激しいというデメリットもある
どちらにせよ、中距離キャンプが安定するキャラである
- 糸を消費した上でファスチェを稼がれると一気に苦しくなる。
そのため、糸管理には十分気を払っておく必要がある(後述)
- 繭に包まれたサバイバーは転がってクモの巣に触れることで回収できてしまう。
まゆ包みを使う時は周囲に巣が無い場所で行おう。
- 解読妨害性能が弱い。
- せいぜい糸を貼って回り道か糸解除をさせることしかなく、チェイスの分を考えると解読妨害のために使うには糸の残量が厳しい。
- しかし救助狩り性能は低いとはいえ、キャンプしないのもそれはそれで不利になり得る。
- 昆虫学者が苦手
- 飛ばした糸を虫の大群で防がれるのもそうだが、虫ドライブ中の昆虫学者はクモの巣に引っかかっていても減速デバフが通用されない。
糸加速を利用すれば攻撃を当てられる範疇ではあるが糸の消費が激しくなることは必至であり、ポジションによっては糸加速をもってしても追い付くことすら厳しくなってしまう。
昆虫学者をどうにか吊れても糸残量がジリ貧になっていることが多いため、まずいと思ったらさっさとタゲチェンした方が良い。
- 飛ばした糸を虫の大群で防がれるのもそうだが、虫ドライブ中の昆虫学者はクモの巣に引っかかっていても減速デバフが通用されない。
- 祭司・墓守がやや苦手
- 祭司は設置した糸をワープで回避したり、糸加速をスタンで無効化できる。遠方へ逃げられると追う手段がない。
- 墓守は糸吐きがあればある程度有利だが、設置した糸を素通りできてしまう点に注意。
- 弁護士だと居場所を確認されることで接近するのが難しくなる
- 「危機一髪」を採用していることはあまりないが、糸を当てられても恐怖の一撃が入らないので救助もほぼ確実に決められてしまう。中距離から糸を当てるか、ダブルタップを狙うしかない
- 移動速度が遅い
- 黒無常や道化師と同じ最遅組。糸で加速できるものの、どちらかと言うとデバフを糸で解除しているような状態でただ近づくだけでも費用がかかる。
- 長らく環境トップに居た為サバイバー側の蜘蛛対策が固まっている。
- S3辺りで環境を壊すレベルの強さで暴れたりグレーゾーンな技があったりで未だヘイトが高い。そのためか度重なる弱体化修正を受けている
立ち回り
糸の加速を利用することで工場以外の強ポジでも簡単にダウンが取れる、鬼没が苦手な初心者にもオススメのお手軽ハンター!
…と思いきやその実態は糸ゲージを試合を通じて無駄なく使える繊細な糸残量の管理能力があってはじめて高ランク帯でも勝てる玄人好みのハンターである
そして勝つ立ち回りのポイントは、糸残量の管理と糸吐き攻撃の使い方の2点に集約される
- 糸残量の管理
これの管理能力が蜘蛛を使う上での大前提である。糸ゲージは時間経過によって回復するが逆を言えばそれ以外の回復手段を持たない。そして蜘蛛は糸がない状態での性能は悲惨の一言に尽きるのでこれを尽きない状態をいかにキープできるかが試合を通じての課題となる
- 「糸を張る」について
その時その時で糸張って板先倒しされて板割って…なんてことをやっているとカツカツで何も出来なくなる
加速しても殴れなさそうな時は糸を使わず追い、殴れそうな時は2加速3加速として確実に殴るON/OFF判断が必要- 糸加速レベルのキープ
糸加速してから3秒以内に別の糸に触れると加速のレベルが上がる。これを極力途切れさせないようにしたい
ただ常にちょうどいい距離感の障害物がある訳では無いので加速をキープする為には糸を壁やオブジェに貼り付けたりする必要が出てくる
このキープが出来るのと出来ないのでは全く違うキャラクターになる - 3加速救助狩り
糸を予め周囲に張り3加速をキープしながら救助者を殴る
加速で刀拭きの触発時間も短くなり椅子との距離があれば救助狩りも可能
救助狩り出来ずとも行動に余裕が出るためddも取りやすい
救助モーションに入ったサバイバーに糸吐き当てると救助が一時キャンセルされ近づく時間に猶予が生まれる
- 糸加速レベルのキープ
- 「糸吐き」について
存在感1から使用可能になる、15の糸消費と引き換えに命中したサバイバーに0.5ダメージと1糸絡みのデバフを与えるみんな大好き飛び道具- 前述の糸管理能力が問われる最大の理由は、この糸吐きのCTが10カウントと短いことを利用した糸吐き→糸吐き→本体攻撃の、救助狩りを決めていかないと高ランク帯ではほとんどの試合が引き分け止まりになってしまうからである
- そして、この救助狩りを決めるには最低30の糸ゲージが必要…これはファーストチェイスでほぼゲージを0にしてしまっては回復が難しいラインなのだ
- 糸についての基本的な情報
- 糸を張る時スキルキーを長押ししても張る場所を調整できるわけではなく、張った場合どのように張られるのかが見えるだけである。基本的には短押しで目の前に張っていって問題ないだろう。カメラの向きによって糸の張り方は変化する。
- 糸を張るにはある程度左右幅の狭い空間が必要。結魂者の両足が全く干渉しないほどの広さになると張れるポイントが限定的になり、カメラ視点や立ち位置を工夫しないとうまく張れなかったりする。窓枠や倒れた板の上にも張れる。一部は平坦なオブジェクトの表面に張るような使い方もでき、張った壁にタッチすることで加速を得られるが、オブジェクトの性質によっては張ったものの触れないといったことが起きるので要確認。
- 張った糸の持続時間は120秒。120秒経過するかサバイバーが引っかかると消失する。マップ内に張れるクモの巣は最大で30までであり更に巣を張ると最も古い巣から自動で消滅する。
- 糸の加速は「触れた糸の数」で加速段階が上昇し、既にふれた糸に触れても上昇しないが、バフの持続時間は「最後に触れた糸以外の糸」に触れれば更新される。例えばA・B・Cの糸が貼ってある場合、ABC3本すべてに連続して触れれば加速3段階を得られるが、B→Cの後Bに触れると加速2段階のままだがバフの秒数が3秒に更新される。A→B→Cの後BとCを往復するだけでも加速3段階を維持してバフ秒数だけを更新できる。
小技
- 4割9割救助狩り
4割9割付近で救助モーションに入ったサバイバーに糸吐きを当て、一拍置いて通常攻撃をする事で恐怖の一撃or5割越えをさせる事が可能。 - ダブルタップ
存在感2が開放される際、糸吐きのCTがリセットされるのを利用して存在感を2250になるように調整し、糸吐きを当てる→存在感2開放(CTリセット)→再度糸吐き当てる→通常攻撃でダウンを取ることが可能。 - 通路封鎖
例えば赤の教会の東の強ポジにある高い壁の裏椅子にサバイバーを座らせ、自身は教会側の入り口付近に立つ。すると教会側から来るサバイバーはそこを通過することが出来ず、裏から周って救助するしかなくなる。体積がデカい結魂者ならではの戦法だ。
おすすめ人格
- 基本的に右下人格が有力となっている。
- 右下人格をメインに残りをサバイバーの編成やマップを見て取捨選択することが多い。
- 補助特質は「神出鬼没」を採用することが多い。
- 右下(裏向きカード・引き留める) 狂暴2 怒り1 指名手配 檻の獣の争い1
- 最も無難な人格。初心者はこの人格をオススメする。
- 救助狩りやトンネル面で凶暴。通電後の「アナウンス」での位置把握やトレイン判断、救助ルートや救助に来るであろうキャラ予測での「指名手配」。スタン対策の「怒り」「檻の獣の争い」を採用している。
- サバイバーの編成にスタンキャラがいなければ「怒り」「檻の獣の争い」をなくし、狂暴に多く振ることが多い。
- 右下(裏向きカード・引き留める) 狂暴1 獲物を追う3
- 「獲物を追う」を重視した人格。
- 月の河公園のメリーゴーランドや中華街の噴水といった、蜘蛛糸が貼れずにぐるぐるされるチェイス対策に採用することが多い。
- 右下(裏向きカード・引き留める) 狂暴3 枯死1 指名手配
- キャンプシーンを重要視した人格。
- 糸加速と「狂暴」「枯死」を合わせて救助時に2回殴りやすくしている。
- 上下(閉鎖空間・引き留める) 狂暴2 怒り1 指名手配 檻の獣の争い1
- 「破壊欲3」を採用することで板が多いポジションでもチェイスしやすい人格。
- 軍需工場で比較的採用がみられ、また月の河公園といった広いマップで特質「瞬間移動」を採用した場合にも採用されやすい。
- 傲慢による存在感解放のメリットが少なく、閉鎖空間や破壊欲も蜘蛛糸があれば事足りる点や裏向きカードのメリットを上回るほどではないというのが通説であるため、右下採用が多い。
- 糸加速で負傷を狙う関係上、右下上で破壊欲を採用しチェイス面を強めるよりも、狂暴や指名手配を採用する恩恵が大きいというのが通説ではある。
- ただし、月の河公園などでは初動から補助特質に瞬間移動を採用するメリットも大きいため、下凸や上下人格もやや採用例がある。
- 自由枠ではスタンキャラや風船粘着キャラがいれば怒り・中毒症・翻弄・忍耐力などを採用し、そうでなければ狂暴や指名手配などを採用することが多い。
Tips
有力BANサバイバー
基本的には占い師と環境毎で強いサバイバーをBANすることが多い。
- 占い師
- 最も多いBAN。存在感がたまるまで通常攻撃でしかダメージを与えれないため、ファーストチェイスで使い鳥を使われるとチェイスを伸ばされやすい。
- 骨董商
- 糸加速による1ダメージを簫で回避されやすいため。
- 機械技師
- 解読圧が苦手なため。
- 祭司
- 連携防止や強いワープがあるマップで。
- 傭兵
- 救助面や全体負荷をより意識した場合。
- 救助面や全体負荷をより意識した場合。
また結魂者が苦手な「昆虫学者」「呪術師」といったBANも有力である。