黄衣の王

Last-modified: 2023-11-01 (水) 18:13:48

黄衣の王

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本名ハスター
通称タコ
 

外在特質

恐怖の形サバイバーがダメージを受けたりダウンすると、サバイバーの周辺に深淵の触手が生成される。触手の付近のサバイバーは暗号解読速度・ゲート開門速度が15%、板・窓の操作速度及び治療速度が10%減少する。
深淵の触手は一定時間経過、または『悪夢浸蝕』『悪夢凝視』に利用される、サバイバーによって破壊されると消滅する。サバイバーが拘束されたロケットチェア周辺の深淵の触手は20秒で消滅する。新たに深淵の触手が生成されるたびに現存する触手の消滅するまでの時間が2秒短縮される。
恐怖チャージ数(初期/最大):0/5
行動可能なサバイバーがハスターの恐怖半径内に存在する間、深淵の触手のチャージ進捗が増加する。(約16秒でチャージ完了)

スキル

存在感0深淵触手クールタイム:3秒
チャージを1消費して深淵の触手を生成する。スキルアイコンをタップすると前方に、長押しすると任意の位置に生成することができる。長押ししている間は移動速度が10%低下する。
悪夢浸蝕クールタイム:5秒
一定範囲内の視界内に存在している深淵の触手に対して使用可能。対象の触手は最も近くにいるサバイバーの方向へ叩きつけを行い、命中した場合1ダメージを与える。
1000恐怖凝結自動チャージ時間:40秒
付近にサバイバーが存在していなくても深淵の触手が自動でチャージされるようになる。付近にサバイバーがいる場合『恐怖』のチャージ効果と重複する。
2500悪夢凝視クールタイム:悪夢凝視の効果が終了してから5秒
一定範囲内のサバイバー1名を選択し、20秒間悪夢凝視の効果対象にする。効果時間中、対象の周辺に攻撃可能な深淵の触手が存在する状態でスキルアイコンをタップすると距離、視界に制限なく『悪夢浸蝕』と同様のアクションが発生する。
 

対黄衣の王の攻略ページはこちら

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長所

  • S16で大量の弱体化が入るまでの準環境ハンター
    • 弱体化による大幅な性能低下と環境の変化により準環境から転落したが、S16弱体化後もグローバル版勝率100%のトップランカーが存在した(現在は中華版に移行したため戦績不明)。
  • 深淵触手(通称「触手」)によってサバイバーに対して遠隔攻撃や挟撃を仕掛けられる。
  • 触手をチェイスルート上の窓や板の付近、強ポジへのルート上に生やすことでサバイバーのチェイスルートをある程度制限する事が可能。
  • 野人により「耳鳴り」を妨害されても、深淵触手スキルボタンのチャージ速度を見ることでサバイバーが近くにいるかを察知できる。
  • 索敵能力が高い。
    • 生えた触手の向きでその触手から一番近いサバイバーのいる方向がわかる。
      限定販売衣装『ネクロマンサー』や『食人木』を装備すると、衣装効果によって触手が蛇(食人木なら赤いつぼみ)になるため、蛇の顔(orつぼみ)の向きで方向が特にわかりやすくなる。
    • 小さくなっている冒険家にも有効で隠密探索に優れている。
    • ダウンしているサバイバーにも反応する。チェアに座らせたサバイバーに対する反応は少し特殊で、生やした場合は座らせたサバイバーにも反応するが、倒すときは座らせたサバイバーを無視するという特徴があるため、キャンプ中は触手を倒すことで救助に来るサバイバーの方向を知ることができる、かもしれない。
      • チェアに座らせたサバイバーが脱落してからも約6秒間はダウン判定が残っている為、近くで触手を倒してもそちらに反応してしまうので注意。
  • 触手が生えた周囲は解読速度が低下する。そのため非チェイス中のサバイバーも触手が生える度に触手解除をする必要があり、間接的な解読妨害ができる。
    • とはいえ触手の解除にかかる時間は約3.5秒と非常に短い。解読デバフもそれほど大きくないため80%くらいまで解読してあるなら触手を無視した方が結果的に暗号機は早く上がったりする。
  • 溜め攻撃の射程が全ハンター中最長。
    • 溜め攻撃の最大射程が白無常よりもわずかに長い。白無常の溜め攻撃はステインの端ギリギリまで届くが、黄衣の王の溜め攻撃はステインの範囲からほんの少し外れている程度でも命中する。
    • ただし溜め攻撃の硬直時間は約5秒と長い点は注意されたし。
    • ハンター人格「衝動」により更に溜め攻撃の強化が可能になった。移動速度の向上により、5.57mから更に約0.4mほど射程が伸びて6m近い射程に及ぶため、ポジション次第では主力級の強さになり得る。余裕があれば採用しておくのも良いだろう。
  • 監視者、巡視者を置く速度が極めて早い。
  • 空軍の銃やオフェンスのタックルを触手でガードできる。
    • 銃を撃つ直前に、サバイバーと黄衣の王の間に触手を生やすことで銃を防ぐことができる。
    • 触手を生やしてタックルをガードするのは難しいが、狭い道(各マップの小屋や聖心病院の入り口、板の間など)に事前に生やすことで障害物となるため、タックルに対する牽制となる。
  • 協力狩りでは最強クラスの存在。
    • サバイバーの数が倍のためダウン時に出る触手も倍となり、極めて広い範囲に攻撃や遅延を仕掛けられる。ただし泣き虫と組むと触手と安息松の乱立によって端末へ非常に大きな負荷がかかり、低スペックだと重くなるため注意。
       

短所

  • 触手を的確に扱うPSが求められる。
    • 触手は生やしてから最速で攻撃命令を出すまでに約0.85秒のライムラグが生じるため、サバイバーのいる場所に生やすよりは「窓や板の付近」「強ポジへの入口をふさぐように」といった様に、サバイバーの動きを先読みして制限していくような触手の生やし方を意識する必要がある。
    • 触手を生やす位置を決めている間は移動速度が10%落ちるので、じっくりと生やす場所を決めていてはチェイス時間が伸びてしまうので注意。
      • 時折ハスターがヴァイオリニストと比較されることがあるのは、触手を生やす感覚があちらの狂想曲の音符の配置によく似ているから。
        狂想曲は攻撃範囲が狭い代わりに障害物を完全に無視できるが、触手は攻撃範囲が広い代わりに視界を通す必要がある。使い方こそ似ているが、操作感覚は完全なる別物なので注意しよう。
  • 触手1本では対策されやすい。
    • 触手は根本の攻撃判定が非常に弱く根本でぐるぐる走り回られるとその触手を倒してもほぼ攻撃が当たらない(ただし触手に対する密着具合が甘い場合は当たる)。
    • サバイバーが触手を引っこ抜こうとしている間は、その触手で攻撃することができない。
    • 触手は一本につき一回の攻撃しかできず、攻撃後はヒットの有無に関わらずその場から消えてしまう。また120秒経過によっても自然消滅する。
    • サバイバーが縛られている椅子付近に生やした触手は約20秒で消滅する。
      • 上記の対策として触手を2本生やしたり、本体攻撃による圧を交えることで読み合いに持ち込むことができる。このあたりの駆け引きのうまさがハスター使いとしての器量と言えよう。
  • 板の破壊速度、窓の乗り越え速度が遅い。
    • どちらの性能も全ハンター中、下から数えた方が早いほどに操作速度が遅い。特に板破壊の遅さは血の女王よりわずかに早い程度。
  • 攻撃硬直が長い
    • 通常攻撃硬直はやや長く、溜め攻撃硬直に至っては断罪狩人をも上回るワースト2位。溜め攻撃の空振り硬直も長め。
  • ファーストチェイスにやや難あり。
    • 存在感0での触手ゲージのチャージ速度は遅く、ファーストチェイスをする際に生やせる触手の本数は約1~3本ほど。それらが無駄撃ちとなると前述の板窓操作の遅さとあわせて後の戦局に影響が出てしまう。ご利用は計画的に。
    • 立ち上がりの不安定さを補佐するために補助特質は「神出鬼没」が有効だが、逆に言えばこれを凌がれてしまうといよいよ雲行きがあやしくなる。
  • 救助狩り自体はそれほど得意ではない。
    • これは救助狩りに絞った話で、DDをとることに関しては全ハンター中トップクラスの性能を有している。
    • アップデートにより触手攻撃→通常攻撃による救助狩りは触手攻撃を受けたあと、下手に逃げ回らずすぐに救助操作を行えば救助が間に合うように調整されてしまった。
    • 存在感2の凝視が解放されれば救助狩り自体も狙いやすいのだが、それでもごり押しで突っ込まれると案外救助狩りができず、危機一髪によって時間を稼がれるという場面が多い。救助狩りに特化したガードNo.26と比較した場合、ファースト救助担当の傭兵やフクロウ付きの占い師などを仕留めにくい点が弱みであると言える。
    • 救助狩りを狙うのであれば、フェイスキャンプではなく中距離で直接殴った後椅子前に生やした触手でダウンを取るのが基本となる。
    • 但し地下に吊ることができた場合は別で、救助難度を格段に跳ね上げさせられる(一部サバイバーは除く)。
  • 機動力がなく通電後の攻防が弱い。
    • アップデートによりハスターの移動速度は随分と向上したが、逆に言えばそれ以外に機動力を補佐する能力を持たない。3~4人通電となった場合、採用した補助特質にもよるが基本的に片方のゲートしか守れないので、そこからの逆転劇は難しい。
  • 凝視したサバイバーがダウンすると凝視の効果が解除されるので、中治りの効果で起き上がった瞬間を触手で叩くということも難しい。
  • 回線が弱いと触手により動作環境速度まで低下する。
    • そこまで凶悪なものではないが、ラグが発生しやすい環境での使用はおすすめしない。
      • 協力狩りタロットなどのハンターが2人居るモードで泣き虫と一緒に登場すると参加しているプレイヤー全員への負荷が格段に重くなるので味方に悪影響を及ぼさないように注意が必要。
         

立ち回り

ハスターの勝ち筋は、救助狩り、DD、暗号機に寄せて解読圧。
索敵、ファーストチェイス、解読遅延、救助狩り…といった各場面に対し、試合を通じて高いパフォーマンスを発揮できる文字通りの「柔軟さ」が黄衣の王の強みである。ただし、裏を返せばやや器用貧乏であるともいえるので、使い手には「やや有利な状況を維持し続ける堅実な立ち回り」が求められると言えるだろう。

 
  • 初動
    • 耳鳴りや触手ゲージの溜まり具合を見ながら隠れているサバイバーを炙り出してゆく。
      どうしても見つからない場合は触手を生やして方向を探れば、お散歩させられることはまずないはずだ。
  • ファーストチェイス
    • 触手が1-2本と少ない本数しか使えないことを意識しよう。
      高ランク帯のサバイバーは本体で追い詰められなければまず触手に近づいてくれないので、焦って生やさず、倒さず、本体で殴れる時には勿体ぶらずにきっちり殴る判断力が肝要。
  • 存在感1キャンプ
    • 人格の「巨大ペンチ」を使って近くの暗号機に寄せよう。3振りする事でサバイバーを長い時間運ぶことができる。
    • 無理して救助狩りを狙いすぎるよりも、本命をDDに定める方が良いだろう。
      残っている触手の本数と相談しながら椅子の前や、椅子近くの先倒しが強い板のそばなどに生やしながら救助役を待ち構えていこう。※救助狩りを狙う事が絶対NGという意味ではない
    • 救助に来たサバイバーは触手の根本を回り出す場合が多く、触手を当てるのは非常に難しいが、逆を言えば5割救助の展開へと持ち込めるとも言えるチャンスでもあるので、椅子のゲージを確認しつつ相手が椅子に触るタイミングを待つべし。
      ダブルダウンでも勝ちは十分に狙える。
    • 但し、座らせたチェアの位置やキャラによっては無理にDDを狙うとセカチェを伸ばされる可能性がある。状況次第では救助者には触手の1ダメージを与えるに留める判断も必要。
  • 存在感2(存在感MAX)キャンプ
    • 出来れば2回目のキャンプで存在感がMAXになっていることが理想である。
      基本的な読み合いは今までと変わらないが、存在感2のキャンプはハスターの真骨頂ともいえる「悪夢凝視」を用いたオールレンジ攻撃により、ハスターの視線が通らない位置の触手もいつもの感覚で倒せるので救助狩りをかなり狙いやすい。名実ともに死角無しのキャンプでサバイバー陣営に不都合なプレッシャーを与えてゆこう。
    • 椅子の近くに生えた触手は消失が早く、触手を生やしなおすタイミングはサバイバーから見て絶好の救助チャンスとなる。存在感2キャンプでは特に二本程度の触手が椅子前にある状態を維持するか、二本目の触手を時間差をつけて生やすなどの工夫を心がけたい。
  • ハスターの地下室の救助狩り性能は最強クラス。
    • 地下に吊っただけでDD以上がほぼ確定する。「巨大ペンチ」などを使って積極的に地下吊りを狙っていきたい。
    • 存在感MAXだと、救助に来たサバイバーに悪夢凝視をつけ、階段に生やした触手*1を使って多重攻撃ができる。ボタンをポチポチ押すだけで救助狩りが可能。傭兵や、オフェンスなどのスタンキャラでなければ救助は難しい。
    • そのため、サバイバー側が救助に来ないことも十分考えられる。暗号機の揺れやサバイバーの動きなどから救助に来るのかを判断しよう。
  • 救助の読みあい
    椅子前の読みあいは手数の多さが勝敗を分ける。具体的には
    1. 触手クルクルするサバイバーに対して本体ブロック 
    2. 触手を解除するサバイバーに対して触手をもう一本生やすか、生やすと見せかけてキャンセルし恐怖を狙う。触っているサバイバーにあえて空振りすると触手から手を離すサバが多いことを利用して、i.に持ち込む。
    3. 触手を外してしまった場合、触手を生やすふりをしてキャンセルからの攻撃か、触手をもう一本生やす。
  • 悪夢凝視で暴れまわろう
    • 悪夢凝視はアップデートにより手動となったが、適当にポチポチ連打していれば遥か遠くの触手であっても攻撃指令を出せるので、凝視する相手さえ間違えなければ後半の攻防にとても頼りになるスキルとなる。
    • 悪夢凝視は誰かを殴った時、危機一髪の効果が途切れた時、傭兵のダメージが反映された時などに生えた触手にももちろん反応する。
      近くのどこに生えてくるかわからない触手を避けるのは至難の技なので、狙える状況であれば積極的に狙ってみよう。
  • 通電間際、通電後
    • もう暗号機を守り切れない、通電してしまう…という時には、できれば触手でダウンをとる>通電>起き上がりを本体攻撃で叩くという流れを決めたい。また、救助後通電(危機一髪なし)の場合は椅子の右側に触手を生やし救助された瞬間に倒せば7割~8割くらいで被救助者に触手が当たるので、通電されても即殴りで通電ミスを誘発できる。
    • また、(これは他のハンターにも言えることではあるが、地下救助の難易度が高いハスターでは特に)地下に吊れば救助狩りからの通電を狙いやすくなる。
    • ただし、ハスターは通電後が強いハンターではないので、基本的には1人を確実に脱落させる堅実な立ち回りをして引き分け、3人吊りを狙っていこう。
  • ハスターは吊り変えやタゲチェンがしやすい 危機一髪を消費させて解読機を守り続ける吊り変えや、梟を使ったときのタゲチェンなどが強力。また、同じ場所の椅子で吊り変えしていると、触手の物量で押し切れるのも有利。
    • 吊り変えのメリット
      大抵の場合、トンネル対象者は暗号機から離れた位置にダウンしようとする。そこで起死回生を行ったとしても解読機までの散歩が起きたり、他の味方が治療に行くにも散歩が発生する。
  • 解読守り 暗号機を回しているサバイバーに凝視をかけ、暗号機の周りに触手を2本ほどはやしておくだけでサバイバーは解読ができなくなる。
    • 2台同時に守るには、もう片方の暗号機に瞬間移動して解読中のサバイバー追う前に上記の方法を使うことで、凝視の25秒は全く解読できず、油断して近づいた暁には触手の餌食になる、ということもある。

Tips

  • 中華では非常に人気の高いハンターで、2020年9月時点の中華版では上位の使用率、勝率共にTOP3(公式コメント)のキャラクターである。
    • 2021年ハンター人気ランキング(中華版)では2位を達成している(1位は写真家)。
  • 触手の根元をクルクルしてよけようとするサバイバーに対して、ハスター本体の大きな体でクルクルの軌道を阻害し、触手をあてることができる(本体ブロック)救助時やチェイス時など汎用性は非常に高い。
    • 応用で、触手をオブジェクト際にはやすと、本体ブロックと同様に触手を当てやすい。
  • 小屋と院内の追い方
    • 小屋
      1. 触手が一本たまるのをまってから、板のほうにはやす 
      2. 相手が窓枠側に近づいてきたときに窓枠を乗り越え、本体と触手で挟み撃ちにするという追い方←教会が最もやりやすい。
        ※工場や湖景村の小屋は素直に板を割るか、触手が二本たまっていれば小屋は外に出る道が3つしかないのでひとつずつ触手でつぶしてから挟み撃ちにする。
    • 院内
      監視者を置くとよい。院内チェイスのメリットには、先回りができる、触手がたまりやすい、出窓の解読ができないなど。
      院内2階に暗号機があるとき、真下に監視者と触手を生やすと、50%ほど解読速度が低下する。院内に圧がかけづらい時に活用しよう。
  • 墓場の追い方
    墓場は狭く細長いため、サバイバーの行く手の先に触手、後ろにはハスターという形を作ると1発が入りやすくなる。
  • 実は触手はかなり遠くまで生やせる(最大射程42m)。教会のレカぺから北ゲートに生やすのは容易く可能。ゲート解放の時間を遅らせられる。また、触手のデバフは攻撃範囲よりわずかに狭い程度でかなり狭いため相当な触手の精度が求められるが、触手が溜まるたびに同じ解読機に遠くから生やすと、継続的に暗号機圧をかけられる。サバイバーが解読中と想定した場合、あえて耳鳴りを採用すると耳鳴りが消えたあたりで暗号機目掛けて最大射程で生やせばデバフがかかる範囲に触手が出せる。
    • 一方で触手の操作可能範囲は上述の生やせる範囲ほど広くない。せいぜい20m程度といったところ。操作可能な可視範囲の大まかな基準は触手の先端部分で、上述の範囲でこれが見えていれば大抵は操作できる。先端が見えないが下の方は見えるといった状況の場合は先端直下のどこかが見えていれば操作できることが多い。カメラの向きを調整するだけで操作可能になったりもするので、スキルキー長押しで確認するのも良いだろう。
  • 触手が20秒で消える範囲はかなり狭く、攻撃範囲が椅子に及ばない程度の間合いなら20秒以上残る。
  • オプション設定にある「黄衣の王は照準の補助として触手を召喚する」は短押し長押し問わず、スキルで出せる触手の(初期)位置を視界内の一番近いサバイバーに合わせるというものだが、そもそもサバイバーの行く手をふさぐように置きたい都合上この設定は邪魔になることの方が多いので設定でオフにしておいた方が良いだろう。なお発動条件はマップに赤い点でサバイバーが表示されていること。視界内にサバイバーが明確に見えていることが条件のため長押しで索敵に用いるにも期待できない。素直に生えた触手の向きに従おう。オフにしておくとおよそ11m前方に生やせる。もっとも、チェイス中にこの距離で生やしても倒す前に板窓操作が終わってしまうことが多いためこちらもそのまま活用できる機会は少ないが。
  • ハスターは胴回りに攻撃判定がない。これを利用してクルクル回って旋回するサバもいる。また、ハンター側が椅子に近寄って殴れば、絶対にケバブしないようにすることが可能。
  • 調香師対策
    香水を振った調香師の残像の近くに触手を生やし、本体は調香師に密着する。調香師が戻れば触手でダメージ、戻らなければ本体攻撃が加わる。凝視があればさらにやりやすくなる。
  • 触手は飾り
    触手はよけられやすいので攻撃手段だと思わないように
    ハスターSランクの方の名言。リスキーな触手はなるべく倒さず、触手1本につき本体でも触手でもいいので一発必ず与えるように心がける。
     

おすすめ人格

  • 基本的に右下人格が有力となっている。
  • 右下人格をメインに残りをサバイバーの編成やマップを見て取捨選択することが多い。
  • 補助特質は「監視者」を採用することが多いが、「巡視者」や「神出鬼没」も有力である。
     
  1. 右下(裏向きカード・引き留める)怒り1 狂暴3 檻の獣の争い 鹿狩り
    • 無難な人格。初心者はこの人格をおすすめする。
    • 徒歩ハンターの基本形である右下を採用し、自由枠として強い人格を採用している。
  2. 右下(裏向きカード・引き留める) 狂暴2 巨大ペンチ3
    • ハスターの基本形。キャンプ面での強みを活かすべく狂暴と巨大ペンチを採用。
    • サバイバーの編成に合わせて巨大ペンチを2にし、檻の獣の争いを採用するといったカスタムも有力。
  3. 右下(裏向きカード・引き留める)怒り1 狂暴2 檻の獣の争い 衝動
    • 衝動を採用することでチェイス面を重視した人格。
    • 溜め攻撃の判定が強いため、ハスターと相性の良い人格構成
  4. 右凸(裏向きカード)怒り2 狂暴3 翻弄 指名手配 中毒症 コントロール3 巨大ペンチ3 衝動
    • 引き留めるを犠牲に巨大ペンチ・狂暴・衝動の3強人格をすべて採用する人格。
    • 通電後の不安は残るが、対スタン編成でも翻弄や中毒症まで採用できるのはかなりの強みである。
       
人格考察

スキルの性質上傲慢を採用するメリットが少なく、また板を割って徒歩で追いついて攻撃するよりも、触手と本体で挟み込んでダメージを狙うのが基本であるため閉鎖空間(破壊欲)もあまり採用されることはない。
一応、閉鎖空間が強く活きる軍需工場や、割らないと追いつけない板が多めのマップでは上を採用するケースもややある。
スタンキャラがいるなら自由枠の人格を「怒り」「檻の獣の争い」「中毒症」「翻弄」に割くことで対策する形となる。ただし破壊欲に人格を振らない分、板の先倒しは触手と回り込みを中心に対処してゆく立ち回りをしなければならない。
残りのポイントは巨大ペンチに振る人が多い。
自分の勝ち筋を押し付ける立ち回り(狂暴3または巨大ペンチ3)か、相手の強みを塗りつぶす立ち回り(スタンキャラに対する怒りや檻の獣、チェイスキャラに対する板割りなど)のどちらを選択するかによって人格を変えている。どのようなパーティーでも安定して活用できる人格は巨大ペンチ3や狂暴3だが、そのときのマップや相手のパーティーに合わせて考えるといいだろう。

 
  • 巨大ペンチ
    • 他ハンターに比べ解読妨害が苦手かつ徒歩ハンターのため全体圧の立ち回りも苦手な分、キャンプシーンでの強みを活かしやすい人格。
    • 地下に吊る。暗号機に寄せて吊る。通電後に備えてゲートの傍に吊る。救助ルートを読みやすい椅子に吊る。傍に板窓がない弱い椅子に吊るといった状況に合わせた椅子選びが可能となる。
  • 狂暴
    • キャンプ時に椅子から遠い位置で本体攻撃でダメージを与え、硬直時間を凶暴で短くし、椅子前の触手で救助狩りを狙う基本コンボを可能にする人格。
    • 椅子前に触手を生やしておけばある程度強気に椅子から離れて救助者の索敵することが可能なため、ハスターととても相性が良い。
  • 衝動
    • 溜め攻撃のリーチの長さを存分に生かせる人格。
    • 基本のステイン誘導からの溜め攻撃から、高低差を活かした落下攻撃など採用して損のない人格。
    • ただし、巨大ペンチと凶暴との同時採用が難しいため、衝動を採用した場合は対スタンよりの人格構成とはなりがちである。
  • 忍耐力
    • 傲慢を採用することがほとんどないため、対昆虫学者・骨董商・踊り子などの場合は単体採用も念頭に入れる人格。
    • 忍耐力および巨大ペンチは1採用ではなく、2や3で採用することで強みが活きやすいためどちらか片方の採用になりがちではある。
       

●特質補助について
無難なのは神出鬼没であるが、監視者採用が数としては多い。
採用理由はいくつかあるが、巨大ペンチからの暗号機妨害と相性が良い点や、触手と挟み込むポジションでのチェイスにかなり役立つなど、初動から終始メリットが多い。
巡視者は古くから採用があり一時期廃れていた時期もあったが、衝動の登場により巡視者噛みつきに触手でダメージを与え溜め攻撃で即死をとるといったコンボや、監視者が活かしにくいマップでの採用などメリットも多い。

 

コメント欄

旧コメント


*1 サバイバーが地下に行くときに通る、2つの曲がり角に生やすとよい。地上から救助に来る際の1つ目の曲がり角は、外側の角のギリギリに生やすことで、座らせた椅子によっては「椅子の周り」判定を受けなくなり、触手が消失しにくくなる。